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独学で資格取得 - 目指せ!キャリアアップ -

独学で資格取得 - 目指せ!キャリアアップ -

独学で資格取得

 このサイトでは、私が『独学』で取得した国家資格を中心に、法律・不動産・会計・金融系の資格について、独学で取れる国家資格のおすすめを紹介していきます。

 資格別のページでは、独自のノウハウや合格者ならではの観点から、独学におすすめの勉強法やテキスト・参考書など、独学で資格取得を目指す皆さんに役立つ情報を発信していますので、ぜひ参考にしてください!

【執筆者】
㈱モアライセンス代表 大西雅明

市役所に22年間勤めた元公務員。宅建士、行政書士、司法書士、土地家屋調査士などの国家資格に合格し、15年以上にわたって当サイトで情報発信している。
司法書士開業!X(Twitter)

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執筆者紹介
このページの目次

国家資格は独学で取れる?

 キャリアアップのために国家資格を取得したいけれど、「予備校に行く時間やお金がない」「できるだけ費用をかけずに資格を取りたい」という方も多いのではないでしょうか。

 国家資格は難しいと思うかもしれませんが、正しい方法で努力すれば、独学でも取得は可能です。

 資格取得を検討されている皆さんは、下記のように様々な目的で、資格取得を通じたキャリアアップを目指してらっしゃると思います。

  • 社会人の方が仕事に役立てるため、転職・独立するため
  • 主婦の方が時間を自由にコントロールできる仕事に就くため
  • 大学生の方が就職・開業するため

 私の場合は、市役所で公務員として働いていましたが、仕事をするうえで知識が必要と感じた資格や、今後の独立の可能性、そして退職後に備えて、仕事に役立つ国家資格を取得し、キャリアアップに努めてきました

 ただし、資格の勉強をするにしても、働きながら予備校に通うような時間は取れませんし、通信講座を受講するような金銭的な余裕もありません

 このため、必然的に「独学」で資格取得を目指すことになりました。

私が独学で取得した資格

 私がこれまでに独学で取得した資格は、以下の8つの資格です。

独学で取得した資格

  • 宅建士
  • 行政書士
  • 司法書士
  • 土地家屋調査士
  • 管理業務主任者
  • 測量士補
  • 簿記検定 3級・2級
  • FP技能士 3級・2級・1級学科

 また、以下の2つの資格は、独学と変わらないような低価格のオンライン資格講座「スタディング」がリリースされたため、その講座を受講して取得した資格です。

通信講座で取得した資格

  • マンション管理士
  • 賃貸不動産経営管理士

独学でも資格取得は可能!

 以上のように、私はこれまで、原則として独学で資格を取ってきました

 ですので皆さんも、上記のような法律・不動産・会計・金融系の人気資格や独立開業も目指せるような国家資格を独学で取得することは可能です!

 ただし、独学で資格を取得するには、自分ですべて考えて、決めて、実行しないといけません

資格を独学で取る方法

 独学で資格を取得するには、試験日から逆算しておおまかな学習計画を立てるところから始めます。

 そして、資格の勉強に必要なテキストや問題集などの教材を自分で選んで購入する必要があります。

 そこから、どの教材をどんな順番で使うか、何周回すか、どのタイミングで復習するか、テキスト・問題集のどちらを中心に勉強するか、などの具体的な勉強法を決定し、勉強を進めていきます。

 さらに、勉強の進捗に応じて、随時、学習計画を見直す必要も生じてきます。

独学で資格を取る方法
  • おおまかな学習計画を立てる
  • テキスト・問題集などの教材を選ぶ
  • 勉強法を決定して勉強を進める
  • 随時、学習計画を見直す

勉強法と教材選びが独学の決め手

 このように、独学で資格取得を目指す場合、自身で学習計画を立てないといけません。

 短期合格を目指すには、テキストや問題集などの教材選びと、それを使った勉強法を、いかに早い段階で決定できるかが独学を成功させる決め手になります。

 最初に考えた計画どおりに学習が進むようなことは、まずありません。

 私自身も、勉強を進めながら、何度も学習計画や勉強法を変更し、いつも試行錯誤を繰り返しています。

 もっと早い段階で、この勉強方法を採用していれば、もっと余裕を持って合格できただろうに、、といつも後悔しています。

 このサイトでは、独学特有のこのような悩みを少しでも解消できるよう、私の独学経験をもとに、おすすめ勉強法やおすすめのテキスト・参考書など、できる限りの情報を提供していきたいと考えています。

 このサイトが、これから『独学』で資格取得を目指す方の一助となれば幸いです。

独学で取れる国家資格おすすめランキング

 当サイトで紹介する主な資格は、私がこれまでに取得してきた法律・不動産・会計・金融系の国家資格です。

 これらの独学で取れる国家資格について、「人気資格・おすすめ資格・役に立つ資格」という視点に加えて、「独学で取れるかどうか」という視点も踏まえたうえで、私の受験経験に基づいておすすめ資格をランキングしました。

 なお、会計資格については、公認会計士・税理士の先生をアドバイザーにお迎えし、そのご協力のもとで紹介していきます。

 星マークがおすすめ度を表しています。ぜひ参考にしてみてください。

独学におすすめの国家資格
  • ★★★★★ 宅建(宅地建物取引士)|超人気資格で独学におすすめ!
  • ★★★★★ 簿記3級・2級 ※公的資格|超人気資格で独学におすすめ!
  • ★★★★★ FP3級・2級|超人気資格で独学におすすめ!
  • ★★★★☆ 行政書士|人気資格で独学におすすめ!
  • ★★★☆☆ 賃貸不動産経営管理士|独学で十分に合格可能!
  • ★★★☆☆ 管理業務主任者|独学で十分に合格可能!
  • ★★☆☆☆ マンション管理士|独学でも合格可能
  • ★☆☆☆☆ 司法書士|独学はかなり困難
  • ★☆☆☆☆ 税理士|独学はかなり困難
  • ☆☆☆☆☆ 土地家屋調査士・測量士補|独学は極めて困難
  • ☆☆☆☆☆ 公認会計士|独学は極めて困難

No.1:宅建(宅地建物取引士)|超人気資格で独学におすすめ!

 宅建は、不動産系・法律系資格の登竜門として超人気のマンモス資格。不動産系にしても法律系にしても、まずは宅建から取得するのがおすすめです。

 不動産業界に限らず、様々な業界で重宝される資格でもあります。テキスト1冊と問題集1冊をしっかり取り組めば合格できますので、独学にも最適です!

宅建の資格概要
独学おすすめ度

★★★★★

資格名

宅建(宅地建物取引士)

資格の概要

土地や建物に関する専門的な知識を持った不動産取引のプロフェッショナル。

宅建業者の事務所ごとに、一定の割合で設置することが義務付けられており、3つの独占業務がある。

試験実施機関

指定試験機関として国土交通大臣の指定を受けた「一般財団法人 不動産適正取引推進機構」が、都道府県知事の委任を受けて実施
宅建試験|不動産適正取引推進機構

試験日

毎年1回、10月の第3日曜日

試験内容

マークシート:50問

合格点

相対評価:50問中31~38問(おおむね7割)

年間受験者数

約20万人

合格率・難易度

約15%

勉強時間の目安

300時間 ⇒1日2時間なら約5ヶ月

私の受験歴

300時間(6ヶ月)の独学で一発合格

独学おすすめ勉強法
独学おすすめテキスト
おすすめ通信講座

No.2:簿記3級・2級 ※公的資格|超人気資格で独学におすすめ!

 (日商)簿記検定は、国家資格ではありませんが、日本商工会議所が実施する「公的資格」です。会計資格のなかで最も受験生が多く、社会人に必須ともいわれる超人気資格です。

 簿記3級は合格率が40%程度ありますので、独学でも十分に合格が目指せるおすすめの資格です!

簿記検定の資格概要
独学おすすめ度

★★★★★

資格名

日商簿記検定

資格の概要

簿記を勉強すれば、一般的な企業等のお金の流れや取引を理解することができ、経理・財務部門はもちろんのこと、例えば営業マンでも案件の収支や業績見込みを立てる上で役立つため、あらゆるビジネスで幅広く活躍する資格です。

試験実施機関

日本商工会議所が実施
簿記検定|日本商工会議所

試験日など

【統一試験】
①6月第2日曜日 ②11月第3日曜日 ③2月第4日曜日

【ネット試験】
各テストセンターごとに随時

年間受験者数

【3級】 約30万人

【2級】 約15万人

合格率・難易度

【3級】 40%程度

【2級】 20%程度

勉強時間の目安

【3級】 50~100時間 ⇒1日2時間なら約1~2ヶ月

【2級】 200~300時間 ⇒1日2時間なら約3~5ヶ月

私の受験歴

【3級】 60時間(3ヶ月)の独学で一発合格

【2級】 100時間(3ヶ月)の独学で一発合格

独学おすすめ勉強法
独学おすすめテキスト
おすすめ通信講座

No.3:FP3級・2級|超人気資格で独学におすすめ!

 FP(ファイナンシャル・プランナー)は、お金の専門家です。FP技能検定に合格することで、国家資格者として「FP技能士」を名乗ることができます。

 簿記検定に並ぶ超人気資格であり、3級の合格率は70%程度、2級でも40~50%程度ありますので、独学でも短期間で合格が可能です。

FP3級・2級の資格概要
独学おすすめ度

★★★★★

資格名

FP技能士3級・2級

資格の概要

私たちの生活に密接な”お金”にまつわる知識を学びますので、私生活にも仕事の実務にも、直結する知識が身につけられます。

社会保険・年金、生命保険・損害保険、資産運用や、所得税、不動産、相続税・贈与税など、あらゆる人にとって、身につけておいて損はない知識が学べる資格です。

試験実施機関

日本FP協会・きんざいの2団体が実施
FP技能検定|日本FP協会
FP技能検定|きんざい

試験日など

【3級】2024年度からCBT試験に完全移行のため随時実施

【2級】年に3回、5月・9月・1月の日曜日

年間受験者数

【3級】 約17万人

【2級】 約18万人

合格率・難易度

【3級】学科:70%、実技:70% (FP協会・きんざい平均)

【2級】学科:40%、実技:50%  (FP協会・きんざい平均)

勉強時間の目安

【3級】 100時間 ⇒1日2時間なら2ヶ月弱

【2級】 200時間 ⇒1日2時間なら3ヶ月強

私の受験歴

【3級】 65時間(2ヶ月)の独学で一発合格

【2級】 130時間(3ヶ月)の独学で一発合格

独学おすすめ勉強法
独学おすすめテキスト
おすすめ通信講座

 なお、FP1級は合格率10%の難関資格のため、ハードルが一気に上がります。

FP1級の資格概要
試験日など

【1級】(学科)きんざい:2級と同日 (実技)FP協会:年1回、きんざい:年3回

年間受験者数

【1級】 約1万5千人

合格率・難易度

【1級】学科:10%、実技:90% (学科:きんざいのみ、実技:FP協会・きんざい平均)

勉強時間の目安

【1級】 学科: 500時間 ⇒1日2時間なら9ヶ月弱

私の受験歴

【1級】 学科:200時間(4ヶ月)の独学で一発合格、実技:未受験

独学おすすめ勉強法
独学おすすめテキスト

No.4:行政書士|人気資格で独学におすすめ!

 行政書士は、法律系資格の中では比較的手軽にチャレンジできる資格です。「行政手続の専門家」として独立開業も可能。

 宅建よりも難易度が高く勉強量も必要ですが、独学でも十分に合格が可能です。

行政書士の資格概要
独学おすすめ度

★★★★☆

資格名

行政書士

資格の概要

官公署に提出する書類その他権利義務又は事実証明に関する書類の作成や提出手続の代理・相談などの業務を行う。

幅広い業務の中で、最も中心的な業務は、官公署への許認可の申請業務。行政手続の専門家であり、許認可のプロフェッショナルです。

試験実施機関

指定試験機関として総務大臣の指定を受けた「一般財団法人 行政書士試験研究センター」が、都道府県知事の委任を受けて実施
行政書士試験研究センター

試験日

毎年1回、11月の第2日曜日

試験内容

【法令科目】
 マークシート:43問
 記述式(40字程度):3問
【一般知識】
 マークシート:14問

合格点

絶対評価:合計点で60%以上(ただし、法令科目50%以上、かつ、一般知識40%以上が必要)

年間受験者数

約4万人

合格率・難易度

10%前後

勉強時間の目安

500時間(~800時間) ⇒1日2時間なら約8ヶ月~1年

私の受験歴

240時間(4ヶ月)の独学で一発合格
※宅建の学習経験があれば、短期合格も可能です。

独学おすすめ勉強法
独学おすすめテキスト
おすすめ通信講座

No.5:賃貸不動産経営管理士|独学で十分に合格可能!

 賃貸不動産経営管理士は、不動産業界で宅建を取得した後におすすめです。

 近年、受験者数が急上昇中の人気資格で、2021年度に国家資格化。難易度は比較的易しいので、1ヶ月~2ヶ月程度の短期間の独学で合格が可能です。

賃貸不動産経営管理士の資格概要
独学おすすめ度

★★★☆☆

資格名

賃貸不動産経営管理士

資格の概要

賃貸マンションや賃貸アパートなど、賃貸住宅の管理に関する知識・技能・倫理観を持った専門家。

一定の賃貸住宅管理業者の事務所ごとに1人以上の配置が義務付けられる業務管理者になることができる。(※業務管理者⇒賃貸不動産経営管理士 or 講習を受けた宅建士)

試験実施機関

登録証明事業実施機関として国土交通大臣の登録を受けた「一般社団法人 賃貸不動産経営管理士協議会」が実施
賃貸不動産経営管理士協議会

試験日

毎年1回、11月の第3日曜日

試験内容

マークシート:50問

合格点

相対評価:50問中34~40問(おおむね7~8割)

年間受験者数

約3万人

合格率・難易度

約30%

勉強時間の目安

100時間 ⇒1日2時間なら約2ヶ月

私の受験歴

33時間(2ヶ月)の通信講座で一発合格
※宅建の学習経験があれば短期合格も可能です。

独学おすすめ勉強法
独学おすすめテキスト
おすすめ通信講座

No.6:管理業務主任者|独学で十分に合格可能!

 管理業務主任者は、不動産業界で宅建を取得した後におすすめ。独占業務があり、マンション管理業者に一定数の設置が義務付けられています。

 合格率は20%程度あり、比較的取りやすい資格ですので、独学でも十分に合格が可能です。

管理業務主任者の資格概要
独学おすすめ度

★★★☆☆

資格名

管理業務主任者

資格の概要

マンション管理のエキスパートとして、マンションの管理業務を行う。

マンション管理業者の事務所ごとに一定数の設置が義務付けられており、4つの独占業務がある。

試験実施機関

指定試験機関として国土交通大臣の指定を受けた「一般社団法人 マンション管理業協会」が実施
管理業務主任者試験|マンション管理業協会

試験日

毎年1回、12月の第1日曜日

試験内容

マークシート:50問

合格点

相対評価:50問中32~37問(おおむね7割)

年間受験者数

約1万5千人

合格率・難易度

約20%

勉強時間の目安

300時間 ⇒1日2時間なら約5ヶ月

私の受験歴

80時間(2ヶ月)の独学で一発合格
※宅建の学習経験があれば短期合格も可能です。

独学おすすめ勉強法
独学おすすめテキスト
おすすめ通信講座

No.7:マンション管理士|独学でも合格可能

 マンション管理士には、宅建や管理業務主任者のような独占業務はありませんが、お客様からの信頼度が上がることやコンサルタントとして独立開業も可能な資格です。

 合格率が10%を切る難関資格ですが、試験範囲は管理業務主任者とほぼ同じですので、独学も可能です。

マンション管理士の資格概要
独学おすすめ度

★★☆☆☆

資格名

マンション管理士

資格の概要

マンションに関する高度な専門知識をもって、マンション管理組合や区分所有者に対し、指導やアドバイスを行うマンション管理のコンサルタント。

試験実施機関

指定試験機関として国土交通大臣の指定を受けた「公益財団法人 マンション管理センター」が実施
マンション管理士試験|マンション管理センター

試験日

毎年1回、11月の最終日曜日

試験内容

マークシート:50問

合格点

相対評価:50問中34~38問(おおむね7割)

年間受験者数

約1万2千人

合格率・難易度

8~9%

勉強時間の目安

500時間 ⇒1日2時間なら約8ヶ月

私の受験歴

200時間(4ヶ月)の通信講座で一発合格
※宅建の学習経験があれば短期合格も可能です。

独学おすすめ勉強法
独学おすすめテキスト
おすすめ通信講座

No.8:司法書士|独学はかなり困難

 司法書士は、合格率4%という超難関資格であり、「身近なくらしの法律家」として独立開業が目指せる資格です。

 独学はかなり困難ですが、答練や模試など限定的な形で予備校を利用し、基本的な学習は独学というパターンは可能です。

司法書士の資格概要
独学おすすめ度

★☆☆☆☆

資格名

司法書士

資格の概要

不動産登記・相続登記、会社設立など商業登記の手続代理が中心的な業務。加えて、「成年後見制度」などにおいても活躍の場を広げている。

また、裁判書類作成業務は、簡易裁判所に限らず、本人訴訟を支援する形で認められており、さらに認定司法書士になれば、簡易裁判所の訴訟代理業務を行うことも可能。

試験実施機関

「法務省」が実施
司法書士試験|法務省

試験日

【筆記試験】毎年1回、7月の第1日曜日
【口述試験】(筆記試験合格者のみ)10月中旬~下旬

試験内容

【筆記試験】
 マークシート:70問(午前35問、午後35問)
 記述式:2問(午後)
【口述試験】
 口述試験

年間受験者数

約1万2千人

合格率・難易度

4~5%

勉強時間の目安

3,000時間 ⇒1日2時間なら約4年

私の受験歴

3,000時間の独学で、4回目の受験で合格

独学おすすめ勉強法
独学おすすめテキスト
おすすめ通信講座

No.9:税理士|独学はかなり困難

 税理士は、超難関資格ですので、独学はかなり困難です。

 ただし、一度に全科目に合格する必要はないため、まとまった学習時間が取れない方でも1科目ずつ受験できます。

 また、合格科目は一生涯有効ですので、独学でも長期戦を覚悟すれば、ライフプランに合わせて自分のペースで合格が目指せます。

税理士の資格概要
独学おすすめ度

★☆☆☆☆

資格名

税理士

  • 「税理士の独学サイト」準備中
資格の概要

税務の専門家として、税務代理や税務書類の作成、税務相談などを行う。
また、企業経営や相続・事業承継などのコンサルティング業務など活躍のフィールドは拡がっている。

試験実施機関

国税庁が実施
税理士試験|国税庁

試験日

年に1回、8月上旬又は中旬の連続する3日間(平日)

試験内容

記述式
全11科目から5科目を選択。科目ごとの受験が可能

合格点

各科目とも満点の60%

年間受験者数

約3万人

合格率

約15%(科目合格率)
約 2%(最終合格率)

勉強時間の目安

3,000時間 ⇒1日2時間なら約4年

No.10:土地家屋調査士・測量士補|独学は極めて困難

 測量士補は、土地家屋調査士の午前試験免除のために受験するケースが多い資格。測量士補自体は独学でも容易に合格が可能です。

 土地家屋調査士は、不動産系の難関資格であり、独立開業を見据えた資格です。市販教材の品揃えが悪く、また、記述式(求積、作図、申請書作成)の対策も独学では難しいことから、独学は極めて困難です。

土地家屋調査士の資格概要
独学おすすめ度

☆☆☆☆☆

資格名

土地家屋調査士

資格の概要

不動産の表示に関する登記の手続代理、及び、これに必要な不動産の調査や測量を行うことを主な業務とする。

試験実施機関

「法務省」が実施
土地家屋調査士試験|法務省

試験日

【筆記試験】毎年1回、10月の第3日曜日
【口述試験】(筆記試験合格者のみ)1月後半

試験内容

マークシート:20問
記述式:2問

年間受験者数

約4千人

合格率・難易度

8~9%

勉強時間の目安

1,000時間 ⇒1日2時間なら約1年半

私の受験歴

 1,000時間(1年4ヶ月)の独学で2回目の受験で合格

独学おすすめ勉強法
独学おすすめテキスト
おすすめ通信講座

測量士補の資格概要
資格名

測量士補

試験実施機関

「国土地理院」が実施
測量士補試験|国土地理院

試験日

毎年1回、5月中旬~下旬の日曜日

試験内容

マークシート:28問

合格点

絶対評価:28問中18問(700点満点中450点以上)

年間受験者数

約1万2千人

合格率・難易度

30%前後

勉強時間の目安

200時間 ⇒1日2時間なら約3~4ヶ月

私の受験歴

200時間(4ヶ月)の独学で一発合格

独学おすすめ勉強法
独学おすすめテキスト
おすすめ通信講座

No.11:公認会計士|独学は極めて困難

 公認会計士は、弁護士・医師と並ぶ超難関の3大国家資格の一つとされており、会計系資格の最高峰です。

 論文式の独学は極めて困難ですが、短答式に関しては独学でも合格が目指せます。

公認会計士の資格概要
独学おすすめ度

☆☆☆☆☆

資格名

公認会計士

資格の概要

会計のスペシャリストとして企業等の公正な経済活動に重要な役割を担う専門家。独占業務である監査業務のほか、コンサルティングや税務、M&A、組織内会計士など、そのフィールドは広い。

試験実施機関

金融庁に設置された「公認会計士・監査審査会」が実施
公認会計士試験|公認会計士・監査審査会

試験日など

【第Ⅰ回短答式試験】毎年1回、12月上旬
【第Ⅱ回短答式試験】毎年1回、5月下旬
【論文式試験】毎年1回8月下旬

年間受験者数

約1万8千人

合格率

10%前後

勉強時間の目安

3,000時間 ⇒1日2時間なら約4年

独学おすすめ勉強法
独学おすすめテキスト
おすすめ通信講座

国家資格と民間資格はどちらがキャリアアップに有効?

 ここまで、国家資格を中心に紹介してきましたが、そもそも国家資格と民間資格では、どちらがキャリアアップに有効なのでしょうか。

 結論から言うと、どちらがキャリアアップに有効なのかは資格によって大きく異なります

 国家資格は、国の法律等に基づく資格です。

 一方、民間資格は、そういった法令上の根拠を持たず、民間団体や企業などが独自に認定している資格です。

 また、その中間的な資格として、公的な機関が認定する資格や省庁に認められた資格などは、純粋な民間資格と区別して、公的資格と呼ばれることもあります。

 これら国家資格・公的資格・民間資格は、どれが優れているというものではありません。

 民間資格であっても、TOEICやAFP・CFPなど権威性の高い資格もありますし、公的資格でも、簿記検定など国家資格並みの評価が得られる資格もあります。

 とはいえ、国家資格の場合は、法律に根拠を持っていますので、独占業務が定められているものや、名称独占資格といって資格者以外はその肩書を名乗ってはいけないものなど、民間資格にはない強みがあるのも事実です。

 また、民間資格に比べて社会的信頼性が高いため、相対的に、国家資格の方が有利になるケースは多いといえますね。

 私も、基本的に国家資格を中心にチャレンジするようにしています。

人気の国家資格一覧表【徹底比較!】

 次は、上記で紹介してきた資格について、人気度・難易度・試験日程のそれぞれ項目別に、比較していきたいと思います。

人気順(受験者数が多い順)

独学におすすめの国家資格の人気順(受験者数が多い順)グラフ

 まずは、人気順、つまり受験者数の多い順に並べて一覧表で比較すると、下記のようになります。

資格名 年間受験者数
(約)
勉強時間
(目安)
合格率
(約)
簿記3級 30万人 50~100時間 40%
宅建士 20万人 300時間 15%
FP2級 18万人 200時間 学科40%
実技50%
FP3級 17万人 100時間 学科70%
実技70%
簿記2級 15万人 200~300時間 20%
行政書士 4万人 500時間 10%
賃貸不動産経営管理士 3万人 100時間 30%
税理士 3万人 3,000時間 【科目合格】
15%
【最終合格】
2%
公認会計士 1万8千人 3,000時間 10%
FP1級 1万5千人 500時間 10%
管理業務主任者 1万5千人 300時間 20%
司法書士 1万2千人 3,000時間 4%
マンション管理士 1万2千人 500時間 9%
測量士補 1万2千人 200時間 30%
土地家屋調査士 4千人 1,000時間 8%

 このように比較すると、簿記検定・FP技能検定・宅建士が、別格の超人気資格というのがよくわかりますね。

 簿記検定・宅建士の合格率・勉強時間を見ても、難しすぎず・易しすぎず、ほどよい難易度で、”挑戦しやすさ”と”資格の価値”が両立しています。

 FPは、簿記と大差ない勉強時間ですが、合格率は段違いに高いですね。その意味では資格の価値は低いかもしれませんが、とにかく”実生活に役立つ”という意味で、その価値は大きいです。

 その次に人気の行政書士以降は、受験者数はグンと減ります。

 ということで、法律・不動産系で資格取得を目指すならまずは宅建士から、会計系で目指すなら簿記検定から、という考え方でいいのではないでしょうか。

難易度が低い順(取りやすい順)

 次は、資格を取りやすい順、つまり、資格の難易度が低い順に並べてみると、以下のようになります。

資格名 勉強時間
(目安)
合格率
(約)
偏差値 難易度
FP3級 100時間 学科:70%
実技:70%
37 超簡単
簿記3級 50~100時間 40% 45 簡単
賃貸不動産経営管理士 100時間 30% 41 簡単
測量士補 200時間 30% 47 簡単
FP2級 200時間 学科:40%
実技:50%
48 簡単
簿記2級 200~300時間 20% 53 普通
管理業務主任者 300時間 20% 55 普通
宅建士 300時間 15% 57 普通
マンション管理士 500時間 9% 61 難関
FP1級 500時間 10% 58 難関
行政書士 500~800時間 10% 62 難関
土地家屋調査士 1,000時間 8% 64 難関
税理士 3,000時間 【科目合格】15%
【最終合格】2%
68 超難関
司法書士 3,000時間 4% 72 超難関
公認会計士 3,000時間 10% 75 超難関

 表の中に、「偏差値」がありますが、偏差値というのは平均点を50とし、受験者全体の得点分布に基づき算出される数値ですので、受験者の属性がまったく異なる資格試験を跨いで、各資格試験の偏差値を算出するというのは、本来は不可能です。

 しかし、「資格難易度ランキング」や「資格難易度偏差値ランキング|資格の取り方」というサイトにおいて、公表されている合格率や合格点などの情報や傾向に基づき、推定の偏差値を独自に算出するという試みがなされていますので、その数値を引用させていただきました。

試験日程順(4月~3月)

独学におすすめの国家資格の試験日程一覧表

 次は、試験日程で整理して順に並べると、上の図・下の表のようになります。

資格名 試験日程(4月~3月) 2次試験その他
測量士補 5月の第3日曜日 ---
FP3級・2級・1級 5月の第4日曜日
9月の第2日曜日
1月の第4日曜日
3級は2024年度からCBT試験に完全移行のため随時実施
※1級の実技試験は別日程で実施
簿記3級・2級 6月の第2日曜日
11月の第3日曜日
2月の第4日曜日
ネット試験(CBT試験)は随時受験可能
司法書士 【筆記】
7月の第1日曜日
【口述】
10月中旬
税理士 8月上旬又は中旬の連続する3日間(平日) ---
宅建士 10月の第3日曜日 ---
土地家屋調査士 【筆記】
10月の第3日曜日
【口述】
1月後半
行政書士 11月の第2日曜日 ---
賃貸不動産経営管理士 11月の第3日曜日 ---
マンション管理士 11月の最終日曜日 ---
管理業務主任者 12月の第1日曜日 ---
公認会計士 【Ⅰ短答式】
12月上旬の日曜日
【Ⅱ短答式】
5月下旬の日曜日
【論文式試験】
8月下旬の3日間

 上の図を見ると、不動産・法律資格は、10月~12月に集中しているのがよくわかります。

 なかでも、宅建・賃貸不動産経営管理士・マンション管理士・管理業務主任者の不動産業4大資格は、試験範囲が重なっている部分も多いですが、日程が近接していますので、同一年度の受験はなかなか厳しいですね。

 とはいえ、2資格ぐらいは同一年度に受験される方も多いのではないでしょうか。

 私の場合は、この4資格はそれぞれ別々の年度に受験しました。

高卒でも独学で取れる国家資格おすすめ3選

 国家資格には、大卒や専門学校卒などの受験資格が必要なものもありますが、高卒の方でも独学で取得可能な国家資格はいくらでもあります

 当ページで紹介している資格はすべて、学歴の制約なく誰でも受験できる資格ばかりですが、中でもおすすめは下記の3つの資格です。

高卒でも独学で取れるおすすめ国家資格
  • 宅建(宅地建物取引士)
  • FP技能士
  • 行政書士

 これらは人気のある資格で、国家資格としての権威性もあり、就職・独立に即戦力として役立つ資格です。

 この資格を取得しておけば、学歴がカバーでき、自らのキャリアアップにつなげられるのが魅力ですね。

 簡単に取れる資格ではありませんが、高卒の方でも上を目指したいと思っている方から、かなりの人気を集めています。

1ヶ月の独学で取得が目指せる国家資格3選

 国家資格を取得すれば、履歴書に記載できるアピールポイントになりますが、実際に独学で取得しようと思っても、本業があると勉強時間をなかなか確保できないのが現実です。

 しかし、中には1ヶ月程度で取得が目指せる国家資格も存在します。

 当ページで紹介したFP技能士3級は、1ヶ月の独学でも目指せる国家資格のひとつです。

 独占業務があるわけではありませんが、私生活にも仕事にも、直接的に役立つ”お金”にまつわる知識が得られますので、ぜひ取っておきたい資格ですね。

 また、簿記検定3級は、国家資格ではありませんが、それに匹敵する公的資格であり、1ヶ月でも取得が目指せます。

 簿記検定は、社会人に必須といわれるほど大人気の資格です。どんな会社で働くにしても、自営業にしても、役に立つのは間違いありません。

 ほかにも、当ページでは紹介していませんが、ITパスポートも1ヶ月の独学で取得が可能です。

 私も、ITパスポートの前身「初級システムアドミニストレータ(初級シスアド)」の資格を持っています。

 ITパスポートは、IT業界で働く場合に必要不可欠な資格でありながら、初心者でも取得しやすい登竜門のような資格といわれています。

1ヶ月の独学で取得が目指せる国家資格
  • FP技能士3級
  • 簿記3級 ※公的資格
  • ITパスポート

国家資格のおすすめな取り方

 以上、法律・不動産系資格、そして会計・金融系資格を中心に紹介してきました。

 そこで気になっているのは、国家資格はどのように取得していくのがおすすめなのか、ということではないでしょうか。

 国家資格を効率よく取る方法として、下記の2点が挙げられます。

国家資格のおすすめな取り方
  • 法律・不動産資格なら宅建から取るのがおすすめ!
  • 会計・金融資格なら簿記検定から取るのがおすすめ!

 以下で、詳しく解説していきます。

法律・不動産資格なら宅建から取るのがおすすめ!

 私の場合、法律・不動産系の資格として、最初に独学で宅建を取得した後、その他の資格にチャレンジしました。

 最初に宅建を学習しておけば、他資格のベースになる知識が身につけられますので、他の資格も短期間の学習で合格することができます

 宅建は、一般的に必要とされる勉強時間どおり、300時間の勉強をしましたが、行政書士、賃貸不動産経営管理士、管理業務主任者、マンション管理士は、必要とされる半分以下の勉強時間で合格できました。

 一方、共通する科目の少ない土地家屋調査士・測量士補、司法書士に関しては、やはり必要とされる勉強時間が必要でした。

 ということで、独学で法律・不動産系の資格を目指すなら、登竜門といわれる宅建から目指すのがおすすめです!

会計・金融資格なら簿記検定から取るのがおすすめ!

 会計・金融資格に関しては、簿記検定は登竜門とも呼ばれる資格ですので、宅建と同じような位置づけですね。

 税理士・公認会計士に簿記の知識が必要なのは当然として、FP試験にも、少しですが簿記の知識が登場します。

 ですので、会計・金融資格を目指すなら、まずは簿記から挑戦するのがおすすめです!

独学で資格に挑戦するメリット・デメリット

 資格試験に挑戦するための勉強方法としては、独学のほか、通信講座通学講座もありますが、コストが最も安くつき、なおかつ手軽にできるのは「独学」です。

 もちろん、「コスト」と「手軽さ」のほかに、どの勉強方法が資格試験の合格への近道なのか、というのも考慮しないといけませんが、この点については、はっきり言って、どの勉強方法でも、しっかりこなすことができれば合格できます。

 独学であっても、最後までやり遂げることができれば、資格試験に合格できるんです!

 ただし、独学には、通信講座や通学講座を受講する場合に比べ、デメリットも多く存在します。

 そこで、以下では、資格に独学で挑戦する場合のメリットとデメリットについて、詳しく紹介したいと思います。

独学のメリット

 まずは、資格に独学で挑戦するメリットから順に見ていきます。

独学のメリット
  • コストが安い!
  • 誰でもいつでも手軽に始められる!

コストが安い!

 資格に独学で挑戦する最大のメリットは「コスト」ですね。

 とにかく安くつくということです。

 通信講座は、安いものなら数万円という低価格の講座もありますが、相場としては、通信講座なら5万円~10万円通学講座なら10万円~20万円ぐらいは必要になってきます。

 これに比べると、独学の場合、最低限のテキスト1冊と問題集1冊で済ませれば、1万円以内で済みますし、もう少し手を広げて多く見積もったとしても、2万円以内には収まりますね。

 このように、独学は、”とにかく安くつく”というのが最大のメリットだと思います。

勉強方法 費用の相場
独学 1万円以内
(手を広げても2万円以内)
通信講座 5万円~10万円
通学講座 10万円~20万円

誰でもいつでも手軽に始められる!

 資格に独学で挑戦する場合のもうひとつのメリットとして、手軽に始められるという点が挙げられます。

 これは、コストとも関係がありますが、講座を受講しようとすれば、大金を支払うわけですから、それなりに気持ちの準備も必要になりますし、慎重に判断しないといけません。

 しかし、独学なら、まずは3,000円程度のテキスト1冊を試しに買ってみて、勉強を始められるわけですから、かなりハードルは低いですね。

 つまり、独学なら、誰でもいつでも勉強を開始できるというメリットがあるわけです。

独学のデメリット

 その一方で、独学には、乗り越えなければならない壁(デメリット)がいくつもあります

 これがなければ、予備校や通信講座が存在する意味がありませんからね。

独学の壁(デメリット)
  • どの教材を選べばいいかわからない。
  • テキストを自分で読み進めないといけない。
  • 教材の使い方がわからない。
  • 今の勉強法で合っているのか不安。
  • 自分でスケジュール管理をしないといけない 。
  • わからなくても質問できない。
  • モチベーションを維持するのが大変。

 などなど、独学のメリットに比べ、挙げればキリがないほど数多くの壁(デメリット)が存在しています。

 独学の場合、このような数多くの壁(デメリット)を乗り越えないといけません。

どの教材を選べばいいかわからない

 通信講座や通学講座を受講すれば、教材一式がフルセットで提供されますので、あれこれと悩む必要はありません。

 しかし、独学の場合は、テキストはどれにしようか、問題集はどれにしようか、そして、入門テキストや一問一答問題集、予想問題集など、どこまでやればいいのかわからない、、という状況に陥ってしまいがちです。

テキストを自分で読み進めないといけない。

 通信講座や通学講座を受講すれば、プロ講師の講義を聴きながら学習が進められるため、難しい内容でも理解が進みます。

 しかし、独学の場合は、自分でテキストを読み進めるしかありませんので、眠くなることもあるでしょうし、わからなくて投げ出してしまう可能性も高くなります。

教材の使い方がわからない

 通信講座や通学講座を受講すれば、講師が教材の使い方や学習方法についてアドバイスしてくれます。

 しかし、独学の場合は、テキストをどんなふうに読み進めればいいのか、何に気を付けて読めばいいのか、問題集はどんな使い方をすればいいのか、などすべて自分で考えて、自分で決めていかないといけません。

自分の今の勉強方法で合っているのか不安になる

 通信講座や通学講座を受講すれば、それぞれ優れた合格実績がある講座ですから、そこで用意されている教材、カリキュラムを信じて勉強を進めることができます。

 しかし、独学の場合は、自分でこのテキストを使って、このスケジュールで勉強しよう!と決めて勉強を始めたものの、本当にこれで合格できるのか、、というのは自分一人ではわからず、不安はつきものです。

自分でスケジュール管理をしないといけない

 通信講座や通学講座を受講すれば、カリキュラムが決まっており、それに沿って日々学習を進めることができます。

 しかし、独学の場合は、自分でスケジュール管理をしないといけません。

 いつ、どの教材を使って、どれだけ勉強するのか自分で考えて決めないといけないわけです。

わからなくても質問できない

 通信講座や通学講座を受講すれば、テキストを読んだり問題集を解いたりしながら、わからない点が出てきた場合、サポート体制が用意されていますので、メール等で質問し、解決することができます。

 しかし、独学の場合は、ひとりで悩むか、参考書を調べるか、ネットで調べるなどしないといけません。

 これには結構な時間がかかりますし、場合によっては解決できないこともあります。

モチベーションを維持するのが大変

 通信講座を受講すれば講義が配信されますし、通学講座なら、教室に通いさえすれば勉強のペースが掴めます。

 しかし、独学の場合はそうはいきません。とにかく一人で頑張るしかないわけです。

 毎日、自分を律して、勉強を継続していくこと、これが本当に大変です。

 ここまでに挙げてきたデメリットは、考えればある程度解決できるかもしれませんが、モチベーションの維持は、気持ちの問題ですので答えがありません。

 ”モチベーションの維持”が、資格に独学で挑戦する最大のデメリットと言えるかもしれませんね。

独学のメリット・デメリットまとめ

 このように、資格に独学で挑戦することには、メリットよりも数多くのデメリットが存在します。

 しかし、多くの方が独学でも合格している事実がありますし、私自身も、まったく法律の学習などしたことのない初心者でしたが、独学で合格することができました。

 当サイトは、「独学で資格取得」をテーマにしており、私自身も独学特有のデメリットに悩まされ、あれやこれやと試行錯誤を繰り返しながらも、これまで独学で資格試験に合格してきました。

 当サイトでは、このような私自身の経験を踏まえ、独学特有のデメリットをできるだけ払拭したうえで、独学で資格に合格できる方法をお伝えしていければと考えています

 独学のデメリットを払拭し、資格試験の合格を勝ち取ってください!

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