宅建の独学勉強法!おすすめの効率的な勉強のコツや勉強時間も解説
更新日:2026年4月17日

宅建試験は合格率が15%しかなく、難関試験のイメージがあるかもしれませんが、独学でも十分に合格できます。
とはいえ、独学で合格するためには、どんな勉強法で何時間ぐらい勉強すればいいのか、初心者の方は想像もつかないのではないでしょうか。
そこで、実際に宅建試験に独学で合格した私の経験に基づき、宅建の独学におすすめの勉強法や必要な勉強時間について解説します。
また、効率的な勉強のコツや勉強スケジュールなども紹介しますので、ぜひ参考にしてください!
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宅建は独学でも合格できる?
まずはじめに、そもそも宅建試験は、独学でも合格できるのでしょうか。
独学で十分に合格可能
結論として、宅建は独学でも十分に合格可能です。
宅建試験は合格率15%の難関試験のため、予備校・通信講座を利用する受験生も多いのは事実です。
しかし、だからといって独学で合格できないわけではありません。
実際に、私自身も独学で合格できましたし、SNSやブログを見ても、独学で合格している人はいくらでも存在します。
独学は無理だと感じてしまう理由
ではなぜ、独学は無理だと感じてしまうのでしょうか。その理由として、下記のような点が挙げられます。
- どの教材を選べばいいかわからない
- テキストを自分で読み進めないといけない
- 教材の使い方がわからない
- 自分の勉強法が合っているのか不安になる
- スケジュール管理を自分でしないといけない
- モチベーションを維持するのが大変
- わからなくても質問できない
このように、独学を難しくする理由があるからこそ、独学は無理だと感じるわけですよね。
独学を可能にする方法
しかし、当サイトは「独学で資格取得」をテーマとしており、私自身、試行錯誤を繰り返しながらも独学で宅建試験に合格することができました。
その後も、行政書士や司法書士、社労士、FP1級などの難関試験に合格するなかで、独学で合格するための勉強法が私の中で固まってきました。
そこで、私のこれまでの独学経験に基づき、わかりやすいテキストや教材(最近は解説動画付きもあります)、おすすめの勉強法や勉強スケジュール、モチベーションを維持する方法など、独学合格を可能にする方法を紹介します。
こうすることで、上記の「独学が無理だと感じる理由」は全て払拭できますよね。
※ 学習内容にわからないことがあってもAIに質問すれば大概のことは答えてくれますので、その点はクリアです。
なお、SNSやブログでは、特殊能力を持った人の事例、つまり一般人では再現できないような勉強方法(超短期合格など)を見かけることがありますが、私は、基本的にいつも一般的な最短勉強時間で合格していますので、多くの人に参考にしていただけると思います。
宅建の独学におすすめの勉強法

では、宅建の独学初心者におすすめの勉強法を紹介していきたいと思います。
この勉強法は、私が宅建試験に合格した当時の勉強法そのものではなく、その後、司法書士や社労士、FP1級などの難関資格に挑戦するなかで、いかに効率的に勉強するか追求し、ブラッシュアップした勉強法です。
おすすめ勉強法は下記の流れで進めていきますので、順に解説していきます。
- テキスト・問題集を選ぶ(最低限、1冊ずつあればOK)
- テキストをサラッと読んで全体像を把握する
- 過去問を解きながらテキストを覚える(最低3周)
- 直前期に模試を解く
- 最後に総復習する
①テキスト・過去問を選ぶ(最低限、1冊ずつあればOK)
宅建に独学で挑戦するためには、まずはテキスト・過去問選びから始めましょう。
最低限、テキストと過去問が一冊ずつあれば合格できます!
おすすめテキスト
宅建テキストで私のおすすめは、徹底的に噛み砕いて解説してくれる「らくらく宅建塾」です。実際に私もらくらく宅建塾を使って合格しました。
それ以外にも、LECの「合格のトリセツ」は図解・イラストが豊富でわかりやすいですし、TACの「わかって合格る」はしっかり理解しながら学習できるので、おすすめです。
ほかにも、圧倒的な情報力を誇るLECの「出る順宅建士」など、それぞれ特徴がありますので、下記の関連記事で、自分に合ったテキストを探してみてください。
- おすすめテキストの比較こちら⇒宅建の独学におすすめのテキスト・参考書
おすすめ問題集
問題集については、テキストに対応した四肢択一式の分野別過去問を使うのが基本です。私も、らくらく宅建塾シリーズの「過去問宅建塾」だけで合格しました。
なお、外出先などスキマ時間にも学習したい場合は、「一問一答」があると便利ですね。
- おすすめ過去問はこちら⇒宅建の独学におすすめの問題集・過去問
おすすめ勉強アプリ
問題集に関しては、スマホにアプリを入れておけば、スキマ時間にいつでも勉強できるので便利です。
完全無料で利用できるアプリもありますし、LECの出る順一問一答問題集を購入すれば、無料でアプリもついてくるので一石二鳥でおすすめです。
- おすすめ勉強アプリはこちら⇒宅建のおすすめ過去問アプリ
②テキストをサラッと読んで全体像を把握する

独学用のテキスト・問題集が決まったら、いよいよ勉強開始です!
まず最初にテキストをサラッと通読するところから始めます。
細かいところは気にせず、大雑把にイメージを把握するぐらいで構いません。細かいところを気にすると前に進めなくなり、挫折してしまうおそれがありますので。。
何度も繰り返すうちにわかるようになります。テキストでわからなくても、問題集を解けばわかることもあります。一度解いてわからなくても、二度目に解いたらわかることもよくあります。
このため、最初にテキストを読む際は、気にせず前に進むことです。とにかく進む!
③過去問を解きながらテキストを覚える(最低3周)

テキストを一通り読んで全体像を把握したら、次は過去問を解きながらテキストを覚えていきます。
これが、全体の8~9割を占める重要な勉強のパートになります。
過去問を解くといっても、いきなり問題を解くわけではありません。
過去問1周目の解き方
1周目は、以下の手順で解き進めます。
- 問題の肢・解説をサラッと読む
- 対応するテキストの箇所を探す(該当部分を見つけるまでは斜め読み)
- その問題が解ける範囲、理解できる範囲でテキストを読む(場合によっては遡って)
- テキストの内容を頭にインプットしてから問題を解く
これを、1肢ずつ繰り返していきます。(四肢択一式の問題集を使う場合でも、一肢ずつ解きます)
4の「テキストの内容を頭にインプットしてから」というのは、目を閉じて、その項目の重要なポイントを復唱できる状態です。
テキストを見ずに、テキストのここらへんに、こう書いてあったな~というのを頭の中で思い浮かべながら、自分の言葉で説明できる状態にしてから、問題を解きます。
覚える際は、キーワードとキーワードを繋いで、できるだけ短い文にして覚えます。
その他、問題を解く際のコツ・注意点については、このあと効率的に合格するための勉強のコツのところで詳しく解説します。
過去問2周目の解き方
2周目は、以下の手順で解き進めます。
- 問題の肢を読む
- テキストの内容が頭に浮かべばそのまま解く
- 頭に浮かばないときは、テキストを読んで頭にインプットしてから問題を解く
この手順で2周目を解いていきます。
「テキストの内容が頭に浮かべば」というのは、テキストの該当ページを頭に浮かべ、そこに書いてある内容を頭の中で再生できる状態(言葉で説明できる状態)を指します。
これができなければ、テキストを読み直して、もう一度インプットします。
過去問3周目以降の解き方
3周目以降も基本的には同じ解き方で進めます。
テキストが頭に浮かぶ問題が増えてきた場合は、頭に浮かばない問題には、あとで復習できるようにチェックを入れておきます。(チェック欄がない問題集なら☆印を入れるなど)
そして、チェックを入れた問題を解き直し、記憶がまだ曖昧な問題には、もう一つチェックを入れておきます。(チェック欄がなければ、☆☆印を入れるなど)
その後さらに、ダブルチェックが入った問題を解き直します。
これで、最低3回、苦手な問題は4~5回は解いたことになりますので、もう合格レベル付近に達しているはずです。
ここから先は、試験当日まで可能な限り繰り返してください。
※ なお、全科目を通して解くのではなく、科目ごとに復習するのもおすすめです。例えば、1周目は一気に解いて、2周目以降は科目ごとに復習するなど、適宜工夫してください。
④直前期に予想問題集(模試)を解く

直前期には、予想問題集(模試)を解くのがおすすめです。
模試の効果
模試を解くことで、勉強の仕上がり具合を確認し、苦手分野・弱点を把握することができます。
本試験の時間配分やマークシートの解答形式などに慣れておく必要もありますし、予備校が出題を予想した問題を押さえることができるメリットもあります。
模試を解く時期
模試を解く時期は、人それぞれ勉強の進み具合によって異なると思いますが、できれば過去問を3周以上解いた後に解くようにしてください。
それより早い時期に解くと、そもそも知識が身についていないため、弱点の把握など模試の効果が得られませんので。
予備校の模試も検討
なお、LECやTACなどの予備校が実施する模試では、本試験の緊張感をシミュレーションしたり、受験生全体での成績の確認ができますので、時間的・金銭的に可能な方は、下記の関連記事で予備校の模試も検討してみてください。
私自身は、模試を受験するような時間的余裕がなかったため、「予想問題集」を解くだけで済ませました。
それぞれ、以下のページで紹介していますので、参考にしてください。
⑤最後に総復習する
模試のあと、宅建試験当日までの期間は、これまでやってきた勉強の総復習です。
模試で合格点を超えた場合は、今の知識を維持できるよう、これまでどおり勉強を継続すればOKですね。
逆に、合格点に届かなかった場合は弱点を分析し、特定の分野が弱いことがわかれば、その弱点を集中的に補強していきます。
全体的に知識が足りないようなら、気合いを入れ直す必要があります。宅建試験に向けて、勉強のペースを上げて、徹底的に知識を叩き込んでいきましょう。
効率的に合格するための勉強のコツ
次は、上記の勉強法のところに書ききれなかった効率的に合格するための勉強のコツについて、紹介したいと思います。
上記の勉強法は、あくまでも勉強の進め方を書いただけなので、これから書く内容が、私の勉強法の核心部分になります。
- 知識はテキスト1冊に集約する
- 問題集を解くことでテキストを記憶する
- 覚えにくい知識はスキマ時間に頭の中で再生する
- テキストの確認した箇所に線を引く
- 科目別に優先度をつけてメリハリを
- 勉強のモチベーションを維持する
知識はテキスト1冊に集約する
上記の勉強法のところで、テキストの内容が「頭に浮かばないときは、テキストを読んで頭にインプットしてから問題を解く」と書きました。
宅建試験は、ほぼほぼ暗記試験です。知識として頭に入っているかどうか、試験問題を解く際に、その知識を思い出すことができるかどうか、が問われる試験です。
思い出すときは、必ずテキストを思い出すようにします。問題集の解説を思い出すわけではありません。
テキストと問題集に記憶が分散してしまうと、正確な知識にならずロスが出てしまいます。
また、問題集で覚えると体系的な知識になりません。バラバラで継ぎはぎの知識にしかならないんです。
知識を一元化することで体系的な知識になる
知識はテキスト1冊に集約し、知識を一元化する必要があります。
このため、問題を解くための知識がテキストに載っていない場合は、テキストにメモを書き込むようにします。
必ずテキストを思い出すことを徹底することで、知識がテキスト1ヶ所に集約され、体系的な知識にすることができます。
そうすることで、同じ論点でも異なる角度から問われる問題や、応用的な問題にも対応できるようになります。
常にテキスト1冊を回す状態にできる
さらに、問題を解く際は、常にテキストを思い出すわけですから、どの問題集を解こうが、どの模試を解こうが、常にテキスト1冊を回している状態にできます。
覚えるためには繰り返すことが重要ですが、テキストに一元化することで、その繰り返しが徹底できるようになるわけです。
問題集を解くことでテキストを記憶する
問題集を解く際は、テキストのどこに書いてあるか、頭の中で再現できるまで記憶することが大切です。
問題演習はテキストを思い出す訓練
問題集を解くことは、テキストの知識を記憶に定着させるための手段です。
テキストを読むだけでは知識の定着は困難ですが、記憶を何度も思い出す(想起する)ことで、定着させることができます。
問題を解くことで、目の前にテキストがない状態で、テキストを思い出す練習ができるわけです。
つまり、問題演習とは、思い出す訓練です。問題を解くことで、テキストを記憶するんです。
問題を解く際に、テキストの内容が頭に浮かんでこなければ、必ずテキストを読み返すことを徹底しましょう。
頭の中に構築したテキストを使って問題を解く
このようにして頭の中にテキストを構築し、その知識を使って問題を解けるようになるのが目標です。
さらに、その問題で直接問われている知識だけでなく、関連知識もすべて頭に浮かべられる状態にまで記憶していきます。
これは、私にとって、宅建などの法律系資格の勉強における鉄則だと思っています。
覚えにくい知識はスキマ時間に頭の中で再生する
特に覚えにくい知識は、スキマ時間に頭の中で再生することで記憶に定着させます。
その日(又は、その数日間)に勉強した覚えるべき内容を、移動中や入浴中、寝る前などのスキマ時間に、ひととおり思い浮かべるんです。
覚えにくいポイントを、テキストに書いてある場所を思い浮かべながら、すべて頭の中で再生します。これはこうで、これはこうで、これはこうで、と。
これはそもそも、勉強中に、頭の中で再生できる状態にまで覚えておく必要があります。その覚えた内容を、あとで時間が経ってから改めて再生する。ということを繰り返すことで、確実な記憶にしていきます。
持ち運び用に、暗記用の小さなメモを作ったり、スマホに入れておいてもいいですね。
テキストの確認した箇所に線を引く
問題を解くためにテキストを読む際や、曖昧な知識を確認するためにテキストを読み返した際は、そのポイントとなるキーワードに鉛筆やマーカーなどで線を引くようにしましょう。
私は、宅建試験の勉強の際は、マーカーで線を引いていましたが、最近は(司法書士試験やFP試験、社労士試験)、鉛筆(シャープペン)だけで線を引くようになりました。
マーカーで線を引くと、引き間違いや引き過ぎなどの修正がしにくいことや、強弱の変化を付けにくいのが理由です。
マーカーで色分けすれば、意味合いに変化を持たせることもできますが、私はシャープペンで、下線のみ、四角く囲む、丸く囲むなど変化をつけています。
また、何度読んでも記憶に残っていないところは、そこを確認するたびにシャープペンで何重にも線を引いたり、グリグリ囲ったりしながら頭に叩き込むことができるので、私は鉛筆(シャープペン)で線を引く方が好きです。
線を引く箇所(文字列)は、できるだけ最小限にするように注意してください。ひとつの文章にまるまる線を引いたりしてはいけません。重要なキーワードだけに線を引いて、そこだけ覚えるようにします。
なお、テキストを読んだ際に、すっと頭に入ってこなかった場合は、次に読んだ際に同じことを繰り返さないように、自分なりに理解した過程や記憶した過程を一言でわかりやすくメモしておくといいですね。
科目別に優先度をつけてメリハリを
宅建試験の試験科目は、大きく分けて、宅建業法、権利関係、法令上の制限、税・その他の4つに分かれます。
この中で、最も重要なのが宅建業法で、次いで権利関係です。
宅建業法だけで、全出題数50問のうち20問が出題されます。そして、権利関係は14問です。
宅建業法(宅地建物取引業法)は、宅地や建物の取引に関するルールを定めた法律であり、重要事項説明や37条書面(契約書)など、宅建士になってからの実務において直接的に必要な法律です。
出題範囲が狭いわりに出題数が最も多いため、最重要科目として得点源にすべき科目です。
また、権利関係は、民法・借地借家法・区分所有法・不動産登記法から出題されますが、14問のうち10問が民法からの出題になっています。
民法は、他の法律系や不動産系の資格試験において必ずといっていいほど試験科目に含まれる科目であり、日常生活にも深く関わる分野ですが、出題範囲が広く、苦手とする受験生が多い試験科目です。
このため、いかに効率的に学習し、最低限の得点を稼げるかがポイントになります。
法令上の制限と税・その他は、それぞれ8問ずつの出題ですので、できるだけ時間をかけずにポイントを絞って学習するようにしましょう。
宅建試験は、全問正解を目指す必要はありません。例年、7割程度が合格ラインとされていますので、科目ごとにメリハリをつけて学習することが大切です。
勉強のモチベーションを維持する
独学で宅建に挑戦する場合、実は、勉強を続けるモチベーションを維持することが一番大変です。
勉強のモチベーションが下がったときに、どうやってモチベーションを上げればいいか、私自身の経験をもとに、挙げてみたいと思います。
- 勉強を習慣化する
勉強を習慣化できれば、それがベストです。歯磨きをする、風呂に入る、など毎日当たり前にやることと同列になれば、モチベーションがあろうがなかろうが勉強が続けられますので。
毎日、〇時になったら必ず勉強を始める。夕食が終わったら必ず勉強を始める。など、毎日の生活リズムの中に織り込んでいくのがポイントです。 - 1日5分だけでいいから勉強してみる
やる気が出ない日でも、1日5分でいいからやってみるのが大切です。「5分だけやろう」「1問だけ解こう」など、勉強のハードルを下げて勉強をやり始めれば、案外そのまま続けられるものです。 - 友人や家族など周りの人に、行政書士試験を受験することを公表する
周りの人に言ってしまうと、不合格になると恥ずかしいという気持ちから、頑張ろうという気持ちになりますよね。 - SNSで勉強アカウントを作る
X(Twitter)で勉強アカウントをつくるのもいいですね。
毎日(毎週)、勉強の進捗をポスト(ツイート)することで、フォロワーに監視されているような気持ちになりますし、お互いに「いいね」を押し合って励まし合いながら勉強を続けることができます。
私のアカウント(モアライセンス)では、勉強している人のポストには、いつも「いいね」を押しています。 - 勉強する場所を変える
いつも同じ場所で勉強していると、だらけてしまいますが、そんな場合は勉強する場所を変えるのもいいかもしれません。
喫茶店や図書館などで勉強してもいいですし、外に出るのが難しければ、家の中で、違う部屋に移動するだけでも気分転換になるのではないでしょうか。
私はよく、コワーキングスペースを利用しています。家に比べると、集中力が断然上がります。 - 何のために宅建試験の合格を目指しているのか思い返す
そもそも何のために宅建の合格を目指しているのか思い返してみれば、またやる気もアップしてきます。 - 合格したら〇〇をする。といった計画を立てる
合格したらご褒美で旅行に行くとか、ご馳走を食べに行くとか、色んな計画を立てるというのもいいですね。 - 1日に〇時間必ずやると決める。または、〇ページ必ず読むと決める
具体的に数値目標がある方が、やる気が出ますよね。達成感も出ます。 - 根を詰めないで余裕をもって。休憩を取りながら
あまり根を詰めすぎると、精神的にも体力的にも持ちませんので、ほどほどに。 - 勉強の記録をつける
今日は何ページ進んだ、何時間勉強した。という記録を毎日つけましょう。これをすると、達成感が出ます。逆に、今日はあまり進まなかった、、明日はがんばろう!という気持ちにもなります。 - 勉強が遅れてきたら、随時スケジュールを見直す
スケジュールどおりに進まないから、もうダメだ、、間に合わない。。とすぐに諦めてはいけません。ここからが勝負どころです。ここで踏ん張れる人が合格するんです。スケジュールどおり勉強できる人なんていません。妥協できるところは妥協して、最低限・最小限の勉強内容に絞り込んで、スケジュールを見直しましょう。
宅建試験に合格できるかどうかは、モチベーションを維持できるかどうか、にかかっているといっても過言ではないと思います。
つまり、最初に立てたスケジュールどおりに勉強できれば、きっと誰でも合格できると思うんです。
しかし、スケジュールどおりに勉強できる人など、ほとんどいません。私もそうです。
私の場合は、スケジュールを崩しながらも、なんとかスケジュールの修正を繰り返し、ぎりぎりのラインで最後の仕上げまで持っていってゴールを迎えるというパターンが多いです。
とにかく、最低限、テキスト1周+問題集3周は回せるように、試験当日まで勉強を続けないといけません。
宅建の合格に必要な勉強時間は?

宅建試験に合格するためには、300時間の勉強時間が必要で、学習期間は6ヶ月程度が目安です。
では、この勉強時間について、以下で詳しく解説していきます。
- 初心者の勉強時間は300時間が目安
- 6ヶ月でスケジュールを組むのが標準的
- 1日3時間なら最短3ヶ月で合格可能
初心者の勉強時間は300時間が目安
一般的に、初心者が宅建試験に合格するためには300時間程度の勉強時間が必要といわれています。
私自身も、宅建に独学で合格するまでに約270時間の勉強をしましたので、一般的に必要とされている勉強時間と概ね一致していますね。
人それぞれ、法律を学んだことがあるかどうか、予備知識がどれだけあるか、不動産業界に勤めているかなど違いがありますので、300時間というのはあくまでも目安となりますが、初心者の方は、とりあえず300時間を目安に、学習計画を立てていただければと思います。
以下の関連記事では、宅建の難易度・勉強時間について、他資格と比較しながら解説していますので、気になる方はそちらも合わせてご覧ください。
6ヶ月でスケジュールを組むのが標準的
宅建試験に合格するためには、6ヶ月でスケジュールを組むのが標準的です。
とはいえ、1日の勉強時間によって、必要な学習期間は、いくらでも変化しますよね。
私の場合は、宅建試験に合格するまでの学習期間は、ちょうど6ヶ月間でした。
1日の勉強時間は、全体6ヶ月のうちの前半3ヶ月間は1日に約1時間、後半の3ヶ月間は約2時間の勉強時間を確保しました。(1時間×3ヶ月+2時間×3ヶ月=合計270時間)
宅建の試験日は、例年10月の第3日曜日ですので、その6ヶ月前、つまり4月半ば頃から勉強を開始すれば、6ヶ月の学習期間が確保できますね。
1日3時間なら最短3ヶ月で合格可能
宅建の合格に必要な勉強時間が300時間とした場合に、1日の勉強時間によって学習期間がどのように変化するのか整理すると、下表のようになります。
| 1日の勉強時間 | 学習期間 |
|---|---|
| 3時間 | 3ヶ月強 |
| 2時間 | 5ヶ月 |
| 1時間 | 10ヶ月 |
例えば、1日に3時間の勉強時間なら最短3ヶ月強で合格できる計算になりますね。
また、1日に2時間なら5ヶ月程度、1日に1時間なら10ヶ月程度の学習期間が必要になると考えてスケジュールを組んでいただければいいかと思います。
おすすめ勉強法に沿った具体的な勉強スケジュール

それでは実際に、私がおすすめする勉強法に沿って具体的に勉強時間を配分し、勉強スケジュールを組んでみたいと思います。
- テキストを通読する【40時間】
- 過去問を解きながらテキストを覚える時間【75時間×3周】
- 模試を解いて復習する時間【6時間×4回分】
テキストを通読する時間【40時間】
まず最初に、宅建のテキストを通読する時間です。
宅建の基本テキストは、600ページ前後のものが主流ですので、600ページとしておきます。
そして、1時間に15ページ読むとすると、1冊を通読するのに40時間かかることになります。
過去問を解きながらテキストを覚える時間【75時間×3周】
次に、過去問を解きながらテキストを覚える時間です。
過去問の収録問題数は、四肢択一式で300問程度のものが主流ですので(多いものは600問ありますが)、300問としておきます。
そして、1時間に4問(16肢)解くとすると、全問を解き終わるのに75時間かかることになります。
これを3周回すとすれば、75時間×3周=225時間です。
模試を解いて復習する時間【6時間×4回分】
次に、模試を解いて、復習する時間です。
市販の模試は、4回分収録されているものが中心ですので、4回分で計算します。
1回分を解くのに2時間で、その復習に倍の4時間かかるとすると、1回あたり6時間です。
これを4回分で、6時間×4回=24時間になります。
具体的なスケジュール例【合計約300時間】
以上を前提に、どれぐらいの勉強時間になるのかスケジュールを組んでみると、次のようになります。
| 勉強内容 | 勉強時間 |
|---|---|
| (1) テキストを通読する | 40時間 |
| (2) 過去問を解きながらテキストを覚える | 75時間×3周=225時間 |
| (3) 模試を解いて復習する | 6時間×4回=24時間 |
| 合計 | 289時間≒300時間 |
以上のようなスケジュールになり、概ね300時間の勉強時間になってきますね。
スケジュールは柔軟に見直しを
上記はあくまでも、ひとつの例ですので、実際にこれと同じようにスケジュールが進むわけではありませんが、参考にしていただければと思います。
実際の勉強スケジュールの組み方としては、まずは大まかなスケジュールを立てたあと、ひとまず勉強を始めてみて、自分が1時間で何ページぐらい読めるのか、そして1時間に何問ぐらい解けるのかを確認しながら進めていきます。
その後、そのペースに基づいて、随時スケジュールを見直していく、というスケジュールの組み方をするのが良いかと思います。
スケジュールに余裕があることがわかれば、過去問を解く回数を増やしたり、四肢択一の過去問のほか、肢別過去問集を採り入れることなども検討すればいいと思います。
逆に、スケジュールが間に合わないことがわかれば、過去問を解く回数を(科目に応じて)減らすことや、そもそも使う過去問を、収録問題数が少ない厳選された過去問集に変更することなどを検討しながら、柔軟にスケジュールを見直していけばいいかと思います。
- おおまかなスケジュールを立てる。
- 勉強を進めながら、1時間で何ページ読めるのか、何問解けるのかを確認する。
- 柔軟にスケジュールを見直す。
⇒余裕があるなら、過去問を解く回数を増やしたり、別の過去問集を採り入れることなどを検討
⇒間に合わないなら、解く回数を減らしたり、厳選問題集に変更することなどを検討
勉強法と勉強時間まとめ
以上、独学で宅建に合格するための勉強法や勉強時間について紹介してきました。
最後に、ここまでの内容をまとめておきます。
- 独学勉強法のおすすめは、①テキストを通読して全体像を把握 → ②過去問を解きながらテキストを覚える(最低3周) → ③模試を解く → ④総復習する
- 知識はテキスト1冊に集約する
- 問題集を解くことでテキストを記憶する
- 初心者の勉強時間は300時間が目安
- 学習期間は6ヶ月が標準的
独学は、確かに通信講座や通学講座を受講する場合に比べ、デメリットも多くありますが、多くの方が独学でも合格しているという事実もあります。
私自身も、まったく法律の勉強などしたことのない初心者でしたが、半年間の独学で合格することができました。
このページでは独学特有のデメリットをできるだけ払拭できるような勉強法について記載してきたつもりですので、この記事を参考に、宅建試験に独学でチャレンジし、見事に合格を勝ち取ってください!
独学にかかった費用
ちなみに、私が宅建試験対策に要した費用は、テキスト・問題集の購入費用として、16,200円でした。
これは、独学ならではのお安さです!
このほかに、宅建試験の受験手数料として、8,200円がかかります。
私が実際に購入したテキスト等の教材は以下のとおりです。
【テキスト 1冊】
- 宅建学院「らくらく宅建塾」
⇒ メインのテキストとして、この1冊のみを使用しました。
【問題集 3冊】
- 宅建学院「宅建士問題集 過去問宅建塾〔1〕〔2〕〔3〕」
⇒ メインの問題集として、このシリーズのみを使用しました。
【その他参考書 1冊】
- 宅建学院「ズバ予想宅建塾直前模試編」
⇒ 直前期に、模試を解いて力試しをしたり、法改正や出題予想ポイントなど情報収集に使用しました。
独学による受験結果
私が半年間の独学で宅建試験を受験した結果は次のとおりです。
平成16年度合格 : 50点満点中、42点 (合格ラインは32点)
下の写真が、宅建試験の合格証書です。財団法人 不動産適正取引推進機構 理事長の名で発行されています。(当時は「宅地建物取引士」ではなく、「宅地建物取引主任者」でした)
遅ればせながら、宅建試験の合格から17年が経過した令和3年に、ようやく宅建士(宅地建物取引士)の資格登録をしました。
独学が不安な方は通信講座もおすすめ
なお、独学が不安な方や、短期合格を目指したい方には、通信講座もおすすめです。
下記の記事では、宅建のおすすめ通信講座を徹底的に比較してランキング形式で紹介しています。費用の安さや合格率の高さ、サポートの充実度など項目別のおすすめ講座も紹介していますので、参考にしてください。




