更新日:2023年12月1日
クレアールの行政書士講座は、当サイトの行政書士通信講座おすすめランキングのページでおすすめNo.4という上位でご紹介している通信講座です。
クレアールは、”非常識合格法”で有名ですが、真の魅力は、安い受講料で、とにかく丁寧な講義が受けられることだと私は感じています。
このページでは、クレアール行政書士講座のどのような点が優れているのか、また、どのような点が残念なのかについて、評判・口コミを踏まえ、私自身が資料請求やサンプル講義、eラーニングシステムなどを実際に体験しながら、詳しくご紹介していきますので、ぜひ参考にしてください!
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クレアール行政書士講座の評判・口コミ
ではまずはじめに、クレアール行政書士講座に関する評判・口コミから確認しておきたいと思います。
クレアールについて調べたところ、そこから私が感じた代表的な評判としては、以下のようなものが挙げられます。
良い評判・口コミ
- 大幅値引きですごく安い(7割引きぐらい)。さらに合格祝い金2万円までもらえる。
- 万が一不合格だった場合に延長できるセーフティコースは、コスパがいい。
- 講義がとても丁寧で充実している。
- この値段で回数無制限の丁寧な質問サポートが受けられる。
- 非常識合格法(合格必要得点範囲に絞る)で効率的に勉強できる。
悪い評判・口コミ
- 講義映像の画質が悪い。
- 講義が多すぎる。
- 昔ながらの普通のテキスト。
このように、クレアールの行政書士講座に関しては、良い評判も悪い評判も存在していますね。
評判・口コミから浮かび上がったのは”安い”と”丁寧”
これらの評判を見ると、「安い」と「丁寧」というのが、クレアールの特徴を表す代表的なキーワードになっているように感じますね。
大幅値引きにより破格の安さで受講でき、さらに合格祝い金もあって、もしも不合格の場合は延長もできる。
これだけ安いのに丁寧な講義や無制限の質問サポートも受けられて、まさにコスパ最強!といったところでしょうか。
また、効率的に勉強できる、という一方で、講義が長すぎる、という一見矛盾するような評判もあります。
学習範囲が絞られていて効率的なカリキュラムになっているのに講義が長いということは、つまり、めちゃくちゃ丁寧ということになりますね。
その一方で、講義映像の画質やテキストの開発といった、会社としてお金をかけて開発しないといけない部分には、あまり手が回っていないような印象を受けます。。
以上をまとめると、以下のようになりますね。
- とにかくコスパ最強!
- とにかく丁寧!
- 映像やテキストの開発といったハード面には手が回っていない。
昔ながらの老舗の会社が、ハード面では新興勢力に勝てないから、ソフト面でなんとかやり繰りしながら頑張っている様子が見えてきそうですね。
クレアールとは?行政書士講座の概要
次は、クレアールの行政書士講座の概要について、簡単に確認しておきたいと思います。
クレアールは、「非常識合格法」を提唱する資格学校として有名ですね。
この非常識合格法というのは、「合格必要得点範囲」を確実に習得できるクレアール独自の学習法です。
出典:クレアール行政書士講座
徹底的に無駄を省き、合格に必要な範囲だけに論点を絞り込んで効率的に学習するという考え方であり、つまり、満点を目指すのではなく、合格点のクリアを目指す学習法とされています。
クレアールは、意外と知られていないかもしれませんが、1969年に資格の受験指導を開始してから50年を超える老舗の資格学校です。
開講当初は、税理士、公認会計士などの会計系資格の指導からスタートしましたが、その後、法律系の資格にも拡大していきました。
かつては、校舎での教室講義が中心でしたが、徐々に通信教育にシフトしていき、2011年からは、通信講座に一本化するに至っています。
教室を廃止して通信講座に特化し、教室運営に必要な経費がかからずコストが抑えられるようになったことで、クレアールは、コストパフォーマンスの高い通信講座となっています。
- 「合格必要得点範囲」を習得する学習法『非常識合格法』を提唱
- 受験指導歴50年を超える老舗の資格予備校
- 通信講座に一本化することで高いコストパフォーマンスを発揮
行政書士の通信講座
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初学者向けの主な通信講座名・受講料
行政書士 完全合格カレッジコース【2024年試験向け】 行政書士 カレッジスタンダードコース【2023年試験向け】 |
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行政書士 カレッジスピードマスターコース【2023年試験向け】 |
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公式サイト
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クレアール行政書士講座を資料請求してみました
それでは、クレアールの行政書士通信講座について、具体的にどのような点が優れているのか、また、残念なのかをご紹介するために、まずは、クレアールの行政書士通信講座の公式サイトから資料請求をしてみることにします。
住所、氏名、メールアドレスなど、必要な情報を入力すれば、資料請求することができます。
ちなみに、資料請求と同時に、受験指導界のカリスマ「竹原 健」講師が執筆した「行政書士試験 非常識合格法」の書籍プレゼントも受けることができました。
すると2日後に、クロネコヤマトのネコポスで資料一式と書籍が届きました。
内容物は、
- 行政書士の講座パンフレット
- チラシ数枚
- サンプルテキスト
- サンプル問題集
- サンプル講義DVD
- 「非常識合格法」書籍
- 「最短最速!非常識合格法」DVD
- 資料「行政書士試験 非常識合格法」
でした。
かなり豪華な資料群ですね!こんなに届くと、ちょっと嬉しくなってしまいます。
クレアール行政書士講座のテキスト・問題集・eラーニングをレビュー!
それでは、届いたサンプルテキスト等について、順にレビューしていきたいと思います。
非常識合格法に基づき編集されたマルチパステキスト
クレアールの行政書士講座の教材は、「非常識合格法」の考えをもとに試験データを分析し、ノウハウが集積されたクレアールオリジナルの教材(マルチパステキスト、過去問題集等)が使用されます。
まずは、「マルチパステキスト」から見ていきたいと思います。
このマルチパステキストは、カリキュラムの柱となる「基本講義」で使用されるテキストで、サンプルとして「憲法」のP.1〜P.15までをコピーしたものが届きました。
サイズはB5サイズで、2色刷り(赤系)のテキストになっています。
このテキストは、チャプターごとに、「基本解説・判例確認(判例知識)」、「用語解説」、「発展知識解説(できたら確認)」、「過去問チェック」、「ポイント整理」の5段階で構成されています。
また、チャプターごとの重要度を3段階で表示することで、効率よく学習を進められるといった特徴も備えています。
ちなみに、マルチパスというのは、”学習の完成までの経路(パス)を個々人の習熟度に応じて自由自在(マルチ)にコーディネートしていくことができる”という意味だそうです。
例えば、初学者が「基本解説」と「用語解説」だけを読み進めていくという使い方もできますし、学習経験者が「ポイント整理」、「発展知識解説」、「過去問チェック」のところだけを読み進めていくこともできます。
また、試験直前期に「ポイント整理」だけを読んでいくこともできますし、、といった具合に、マルチな読み方が可能になるということですね。
このテキストを読んでみた印象としては、2色刷りで見やすいですし、重要論点もハッキリわかるようになっています。また、理解しにくい内容は豊富な図表で解説されており、特に悪い印象を持つような点はありませんね。
ただ、言い方を変えれば、一般的な市販テキストと特別な違いはないように感じます。
コンセプトとして、「初学者の方でも講義映像に頼ることなく通読できるように編集しています。」とのことですので、独学用の市販テキストに似た雰囲気になっているのかもしれません。
違いがあるとすれば、最近の市販テキストでは、欄外に、用語解説や発展知識を掲載しているものが多いですが、クレアールのテキストは、それらが本文中に掲載されているという点です。
どちらがよいのかはわかりませんが、これは案外、すっきりとして読みやすいかもしれませんね。通読がしやすいと思います。
問題集を含め、すべての教材が冊子のほかPDFでも提供される
次は、サンプル問題集について、見てみたいと思います。
サンプルで届いた問題集は、「重要過去問攻略講義」で使用される過去問集です。これは、上級コースのカリキュラムですので、初学者向けのカリキュラムで使用される問題集ではないようですね。
こちらは、白黒印刷になっており、ごく一般的な過去問集です。右ページに問題、左ページ(問題の裏面)に解答・解説という構成です。
ちなみに、今回届いたサンプル教材には含まれていませんでしたが、初級コースで使用される過去問集は、「論点別過去問題集」という過去問集です。
この問題集はテキストに連動して論点別に編集された過去10年分の過去問題集で、左ページに問題、右ページに解答とポイント整理というページ構成になっており、2色刷りで目隠しシートにも対応しています。
なお、クレアールのこれらのテキストや問題集は、すべてPDFでも配信されるため、ダウンロードしておけば、外出先でスキマ時間にスマホ等を使って参照することも可能です。
eラーニングについて
次に、公式サイトで体験できるeラーニングシステムについて、レビューしておきたいと思います。
ここで体験できるのは、実際に受講生が使用するeラーニングシステムと同一のシステムです。
クレアールの行政書士講座では、「Web通信」が標準学習形態とされており、講義動画は、パソコン、スマホ、タブレットいずれも視聴が可能です。再生速度は、0.5倍速〜2倍速までの6段階に速度調節ができるようになっています。
また、音声のダウンロードも可能ですので、携帯音楽プレイヤー等で講義を聴くこともできます。
その他、eラーニングとしては、今回の無料体験には含まれていませんでしたが、「過去問WEBテスト」により、隙間時間に問題演習をすることが可能です。
クレアール行政書士講座の講義・講師をレビュー!
次は、クレアール行政書士講座のサンプル講義DVDについて、レビューしたいと思います。
260時間の充実した講義!
私は、クレアールの行政書士講座は、「充実した講義」が最大の特徴だと思っています。
この点については、公式サイトやパンフレットでは、あまりアピールされていませんが、おそらく「非常識合格法」として、学習範囲を絞るというコンセプトと、講義時間数が長いという点が、相容れないと考えているからかもしれません。
いずれにしても、260時間もの講義時間数が用意されていますので、じっくりと丁寧な講義で初学者を合格へ導いてくれるというのが、クレアールの魅力だと私は思っています。
それでは、サンプルDVDについて確認していきます。
公式サイトでもサンプル講義を受講することができますが、公式サイトでは、基本講義のサンプル講義は1本だけ(憲法1)でしたが、サンプルDVDでは、憲法1〜3が収録されています。
同様に、重要論点マスター講義(中級コース)は、公式サイトでは、憲法1-1だけでしたが、DVDでは1-1と1-2が収録されています。
なお、重要過去問攻略講義(上級コース)については、公式サイトもサンプルDVDも、憲法1だけでした。
メイン講師は杉田 徹 講師
クレアールの行政書士講座は、「杉田 徹」講師がメイン講師を担当しています。
杉田講師の講義を受講してみると、一見、少し気難しそうな顔つきだなぁと感じるところはありますが、熱を帯びた講義というか、熱い語り口調には、惹きつけられるものがありますね。
⇒ サンプル動画が掲載されているページ(クレアール公式サイト)
講義は、背景にテキストを表示して、適宜、ペンでマークを入れるなどしながら解説してくれます。
別途、解説用のスライドなどを使用することはなく、テキストのみで解説してくれますので助かりますね。
※ 他社の講座では(特に、大手資格予備校など)、テキストとは別に、講義用にスライドを用意して説明する場合があり、このスライドがPDFで配信されたりするんですが、切り貼りすればいいのかどうすればいいのか扱いに困るんですよね。。
プロフィール
- 早稲田大学法学部卒
- 行政書士
- 近年は、講師のほか、法律に関する書籍の執筆を行うなど、活躍の場を広げています。
著書
- 秦克則名で「図解これだけ覚える著作権入門」他
カリスマ講師「竹原 健」先生がサポート
出典:クレアール行政書士講座
クレアールの行政書士講座では、メインの杉田徹講師とは別に、クレアールの「行政書士 非常識合格法」の考案者であり、行政書士受験指導界のカリスマ「竹原 健」講師が中級コース・上級コースを中心に、講義を担当しています。
私情を挟んで申し訳ありませんが、竹原先生は、スタディングのマンション管理士講座と賃貸不動産経営管理士講座でお世話になったことがあり、個人的に大好きです。ファンです。個人的には「健ちゃん」と勝手に呼んでいます。。
竹原講師のサンプル講義としては、「重要論点マスター講義」、「重要過去問攻略講義」が収録されており、いずれも「中上級コース」の講義となります。
そもそも、竹原講師が初級コースで担当しているのは、「記述マスター講義」(20時間)のみですので、初級コースでは、全260時間の講義のうち、240時間というほぼすべての講義を杉田講師が担当しているということになります。
まぁ、竹原講師の講義が聴きたければ、スタディングを受講すればよいということになりますね、、ということで、この場でこれ以上竹原講師の話をしても意味がありませんので以上にしておきたいと思います。
クレアール行政書士講座の非常識合格法に基づくカリキュラム
上記のサンプルDVDでは、ごく一部しか体験できませんでしたが、ここで、カリキュラムの全体像を確認しておきたいと思います。
非常識合格法とそれを引き出すVラーニングシステム
クレアールの行政書士講座は、「非常識合格法」と「Vラーニングシステム」を柱としています。
この「非常識合格法」は、上述のとおり、「合格必要得点範囲」に絞り込む効率的な学習法です。そしてこの学習効果を最大限に引き出すのが、「Vラーニングシステム」です。
通常の教室講義では、1講義が2時間半とされていますが、クレアールは通信講座専門の学校であるため、講義時間を自由に設定することができます。
このため、1講義を1単元とし、単元ごとに講義を細分化することにより(1講義30分程度)、予習・復習がしやすいカリキュラムとなり、講義と復習の高速高回転学習が実現できるものとなっています。
行政書士カレッジコース・スピードマスターコース
下記のカリキュラムは、「完全合格カレッジコース」に関する説明です。[先行学習型]は、「基本講義」が前年度の収録講義になるほか、若干の違いがあります。
クレアール行政書士講座の初学者向けのパックコースとして、「行政書士 完全合格カレッジコース」が用意されています。
このコースでは、まず「基本講義(170時間)」で、テキストに沿って試験合格に必要な知識をインプットしていきます(単元ごとに過去問にも触れていきます)。
そして、「基本確認択一式模試(解説講義:4時間)」で、基本的な知識が身についているかチェックし、「解法マスター講義(10時間)」で、実際の過去問を使って解法のプロセスとテクニックを学び、解答力を身に付けます。
次に、「科目別パーフェクト答練(解説講義:30時間)」で個別の論点に対する理解度をさらに高めていきます。
そして、「記述マスター講義(25時間)」(この講義のみ、竹原講師が担当します。その他の初級コースの講義は全て杉田講師の担当です)で、記述式問題の得点力の向上を狙います。
最後に、「解きまくり総合答練(解説講義:8時間)」「公開模擬試験(1回/解説講義:4時間)」「総まとめ講義(14時間)」で本試験前の総点検を行うというカリキュラムになっています。
行政書士カレッジスピードマスターコース
試験の半年前(春頃)から勉強をスタートしても合格を目指せるコースとして「カレッジスピードマスターコース」が用意されています。
このコースは、上記のカレッジコースのカリキュラムの中から、初学者が最短で合格するための必要最小限のカリキュラムを厳選したものとなっています。
・基本講義(170時間)
・記述マスター講義(25時間)
・解きまくり総合答練(解説講義:8時間)
・公開模擬試験(1回/解説講義:4時間)
書籍「非常識合格法」・DVD・その他資料
次は、「非常識合格法」書籍、「最短最速!非常識合格法」DVD、資料「行政書士試験 非常識合格法」について、レビューしたいと思います。
竹原健講師が考案した非常識合格法
おそらく、クレアール行政書士講座の最大のセールスポイントは、竹原健講師が考案した「非常識合格法」ということになるかと思います。
この「非常識合格法」について竹原講師が執筆した書籍が無料プレゼントとして届きました(定価は1,600円です)。
それと、「最短最速!非常識合格法」DVDというのは、書籍のエッセンスをまとめたセミナーが収録されたものになります。それと、資料は、書籍の一部のページをコピーしたものです。
短期間で行政書士試験に合格できる勉強法のコツ
非常識合格法というのは、一般的には非常識かもしれないけれど、「短期間で行政書士試験に合格できる勉強法のコツ」というものになります。
考え方としては、行政書士試験は、他の一般的な国家試験とは違い、絶対評価で合否が決定されるというところに着目し、全体で60%の正解ができれば(ただし、法令等は50%、一般知識等は40%が足切りライン)合格できます。
この点から、合格のカギを握るのは行政法と民法であるため、戦略的に重要科目(行政法、民法)に集中して学習時間を配分していくというものになるかと思います。
その他、この書籍では、記述式問題の学習法や、科目ごとの学習法などにも触れられており、実際に過去問を掲載し、この論点がよく問われる、この部分の知識があればこの問題は解ける、といった形で示しながら、重要論点の解説をしてくれています。
こういう部分に注意しながら学習をしていけばよいという、今後の学習の指針を示してくれるような書籍・DVDですね。
竹原講師は、これまでに数多くの合格者を輩出してきたカリスマ講師であり、クレアールの行政書士講座は、この竹原講師が考案した「非常識合格法」に基づき教材やカリキュラムが作成されているということになりますので、信頼できる教材・カリキュラムだと言えると思います。
クレアール行政書士講座の合格実績・サポート体制
次は、クレアールの合格実績とサポート体制について確認しておきたいと思います。50年を超える実績のある受験指導校
クレアールの行政書士通信講座では、2022年度試験において、125名の合格者を輩出しています。(2021年度:105名)
そして、公式サイトには、2021年度は92名もの「合格者の声」が掲載されています。(2021年度:92名、2020年度:72名、2019年度:39名、2018年度:50名の合格者の声)
また、クレアールは、50年を超える実績のある受験指導校ですので、カリキュラムもしっかりと考えられていますし、講義やテキストも丁寧に作られていますので、十分に信頼できる実績だと思います。
この安さで回数無制限の質問対応
クレアールの行政書士講座では、Eメール又はFAX(質問用紙)による質問が可能となっています。 質問回数は無制限です。
クレアールほど安い受講料で、回数無制限の質問サポートがついているというのは、信じられませんね。
合格お祝い金あり
また、合格者には、20,000円の合格お祝い金がもらえるという特典もあります。(写真・氏名入りの合格体験記を提出した方)
それ以外にも、 学習方法等については、電話でも相談できるようになっています。
クレアール独自の特徴的な受講コース「安心保証プラン」
出典:クレアール行政書士講座
最後に、クレアールの行政書士講座の受講コースについて、クレアール独自の特徴的な仕組みが取り入れられていますので、触れておきたいと思います。
初学者向けのオールインワンのパックコースとして、「行政書士カレッジコース」が用意されていますが、クレアール独特のコース設定として、もし万が一、対象年度の試験に不合格だった場合に備え、翌年度の試験まで受講期間を延長するとともに、中上級コースにアップグレードして受講できるという「安心保証プラン」も用意されています。
受講料は、カレッジコースに3万円の上乗せになりますが、初年度の本試験受験料をクレアールが負担してくれることに加え、もし初年度で合格した場合には、安心保証料金(3万円)も返金してくれるという嬉しいサービスも付属していますので、とってもお得ですね!
クレアールがおすすめできる人できない人
以上のレビューを踏まえ、クレアールの行政書士講座がおすすめできる人・できない人を整理しておきたいと思います。
クレアールがおすすめな人
最初の評判・口コミのところで書きましたが、クレアールは、映像やテキストは、最近人気の通信講座に比べると際立った特徴はなく、いわゆる”普通”ですが、とにかく安い!とにかく丁寧!これがキーワードです。
ですので、クレアールは、安い受講料で、丁寧な講義・丁寧なサポートを受けたい方におすすめです!
- 費用を安く抑えたい
- 丁寧な講義を受けたい
- 丁寧なサポートを受けたい
クレアールがおすすめできない人
その一方で、クレアールは、最新の映像講義、フルカラーでイラストも豊富なテキスト、使いやすいeラーニングシステム、といったハード面がしっかりした通信講座を求める方や、効率的に勉強したい方には、おすすめできません。
- 最新の映像講義を受けたい
- フルカラーでイラストも豊富なテキストを使いたい
- 使いやすいeラーニングシステムで勉強したい
- 効率的に勉強したい
こういった方には、 ユーキャンやスタディングがおすすめです。
- ユーキャン・スタディングの行政書士講座は、それぞれ行政書士のおすすめ通信講座のNo.2・No.3でご紹介しています。
クレアール行政書士講座の体験レビューまとめ
以上、クレアールの行政書士通信講座について、資料請求で届いたサンプルテキストやサンプルDVD、そして、eラーニングシステムを体験しながら、レビューしてきました。
体験してわかったことについて、最後に要点をまとめると、
- テキストは、市販テキストと大きな違いはありませんが、見やすくて図表も豊富で使いやすそう。
- メイン講師の杉田講師は、気難しそうな顔つきですが、熱い語り口調で惹きつけられるものはある。また、260時間という充実した講義で丁寧に初学者を導いてくれる。
- クレアール行政書士講座をバックアップしているカリスマ講師「竹原健」先生の「非常識合格法」は、実績もあり素晴らしいため、これに基づくクレアールの教材やカリキュラムも優れている。(私は、個人的に竹原先生のファンです。竹原先生が気に入った方は、クレアールではなくスタディングへどうぞ。)
- 過去問Webテストで、スキマ時間の問題演習にも対応
- 安心保証プランは、かなりお買い得
といった形になるかと思います。
まとめ表
![]() ⇒ クレアール行政書士講座 公式サイト |
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受講料 | @行政書士 完全合格カレッジコース【2024年試験向け】 [Web通信] 12月3日まで→ 64,220円 [Web+DVD通信] 12月3日まで→ 74,220円 A行政書士 カレッジスピードマスターコース【2023年試験向け】 [Web] [Web+DVD] |
講義時間数・スタイル | @カレッジコース (INPUT) 219時間 (OUTPUT) 46時間 (合計)265時間 Aスピードマスターコース (INPUT) 195時間 (OUTPUT) 12時間 (合計)207時間 講義は通信講座専用に収録。適宜、背景にスライド等を表示して解説 |
教材(テキスト・問題集) | オリジナルテキスト(2色刷) その他教材の詳細は、以下のとおり。 ・マルチパステキスト(7冊) ・論点別過去問題集(3冊) ・基本確認択一式模試 問題・解説 ※ ・解法マスター講義テキスト ※ ・記述マスターテキスト(1冊) ・科目別パーフェクト答練 問題・解説(10回分) ※ ・解きまくり総合答練 問題・解説(2回分) ・総まとめコンプリーションテキスト(1冊分) ※ ・公開模試 問題・解説(1回分) ※印は、カレッジコースのみ |
eラーニング | 講義視聴、一問一答Webテスト、PDF化されたテキスト(スマホ、タブレット、パソコンいずれも利用可) |
サポート体制 | Eメール、FAX(質問用紙)による質問対応 |
合格実績 | 2022年度試験において、125名の合格者を輩出 (2021年度:105名) |
セールスポイント! | ★非常識合格法(行政書士受験界のカリスマ「竹原 健」講師考案。合格必要得点範囲の絞込み) ★Vラーニングシステム(単元ごとに細かく区切った講義により、講義と復習の高速高回転学習の実現) ★ 200時間を超える充実した講義! ★ 過去問Webテストあり! |
総合評価 | ![]() ![]() 講義時間数も、10万円〜20万円の講座と同等かそれ以上のタップリの200時間超えの充実した講義で初学者を丁寧に合格まで導いてくれます。 ”とにかく安く”、”とにかく丁寧”な講座を求める方には、おすすめです! |
公式サイト | ![]() |