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日建学院の宅建講座の評判・口コミは?徹底レビュー!

更新日:2024年5月10日

日建学院の宅建講座の評判・口コミ

 日建学院の宅建講座は、通信講座と通学スクールがあり、通信講座については、当サイトの宅建通信講座おすすめランキングにおいて、おすすめNo.9という下位で紹介しています。

 一方、”通学スクール”に関しては、宅建の学校・予備校おすすめランキングにおいて、おすすめNo.2で紹介しています。

 日建学院は、あくまでも通学スクールが中心の予備校のため、教室運営にコストがかかり、通信講座の受講料が高額になるのが、通信講座を上位でおすすめできない大きな要因です。

 このページでは、日建学院の宅建講座の概要や、どのような点が優れているのか、また、残念な点はないのか、評判・口コミを踏まえながら掘り下げて紹介していきたいと思います。

【執筆者】
㈱モアライセンス代表 大西雅明(宅建士)

市役所に22年間勤めた元公務員。宅建、行政書士、司法書士、土地家屋調査士などの国家資格に合格し、15年以上にわたって当サイトで情報発信している。
司法書士開業!X(Twitter)

執筆者 大西雅明のアイコン
執筆者紹介

日建学院の宅建講座に関する評判・口コミ

日建学院の宅建講座の評判・口コミ

 まずはじめに、日建学院の宅建講座に関する評判・口コミから確認しておきたいと思います。

 日建学院に関する代表的な評判・口コミを整理すると、以下のようなものが挙げられます。

良い評判・口コミ

  • 大手スクールで実績があり安心して受講できる。
  • 高い合格実績がある(合格者の10人に1人が日建学院の受講生)。
  • 映像講義のクオリティが高く、わかりやすさが追及されている。
  • サポート体制が充実している(ライセンスアドバイザー、コンピュータクリニック、質疑応答システムなど)

悪い評判・口コミ

  • 受講料(価格)が高い。
  • 教材のボリュームが大きすぎる。

 このように、日建学院の宅建講座に関しては、良い評判も悪い評判も存在していますね。

日建学院の宅建講座の概要

 日建学院は、創立50年を超える(株)建築資料研究社が運営しており、大手資格予備校として、全国47都道府県を網羅した通学スクールを展開しているほか、通信講座も開講しています。

 日建学院は、建築分野の技術系資格に特化した資格の指導を行っており、特に建築士の指導校として有名ですね。

 技術系資格だけでなく、不動産資格にも参入しており、日建学院の宅建講座は人気がありますし、市販テキストや問題集などの書籍も出版しています。

日建学院の宅建講座
⇒ 日建学院 宅建講座 公式サイト
講座名・受講料

宅建士 スーパー本科コース【2024年試験向け】
[Web] 308,000円

宅建士 本科コース【2024年試験向け】
[Web] 253,000円

宅建士 重点Webコース【2024年試験向け】
[Web] 110,000円

公式サイト 日建学院
公式サイトへ

 それでは、日建学院の宅建講座について、講座を構成する項目ごとに分けて、詳しく見ていきたいと思います。

日建学院 宅建講座の講義・講師をレビュー!

 日建学院 宅建講座の最大の特徴が、この講義・講師にあります。

最強の講師陣

日建学院の宅建講座 最強の講師陣
出典:日建学院 宅建講座

 宅建みやざき塾で有名な「宮嵜晋矢」先生を筆頭にした名物講師陣と、合格のプロが練り上げた映像講義が最大の魅力であり、「最強の講師陣&最高の映像講義」と言われています。

最高の映像講義

日建学院 宅建講座の最高の映像講義
出典:日建学院 宅建講座

 そもそも日建学院では、通学スクールの講義においても、すべて「映像講義」を使用することで統一されています。

 このため、教室による講師のレベルにムラが出ないというメリットが生まれているわけです。

 さらに、通学教室をメインとしたスクールでありながら、映像講義に集中し、徹底的に練り上げて作成することができます。

 受験のカリスマ講師、試験分析のプロ、教材作成のプロ、映像編集のプロなど、宅建試験の合格方法を知り尽くした専門スタッフがシナリオを作成し、実写映像、コンピュータグラフィック、アニメーションなど、最適な表現方法で映像講義を作成していきます。

 その練り上げた映像講義が、通信講座・通学講座で共通して使用されるため、日建学院のすべての受講生が、最強の講師陣&最高の映像講義を享受することができるわけですね。

 なお、講義は、講師が大画面の前に立ち、フルカラーで質の高いスライドを表示しながら解説するスタイルになっています。

通学スクールの受講形態

日建学院の宅建講座は、「通学」する場合には、以下の受講形態があります。

  • 教室型
    … 教室で、決まった時間に仲間と一緒に映像講義を受講するスタイル
  • 個別型
    … 個別ブースで、自分が通学したい日時を決めて映像講義を受講するスタイル

日建学院 宅建講座の費用・カリキュラムをレビュー!

日建学院 宅建講座のカリキュラム
出典:日建学院 宅建講座

 次は、日建学院 宅建講座の費用・カリキュラムを見ていきたいと思います。

費用は強気の高価格

 日建学院の初学者向けコースとしては、「スーパー本科コース308,000円)」、「本科コース253,000円)」、「重点Webコース110,000円)」が用意されています。

 さすが、全国47都道府県を制覇し、高い合格実績を誇る日建学院ですね。強気の価格設定です。

 宅建で20万円を超えるような高額な講座は、日建学院ぐらいではないでしょうか。。

 それだけ講座内容が充実しているということでしょうね。

 なお、この他にも「通信合格コース41,800円)」という、いかにも「通信講座」らしいネーミングの講座がありますが、これは、講義なしの教材のみを使った自己学習コースですので、間違えて申し込まないよう注意が必要です。

スーパー本科コース

 まずは、早めのスタートを切って万全の準備が整えられる「スーパー本科コース」から紹介します。

 スーパー本科コースのカリキュラムは、大きく分けて、「早期対策講座」と「本講座」、「直前対策」の3つに分かれます。

早期対策講座

 まず、「早期対策講座」として、入門民法アプローチ主要科目の講義があります。

 入門民法(全6回)は、宅建受験生にとって最初の壁となる民法について、わかりやすく解説する入門講義です。

 そして、アプローチ主要科目(全8回)では、主要3科目(権利関係・法令上の制限・宅建業法)について、本格的な学習に入る前のウォームアップ講座として、全体像を把握します。

本講座

 次に、「本講座」として、重点講義・ズバリ解説講義・要点解説講義が行われます。

 重点講義(全28回)が、この講座のメイン講義です。ここで、宅建試験の合格に必要な知識をしっかりとインプットしていきます。

 また、インプット講義と並行して、過去問練習に取り組み、各自で「ズバリ解説講義(過去10年分の過去問解説)」を聞きながら、過去問の理解を深めていきます。

 そして、「要点解説講義(全13回)」で、重点講義の要点を改めて解説し、知識を確実なものにします。

直前対策

 そして直前期になると、「直前対策」として、問題演習や模擬試験を中心とした学習に入ります。

 「直前対策講義(全14回)」で、演習テストと解説講義を繰り返すことで実戦力を高め、最後に、「直前攻略(全11回)」で、模擬試験を受けて総仕上げをします。

本科コース

 上記の「スーパー本科コース」から、「早期対策講座」、「要点解説講義」、「ズバリ解説」を省いたコースです。

重点Webコース

 上記の「スーパー本科コース」から、「要点解説講義」、「直前対策」を省いたコースです。ただし、公開模擬試験1回と実戦模擬試験5回(過去5年分の本試験問題を模試として受験)は付属しています。

とんでもなく充実のカリキュラム

 以上、とんでもなく充実したカリキュラムですね。。

 このカリキュラムでは、スーパー本科コースは約180時間、本科コースは70時間、重点Webコースは120時間の動画講義が行われる計算になりますので、日建学院のカリキュラムは、宅建講座のなかでは、最大級に充実したものになりますね。

 まぁ、これだけ勉強すれば合格できて当然です。効率的に勉強したい人には不向きですよね。

 講義時間数が長いということは、それだけ丁寧な講義を受けることができるわけですが、逆に言うと、それだけ学習期間が長くかかってしまうことにもなります。

 この点については、ご自身が確保できる勉強期間と相談しながら判断する必要がありますね。

日建学院 宅建講座のテキスト・問題集・eラーニングをレビュー!

日建学院 宅建講座のテキスト、問題集
日建学院 宅建講座のサンプルテキスト
出典:日建学院 宅建講座

 次は、日建学院宅建講座のテキスト・問題集などの教材についてレビューします。

いわゆる予備校的な堅いテキスト

 テキストは、日建学院オリジナルの受験対策テキスト(赤系の2色刷り)が使用されます。

 また、民法については、初学者でもイメージできるように、イラストや図解を交えた入門用テキストも用意されています。

 問題集は、過去10年間の本試験問題を中心に項目別に編集した項目別過去問題集が使用されます。

 テキストなどの教材に関しては、日建学院は市販テキストも出版していますが、TACやLECのようにベストセラーテキストや人気テキストが生まれていないことからもわかるように、正統派の堅いテキストを制作する出版社です。

 ですので、いわゆる予備校のテキストといった雰囲気の教材になっています。

eラーニングは講義の受講のみ

 日建学院の通信講座では、動画講義をWebで受講できるようになっています。(パソコン、スマホ、タブレットいずれも可)

 その他、講義動画を受講すること以外は、アプリや問題演習機能といった特段の機能はないようです。

回数無制限の質問サポートなど手厚いサポート

 日建学院の通信講座では、メールやFAXで質問が可能になっています。質問回数は無制限です。

 通学スクールの場合は、もちろん講師に直接、質問や相談をすることも可能です。

 その他、ライセンスアドバイザーによるサポート(勉強方法や学習計画の相談・アドバイス)、コンピュータクリニック(コンピュータが個人分析表を作成し、効果的な学習方法をアドバイス)といった手厚いサポートが用意されています。

日建学院から2,554名の合格者を輩出!

日建学院 宅建講座の合格実績

 日建学院では、2023年度試験において、2,554名もの合格者を輩出したそうです。

年度 日建学院の合格者数
2019年度 3,747名
2020年度 3,082名
2021年度 2,820名
2022年度 2,319名
2023年度 2,554名

 さすが、全国47都道府県を網羅した通学スクールを展開しているだけのことはあります。とにかく、スケールが違いますね。

 ただし、合格者数の推移をみると、減少傾向が続いています。この5年で1,000名以上減っていますね。

日建学院の宅建講座を徹底レビューまとめ

 日建学院は、建築士や施工管理技士などの技術系資格に特化した予備校で、全国47都道府県を網羅した通学スクールを展開していますが、宅建などの不動産資格にも参入し、高い実績を上げています。

 日建学院は、宅建みやざき塾で人気の「宮嵜晋矢」講師を筆頭にした充実した講師陣と、練り上げられた映像講義が最大の魅力です。

 ただし、受講料がやや高めという点と、あくまでも「通学講座」がメインであり、2,554名の合格者というのも通学生が中心と考えられることから、通信講座としての実績は未知数といえます。

 ですので、通学スクールとしては、おすすめのひとつですが、やはり、通信講座として受講するのなら、通信講座に特化した講義や教材を作成し、確かな実績をあげている通信講座専門校を選択する方が安心できるかと思います。

 宅建の各社の通信講座について、総合的に評価したおすすめ通信講座は、宅建通信講座を徹底比較!で紹介していますので、そちらを参考に受講されることをおすすめします。

まとめ表

日建学院の宅建講座
⇒ 日建学院 宅建講座 公式サイト
受講料

教育訓練給付制度の対象講座
宅建士 スーパー本科コース【2024年試験向け】
[Web] 308,000円

教育訓練給付制度の対象講座
宅建士 本科コース【2024年試験向け】
[Web] 253,000円

教育訓練給付制度の対象講座
宅建士 重点Webコース【2024年試験向け】
[Web] 110,000円

※ 「通信合格コース(41,800円)」は、講義なしの自己学習コースですので間違えないようにご注意ください。

  • 教育訓練給付金の対象講座のため、要件を満たせば20%キャッシュバック!
講義時間数・スタイル
  • 最強の講師陣&最高の映像講義

①約180時間
②約70時間
③約120時間

講義は通信講座専用に収録。大画面の前に立ち、スライドを表示して解説

教材(テキスト・問題集)

【テキスト】2色刷冊子版テキスト

【問題集】冊子版問題集

【eラーニング】講義受講(スマホ、タブレット、パソコンいずれも利用可)

合格実績

2,554名の合格者を輩出(2023年度)

サポート体制

メール・FAXによる質問対応(回数無制限)
ライセンスアドバイザー、コンピュータクリニック

総合評価

宅建士通信講座おすすめ総合評価70点 70点

日建学院の宅建士通信講座のレーダーチャート(講義講師:20点、教材:15点、実績:15点、サポート体制:15点、受講料:5点、合計:70点)
公式サイト 日建学院
公式サイトへ

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