フォーサイト宅建講座の評判・口コミは?体験レビュー!
更新日:2024年11月1日
フォーサイトの宅建講座は、徹底追及した効率性と、フルカラーテキスト・eラーニングなどの優れた教材が最大の特徴で、驚異の合格率を誇っています。
当サイトの宅建おすすめ通信講座ランキングのページでも、効率的に合格したい方には、一番のおすすめとして紹介している講座です。
しかし、フォーサイトは、広告宣伝をあまり行っていないことから、一般的な知名度は低く、本当に大丈夫なの?と思う方もいらっしゃるかもしれません。
そこで、フォーサイトの宅建講座のどれだけ優れているのか皆さんにご理解していただけるよう正規の受講生として受講することにしました。
このページでは、フォーサイト宅建講座に関する様々な評判・口コミを踏まえ、テキスト・問題集・講義・eラーニングなど、私が実際に体験しながら徹底的にレビューしていきます!
\徹底追及した効率性と驚異の合格率!/
フォーサイト公式サイトで詳細を見る
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フォーサイト宅建講座の評判・口コミ
では、体験レビューに入る前に、フォーサイト宅建講座に関する評判・口コミから確認しておきたいと思います。
フォーサイトについて調べたところ、そこから私が感じた代表的な評判として、以下のものが挙げられます。
良い評判・口コミ
- 受講生の合格率が高い
- フルカラーテキストがわかりやすい、見やすい
- eラーニングシステムが充実している(問題演習もスケジュール管理も)
- 講義動画がハイビジョンでキレイ
- 「不合格者」全額返金制度が太っ腹
悪い評判・口コミ
- 講義時間が他社に比べると少ない
- 講義はテキストを読み上げているだけ
- テキストの内容が薄すぎる
- フォーサイトだけでは合格できない、落ちた
このように、フォーサイトの宅建講座に関しては、良い評判も悪い評判も存在していますね。
悪い評判・口コミから読み解くフォーサイトのメリット・デメリット
では、これらの評判・口コミを、私なりに分析していきたいと思います。
フォーサイト宅建講座に関する良い評判については、合格率が高い、フルカラーテキストがわかりやすい、eラーニングが充実している、講義動画がキレイ、全額返金制度があるなど、これらはそもそもフォーサイトのセールスポイントですので、そのままメリットとして受け取って構いません。
では、悪い評判についてはどうでしょうか。
講義に関しては、「講義時間が短い」、「テキストを読み上げているだけ」という評判があります。
そして、テキストに関しては、「テキストの内容が薄すぎる」、「フォーサイトだけでは合格できない、落ちた」といった評判がありますので、これらがフォーサイトのデメリットと考えられます。
ただし、このデメリットを裏返すと、「コンパクトな講義で効率的」、「合格点主義を徹底したテキストで効率的」というメリットに転じることを、以下で解説していきます。
メリット | デメリット |
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①デメリット:講義時間が少ない⇒メリット:コンパクトな講義で効率的
まず、「講義時間が少ない」というデメリットですね。
これは確かに、考えようによってはデメリットになります。講師からじっくり丁寧に教えてもらいたい人には、フォーサイトは向いていません。
フォーサイトの特長は、何と言っても、テキスト・eラーニングなどの優れた教材群です。このため、上記の評判のように、講義は極めてコンパクトに仕上げています。
これは、教材が優れているからこそ、講義は少なくても十分に理解できるからです。教材が優れているからこそ、余計な補足説明が必要ないからです。
それなら、そもそも講義なんて必要ないじゃないか、という話にもなりかねませんが、自分ひとりでテキストを読むことが苦手な人は多いと思います。人から説明してもらえるからこそ、勉強できるわけですね。
こういうわけで、優れた教材群をベースとして、コンパクトな講義で効率的に学習するというフォーサイトの通信教育スタイルが成立しているんだと私は考えています。
皆さんがそれぞれ、通信講座に何を求めるかによって、受講すべき講座は異なります。
講師から丁寧な講義で教えてもらいたい、講義をみっちり聴きながら勉強したいという方は、フォーサイトではなく、講義が充実したアガルートやクレアールを選べばよいと私は思います。
- アガルート・クレアールの宅建講座は、それぞれ人気の宅建通信講座ランキングのNo.1・No.5でご紹介しています。
②デメリット:テキストの情報量が少ない⇒メリット:合格点主義を徹底したテキストで効率的
では次は、「テキストの内容が薄すぎる」、「フォーサイトだけでは合格できない、落ちた」という評判、つまり、テキストの情報量が少ないというデメリットについてです。
フォーサイトは、誰もが解けるべき基礎知識を中心に指導しています。
このため、フォーサイトの知識だけで過去問を解こうとすると、正誤の判断ができない肢が数多く出てきます。正解を導き出せない問題も出てきます。
すると、フォーサイトでは合格できない、落ちた、といった評判に繋がるわけです。
確かに、過去問を解こうとしても、その知識がテキストに載っていないというのは、デメリットと言えそうですね。
しかし、誰もが解けるべき基礎知識を中心に学習することが、最も効率的に合格する方法であり、フォーサイトはこれを「合格点主義」と呼んでいます。
私も、フォーサイトだけで合格できると思っています。難問は、そもそも解ける必要がないからです。
そして、四肢択一式の問題では、すべての肢の正誤を判断する必要はありません。正解を導くために必要な核となる肢の正誤が判断できればいいだけです。(個数問題は別として)
ですから、フォーサイトのテキストに載っておらず、わからない肢があってもいいんです。そんな知識は、合格するために必要ないからです。
正解を導き出すためのコアとなる必須知識さえしっかりと身につけていれば、合格点を取ることができます。
事実、フォーサイトの宅建講座は、高い合格実績を誇っているわけですから、これを疑う余地はありません。
「落ちた」という声があるのは当然です。フォーサイトは60%~80%という高い合格率を誇っていますが、残りの20%~40%の人は落ちているわけですから。
フォーサイトは、この合格に必須となる知識をしっかりと選別したうえで、テキストや過去問の解説を作成しているということです。
ですから、他社のテキストに比べると、掲載されている情報量は、圧倒的に少なくなっています。
実際に、フォーサイトの宅建講座を使って短期合格を果たした合格者の体験記では、その効率性について下記のように言及されています。
初学者でも合格できたのは、合格点に必要な範囲を効率よく学べるフォーサイトの教材のおかげだと思います。
フォーサイト合格体験記
きっと時間のない私にとっては効率よく勉強できるフォーサイトだから合格できたと思います。
フォーサイト合格体験記
試験では、正直講義に出なかった問題も何問かありましたが、講義に出ている問題を確実に正解することで、合格できたと思います。
フォーサイト合格体験記
「効率的」に合格することこそ、フォーサイトの真価!
フォーサイトの目立った特徴として、フルカラーテキストやeラーニングに目が行きがちですが、実はこの、効率的に絞り込んだテキストこそが、まさにフォーサイト最大の特長なのかもしれません。
ですので、フォーサイトは、とにかく「効率性」を追求した講座だと言えます。
「効率的に合格すること」、これこそがフォーサイトの真価です!
- 「合格点主義」に基づいて、絞り込んだテキストとコンパクトな講義
- ⇒「効率的」に合格することこそ、フォーサイトの真価!
フォーサイト宅建講座の特徴をスタディング・アガルートなど主要5社で徹底比較!
フォーサイトは、1993年に宅建試験の企業向け研修会社として創業し、企業研修や一般向けの通学講座を展開していましたが、2004年から、資格試験の通信講座を本格的にスタートさせ、通信教育専門の資格講座へ移行しました。
スピード学習で高い合格率を実現する通信講座を低価格で提供することをコンセプトに、現在では、累計受講者数28万人を突破するにまで至っています。
フォーサイトは、広告宣伝等をあまり行っていないため、一般的な知名度は低いかもしれませんが、宅建士をはじめ、行政書士や社会保険労務士、マンション管理士などなど、様々な講座を開講しており、通信講座の業界では非常に高い実績と人気を誇っている資格講座です。
それではここからは、フォーサイトの宅建士講座の特徴について、他社と比較しながら明らかにしていきたいと思います。
比較対象は、宅建通信講座として実質的な検討対象になってくる以下の主要5社で比較します。
宅建通信講座 主要5社 |
---|
フォーサイト |
アガルート |
スタディング |
ユーキャン |
クレアール |
そして、比較項目は、
- 講義・講師
- テキスト
- eラーニング
- 合格実績
- サポート体制
- 受講料(費用)
この6項目です。
コンパクトで効率的な講義とバーチャル講師!
フォーサイトの講義は、専用スタジオでハイビジョン撮影されているため、とても綺麗ですし、画面にテキストを映し出して重要ポイントをマーカーしながら解説してくれますので、とてもわかりやすいです。
また、コンパクトに要点を絞った講義ですので、無駄がなく、効率的に学んでいくことができます。
さらに、2021年向け講座からは、バーチャル講師(美少女VTuber)による講義も受講可能になりました。
この講義を他社と比較し、講義が長い順(充実している順)に並べると、以下のようになります。
通信講座名 | 講義時間数 |
---|---|
クレアール | 121時間 |
アガルート | 110時間 |
ユーキャン | 60時間 |
スタディング | 35時間 |
フォーサイト | 18時間 |
上述の評判・口コミのところで確認したとおりですが、フォーサイトの講義は非常にコンパクトで効率的なことが、はっきりわかりますね。
- ハイビジョン撮影の綺麗な映像
- コンパクトに要点を絞った講義
- バーチャル講師の講義も受講可能
業界で初めて導入した他社を圧倒するフルカラーテキスト!
出典:フォーサイト宅建講座
フォーサイトでは、業界で初めてフルカラーテキストを導入し、図解やイラストが豊富で、なおかつ、凝縮した効率的なテキストが使用されます。
このテキストは、とにかく見やすくてわかりやすく、洗練されたフルカラーテキストで、効率的に知識が習得できます。
このテキストを他社と比較すると、以下のようになります。
通信講座名 | テキスト |
---|---|
フォーサイト | 冊子版フルカラー |
ユーキャン | 冊子版フルカラー |
アガルート | 冊子版フルカラー |
クレアール | 冊子版2色刷り |
スタディング | Web版フルカラー |
このように、冊子版のフルカラーテキストとしては、フォーサイトのほか、アガルートとユーキャンがあります。
しかし、同じフルカラーといっても、フォーサイトのテキストは、他社とは比べ物にならないほど、洗練された仕上がりです。
フォーサイトのフルカラーテキスト
出典:フォーサイト宅建講座
アガルートのフルカラーテキスト
出典:アガルート宅建講座
ユーキャンのフルカラーテキスト
出典:ユーキャン宅建講座
この写真を見ていただければ、その差は歴然ですね。
アガルートは、とてもシンプルで控えめな色使いです。ユーキャンは、黒と赤の2色刷りをベースとし、見出しやアイコンにアクセントとしてオレンジや緑を入れるようなイメージです。
一方、フォーサイトは、あらゆる色を使って配色に気を配り、フルカラーのメリットを最大限に活用しています。
フォーサイトのフルカラーテキストは、圧倒的に他社よりも洗練されていることが、よくわかりますね。
- 業界で初めて導入したフルカラーテキスト
- 図解・イラストが豊富
- 凝縮・洗練されたテキストで効率学習
業界トップクラスの次世代eラーニングシステム!
出典:フォーサイト宅建講座
フォーサイトでは、特許取得の「道場破り」の後継となる次世代eラーニング「Manabun(マナブン)」が2021年向け講座から導入され、講義の受講からテキスト参照、ゲーム感覚で取り組める確認テスト、一問一答式の単語カード、学習プランの作成など、充実した機能を備えています。
このシステムにより学習スケジュールを管理し、スキマ時間も有効に使いながら、講義や問題演習に取り組むことができます。
このeラーニングを他社と比較すると、以下のようになります。
通信講座名 | eラーニング |
---|---|
フォーサイト | 講義視聴、テキスト・問題集参照、問題演習、学習進捗管理、学習プラン作成 |
ユーキャン | 講義視聴、テキスト・問題集参照、問題演習、学習進捗管理、学習プラン作成 |
スタディング | 講義視聴、テキスト参照、問題演習、学習進捗管理 |
アガルート | 講義視聴、テキスト・問題集参照、問題演習 |
クレアール | 講義視聴、PDF版テキスト・問題集、問題演習 |
このように、フォーサイトのeラーニングシステムに備わっている機能は、ユーキャンと並んでトップクラスです。
と言うよりも、ユーキャンがフォーサイトを追いかけている状況かと思います。フォーサイトは早くからeラーニングを導入し、特許を取得していましたから。
そして、フォーサイトでは、ゲーム感覚で取り組める確認テストなど、オリジナリティーの溢れるシステムになっています。
- 次世代eラーニングシステム「Manabun(マナブン)」
- 講義・テキスト・問題演習・学習プラン作成など充実の機能
合格率は驚異の76%!
出典:フォーサイト宅建講座
フォーサイトの宅建講座では、2023年度試験において、721名の合格者を輩出し、受講生の76.1%が合格するという驚異の合格率を叩き出しています。
なんと、全国平均17.2%の4.42倍もの合格率です。
なお、合格率に関しては、下表のとおり、例年、受講生の6~8割が合格するという高い合格率をキープしています。
年度 | 合格率 | 合格者数 |
---|---|---|
2015年度 | 60.9%(全国平均15.4%) | |
2016年度 | 63.3%(全国平均15.4%) | |
2017年度 | 66.27%(全国平均15.6%) | |
2018年度 | 70.8%(全国平均15.6%) | |
2019年度 | 71.5%(全国平均17.0%) | |
2020年度 | 65.9%(全国平均16.8%) | |
2021年度 | 82.0%(全国平均17.7%) | 787名 |
2022年度 | 75.0%(全国平均17.0%) | 872名 |
2023年度 | 76.1%(全国平均17.2%) | 721名 |
この合格実績を他社と比較すると、以下の表のようになります。
通信講座名 | 合格実績 |
---|---|
フォーサイト | 76.1%の合格率(2023年度) 721名の合格者を輩出(2023年度) |
アガルート | 64.8%の合格率(2023年度) |
ユーキャン | 1,494名の合格者を輩出(2022年度) |
スタディング | 1,085名の合格者の声を掲載(2023年度) |
クレアール | 55.7%の合格率(2023年度) 32名の合格者の声を掲載(2022年度) |
このように、合格実績については、会社によって公表方法が異なるため、同列で比較するのが難しい項目です。
合格実績として、「合格率」を公表している会社と、「合格者数」を公表している会社、そして、「合格者の声」をホームページに掲載している会社、とそれぞれ公表方法が異なっています。
これは、各社の特徴により、アピールできる方法が異なるからだと考えられます。
例えば、アガルートは、まだ知名度が低く、合格者の人数そのものでは敵わないため、合格率を公表していると考えられますし、ユーキャンは、合格率は低いけれど、受講生の数が多く合格者数も多いため、「合格者数」を公表していると考えられます。
この合格実績に関しては、やはり「合格率」が高いのが、最も望ましい指標だと考えられますので、この合格率がトップのフォーサイトが、人気ナンバーワンというのも納得できます。
この合格実績は、優れたテキスト、充実したeラーニング、そして効率的な講義によって生み出されています。
- 721名の合格者を輩出(2023年度)
- 受講生の76.1%が合格(2023年度)
サポート体制(質問対応)は標準的
次は、サポート体制(質問対応)についての比較です。
通信講座名 | サポート体制 (質問対応) |
質問回数 |
---|---|---|
クレアール | Eメール、FAX | 無制限 |
ユーキャン | Eメール、郵便 | 無制限※1日3問まで |
アガルート | Eメール | 制限あり ライトカリキュラム:10回 フルカリキュラム:30回 |
フォーサイト | Eメール | 制限あり バリューセット1:10回 バリューセット2:15回 バリューセット3:20回 |
スタディング | Eメール | 1回1,500円のチケット制 ※コンプリートコースは10回分付 |
サポート体制については、基本的に、Eメールで質問ができれば、郵便やFAXは使用しないと思いますので、同等かと思われます。
質問回数に関しては、フォーサイトは、受講コースに応じて制限を設けていますので、無制限の他社に比べると、フォーサイトのサービスは、やや下回ることになります。
ただし、フォーサイトによると、一人あたりの年間の質問回数は平均3回とのことですので、これだけの回数があれば、まったく問題ありませんね。
受講料はやや高め
受講料は、他社と比較すると下表のようになります。
通信講座名 | 受講料 | 特典 |
---|---|---|
スタディング | 24,000円 | |
クレアール | 値引きにより 40,000円前後 |
|
ユーキャン | 63,000円 | |
フォーサイト | 69,800円 | 「不合格者」全額返金 |
アガルート | 107,800円 | 合格者全額返金 or 合格お祝い金 |
このように、フォーサイトの受講料は、この5社の中では、やや高めの価格帯となっています。と言うのが正しいのかどうかは微妙なところですが。
正直なところ、スタディングが破格の低価格で登場するまでは、フォーサイトやユーキャンの価格帯が、安いと言われる価格帯でした。
ところが、スタディングの登場後、それに追随するようにクレアールも値引きし、というような経緯がありますので、決してフォーサイトが高いわけではありません。
大手資格予備校の通信講座では、15万円程度が相場ですので、それに比べれば、約半額というお買い得な料金設定であることに間違いはありません。
とは言うものの、主要5社の中では、受講料が高めなのは事実ですね。
返金制度あり!
ただし、フォーサイトでは、もしも不合格だった場合には、受講料を全額返金してもらえるという破格の特典をつける形で、受講料の高さは打ち消されています。
他社では、「合格」した場合に全額返金するサービスは見かけますが、「不合格」の場合に返金するのは、フォーサイトだけではないでしょうか。
さすが、高い合格率を誇るフォーサイトの自信の現れですね!
返金条件も無茶なものではなく、普通に最後までカリキュラムをこなせばクリアできるレベルの条件ですので、もし最悪、不合格だったとしても全額返金してもらえる安心感がありますね。
<全額返金保証の条件>※詳細は、公式サイトでご確認ください。
★全ての「確認テスト」で100点を取ること
※「確認テスト」は、普段の学習カリキュラムに含まれているWeb問題集(eラーニング)で、いつでも何度でもチャレンジできるものです。宅建試験の合格を目指すなら、基礎知識をチェックする「確認テスト」で満点が取れるのは当然のことと思います。
★「学力テスト(25点満点)」を2回受験し、それぞれ20点以上を取ること
※「学力テスト」は、全額返金のための専用試験で、本試験1ヶ月前から前日までの期間に、eラーニング上で受験できます。制限時間40分の模擬試験で、いずれの回も1回しか受験できませんので、本試験直前に、知識が仕上がった状態で、本試験のつもりで本気で受験するのがいいと思います。
★本試験前と本試験後に必要書類等を提出すること
- 受講料は、やや高め
- ただし、もしも不合格の場合には受講料を全額返金
フォーサイト宅建講座のおすすめコースと料金
フォーサイトの宅建講座は、「基礎講座」、「過去問講座」、「直前対策講座」、「科目別答練」、「過去問演習システム」に分かれています。
そして、基礎講座と過去問講座をセットにした「バリューセット1」と、それに直前対策講座を加えた「バリューセット2」、さらに「科目別答練」と「過去問演習システム」を加えた「バリューセット3」が用意されています。
宅建の受験対策として通信講座を選ぶ以上は、これだけで学習を完結させるのが得策かと思いますので、「バリューセット2」または「バリューセット3」の受講をおすすめします。
しかも、このバリューセット3は、本試験に「不合格」だった場合は、全額返金してもらえる画期的なサービスも付属しています!
⇒ フォーサイト宅建講座 公式サイト |
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通信講座名・受講料 |
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公式サイト | フォーサイト 公式サイトへ |
※ 教育訓練給付金の対象講座にはを表示。要件を満たせば受講料の20%が給付されます。⇒教育訓練給付制度とは?支給条件・申請方法・対象資格まで解説
フォーサイトの特徴を他社と比較まとめ
以上、フォーサイトの特徴を、講座を構成する項目ごとに、他社と比較してきました。
この比較で明らかになったことは、宅建講座の主要5社で比べると、
- 講義はコンパクトで効率的
- 他社を圧倒する洗練されたフルカラーテキスト
- 充実のeラーニングは業界トップクラス
- 合格率・合格者数ともに公表し、驚異の合格実績を誇る
- サポート体制は標準的
- 受講料は、やや高め(ただし、全額返金で帳消し)
といった形になりますね。
つまり、フォーサイトは、受講料はやや高いけれど、コンパクトな講義と洗練されたフルカラーテキスト、そして充実のeラーニングにより、効率的に学習し、その結果、驚異の合格率を生み出すことができる。
もし万が一、不合格になった場合は、受講料の全額返金を受けることができる。
これが、フォーサイト宅建講座の特徴になります。
フォーサイト宅建講座の資料請求を体験レビュー!
ここまで、フォーサイトの評判・口コミ、そして、他社との比較を通してフォーサイトの特徴を確認してきました。
ここからは、フォーサイト宅建講座を私自身が実際に体験しながらレビューしていきたいと思います。
まずは、フォーサイトの公式サイトから資料請求をしてみました。
住所、氏名、メールアドレスなど、必要な情報を入力すれば、資料請求(サンプル教材の請求)ができます。
すると2日後に、ゆうパケットでサンプル教材が届きました。
内容物は、講座パンフレットや会社パンフレット、合格体験記の冊子、その他リーフレットなど、そして、今回の資料請求のメインとなる「サンプルテキスト」と「サンプルDVD」です。
業界初のフルカラーテキスト!
まずは、フォーサイト宅建講座のサンプルテキストから見ていきます。
洗練されたフルカラーテキスト!
このテキストの最大の特徴は、フォーサイトの宅建士講座のセールスポイントのひとつ「フルカラーテキスト」です。
テキストは、B5サイズです。市販テキストではA5サイズが一般的ですので、それよりも一回り大きいですね。
まず、テキストの中見を見て感じるのは、洗練されているなぁ~ということ。
さすがフォーサイトは、業界初のフルカラーテキストを導入し、それ以来、改訂を繰り返しているだけのことがあります。
フルカラーだからといってゴチャゴチャした感じもなく、スッキリしています。そして、フルカラーのメリットをフルに活用して、重要箇所がわかるように色分けしてデザインされていますので、見やすくてメリハリもしっかりとついていて、とても読みやすいと感じます。
※ 同じフルカラーテキストを売りにしているアガルートとは仕上がりのレベルが違います。
イラストも随所に入っていて、難しい内容もイメージが湧いてスムーズに理解できますし、飽きずに学習が進められます。
フルカラーだからこそ、図表もわかりやすいものになりますね。
問題集などの教材は、毎年受講生からのアンケートで改善!
フォーサイトのサンプルテキストの後半は、サンプル問題集になっています。問題集は、2色刷りの印刷です。
左ページが問題、右ページが解説・解答です。
この解答については、問題を解いている最中に見えてしまわないように、一番右下の端っこのところに記載する工夫がされています。
解説については、重要なキーワードにマーカーが入っていますので、正否を決めるキーワードを見落とすことなく学習できます。
これらの教材は、毎年、受講生にアンケートをとって改善点を洗い出し、毎年教材に反映させているそうです。
そのおかげで、フォーサイトの教材は、これだけ洗練されたものに仕上がっているんだなぁと納得しました。
テキストと講義が完全に連動!
次は、フォーサイト宅建講座のサンプル講義(DVD)です。
※ DVDはオプション販売となっていますので、講義はオンラインで受講する形態が標準となります。
フルカラーテキストを画面に映し出し、マーカーしながら解説!
フォーサイトの講義は、フルカラーテキストを画面に映し出し、講師がマーカーしながら解説してくれます。
このため、テキストと講義が完全に連動し、とても勉強しやすいですね。
他社の講座では、テキストとは別に、スライドを用意して解説するケースがよくあります。
スライドは、そのときはわかりやすいかもしれませんが、印刷してテキストに貼り付けないといけなかったりして困るんです、、
その点、フォーサイトでは、すべての講義がテキストに基づいて解説されますし、テキストに十分なメモ欄が用意されていますので、テキストに載っていない情報はそこに書き込めば、すべての情報をテキストに集約できるので、とても勉強しやすいと思います。
また、講義動画は、1本あたり5分~10分程度で区切られていますので、スキマ時間の受講にも便利ですね。
なお、フォーサイトは通信教育専門のスクールのため、通学教室の講義を撮影したものではなく、通信講座向けに、ポイントを凝縮した講義を専用スタジオでハイビジョン撮影したものになっています。
このため、フォーサイトの講義映像は、講師の見え方や音質にもこだわり、講義に集中できるため、効率よく学習が進められますね。
業界トップクラスの驚異の合格率を生み出す専任講師!
フォーサイト宅建士講座の講師は、業界トップクラスの驚異の合格率を生み出す「窪田 義幸」講師が担当しています。
もともとは、窪田講師は、フォーサイトのアルバイトで採点をしていたのが始まりだそうです。
その後、教材の製作に携わるようになり、現在はフォーサイトの専任講師として、講義内容の作成からテキストの執筆まで、すべて窪田講師が一貫して担っており、これほどまでの高い合格率を誇る講座になっています。
窪田講師の講義は、決してスマートな語り口調ではありませんが、とても誠実で、わかりやすい言葉で丁寧に解説してくれるのが印象的です。
この人になら、安心して任せられると感じますね。
プロフィール
- 1970年生まれ
- 立命館大学文学部卒業
- マンション管理士、管理業務主任者、宅地建物取引士、行政書士等の資格を保有
著書
- 「3ヵ月で宅建 本当は教えたくない究極の宅建合格メソッド(最短合格シリーズ)」
バーチャル講師による講義も受講可能に!
フォーサイト宅建講座では、2021年向け講座から、窪田講師のほか、「バーチャル講師」の講義も受講できるようになりました。
美少女Vtuber真鍋サキ講師が担当
バーチャル講師というのは、フォーサイトが独自に開発し、CGで制作したバーチャルキャラクターです。
2020年8月4日にデビューし、真鍋サキ講師が宅建講座を担当しています。
窪田講師はオジさんで、お世辞にも見た目はイケメンとは言い難いですし、喋りもスマートとは言えません。
一方、このバーチャル講師は、美少女ですし、聴き取りやすい声で解説してくれます。このような萌えキャラには、キュンキュンしますよね。
講義自体は、講師が監修しているため、窪田講師と同じ流れで進められます。言葉の言い回しなどに違いはありますが、ほぼ同じ内容です。
見た目が萌えキャラだからといって、講義内容の質が下がるといった心配は一切ありません。
窪田講師かバーチャル講師かは自由に選べる
バーチャル講師は、普通どおりに講座を申し込めば、追加料金なしに視聴できます。
もちろん、窪田講師の講義を聴いてもいいですし、バーチャル講師の講義を聴いてもいいですし、それは自由に選べます。
こういう萌えキャラを毛嫌いする人もいるでしょうから、そういった方は、オジさんの窪田講師の講義を受講すればいいわけですね。
フォーサイトの講師は、予備校の講師経験のあるような講師ではなく、フォーサイトでの叩き上げの講師が担当していますので、予備校講師のような百戦錬磨のトークができるわけではない、という弱点がありました。
教材制作会社という側面が強いフォーサイトにとっては、講師を前面に押し出すような講座づくりをしてしまうと、講師に依存することになり、講師に左右されてしまいます。
そのような懸念材料が、このバーチャル講師の開発により、一気に解決されたように感じますね。
次世代eラーニングシステム「ManaBun」!
次は、フォーサイトが誇るeラーニングシステムです。資料請求すると、eラーニングを無料体験できるIDとパスワードが通知されますので、それを使ってログインすると、システムを体験することができます。
2020年度向け講座までは、「道場破り」というフォーサイトが特許を取得しているeラーニングシステムが提供されていましたが、2021年度向け講座からは、その後継となる次世代eラーニングシステム「ManaBun」にリニューアルされました。
フォーサイトのeラーニングシステム「ManaBun」では、パソコン、スマホ、タブレットを利用して、学習スケジュールの作成から始まり、講義の受講やテキスト参照、ゲーム感覚で取り組める確認テスト、そのほか一問一答式の単語カードなども利用でき、ちょっとした隙間時間にも勉強できるようになっています。
各機能の概要は以下のとおりです。
- 学習スケジュールの作成・・・おおまかな生活スタイルを入力すると、自動的に学習可能時間を算出し、本試験当日までの学習スケジュールが作成される。
- 講義の受講・・・講義動画を再生(等倍速のほか、1.5倍速での再生も可能) ※音声ダウンロードもできるため、外出先など携帯音楽プレイヤーで講義を聴くことも可能です。また、講義動画についても、専用アプリを使ってWi-Fiで事前にダウンロードしておけば、外出先でも通信料を気にせず講義を受講することができます。
- テキスト参照・・・冊子版テキストと同じものを画面上で参照することができます。
- 確認テスト・・・各科目の一定の区切りのところで受ける一問一答式(〇×式)のWeb問題集です。
- 合格カード・・・デジタル版の単語帳です。重要事項や専門用語を一問一答式で確認できます。
- 用語集・・・50音順に索引があり、そこに用語と意味が記載されている、いわゆる用語集です。(もちろん、検索も可能)
- 質問箱・・・質問をメールで送信できます。
- 過去問一問一答演習・・・2021年度向けから新たに導入された一問一答形式の過去問演習機能です。問題を解いたデータが蓄積され、苦手な問題を効率的に復習できます。(バリューセット3限定機能)
これらの機能については、下記の体験レビューの中で、詳しく紹介したいと思います。(eラーニングの機能は、「道場破り」から「ManaBun」に引き継がれています。)
正規の受講生としてフォーサイト宅建講座を体験レビュー!
次は、実際にフォーサイト宅建士講座を正規の受講生として体験しましたので、レビューしていきたいと思います。
教材一式が届きました!
フォーサイトの公式サイトから、宅建講座を申し込むと、まず翌日にeラーニングのアカウントがメールで届き、その翌日に教材一式が届きました。
<フォーサイト宅建講座 教材一式の写真>
- 上段の右(赤いライン):基礎講座のテキスト4冊
- 上段の左(青いライン):過去問講座の問題集5冊
- 上段の真ん中(緑の冊子):過去問講座の演習ノート3冊
- 下段の右(4色):受講ガイドなど(受講ガイド、戦略立案編、入門講座、合格必勝編)
- 下段の真ん中(黒っぽく映っていますが紺色):DVDが入った布製のケース ※2021年度向け講座からはオプション販売
- 下段の左(赤い箱):合格グッズ(合格手帳、合格ポスター、学習20か条、マークシート用シャープペンシル)
- 下段の左(緑色の冊子):学習マンガ「新米宅建取引士 田畑はじめ」
- 下段の左(白い箱):合格カード(暗記カード)
教材の量は、多いといえば多いですが、実質的に使うのは、メインのテキスト4冊と問題集5冊だけで、あとは副教材や受講ガイド等ですので、もっと大量な教材が用意されている講座もありますから、それに比べると、すっきりしている印象です。
カリキュラム・学習スケジュール
学習の進め方「受講ガイド」で合格に十分なカリキュラムを確認
まず、フォーサイト宅建講座の受講ガイドから確認していきます。受講ガイドには、これからの学習の進め方が記されています。
- 「受講ガイド、戦略立案編、入門講座、学習マンガ」で、学習の流れを確認し、
- 「基礎講座」のテキストと講義で知識をインプットしつつ、一定の区切りごとにeラーニングシステム内の「確認テスト」で理解度を確認。「合格カード」を使って暗記事項を暗記。
- 「過去問講座」の問題集でアウトプットすることで知識を定着させ、
- 「直前対策講座」の「法改正・統計資料対策編」、「択一対策編」で弱点の発見と克服
- 試験直前期に、「合格必勝編」、「再現問題」、「模擬試験」で最後の総仕上げ
以上の流れで学習を進めていくことが示されており、フォーサイト宅建講座は、合格するために十分なカリキュラムになっていることがよくわかります。
eラーニングシステムで学習スケジュールが作成できる!
次に、フォーサイトのeラーニングシステムについて確認したいと思います。
eメールでログインアカウント情報が届いていますので、それを使ってログインします。するとまず始めに、「学習スケジュール」の作成から始まります。
曜日ごとに、1日のおおまかな過ごし方(睡眠、食事、通勤・通学、会社・学校、入浴、空き時間、プライベート)を30分刻みに設定していくと、空き時間の何パーセント、通勤時間の何パーセントといった形で、学習することが可能な時間数が自動的に算出されるシステムになっています。
空き時間を丸々学習時間に充てられてしまわないところが嬉しいですね!
このシステムで算出された学習時間数に基づいて、本試験当日までの学習スケジュールが組み立てられますので(例えば、〇月〇日に基礎講座の〇〇の講義を受講するといった形)、それに従って、学習を進めていけばいいようになっています。
これなら通信講座でも、スクールに通うような感覚で、決まったスケジュールで学習が進められますね!
戦略立案・入門編をレビュー!
「戦略立案講座」でこれから継続して学習できるよう丁寧にフォロー
それでは、先ほどのeラーニングシステムで組み立てられた学習スケジュールに沿って、学習を始めていきたいと思います。
まずは、「戦略立案講座」からスタートです。eラーニング内の講義を受講していきます。
ここでは、冊子「戦略立案編」を使用します。
戦略立案講座というのは、普通であれば、「受講ガイド」に含めてしまうような、これからの学習の進め方や心構え、学習方法、効果的な暗記方法、途中で挫折しない方法、学習するための時間の作り方、などなど宅建試験の合格を勝ち取るための戦略について、講師の講義を受けながら確認していく講座です。
フォーサイトは、ものすごく丁寧ですね。
やはり、通信講座というのは、通学講座とは違って、基本的には自己管理しながら、自ら進んで学習しないといけませんので、途中で挫折する方が多く出てしまうのが通信講座特有の問題点だと思います。
しかし、フォーサイトでは、途中で挫折することなく学習が継続できるようフォローしようという姿勢が伝わってきます。
これが、驚異的な合格率を叩き出しているフォーサイトならではの教育体制なんだなぁと実感しました。
ちなみに、この「戦略立案講座」に続いて、「受講ガイド」についての講義動画も提供されていますので、ここで、フォーサイトの教材を使った具体的な学習方法について、eラーニングの使い方なども含めて確認できます。
「入門講座」は学習の第一歩
続いて、フォーサイト宅建講座の「入門講座」です。
これはまだ、講座そのものに入る前の、頭慣らしとでもいうべき、学習を始めるための第一歩となる講座で、テキスト「入門講座」を使って、eラーニングで講義を受講していきます。
まず、宅地建物取引士(宅建士)とは何なのか。宅建士の具体的な実像を知ることで、これから宅建試験の合格に向けての「やる気」を高めていきます。
それから、宅建試験の試験科目や受験者数・合格率など、宅建試験について理解し、続いて、宅建試験の各科目について、なぜ学習する必要があるのかを、宅建士の実務で使われる場面を挙げながら全体像を把握します。
これにより、これから学んでいく科目を学習する理由を理解しながら、基本的な法律用語にも親しんでいけるようになっています。
学習マンガ「新米宅建取引士 田畑はじめ」で学習前のイメージをつかむ
次は、フォーサイト宅建講座の副教材として、学習マンガ「新米宅建取引士 田畑はじめ」を読んでいきます。
このマンガは、「学習を始める前に、まずこのマンガを読みましょう!」と書かれています。このマンガは、試験の重要科目の内容がイメージでき、理解につながりやすくなるものとして、作成されたものだそうです。
マンガは、不動産屋で働く宅建士の主人公が、お客様との不動産取引を通じて成長していく話が4話掲載されており、宅建士の業務のイメージが膨らむ内容になっています。
意外と人情的なストーリーになっていて、こんな宅建士になりたい!と思うような、ちょっと感動してしまうマンガになっていますね。
テキスト・講義・問題演習をレビュー!
フォーサイト宅建講座「基礎講座」
それではいよいよ、フォーサイト宅建士講座の本体となる「基礎講座」に入っていきたいと思います。
基礎講座は、「宅建業法①~②」、「法令上の制限①~②」、「その他の法令①」、「権利関係①~③」に分かれています。
そして、それぞれの講座には、5~10分程度の動画講義が10~15回程度に分けて収録されていますので、その動画講義を、eラーニングで順次受講していきます。
それでは、講義を受講していきましょう。
まず始めに、テキストについての説明があります。フォーサイトのテキストの特色として、①文章は簡潔に、かつ、わかりやすく作成されていること ②具体例を通じて学習できるようになっていること ③重要度を示し、確認チェックボックスを設けていること、特に、最重要項目には黄色の枠で囲まれており、5つ星が記されていること。といった内容です。
パラパラと各ページをめくってみると、確かに、黄色い枠囲みのところは、大切な事項で必ず暗記しないといけないことが記載されているのがわかります。
また、テキストの右ページ上部には学習の記録欄があり、各ページの下にはメモ欄も設けてあります。
コンパクトに要点をまとめた講義と洗練されたわかりやすいテキストがフォーサイト宅建講座の真骨頂!
それでは、学習内容の講義に入っていきます。
画面にテキストを表示し、そこに講師がアンダーラインを入れたり丸で囲んだりしながら、説明してくれます。この講義形式は、やはりわかりやすいですね。
そして、窪田講師の講義も、わかりやすい言葉で丁寧に解説してくれるのが印象的です。重要度に応じてメリハリが効いているのも好印象ですね。
それに、フォーサイトの講義は、他社の通信講座に比べるととてもコンパクトになっています。
コンパクトに要点をまとめた講義とわかりやすいテキストを使って短期合格を目指すのがフォーサイト宅建講座の真骨頂ですね!
ところで、テキストを読んでいくと気づくのですが、随所に「Column」という囲み記事が入っています。
長年の講師経験に基づく勉強方法の話や、心構え、効果的な記憶方法などなど、勉強の合間のちょっとした息抜きになるような記事が掲載されていて、それと同時に、やる気アップにも繋がりますね。
それと、やはりこのフルカラーテキスト、、、私自身、各社から出版されている市販テキストを読みあさってレビューしていますのでよくわかるのですが、とにかく読みやすいんです。
色使いがソフトで目に優しくて、一定のルールで統一感があって、かつ、メリハリもしっかりしている。そして適度に余白があって、イラストもあって、文字の大きさもちょうどいい。
本当に成熟した洗練されたテキストに仕上がっていると思います。
市販のテキストでもフルカラーは出版されていますが、その歴史が浅いため、完成度がまだ低いんだろうと思います。
その点、フォーサイトでは、早くからフルカラーを導入し、改良を繰り返していますので、ここまで高い完成度になっているんだろうと思います。
また、市販テキストは、A5サイズという定番のサイズに制限されますが、講座テキストでは、B5サイズにできますので、その分、余裕を持ったページ構成にできるのも理由のひとつだと思います。
ちなみに、日々講義の受講を進めていくと、その科目の一通りの講義が終わるごとに、「コーヒーブレイク」という動画が出てきます。
これは、窪田講師の長年の講師経験に基づき、学習する上での心掛けや、本試験を迎えるうえでの注意事項など、学習そのものから少し離れた、受験勉強に役立つワンポイントアドバイスになっていますので、これから本試験に向けて有益な情報が得られると思います。
ゲーム感覚で取り組めるeラーニング「確認テスト」
フォーサイトの基礎講座では、各科目の一定の区切りのところで(例えば、宅建業法①が終わったところや、宅建業法②が終わったところなど)、一問一答式のWeb問題集「確認テスト」を受けるカリキュラムになっています。
この確認テストで、これまでの講義やテキストで学んだ基礎知識を確認し、記憶に定着させていきます。
画面に出題された問題に対し、「〇」か「×」かをクリックすると、即座に正誤が判定され、解説が表示されるシステムです。
確認テストでは、一問ずつ制限時間が設定されていて、バーが短くなっていくのが目に入りますので、早く解答しないと!とけっこうドキドキしますね。
この「確認テスト」には、通常版とゲーム版の2種類あり、「通常版」は、通常通りのWeb問題集ですが、「ゲーム版」は、相撲で相手を倒すというゲーム性を取り入れたWeb問題集になっています。
ゲーム好きの人は、このゲーム版で問題演習に取り組めば、病みつきになるかもしれませんね!
基礎講座を受講しながら出てくるのは「通常版」だけですので、別メニューから確認テストに入れば、「ゲーム版」の確認テストが受けられます。
副教材「合格カード」はスキマ時間に大活躍!
次は、フォーサイト宅建講座の「合格カード」についてレビューしたいと思います。
「合格カード」というのは、いわゆる単語帳のようなもので、小さなカードの表面に一問一答式で、暗記すべき事項の「問い」があり、その裏面に「答え」が掲載されています。
上述の「基礎講座」でインプットしながら、スキマ時間に合格カードを使って暗記すれば、インプット学習とアウトプット学習を平行して進めることができ、効率的に知識を定着させられると思います。
問題数も十分な量があり、宅建試験の暗記事項を十分に網羅していますね。
ただし、一問一答式ではありますが、カード1枚につき、関連する問いが2~4問程度掲載されているため、一問ごとに答えを確認すると、次の答えも見えてしまうというのが残念なところではあります。。
まぁ、関連事項を一発で思い出せるぐらいまで知識レベルを高めれば問題ないですね!
ちなみに、この「合格カード」は、紙版だけでなく、スマホで使えるeラーニング版も用意されています。
外出先でスキマ時間に学習するなら、スマホの方が使いやすいですね!こちらのeラーニングでは、紙版のような紙面の制約はありませんので、一度に複数問が問われるようなことはなく、きっちり一問一答式で一問ずつ暗記作業を進めていくことができます。
次に、「用語集」についても、併せてレビューしておきます。
「用語集」というのは、eラーニングでのみ利用できる、いわゆる「用語集」です。
50音順に索引があり、そこに用語と意味が記載されています。まぁこれは、ネットで検索するのと大差ないかもしれませんね。
疑問点があればサポート体制「質問箱」から質問送信!
それでは続いて、「質問箱」を体験したいと思います。
、、と思ったのですが、ちょうどいい質問が思いつきませんので、質問箱については、概要だけの確認に留めておきます。
フォーサイトの宅建講座では、学習を進めるうえで疑問が生じた場合は、eラーニングシステムの「質問箱」から、いつでも質問メールが送信できます。
質問には回数制限があり、バリューセット1は10回、バリューセット2は15回、バリューセット3は20回までとなっていますが、実際のところ、それほどの回数の質問をすることはあり得ないと思いますので、回数制限に関しては、これだけあれば十分に余裕だと思います。
事実、フォーサイトの公表によると、年間の平均質問回数は、3回程度とのことですから。
なお、質問は、メール本文のほか、ファイルを添付して送信することもできます。そして、10営業日以内に回答がもらえることになっています。
「過去問講座」で合格レベルの知識を習得!
それでは次は、フォーサイトの宅建講座「過去問講座」について、レビューしたいと思います。
過去問講座は、基礎講座で知識のインプットが一通り終わった後に取り組むカリキュラムになっており、動画講義と問題集を使って受講を進めていきます。
それではまず、講義を受講してみます。始めに、過去問講座を受講するうえでの注意点の説明があります。
この過去問題集は、テキストに出てくる順番で掲載されていて、つまり、分野別問題集になっているということですね。
そして、各問題ごとに、難易度がAランク(易しい問題で必ず正解しないといけない問題)~Dランク(超難問で演習不要のため、飛ばす問題)まで分類して記載されています。
また、解説に「捨」というマークが記載されている肢は、難問奇問のため、受験対策上は学習不要とのことです。ここまでハッキリと言い切ってくれるのは助かりますね。
問題集の構成は、左ページに問題があり、右側ページに解答・解説が記載されています。
そして、問題を解きながら答えが目に入ってしまわないように、次の3つの配慮がなされています。
- 正解肢そのものは右側ページの最下部に文字の濃度を薄くして記載
- 各選択肢ごとの解説には敢えて〇×の記載をせず、文章で表現
- アナログな手法として、「目隠しシート」(単なる厚紙)を付属し、これを右側ページに挟みこむ。
という形で、問題を解きながら答えが見えないようにするために、細やかな配慮が散りばめられていますね。
目隠しシート(色付きの文字を、色付きの半透明のシートで隠すもの)があれば、それで解決すると思うのですが、配色の関係上、できなかったのでしょうか。。
なお、講師からのアドバイスとして、最低でも3回は繰り返して問題演習をするようにとのことです。
この過去問講座の進め方としては、すべての問題は解説講義はせず、重要な問題や今後も出題が予想される問題について、講師がピックアップして解説する形態が取られます。
このため、自主学習と講義の受講とを平行して進めていく形になりますね。
解説講義のある問題数については、例えば、「宅建業法01-A」の問題集で数えてみたところ、全問題数が162問あるうち、37問がピックアップして講義で解説されています。
解説講義では、講師が選択肢のひとつずつについて、どこが誤っているのか、どこが正しいのかを、詳しく解説してくれます。
ただし、宅建の過去問演習については、自己学習で繰り返し問題を解いていくことが重要になりますので、解説講義は参考程度で、基本的には自己学習になると認識しておいた方がよいのではないかと思います。
この過去問演習を繰り返すことで、合格レベルの知識を身につけることができます!
フォーサイト宅建講座の体験レビューまとめ
「過去問講座」の後は、「バリューセット2」を購入している方なら、「直前対策講座」を受講できるところなのですが、今回は「バリューセット1」でしたので、直前対策講座は付属しておりません。。
それと、試験の直前期に入ると、「再現問題」と「模擬試験」が郵送されることになっていますが、まだその時期ではありませんので、手元にはありません。ということで、現段階でレビューできるのは、以上ということになります。
フォーサイトの宅建講座を体験してきた「まとめ」としては、とにかくテキストがわかりやすいんです。フルカラーも洗練されています。窪田講師の講義もわかりやすいです。さらに講師は、講義だけでなく学習方法についてもバックアップしてくれます。
eラーニングシステムでは、学習のスケジュール管理もしてくれます。スキマ時間を活用できるWeb問題集もありますし、合格カード(暗記カード)もあります。
フォーサイトには、合格するために必要なものが全て揃っているんです。
これだけ揃っていれば、業界最高水準の合格率が叩き出せるのも納得ですよね!
宅建試験に効率的に合格したい方には、フォーサイトが一番のおすすめです!
まとめ表
⇒ フォーサイト宅建講座 公式サイト |
|
受講料 |
[Web通信] 69,800円 |
---|---|
カリキュラム |
【インプット】 【アウトプット】 |
講義時間数・スタイル |
18時間 |
教材(テキスト・問題集) |
オリジナルテキスト(フルカラー)。その他教材の詳細は、以下のとおり。 受講ガイド、戦略立案編、合格必勝編、合格カード、宅建マンガ、合格体験記、統計資料・法改正情報等、eラーニング「ManaBun」 基礎講座:テキスト(5冊)、確認テスト 過去問講座:問題集(5冊)、再現問題、模擬試験(1回分)、演習ノート 直前対策:テキスト 2編 無料メール質問(20回) |
eラーニング |
「道場破り(特許取得)」の後継となる次世代eラーニングシステム「ManaBun」を標準利用(スマホ、タブレット、パソコンいずれも利用可)。 講義視聴、テキスト、確認テスト、学習プラン作成等を、システム内で利用可 ※専用アプリで動画をダウンロードしておけば、外出先でも通信料を気にせず講義を受講可能 |
合格実績 |
受講生の76.1%が合格の驚異の合格率!(全国平均17.2%の4.42倍)(2023年度) |
サポート体制 |
Eメールによる質問対応 |
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