行政書士は、合格率が10%程度と低く、難関な資格のイメージがあるかもしれませんが、択一式の問題が中心であり、テキスト1冊をしっかりと読み込み、問題集を複数回繰り返すだけで、短期合格も十分に目指せる資格です。
私も、約4ヶ月間の独学で行政書士試験に合格することができました。
このサイトでは、行政書士の資格を独学で取得した私の経験をもとに、行政書士の資格の概要や試験情報、そして、独学で合格するための勉強法やおすすめのテキスト・問題集など、これから行政書士の資格取得を目指す皆さんに役立つ情報を発信していきたいと思います。
※ 当サイトは、2007年に開設して以来、2023年現在も、常に最新情報に更新し続けています。
【執筆者】 |
![]() 執筆者紹介 |
行政書士の資格試験
では、行政書士の資格試験の概要からご紹介していきます。
行政書士試験は、総務大臣の指定試験機関として都道府県知事から委任を受けた「一般財団法人 行政書士試験研究センター」が実施しています。
行政書士の試験日その他概要
まずは、行政書士試験の試験日、受験資格、試験内容です。
試験日
毎年1回、11月の第2日曜日に実施されます。
受験料
10,400円
※令和3年度までは7,000円でしたが、令和4年度以降10,400円に改定されています。
受験資格
年齢、学歴、国籍などの制約はありませんので、どなたでも受験できます。
試験内容
【法令科目】択一式(マークシート)43問+記述式(40字程度)3問
憲法、行政法、民法、商法(会社法)、基礎法学
【一般知識】択一式(マークシート)14問
政治・経済・社会、情報通信・個人情報保護、文章理解
行政書士の難易度・合格率
行政書士試験の合格率は、例年、おおむね10%前後で推移しており、難関資格とされています。
なお、国家資格では珍しく「絶対評価」が採用されており、合格点が定められています。「法令科目」が50%以上、かつ、「一般知識」が40%以上、かつ、全体で60%以上を正解すると合格となります。
行政書士の資格を独学で取得するための勉強法・テキスト
行政書士の資格取得は独学でも目指せます。私がおすすめする勉強法や合格に必要な勉強時間、そして、おすすめのテキストや問題集、六法などについてご紹介します。
独学に必要な勉強時間とおすすめ勉強法
行政書士試験に合格するためには、一般的に、500〜800時間程度の勉強時間が必要と言われています。
また、行政書士試験は、独学であっても、テキスト1冊をしっかりと読み込み、問題集(過去問)を複数回繰り返すだけで、短期合格も十分に可能な資格です。
独学におすすめの過去問・テキスト
行政書士試験は人気資格であり、各社から数多くの過去問やテキストが出版されていますので、ひとりで選ぶのはなかなか大変だと思います。
そこで、私自身が受験勉強で実際に使ったテキストを含め、おすすめのテキスト・問題集について下記のページでご紹介しますので、参考にしてみてください。
独学が不安な方は通信講座・予備校もおすすめ
行政書士の資格は独学でも目指せますが、やはり独学では不安という方もいらっしゃると思いますし、実際に独学で挑戦して挫折してしまった方もいらっしゃるかと思います。
そこで、おすすめの通信講座や予備校などについて、下記のページでご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
行政書士とは?仕事内容
行政書士は、官公署に提出する書類その他権利義務又は事実証明に関する書類の作成や提出手続の代理・相談を行う資格です。
このような業務の中で、行政書士の最も代表的・中心的な業務は、官公署への許認可の申請業務です。
行政書士の資格の概要や仕事内容・独占業務については、以下の記事で解説します。
サイト名 | 内容 |
総務省 | 行政書士を所管する省庁である「総務省」のホームページです。 |
一般財団法人 行政書士試験研究センター | 一般財団法人 行政書士試験研究センター(総務大臣の指定試験機関として、都道府県知事より試験事務の委任を受け、行政書士試験を実施している公益法人)のホームページです。行政書士試験の案内や試験結果などの情報が掲載されています。 |
日本行政書士会連合会 | 日本行政書士会連合会(全国の行政書士会によって組織されている行政書士法上の法人)の公式サイトです。 |