更新日:2023年12月1日
スタディング(STUDYing)の行政書士講座については、当サイトの行政書士おすすめ通信講座ランキングのページでおすすめNo.3としてご紹介していますが、机に向かって勉強する時間が確保できない方には、一番のおススメです。
私自身も、他資格(マンション管理士、賃貸不動産経営管理士)ですが、スタディングを受講し、スキマ時間の学習で見事に一発合格を果たした経験があります。
このページでは、スタディングの行政書士講座のどのような点が優れているのか、また逆に残念な点はあるのか皆さんにご理解いただけるよう、様々な評判・口コミを踏まえ、講義やWEB問題集などを私自身が実際に体験しながら徹底的にレビューしていきたいと思います!
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スタディング行政書士講座の評判
では、体験レビューに入る前に、スタディング行政書士講座に関する評判・口コミから確認しておきたいと思います。
スタディングについて調べたところ、そこから私が感じた代表的な評判としては、以下のようなものが挙げられます。
良い評判・口コミ
- 圧倒的な低価格
- スマホだけで学習を完結させることができる(スキマ時間に勉強できる)
- eラーニングの機能が充実している(問題演習、復習機能、マイノート機能、検索機能、SNS勉強仲間機能など)
- カリスマ講師(竹原健講師)の講義がわかりやすい
- フルカラーのスライド(Webテキスト)がわかりやすい
悪い評判・口コミ
- 質問対応サービスがない (※2022年11月から、1質問2,000円の別料金で質問サービス開始)
- 他社に比べると講義が少ない
- 製本版(冊子版)のテキストで勉強したい人には厳しい(→製本テキストはオプション販売)
このように、スタディングの行政書士講座に関する良い評判も悪い評判も存在していますね。
スタディングの悪い口コミの分析
それでは、これらの評判・口コミについて、私なりに分析してみたいと思います。
スタディング行政書士講座に関する良い評判・口コミに関しては、低価格、スマホだけで完結できる、eラーニングが充実、カリスマ講師、フルカラーのスライドなど、これらはそもそもスタディングのセールスポイントですので、そのまま受け取って構わないと思います。
では、悪い評判・口コミについてはどうでしょうか。
行政書士の通信講座に関しては、各社から様々な講座が提供されており、それぞれに強み・弱みがあります。
このため、皆さんがそれぞれ、通信講座に何を求めるかによって、受講すべき講座は異なってきます。
質問サービスがない(1質問2,000円の別料金)
まず、「質問対応サービスがない(2022年11月から1質問2,000円の別料金で質問サービススタート)」という口コミ・評判についてですが、これはもう、この圧倒的な低価格で講座を提供するためには、やむを得ないことでしょうね。。低価格を取るなら質問サービスは諦めるしかありませんね。。
スタディングに近い低価格の講座としては、クレアールやユーキャンがありますので、「安さ+質問サービス」なら、クレアールかユーキャンあたりを検討してみるのがいいかと思います。
- 圧倒的低価格のため、質問サービスがないのはやむを得ない
他社に比べると講義が少ない
では、「講義が少ない」という口コミ・評判についてはどうでしょうか。
これは、皆さんの勉強スタイルによって選ぶべき講座が異なってきます。
講義をしっかり聴いて勉強したいのか、それとも、講義はコンパクトに済ませて問題演習を中心に勉強したいのか、という点です。
スタディングは、コンパクトな講義でサクサク問題演習がしたいと考えている方に適した講座になっています。
もし、充実した講義を求めるなら、みっちりと丁寧な講義が提供されるアガルートやクレアールを選べばいいわけです。
- コンパクトな講義でサクサク問題演習したい人に適している
製本版のテキストで勉強したい方には厳しい
では、「製本版のテキストで勉強したい方には厳しい」という口コミ・評判については、これはそもそもスタディングを選ぶべきではないことが明らかですよね。
自宅で机に向かって勉強しようと考えているのか、それとも、スマホを使ってスキマ時間に勉強しようと考えているのか、というところに大きく関わってきます。
スタディングの行政書士講座は、スマホを使ってスキマ時間に勉強しようと考えている方に適した講座になっています。
もし、机に向かって勉強しようと考えている方であれば、冊子版フルカラーテキストを使用するフォーサイトやアガルートなどを選べばいいわけですから。
ちなみにスタディングも、オプション販売で製本版テキストを購入することは可能です。
- スマホでスキマ時間に勉強したい人に適した講座
- アガルート・フォーサイト・ユーキャン・クレアールの行政書士講座は、それぞれ行政書士通信講座ランキングのNo.1・No.2・No.4・No.5でご紹介しています。
ということで、このような評判・口コミは、スタディングの特徴をしっかりと言い表したものであることが、ご理解いただけたかと思います。
評判・口コミから読み解くスタディングがおすすめできる人できない人
以上から、スタディング行政書士講座がおすすめできる人とできない人を整理すると、以下のようになります。
スタディングがおすすめな人
スタディングは、質問サービスよりも価格の安さを優先する方、そして、丁寧な講義よりもコンパクトな講義で、スキマ時間を使ってスマホでサクサク勉強したいと考えている方におすすめですね。
- 質問サービスよりも低価格を優先したい方
- コンパクトな講義でサクサク問題演習したい方
- スキマ時間にスマホで勉強したい方
おすすめできない人
一方、スタディングがおすすめできないのは、上記とは逆に、回数無制限の質問サービスが欲しい方、そして、充実した講義で机に向かって丁寧に勉強したいという方です。
- 低価格よりも質問サービスを選ぶ方
- 充実した講義でみっちりと丁寧に勉強したい方
- 机に向かって勉強しようと考えている方
![]() ⇒ スタディング行政書士講座 公式サイト |
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通信講座名・受講料
スタディング 行政書士 合格コース(ミニマム)【2024年試験向け】 スタディング 行政書士 合格コース(スタンダード)【2024年試験向け】 スタディング 行政書士 合格コース(コンプリート) 【2024年試験向け】
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公式サイト
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フォーサイト・クレアールなど主要6社と徹底比較!
スタディング(STUDYing)は、KIYOラーニング株式会社が運営する通信講座で、2008年に、通勤時間にスマホで学べるオンライン資格講座として、「通勤講座」の名称で開講しました。
それ以来、急速に受講者数を伸ばし、10周年を迎えた2018年12月に「通勤講座」から「STUDYing(スタディング)」に名称を変更し、現在では、有料の受講者数が20万人を突破するにまで成長しているオンライン講座です。
それではここからは、スタディング行政書士講座の特徴について、他社と比較しながら明らかにしていきたいと思います。
比較対象は、行政書士通信講座として実質的な検討対象になってくる以下の主要6社で比較します。
行政書士講座 主要5社 |
フォーサイト |
アガルート |
スタディング |
クレアール |
資格スクエア |
ユーキャン |
そして、比較項目は、
- 受講料(費用)
- 講義(カリキュラム)
- eラーニング
- サポート体制
この4項目です。
それでは順に、比較しながらご紹介していきます。
スタディングは圧倒的な低価格
受講料についても、ITを活用した革新的な学習システム・運営システムを開発し、運営コストを大幅に削減した結果、スタディングの受講料は、おどろきの圧倒的な低価格を実現しています。
各社の主力講座(オールインワンのパック講座)で比較し、安い順に並べると以下のようになります。
通信講座名 | 受講料 | 特典 |
クレアール | 値引きにより 50,000円前後 |
|
スタディング | 59,400円 | |
ユーキャン | 63,000円 | |
フォーサイト (バリューセット2〜3) |
76,800円 〜94,800円 |
「不合格者」全額返金 |
アガルート (速習〜ライト) |
118,800円 〜228,800円 |
合格者全額返金 or 合格お祝い金 |
資格スクエア | → 165,000円 |
このように、行政書士講座の中では、クレアールが最安値となっていますが、元値169,000円からの大幅値引き(7割引)ですので、それを除けばスタディングとユーキャンがほぼ同額で最安値ということになりますね。
全額返金などといった特典はありませんが、そんな特典がなくても全く気になりません。
これだけ低価格なら、本当に手軽に行政書士の勉強が始められますね。
カリスマ講師「竹原健」先生のコンパクトな講義
出典:スタディング行政書士講座
さらに、スタディングの行政書士講座の講義は、受験指導界のカリスマ講師「竹原 健」先生が担当していますので、低価格だからといって、講義の質が落ちるなどという心配は一切無用です!
この講義を他社と比較し、講義が長い順(充実している順)に並べると、以下のようになります。
通信講座名 | 講義時間数 |
アガルート (速習〜ライト) |
145時間 〜266時間 |
クレアール | 260時間 |
資格スクエア | 230時間 |
スタディング | 84時間 |
フォーサイト (バリューセット2・3) |
69時間 |
ユーキャン | 38時間 |
このように、スタディングの講義は、フォーサイトに次いでコンパクトな講義になっていることがわかります。
インプット講義はコンパクトに済ませて、あとはサクサク問題演習で実力を養成していくという指導方針が見て取れますね。
また、スタディングの行政書士講座は、受験指導界のカリスマ講師「竹原健」先生が担当していますので、竹原講師がポイントを絞って効率的に講義を進めてくれるからこそ、これだけコンパクトな講義に収まっています。
スマホだけで全ての学習を完結させることができる
スタディングは、スマホやタブレットを使い、スキマ時間を使って、場所と時間を選ばずに効率的に行政書士の勉強をすることができるようになっているというのが最大の特徴です。
スマホを使用する受講形態は他社にもありますが、通常は、講義等をスマホで受講することができるようになっているだけです。
ところが、このスタディングは、講義動画はもちろんのこと、過去問演習や、記述式対策など、全ての学習内容をスマホで利用する形態となっており、画面に沿って学習を進めればいいように学習システムが組まれているというところが、他社との大きな違いです。
では、このeラーニングシステムについて、他社と比較してみます。
eラーニングのメイン機能となる「講義」、「テキスト」、「問題演習」に関する操作性、つまり、講義を聴き終われば、すぐに問題演習ができるか、すぐにテキストの確認ができるか、といった、操作性(サクサク感)について、「連続展開」という項目で表示しています。
通信講座名 | eラーニング | 連続展開 (サクサク感) |
スタディング | 講義、テキスト、問題演習 | すべて連続展開 |
フォーサイト | 講義、テキスト、問題演習 | 一旦メニューに戻る必要あり |
ユーキャン | 講義、テキスト、問題演習 | 一旦メニューに戻る必要あり |
資格スクエア | 講義、(PDFテキスト)、問題演習 | −− |
クレアール | 講義、(PDFテキスト)、問題演習 | −− |
アガルート | 講義、テキスト | −− |
スタディングでは、1つの講義を聴き終われば、すぐさま関連する問題演習の画面に展開し、問題をサクサク解いていくことができますし、テキストを確認したくなれば、すぐに関連するテキストを参照することができるシステムになっています。
そして、次へ次へとボタンを押すだけで、すべての学習カリキュラムを進めていくことができます。
これは、スマホで学習することに特化し、スマホだけで学習することを想定しているからこそ、このような使い勝手のいいシステムが開発されているわけです。
一方、フォーサイトやユーキャンにも、講義・テキスト・問題演習の機能は備わっていますが、原則的には冊子版のテキストや冊子版の問題集を使用することが前提となっているため、スタディングのような操作性は追求されていません。
私は、スタディングの「サクサク感」というものが、とても気に入っています。スタディングは、次へ次へとサクサク学習を進めていくことができるんです!
質問サービスは別途有料(1件2,000円)
次は、サポート体制(質問サービス)についての比較です。
通信講座名 | サポート体制 (質問対応) |
質問回数 |
資格スクエア | Web | 無制限 |
クレアール | Eメール、FAX | 無制限 |
アガルート | Eメール | 制限あり:100回 |
ユーキャン | Web、郵便 | 無制限※1日3問まで |
フォーサイト | Web | 制限あり バリューセット1:10回 バリューセット2:15回 バリューセット3:20回 |
スタディング | Web | 1件2,000円の別料金 |
このように、スタディングは、質問サポートの面では、残念ながら他社よりも劣っています。
これは、冒頭の評判・口コミのところでも記載しましたが、圧倒的低価格を維持するためには、やむを得ないものと思われます。。
その代わり、スタディングでは、「勉強仲間機能」というSNS機能が用意されており、受講生同士でモチベーションを高め合うといった工夫がなされていますね。
スタディングの特徴を他社と比較まとめ
以上、スタディングの特徴を、講座を構成する項目ごとに、他社と比較してきました。
行政書士講座の主要5社の比較で明らかになったスタディングの特徴は、以下のようになります。
- 手軽に始められる低価格
- カリスマ講師によるコンパクトな講義
- スマホだけでサクサク学べる優れたeラーニング
- 残念ながら質問サービスは別途有料
つまり、スタディングは、低価格を維持するため質問サービスは別途有料ですがが、手軽な費用負担で、いつでもどこでもスマホだけで、カリスマ講師のコンパクトな講義と優れたeラーニングでサクサク学べる。
これが、スタディング行政書士講座の特徴ということになります。
スタディング行政書士講座の合格率は?
では、実際のところ、スタディングの合格率・合格実績は、どの程度あるのでしょうか。
合格率は公表されていない
残念ながら、スタディングでは、「合格率」そのものは公表されていません。
その代わり、「合格者の声」をホームページに掲載する形で、その合格実績を表現しています。
そもそも、合格率を公表している講座は、下表のとおり、非常に限られています。主要5社の中では、フォーサイトとアガルートの2社だけですね。
通信講座名 | 合格実績 |
アガルート | 56.17%の合格率(2022年度) (全国平均12.1%の4.63倍) 296名の合格者を輩出(2022年度) |
フォーサイト | 54.1%の合格率(2022年度) (全国平均12.1%の4.46倍) |
ユーキャン | 233名の合格者を輩出(2021年度) |
スタディング | 160名の合格者の声を掲載(2022年度) |
クレアール | 125名の合格者を輩出(2022年度) |
資格スクエア | 30名の合格者の声を掲載(2022年度) |
このように、講座によって公表方法が異なるため、同列で比較することが難しい項目です。
合格実績として、「合格率」を公表している会社と、「合格者数」を公表している会社、そして、「合格者の声」をホームページに掲載している会社、とそれぞれ公表方法が異なっています。
これは、各社の特徴により、アピールできる方法が異なるからだと考えられます。
合格者の声は数え切れないほど!
スタディングでは、手軽に始められるからこそ、逆に、中途半端な気持ちで始める人や真面目に取り組まない人、途中で投げ出してしまう人などが数多く存在すると考えられます。
このため、「合格率」という指標は馴染まないのだろうと思います。その代わり、「合格者の声」を公式サイトに掲載する形で、アピールしているわけですね。
実際、スタディングの公式サイトには、数多くの合格者の声が掲載されています。
※ 2022年度:130名、2021年度:90名、2020年度:59名、2019年度:46名、2018年度:35名もの合格者の声の掲載あり
このように、スタディングでは、数多くの合格者を輩出していますので、その合格実績は十分に信頼できますね!
私もスタディングで合格しました!(マン管・賃管士)
ちなみに、当サイトの管理人である私自身は、行政書士については独学で合格しましたが、マンション管理士と賃貸不動産経営管理士については、スタディングを受講しました。
そして、行政書士講座と同じ竹原健先生のご指導のもと、いずれも見事に一発合格を果たしましたので、私にとって合格率100%のスタディングは、自信を持って おススメできる講座です!
私のスタディングを使った合格体験記が、スタディング公式サイトに掲載されていますので、もしよろしければご覧ください。
スタディング オンライン講座の講義・テキスト・WEB問題集など体験レビュー!
ここまで、スタディングの評判・口コミ、そして、他社との比較などを通して、その特徴を確認してきました。
それではここからは、スタディング行政書士講座を私自身が実際に体験しながらレビューしていきたいと思います。
スタディング公式サイトの「無料でお試し」をクリックすると、登録画面に遷移しますので、メールアドレスとパスワードを入力します。
すると、スタディングからメールが届きますので、そこに記載されたリンク先を開くと、無料の会員登録が完了し、無料講座が受講できるようになります。
スタディングの無料講座でログインした画面は、実際に有料講座を受講した場合と同じシステムの画面になっています。
マイページトップから、行政書士の講座画面に展開すると、ナビゲーションメニューとして、学習フローの確認や、学習レポート、マイノート、メモ一覧などのメニューがあります。また、学習の進捗状況を示す学習状況も見える状態になっています。
スタディングの無料講座で受講できるのは、
- ガイダンス的な講座となる、短期合格セミナー「失敗例から学ぶ着実に合格する勉強法5つのルール」
- 実際の講義となる「基本講座−憲法1」
- その基本講座に付随する「スマート問題集(憲法1)」
- 「過去問解法講座(憲法1)」
- 「セレクト過去問集(憲法1)」
- 「記述式解法講座(民法1)」
- 「記述式対策問題集(民法1)」
- 「合格のための論点200(民法1、行政法5)」
になります。無料講座としては、かなり豪華なラインナップですね!
スタディング行政書士講座のカリキュラム・価格
では、個別のレビューを始める前に、スタディング行政書士講座のカリキュラムについて、簡単に確認しておきたいと思います。
スタディングの行政書士講座では、毎日の日常生活の中で、スキマ時間を使ってムリなく勉強できるカリキュラムになっています。
講義動画による基本講座、学んだ内容をすぐに確認できるWeb問題集(スマート問題集、セレクト過去問集)など、革新的なeラーニングシステムにより、スタディングでは、すべての学習をスマホのみで完結させることができ、短期間で合格できる実力を身につけることができるようになっています。
スタディングの行政書士講座の教材(カリキュラム)は、以下の内容で構成されています。
- 基本講座
講義動画の視聴とPDFテキストで構成されています。 - スマート問題集
基本講座で学んだ内容を記憶に定着させるための一問一答式のオンライン問題集です。基本講座の一講座が終わるたびに、出題されるようになっています。 - 過去問解法講座
過去問から重要な問題を厳選し、講義動画により、過去問の解法テクニックを身に付けていきます。 - セレクト過去問集
過去問解法講座とワンセットになっているWeb問題集で、行政書士試験の過去問からよく出題される問題がテーマ別に厳選されています。単元ごとに「過去問解法講座」と「セレクト過去問集」とを交互に繰り返していきます。 - 記述式解法講座
具体的な予想問題を使って、講義動画により、記述式問題の解答を完成させるためのテクニックを身に付けていきます。 - 記述式対策問題集
PDFファイルをダウンロードして学習する形態で、厳選された過去問とオリジナル問題により、記述式解法講座で身に付けた解法力を完成させていきます。 - 合格のための論点200
合格に不可欠な重要論点を厳選して、講義動画により、Q&A方式で再点検をして、知識の総まとめを行います。 - 合格答練
本試験レベルの問題を実践形式で解くことで、本試験に慣れるだけでなく、出題予想テーマをしっかりと押さえつつ実践力を磨く答練となっています。 - 合格模試
オンラインで受験する模試となっており、出題が予想される問題を解くことで、今の実力を確認し、最後の総仕上げを行います。
行政書士 合格コース(コンプリート)
上記カリキュラムの全てを含んだコースが、「行政書士 合格コース(コンプリート)」です。
講座名 |
スタディング 行政書士 合格コース(コンプリート) 【2024年試験向け】 |
価格 |
[Web] 59,400円 |
公式サイト | スタディング行政書士講座 公式サイト |
行政書士 合格コース(スタンダード)
上記のコンプリートコースから、 「合格のための論点200」、「合格答練」、「合格模試」を除いたコースが、「行政書士 合格コース(スタンダード)」です。
合格するために最低限必要なカリキュラムに絞ったコンパクトなコースになっています。
講座名 |
スタディング 行政書士 合格コース(スタンダード)【2024年試験向け】 |
価格 |
[Web]受講料:44,000円 |
公式サイト | スタディング行政書士講座 公式サイト |
※ もうひとつ、「ミニマム」というコース(34,980円)もありますが、基本講座、つまり、「講義とテキスト」だけのコースになりますので、問題演習機能は使えません。
講義はカリスマ講師が綺麗なスライドで解説!
それでは、スタディングの行政書士講座について、コース一覧の「コースで学ぶ」から受講を開始し、レビューしていきたいと思います。
基本講座(講義・Webテキスト)は、全てわかりやすいスライドで解説!
まず、短期合格セミナー「失敗例から学ぶ着実に合格する勉強法5つのルール」を受講してみます。
スタディングの講義動画は、大画面の前に講師が立ち、その大画面に表示されたスライドに基づき、講師が解説していくというスタイルになっています。
出典:スタディング行政書士講座
動画再生速度は、スタディング公式サイトによると、通常速のほか、1.5倍速と2.0倍速に調節できるとの記載がありましたが、この体験講座では、通常速から3倍速までの7段階に速度調整ができるようになっていました。バージョンアップしたのでしょうか。(後で確認したところ、スマホでは2.0倍速までで、パソコンでは3.0倍速までとなっていました。)
ただし、実際のところ、しっかりと話の内容を理解しながら受講できるのは、1.5倍速ぐらいまでかなと、私の場合は感じます。それ以上速くなると、私の頭が付いていきませんので。。
この講座では、ガイダンスとして、行政書士とはどんな資格なのか、行政書士試験の特徴と対策、そして、行政書士の受験勉強の失敗例から学ぶ着実に合格するための勉強法の5つのルール、そして最後に、スタディングの活用術について、解説がなされます。
次に、スタディング行政書士講座の本編となる「基本講座−憲法1」について受講してみます。
スタディングの講義動画は、おおむね5分前後で区切られており、自動的に次の動画の再生が始まるようになっています。1講座あたりは、おおむね20分程度かと思います。
さらに、その1講義が5分〜10分ごとに区切ってありますので、スタディングでは、いつでもどんなスキマ時間でも講義を聴くことができますね。
スタディングの講義は、テキストなしでスマホだけで分かるように、テレビ番組のようなスタジオで、重要なポイントをスライドで示しながら説明していくスタイルとなっており、できるだけ図で解説したり、具体例で理解できるような工夫がなされています。
受験指導界のカリスマ講師「竹原 健」先生が講義を担当!
スタディング行政書士講座の講師は、クレアールやヒューマンアカデミーなど数多くの学校等で長年、行政書士をはじめ、宅建士、マンション管理士などの資格試験の講師を務めてきた受験指導歴20年のカリスマ講師「竹原 健」先生が担当しています。
このため、スタディングは、低価格だからといって講義の質が劣るなどという心配は一切ありません。 講義もとてもわかりやすいです!
※ 2018年度向け講座までは、「基本講義」は、大手資格予備校(Wセミナー)で法律系資格の講師を長年務めてきた山田巨樹講師が担当し、「過去問解法講座」と「記述式解法講座」を、「竹原健」先生が担当していましたが、2019年度向け講座以降は、すべて竹原健先生が担当するようになったようです。ちなみに、山田巨樹講師は、スタディング「司法書士講座」の主任講師として活躍中です。)
プロフィール
- 1963年生まれ
- 早稲田大学社会科学部卒業
- 行政書士をはじめとして、宅建士、マンション管理士など数多くの国家資格や検定試験について、20年以上にわたりその教材作成や講義を務める。
- 他の資格学校(クレアールやヒューマンアカデミー)でも講師を務めてきたカリスマ講師
- 特定行政書士、マンション管理士、管理業務主任者、宅地建物取引士、一級知的財産管理技能士(特許専門業務・コンテンツ専門業務・ブランド専門業務)などの資格を保有
著書
- 「行政書士試験 非常識合格法」
- 「行政書士教科書 民法・行政法だけでうかる行政書士」
- 「CDリスニング行政書士合格ナビ」シリーズ
ほか、宅建士、マンション管理士、賃貸不動産経営管理士などの受験指導書を含め、著書多数
講義サンプル
フルカラーのWEBテキストは講義の復習に使用
出典:スタディング行政書士講座
また、WEBテキストについては、講義動画の下のところから参照できるようになっていますが、これは講義を受講しながら見るものではなく、講義を聴き終わったあとに、復習のために見るものになっています。
スタディングの講義では、すべて画面に映し出したスライドに基づき講師が解説してくれますので、講義画面だけを見ておけば講義を受講することができるようになっており、スムーズに学習を進められるようになっています。
大画面に映し出されたスライドは、綺麗に作成されていて、とてもわかりやすいですね。
スタディングのスライドは、Webテキストの内容をほぼ網羅していますので、講義を聴きながら別途テキストを参照する必要はありません。
このため、Webテキストについては、講義を聴き終わったあとに、サーっと再確認しながら補足的な知識を確認していくような使い方になります。
なお、このWEBテキストも、もちろんフルカラーです。
スタディングのWeb問題集でサクサク問題演習!
出典:スタディング行政書士講座
ここで、スタディングのeラーニングシステムの基本機能を確認しておきます。
eラーニングシステムの基本機能
スタディングでは、講義視聴、テキスト参照、問題演習などすべての教材をオンラインで利用する形態となっています。(スマホ、タブレット、パソコンいずれも利用可)
また、音声ダウンロードもできるため、外出先など携帯音楽プレイヤーで講義を聴くことも可能です。
さらに、講義動画についても、専用アプリを使ってWi-Fiで事前に動画をダウンロードしておけば、外出先でも通信料を気にせず講義を受講することができますので、経済的にもとても助かりますね。
なお、講義動画は、通常速版だけでなく1.5倍速、2倍速版(パソコンでは3.0倍速も)でも視聴が可能です。
Web問題集「スマート問題集」でサクサク問題演習!
続いて、一問一答式のWeb問題集「行政書士 スマート問題集」で、インプットした知識の確認をしていきます。
スタディングのスマート問題集は、20分前後の基本講座の一講義が終わる度に、取り組むようシステムが組まれています。
スマート問題集では、出題された問題に対し、「〇」か「×」かで解答します。〇か×のいずれかをタップ(クリック)すると、即座に正解とその解説が表示されるシステムになっていますので、サクサク問題演習を進めていくことができますね。
これぞ、通信講座を専門としたオンライン資格講座「スタディング」の真骨頂という感じがします。
また、復習のための講義へのリンクも貼られていますので、解説だけでは納得できない場合や周辺知識の確認をしたいような場合には、講義ページへ移動して講義を聴き直してもいいですし、そこに掲載されているWebテキストで確認することもできるようになっています。
なお、スタディングのWeb問題集では、出題画面にも解説画面にも、「要復習に追加する」というチェックボックスがありますので、ここにチェックを入れておけば、「復習モード」という機能で、「前回間違えた問題」だけでなく、「要復習にチェックした問題」についても、復習として問題を抽出して解いていくことができるようになっています。このような復習機能がついているのは、とても便利ですね。さすが、スタディングです!
また、問題を解き終えると、その正答率などが集計され、自分以外のスタディング受講者の正答率も表示されますし、各問題ごとの正答率も表示されますので、自分が間違えた問題が、他の受講生も間違いやすい問題だったのかどうか、といった確認も併せてできるようになっています。
過去問解法講座とセレクト過去問集で実践力を身につける!
次は、スタディング行政書士講座「過去問解法講座」を体験してみたいと思います。
「過去問解法講座」で過去問を解く前の橋渡し!
実際のカリキュラムでは、「基本講座」と「スマート問題集」とを交互に繰り返しながら、行政書士試験の全科目の学習が一通り終わった後に受講するカリキュラムになります。
スタディングの過去問解法講座というのは、この後の「セレクト過去問集」を始める前に、その橋渡しをする役目を持った講座になっているとのことです。
過去問解法講座は、行政書士の過去問から重要な問題を厳選し、講師がスライドを使って各選択肢について解説してくれるという講座になっていますので、まずは自身で指定された問題を解いてから、解説の動画講義を聴くという流れになります。
ちなみに、この過去問は、Web問題集ではなくPDFで参照するという形式になっています。
解説動画では、解答の解説だけではなく、問題の解き方なども伝授してもらえるようになっていますので、初めて行政書士の過去問を解く前に、問題へのアプローチの仕方を教えてもらうことによって、スムーズに過去問演習に入っていくことができるというわけですね!
この過去問解法講座で過去問の解き方の感覚を掴んだあとは、いざ「セレクト過去問集に入っていきます。
Web問題集「セレクト過去問集」で合格レベルの知識を習得!
スタディング行政書士講座「セレクト過去問集」というのは、過去問解法講座とワンセットになっているWeb問題集で、単元ごとに「過去問解法講座」と「セレクト過去問集」とを交互に繰り返していくというカリキュラムになっています。
スタディングのセレクト過去問集は、5肢択一のWeb問題集ですので、出題に対し、「1」〜「5」のいずれかを選んでクリック(スマホではタップ)すると、スマート問題集と同様、即座に正解か不正解かが判定され、解説が表示されるという仕組みになっています。
この解説では、重要なキーワードはオレンジ色で表示されており、パッと見た瞬間にその出題のポイントを認識することができますので、自信をもって判断した肢はその着色されたキーワードを見るだけで済ませて、次の肢の解説に進むことができます。
逆に、よくわからなかった肢については、その着色キーワードを起点にして、じっくりと解説を読んで理解し、そして改めて着色キーワードをしっかりと記憶に残す。というようなやり方で、効率的に学習を進めていくことができると思います。
また、各解説には、判例や補足情報などもバッチリ掲載してくれていますので、わざわざWebテキストに戻ったりする必要も最小限に抑えられますね。
スタディングのセレクト過去問集で繰り返し過去問演習をすることで、合格レベルの知識を身につけることができます。
ちなみに、解説だけではよくわからない場合や、周辺知識の確認をしたいような場合は、復習のための講義へのリンクが貼られていますので、そのリンク先へ移動して、講義を聴き直してもいいですし、同ページにはWebテキストもありますので、そちらで確認することもできるようになっています。
ところで、問題を解きながらひとつ気になったのは、解答する際に、5肢のそれぞれについて正誤を判断していくわけですが、それぞれの肢の正誤をメモることができないため、5肢目を判断する頃には、どれがどれだかわからなくなってしまうということ。。
各肢について、仮で正誤をポチッと押しておくような機能でもあればいいのになぁと思いました。スタディングのWeb問題集では、ここだけが残念です。。しかし、そんなことを言っていても始まりませんので、とりあえず指で記録するというか、指折り数えるような感じで、どれが正解肢かを記憶しつつ解いていくというやり方で落ち着きました。
ちなみに、その他機能については、基本的にはスマート問題集と同様に、要復習のチェック、そして、練習モードのほか、本番モード、復習モードなどの機能を備えており、正答率なども集計されるようになっています。
スタディング「記述式解法講座」で記述式対策も万全!
それでは続いて、スタディング行政書士講座「記述式解法講座」を受講してみたいと思います。
「記述式解法講座」で記述式特有の解法をマスター!
これは、「過去問解法講座」と「セレクト過去問集」の全科目を学習し終わった後に取り組む講座になります。
スタディングの記述式解法講座では、行政書士試験で3問出題される記述式問題に関し、過去問ではなく、具体的な予想問題を使って記述式特有の解法をマスターしていくという講座になっています。
講義では、予想されるテーマを提示し、まず、そのテーマに関する基本知識や注意すべき事項ついてのインプット講義があります。
そして、例題が提示され、まずは自分で解答を検討したあとに、正解を導くための考え方や、具体的な解答文の記述の仕方などについて、スライドを使って分かりやすく講義してくれます。
このように、解答文を検討する作業というのは、なかなか独学では難しい内容になってきますので、通信講座のメリットが最大限に出てくる内容だと思いますね。
ちなみに、問題と解答用紙は、PDFファイルをダウンロードして解答を練習する形式になっています。
講座のすべての学習をスマホで完結させることが売りのスタディングであっても、実際に40字という文字数で記述するための訓練については、さすがにスマホで済ませるわけにはいかなかったというわけですね。これはやむを得ませんね。
なお、有料版の学習フローを見てみると、民法では24講座、行政法は15講座が用意されています。
記述式解法講座では、各回2問ずつの例題が使用されることになっているそうですので、全部で78問の記述式問題について、一問ずつ解き方を解説してもらえるということになります。
スタディングの「記述式解法講座」は、予想以上に充実した講座になっていると感じました。
「記述式対策問題集」で解答力をアップ!
次は、スタディング行政書士講座「記述式対策問題集」を体験してみたいと思います。これは、記述式解法講座を一通り終えたあとに取り組むカリキュラムで、記述式解法講座で身に付けた解答力をさらに実践的な力に高めていくためのものです。
問題と解答用紙、解説については、記述式解法講座と同様、PDFファイルをダウンロードして学習する形態になっています。
腕慣らしに、先ほどの記述式解法講座で学んだ例題からスタートし、新たな過去問や予想問を解いていきます。
スタディングの記述式対策問題集については、いわゆる市販の行政書士試験対策の問題集を購入して、解答の練習をするのと大差ないかと思います。
PDFでダウンロードして、そこに問題が書いてあり、解答用のマス目があり、解説が記述されているわけですから。まぁ、こんなもんかなぁという感じですね。
「合格のための論点200」で知識の総まとめ!
それでは次は、スタディング行政書士講座「合格のための論点200」を体験してみたいと思います。これは、上述の「記述式対策問題集」をすべて終えた後に取り組むことになっているカリキュラムです。
スタディングの「合格のための論点200」では、行政書士試験に合格するために不可欠な厳選された重要論点200項目について、これまでの学習で身に付けてきた知識をQ&A方式で再点検することで重要論点の欠落を防ぎつつ、知識の総まとめをしていくことができる講座になっています。
講座の流れとしては、
- まず重要論点について、具体的な質問が提示されます。一問一答形式ですね。
- その質問が出たところで一旦動画を止めて、自身で解答を考えます。
- そして、解答を考え終えたところで動画を再生し、講師からの解説を聴きます。
- そして最後に、その論点に関する周辺知識や関連知識について、まとめの講義を受ける。
という流れになっています。
これは、かなり良い講座ですね!重要ポイントを例題を使って解説したあと、それに関連する重要知識をまとめて整理して解説してもらえますので、知識の総整理ができて気持ちいいですね。
そして、そういった重要論点について、次々と進んでいきますので、ものすごくサクサク感もあります!
スタディング行政書士講座のその他eラーニング機能をレビュー!
次は、スタディング行政書士講座のその他eラーニング機能についてレビューしたいと思います。
スタディングはサポート機能が充実!(学習フロー・学習レポート・勉強仲間機能)
まずは、スタディング行政書士講座のサポート機能です。質問サービスはありませんが、オンラインサービスの中で様々なサポート機能が提供されます。
「学習フロー機能」で迷うことなく学習を進められる!
出典:スタディング行政書士講座
では、「学習フロー機能」を体験したいと思います。
スタディングでは、全体のカリキュラムを最適な順序で学習できるように、はじめから学習フローが組まれていますので、普段の学習は、「学習を再開する」ボタンや「最後に開いていた問題を表示する」ボタンから学習をスタートすれば、そこから順次、次へ次へとカリキュラムを進めていくことができます。
このため、スタディングでは、次に何をすればよいのか迷う必要はありません!
また、「学習フロー」ボタンを押せば、全体のカリキュラムを確認することができ、全体の中で、今、どこまで進んでいるのか、あとどれぐらい残っているのか、この後どんな学習が待っているのかなど、いつでも確認することができますので、安心して学習に取り組むことができますね。
「学習レポート機能」、「勉強仲間機能」でモチベーションアップ!
では次は、スタディング行政書士講座「学習レポート機能」を体験してみます。
学習レポート機能では、毎日の学習時間が自動で集計され、グラフと数値で確認することができます。そして、講義、問題演習などのそれぞれの学習時間も記録されるようになっています。
これら学習時間とともに、レッスンの進捗状況も記録されてグラフ化されますので、学習の進み具合が目に見えて把握でき、勉強のやる気もアップしますね!
この画像は、私が実際にスタディングで学習した記録(マンション管理士試験)のグラフです。
また、スタディングでは、「勉強仲間機能」というSNS機能が用意されており、スタディングを使って勉強している他の受講生のコメントや自動計測された勉強時間数などがタイムラインに投稿されますので、みんなも頑張っているから自分も頑張ろう!と試験勉強を続けるモチベーションを高めることができるようなっています。
サポート体制(質問対応)が別途有料なのは残念。。
スタディングでは、質問対応のサポート体制が用意されていないというのが、唯一の欠点でしたが、2022年11月から、質問サポートが開始されました!
ただし、1件の質問につき、2,000円の別料金がかかる仕組みになっていますので、気軽に質問を連発するようなことはできなさそうですね。。(他の受講生による質疑応答は自由に参照可能です。)
回数無制限の質問サービスを用意しようとすると、スタディングの大きな魅力である”ダントツの圧倒的な低価格”は維持できなくなってしまうのでしょうね。。やむを得ませんね。
しかし、カリスマ講師「竹原 健」先生の講義を受ければ、疑問は最小限に抑えられるはずですし、もし疑問が生じた場合は、まずはネットで検索して何とか乗り切りましょう!
スタディングの便利機能は優れもの!(メモ・マイノート機能、検索・問題横断復習機能)
次は、オンライン講座「スタディング」ならではの、メモ機能、マイノート機能、検索・問題横断復習機能などについてのレビューです。
付箋感覚で利用できる「メモ機能」
まずは、「メモ機能」から見ていきます。メモ機能というのは、各講座のページに付箋を貼り付けるようなイメージでメモを残していくことができる機能です。
講義の受講中や、問題を解きながら、関連する事項を補足でメモ書きしたり、後で復習したい箇所に注意書きをするといった使い方ができます。
この機能で作成したメモは、その貼り付けた講座ページ以外からでも、「メモ一覧」をクリックすれば作成したメモが一覧で確認できますし、検索したい文字列を入力して全文検索することもできるようになっています。
私自身、他資格でスタディングを受講した際には、このメモ機能はかなり使い込んでいました。私の場合は、よく似たキーワードや、勘違いしやすい制度などを書き出して、その内容をメモ書きして、違いを整理するというような形で、単語帳のような使い方をしていましたね。
暗記ツール機能付きの「マイノート機能」
それでは次は、スタディングの「マイノート機能」について見てみます。マイノート機能というのは、「Webテキスト」をベースに、自作の「まとめノート」を作ることができるという機能です。しかも、単なるノートではなく、「暗記ツール」機能付きです!
マイノートの使い方は、まずは、Webテキストからコピペしてきます(もちろん、自分で入力しても構いません)。
そして、暗記したい部分を範囲選択し、「暗記マーカー」ボタンをクリックすると、その部分が赤く塗りつぶされ、見えなくなります。
そして、クリックすると見えるようになるという、紙版のいわゆる「暗記シート対応」や「チェックペン・チェックシート」といったものと同様の使い方ができるものになっています。
スタディングのシステム内で、自由自在に暗記帳が作れてしまうというのは、かなり感動的です!
横断的に検索できる「検索機能」は優れもの!
それでは次は、スタディング行政書士講座の「検索機能」について、体験してみたいと思います。
この検索機能というのは、調べたいキーワードで検索すると、Webテキストや問題集、メモなどを横断的に検索することができる機能になっています。
これは、オンライン講座ならではの機能ですね。想定される使い方としては、例えば、問題集の解説の中で気になるキーワードが出てきた際に、そのキーワードについてWebテキストから検索するというのは、とても便利な使い方ですね。
また、逆に、テキストを見ている際や、講義を聴いている際に、そのキーワードが出てくる問題を確認したいという場合も出てきますよね。そういう場合には、問題集から検索することもできるんです!
とにかく、テキストだけではなく、問題集やメモなども含めて検索してくれるというのは、嬉しい限りです。
ふと調べたい語句が出てきた際に、紙版のテキストなら、末尾に掲載されている索引から探すというやり方がありますので、それと同じようなものといえばそうですが、問題集からも検索するというのは、紙版の問題集ではそうないのではないでしょうか。
スタディングの検索機能は優れものです!
「問題横断復習機能」でまとめて知識を総整理!
次は、スタディング行政書士講座の「問題横断復習機能」を体験し、レビューしてみたいと思います。
上記で見てきたスマート問題集やセレクト過去問集では、それぞれのレッスン(単元)ごとに、問題演習をしていくことになりますが、この「問題横断復習機能」では、複数のレッスンを横断的にまとめて復習できる機能になっています。
横断的に問題を解いていくと、各レッスンごとの問題演習では気づかなかったことや、勘違いしていたことに気づくこともあると思いますし、また、横断的な学習により、縦割りだった知識が横断的に繋がり、はっきりと区別して頭の中で整理されてくるというメリットもあります。
なお、問題演習の範囲は、全科目を選択することもできますし、各科目ごとに選択することも可能です。
また、出題される問題も、「前回間違えた問題」、「要復習にチェックした問題」、「全ての問題」を組み合わせて選択することもできます。
さらに、出題順序も、「解答日時が古い順/新しい順」、「問題番号順」、「ランダム」、「難しい問題から(正答率の低い順)/易しい問題から(正答率の高い順)」から選択することも可能となっているなど自由自在にカスタマイズができますので、自身の目的に合わせて、とても使い勝手の良い問題演習ができますね。
これぞ、Web問題集ならではですね!
スタディング行政書士講座の評判・口コミ&体験レビューまとめ
以上のように、ひととおりスタディングの行政書士講座の無料体験ということで、講義と問題集だけでなく、記述対策や論点200など、豊富なカリキュラムを体験してきました。
やはり、充実したeラーニングシステムでしたね!ここまで完成度の高いシステムは、スタディングだけではないでしょうか。
そして、スマホだけで全ての学習を完結させることができるというのは、何よりの魅力ですね!素晴らしい!
スマホというのは、いつでもどんな場所でも、ちょっとしたスキマ時間ができれば、常に触っていますよね。
ということは、そのちょっとした時間の全てを学習時間に変えてしまうことができるわけです。
また、スキマ時間だけでなく、自宅で過ごす時間においても、独学の場合や他社の通信講座の場合は、まとまった時間を確保して、さぁ勉強を始めるぞ!と気合いを入れてからでないと勉強を始めることができませんが、このスタディングの行政書士講座では、スマホをいじりながら、くつろいでいる時間の流れから、そのまま勉強に移行できてしまうというのも、物凄いメリットだと思います。
まさに、いつでも勉強ができると実感するはずです!
さらに、このスタディングの行政書士講座の講師は、信頼できるカリスマ講師「竹原 健」先生が担当しているうえに、驚きの圧倒的な低価格!
自宅でまとまった勉強時間を確保できない方にとって、スタディングの行政書士通信講座は、最高の講座だと思います!超おススメです!
スタディング行政書士講座まとめ表
スタディングの行政書士講座の初学者向け講座「行政書士 合格コース」には、カリキュラムに応じて、ミニマム・スタンダード・コンプリートの3つのコースが用意されています。
「コンプリートコース」は、上記でご紹介したカリキュラムのすべてが含まれているコースで、「スタンダードコース」は、コンプリートから「合格のための論点200」「合格答練」「合格模試」を省いたコース、「ミニマム」は、基本講座のみのコースです。
やはり私としては、答練や模試もあり、論点200など優れた講座も含まれる「コンプリートコース」をおススメします。