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行政書士に3ヶ月で最短合格するには?短期講座おすすめ3選

更新日:2024年7月20日

行政書士に3ヶ月で短期合格!

 行政書士試験まで、あと3ヶ月しかない!もう無理!?でも、なんとかして今年の試験に合格したい!という場合の最後の頼みの綱「短期集中講座」が資格予備校で用意されています。

 行政書士講座は、一般的に半年~1年程度でカリキュラムが組まれますが、これを必要最小限まで徹底的に圧縮し、学習期間をたったの3ヶ月~4ヶ月にまで凝縮した短期合格講座について、紹介したいと思います。

※ 初心者におすすめの行政書士通信講座ランキングはこちら

【執筆者】
㈱モアライセンス代表 大西雅明

市役所に22年間勤めた元公務員。行政書士、宅建士、司法書士、土地家屋調査士などの国家資格に合格し、15年以上にわたって当サイトで情報発信している。
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執筆者紹介

行政書士に3ヶ月で短期合格するには?独学は無理?

 行政書士試験は、3ヶ月という短期間で本当に合格できるのでしょうか。また、そのためにはどんな勉強法を実践すればいいのでしょうか。

さすがに独学は厳しい

 そもそも行政書士試験は、原則として半年~1年程度の期間で勉強するわけですから、それを3ヶ月で合格しようというのは無茶な話ではあります。

 これが独学なら、なおさらです。

 私自身は、4ヶ月間の独学で行政書士試験に合格しましたが、それまでに宅建試験に合格していますので、民法を学習済みというアドバンテージがありました。しかも、3ヶ月ではなく4ヶ月です。

 ですので、完全な初心者が、独学で3ヶ月というのは、かなり厳しいと感じます。

裏技とでもいうべき効率的な勉強法

 しかし、予備校の受験指導の中では、裏技とでも言うべき効率的な勉強法やコツが存在するのも事実です。

 本来、行政書士の試験科目の全範囲を勉強するのが大原則ですが、短期間で合格を目指す場合は、長年の受験指導で培ったデータに基づき、今年の試験で出題される範囲を予測して、そこに絞り込みをかけることで、大幅に学習範囲を減らすことができるんですね。

 この勉強法は、独学では再現しようがありません。

 さらに、講義では素早くスムーズに理解し、記憶できるような工夫も凝らしてあります。

 こういった短期合格講座は特殊な勉強法ですが、今年の行政書士試験に、どうしても3ヶ月で合格したい!という方には、強力な勉強法になるはずです。

短期合格を実現する講座の特徴

 行政書士の短期合格講座としては、「短期集中講座」や「速習(速修)講座」、「スピードマスター講座」といった名称の講座が各予備校から提供されています。

 しかし、速修講座やスピードマスター講座といった名称でも、3ヶ月合格を目指すものではなく、半年程度の学習期間を想定しているものも多く存在します。

 このため、当ページでは以下の要件を満たすものを「短期合格講座」として扱います。

行政書士の短期合格講座とは
  • 初心者が最短3ヶ月(~4ヶ月)で合格を目指せる講座
  • 必要最小限に凝縮したカリキュラム
  • 100時間以内のインプット講義+過去問演習(模試・答練)

初心者が最短3ヶ月で合格を目指せる講座

 「短期合格講座」とは、初心者が3ヶ月又は4ヶ月以内の勉強期間で短期合格を目指す講座を指すものとします。

必要最小限に凝縮したカリキュラム

 つまり、最短3ヶ月、長くても4ヶ月以内で合格が目指せるよう、必要最小限の範囲に情報を絞り込み、凝縮したカリキュラムで構成されている講座です。

100時間以内のインプット講義+過去問演習(模試・答練)

 具体的には、短期講座として専用の勉強法・カリキュラムが組まれており、インプット講義が100時間以内のもので、これに加えて、過去問演習(又は、模試・答練)を行い、3ヶ月という超短期間で合格レベルに仕上げていくのが基本的な構成です。

300時間の勉強時間が目安

 では、実際に3ヶ月で合格するには、どんな勉強スケジュールになるのでしょうか。

 もちろん個人差がありますので、ひとつの目安でしかありませんが、一般的には、初心者が行政書士試験に合格するためには、500時間~800時間の勉強時間が必要と言われています。

 一方、当ページで紹介する短期集中講座を受講した場合はどうでしょうか。

 ひとつの例として、資格スクエアでは、講義時間に加えて、復習時間として講義時間の2倍の勉強時間を確保することが示されています。

 つまり、講義時間が100時間なら、それに対応する復習時間が200時間で、合計300時間の勉強時間が必要ということになりますね。

 ちなみに、私が行政書士試験に合格した際の勉強時間は4ヶ月間で約240時間でしたので、300時間あれば合格できる可能性は十分にあります。

 もし3ヶ月(90日)で300時間を確保しようとするなら、単純計算すると、1日に3~4時間の勉強時間が必要になってきます。

3ヶ月の勉強スケジュール表

 3ヶ月で300時間というのは、社会人がフルタイムで働きながら勉強する場合、平日と土日で勉強時間に差が出ますので、1週間で25時間の勉強をする必要があると考えた方がわかりやすいですね。(25時間×4週×3ヶ月=300時間)

 平日と土日に勉強時間を割り振ると、3ヶ月間の勉強スケジュールは下記のようになってきます。

パターン 勉強スケジュール
【パターン1】
平日2時間
土日7.5時間
(平日)2時間×5日=10時間
(土日)7.5時間×2日=15時間
1週間合計 25時間
【パターン2】
平日3時間
土日5時間
(平日)3時間×5日=15時間
(土日)5時間×2日=10時間
1週間合計 25時間

 つまり、平日に2時間なら土日は7時間30分平日に3時間なら土日は5時間になります。

 私自身いつも働きながら勉強していましたが、これは正直言ってハードです。。

 しかし、平日の2時間は、そこそこ頑張ればなんとかなりますよね。平日3時間も、かなり頑張ればできないことはありません。

 平日にそれだけ頑張れる人なら、土日の5時間や7時間30分も、きっとできるはずです。

 勉強は、長期間になればなるほど大変ですが、3ヶ月という短期決戦なら瞬発力で乗り切ろうと思えば乗り切れる期間です。

 ぜひ、当ページを参考に、3ヶ月合格を実現してください!

最短合格が目指せる行政書士の短期講座おすすめ3選

 それでは、最短3ヶ月で行政書士の合格が目指せる短期講座について、おすすめ順に紹介していきます。

予備校 短期講座/受講料
資格スクエア

行政書士 森Tの短期集中合格講座 【2024年向け】

[Web通信] 69,300円

”今年の本試験に出うる論点”に絞り込むことで、短期合格に導いてくれる究極の講座!

伊藤塾

行政書士 スピードマスター講座【2024年向け】

[Web通信] 118,000円
7月末まで→ 98,000円
司法書士を受験した方(7月末まで)→ 70,800円

「今年の合格だけ」を目指したカリキュラムで、最短3ヶ月の短期合格を目指す!

スタディング

行政書士 合格コース(スタンダード)【2024年+2025年向け】

[Web通信] 44,000円
※2025年向けコースに無料で更新可能

スマホのみでスキマ時間の全てを勉強時間に変えて、 短期合格を目指す!

No.1:
究極の4ヶ月短期講座!資格スクエア 森Tの短期集中合格講座

資格スクエア行政書士短期集中合格講座
⇒資格スクエア 短期集中合格講座

  • ”今年の本試験に出うる論点”に絞り込むことで、短期合格に導いてくれる究極の講座!

 まず、ご紹介する短期講座は、資格スクエア『森Tの短期集中合格講座』です。

 この講座は、3年前まで伊藤塾で、3ヶ月合格を実現する人気講座「短期集中講座」を担当していた短期合格のスペシャリスト”森T”こと「森 広志」講師が開発した短期合格講座です。

 講師歴20年超のベテラン講師”森T”は、とにかく”固い”法律を、具体例を交えて”やわらかく”説明してくれるのが特徴で、これまでに数多くの短期合格者を輩出してきました。

 通常、行政書士に合格するための学習期間は、半年~1年程度でカリキュラムが組まれますが、この講座は、徹底的に無駄を省き”今年の本試験に出うる論点”に絞り込むことで、効率的に短期合格へと導いてくれる究極の講座です!

講義時間・カリキュラム

資格スクエア短期集中講座カリキュラム

 カリキュラムは、4ヶ月で合格するための専用カリキュラムになっています。

  • インプット講義(基礎法学・憲法・民法・行政法・商法・基礎知識)【100時間】
  • アウトプット講義(憲法・民法・行政法・商法・基礎知識)【20時間】
  • 記述式攻略講義(民法・行政法)【10時間】
  • 模試【1回】

 まず、最初の3ヶ月は、100時間の講義で、インプットを集中的に行っていきます。ただし、単にインプットをするだけでなく、講義の中で、本試験での問われ方についても言及することで、本試験で使える知識へと高めます

 これと並行して、講義に対応した過去問も解いていきます。

 そして、最後の1ヶ月は、アウトプット講義で、集中的にアウトプットをしていきます。ここでは、アウトプット講義で、特に重要な過去問を、講師と一緒に解いていくことで、解答テクニックを養い、実践力を身につけることができます。また、記述式攻略講義で、記述式特有のテクニックも身につけます。

 最後は、模試の受験やテキストの見直し、過去問・条文のチェックをして総仕上げを行い、本試験を迎えるというカリキュラムです。

講義時間【合計 130時間】
  • インプット講義(100時間)
  • アウトプット講義(20時間)
  • 記述式攻略講義(10時間)

テキスト・教材

  • オリジナルインプットテキスト(5冊)
  • オリジナル過去問集(3冊)
  • 基礎知識用テキスト(市販テキスト「ニュース検定公式テキスト」を使用)
  • 模試(1回)
  • WEB問題集「法令択一クエスト」(過去18年度分のテーマ別/肢別過去問アプリ)

 なお、製本版テキストのほか、PDF版テキストもダウンロード可能ですし、WEB問題集・アプリもありますので、外出先など、どこでも勉強できますね。

講座情報

講座名・受講料

教育訓練給付制度の対象講座
行政書士 森Tの短期集中合格講座 【2024年向け】
[Web通信] 69,300円

  • 合格者にはお祝い金1万円!
  • 教育訓練給付金の対象講座のため、要件を満たせば20%キャッシュバック!
講師

森 広志 講師

カリキュラム

インプット講義 100時間
アウトプット講義 20時間
記述式攻略講義 10時間
模試 1回

公式サイト 資格スクエア
公式サイトへ

No.2:
たったの3ヶ月で合格を目指す!伊藤塾 スピードマスター講座

伊藤塾 行政書士スピードマスター講座
⇒伊藤塾 スピードマスター講座

  • 「今年の合格だけ」を目指したカリキュラムで、最短3ヶ月の短期合格を目指す!

 次に紹介するのは、伊藤塾です。

 3年前まで森Tが担当していた「短期集中講座」が、伊藤塾の人気講師 平林講師・藤田講師のツートップによる「スピードマスター講座」として一昨年フルリニューアルしました。

 伊藤塾の短期合格のノウハウを詰め込み、「今年の合格だけ」を目指したカリキュラムです。

 大胆に知識を絞り込み、3ヶ月という超短期合格を実現してくれます!

講義時間・カリキュラム

伊藤塾 短期集中講座カリキュラム

 行政書士試験では、受験生の正答率50%以上の問題が確実に正答できれば合格点が取れることから、学習内容を「基礎的かつ重要な事項」に絞り込んだうえで、「近年の本試験の傾向を分析」して、さらに絞り込みをかけることで、今年の合格には不要な知識をドンドン切り捨て、効率的に合格を目指すカリキュラムになっています。

  • 入門マスター 6時間
  • 基礎集中マスター 46時間
  • 応用集中マスター 20時間
  • 4時間で商法8点を獲得する講義 4時間
  • 重要論点マスター 24時間
  • 公開模擬試験 2回

 まず、「入門マスター」で、学習の「礎」となるところをしっかり取り組んでから、「基礎集中マスター」「応用集中マスター」で、超重要知識・出題予想事項に絞り込みをかけた講義が提供されます。

 これと並行して、「重要論点マスター」により、厳選した問題を解き、理解度を確認しながら知識を定着させていきます。また、記述式についても、読み方・解き方を学び、記述問題を攻略します。

 あとは、2回の「公開模擬試験」で本試験をシミュレーションして、完成です!

講義時間【合計 87時間】
  • インプット講義(76時間)
  • アウトプット講義(24時間)
  • 模試(2回)

テキスト・教材

  • 入門マスターレジュメ
  • スピードマスター講座オリジナルテキスト(憲法・民法・行政法)
  • 合格テキスト(基礎知識)
  • 重要論点マスターテキスト(憲法・民法・行政法・基礎知識)
  • 4時間で商法8点を獲得する講義オリジナルテキスト
  • 公開模擬試験 問題・解説冊子

講座情報

講座名・受講料

行政書士 スピードマスター講座【2024年向け】
[Web通信] 118,000円
7月末まで→ 98,000円
司法書士を受験した方(7月末まで)→ 70,800円

※憲法・商法を含まない「超スピードマスター講座」(98,000円78,000円

講師

入門・基礎集中・応用集中マスター:平林勉 講師
重要論点マスター:藤田竜平 講師
4時間商法:高橋智宏 講師

カリキュラム

インプット講義 76時間
アウトプット講義 24時間
模試 2回

公式サイト 伊藤塾
公式サイトへ

No.3:
スキマ時間だけで3ヶ月合格!スタディング 行政書士 合格コース

スタディング 行政書士合格コース(スタンダード)
⇒ スタディング行政書士講座

  • スマホだけでスキマ時間の全てを勉強時間に変えて、 短期合格を目指す!

 次にご紹介するのは、スマホだけで学べるオンライン講座「スタディング」です。

スタディングの行政書士講座は、特に「短期集中講座」として提供されているわけではありませんが、他社の短期集中講座と同等に短期合格が狙えるコースになっています。

 実際に、短期合格者が続々と輩出されていますので、ここで紹介したいと思います。

 スタディングは、受験指導界のカリスマ講師「竹原 健」先生の講義を受講することができるうえに、講義の視聴からテキスト参照、過去問演習まですべての学習がスマホのみで完結できることが最大のセールスポイントです。

 このため、自宅での学習時間に加え、普段の生活でスマホを触っている時間のすべてを勉強時間に変えることで、3ヶ月の短期合格が狙えます!

 さらに、他社にはない特徴として、もし仮に、今年の試験に残念ながら合格できなかったとしても、来年向けのコースに無料で更新できてしまうという嬉しい特典もついています!

講義時間・カリキュラム・テキスト・教材

スタディング 短期集中講座カリキュラム

 スタディングでは、カリキュラムのすべてをスマホ(又は、パソコン・タブレット)を使って学習する形態になっていて、「スタンダードコース」には、以下のカリキュラムが含まれています。

  • 基本講座(50時間)
    講義動画の視聴とPDFテキストで構成されています。
  • スマート問題集(WEB問題集)
    基本講座で学んだ内容を記憶に定着させるための一問一答式のオンライン問題集です。基本講座の一講座が終わるたびに、出題されるようになっています。
  • 過去問解法講座(18時間)
    過去問から重要な問題を厳選し、講義動画により、過去問の解法テクニックを身に付けていきます。
  • セレクト過去問集(WEB問題集)
    過去問解法講座とワンセットになっているWeb問題集で、行政書士試験の過去問からよく出題される問題がテーマ別に厳選されています。単元ごとに「過去問解法講座」と「セレクト過去問集」とを交互に繰り返していきます。
  • 記述式解法講座(14時間)
    具体的な予想問題を使って、講義動画により、記述式問題の解答を完成させるためのテクニックを身に付けていきます。
  • 記述式対策問題集(自己学習)
    PDFファイルをダウンロードして学習する形態で、厳選された過去問とオリジナル問題により、記述式解法講座で身に付けた解法力を完成させていきます。

 コンプリートコースまで受講すれば、合格のための論点200、合格答練、合格模試といった充実のコースになりますが、3ヶ月の短期合格を目指すなら、合格に必要な最低限を備えたスタンダードコースがおすすめです。

講義時間【合計 70時間】
  • インプット講義(50時間)
  • アウトプット講義(32時間)

講座情報

講座名

行政書士 合格コース(スタンダード)【2024年向け】
[Web通信] 44,000円

  • 合格者にはお祝い金1万円!
  • 2025年向けコースに無料で更新可能!
講師

竹原 健 講師

カリキュラム

インプット講義 50時間
アウトプット講義 32時間

公式サイト スタディング
公式サイトへ

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