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大原の宅建講座の評判・口コミは?徹底レビュー!

更新日:2026年10月1日

大原の宅建講座の評判・口コミ

 大原の宅建講座には、通信講座と通学スクールがあり、受講スタイルに応じて講座を選ぶことができます。

 一方で、大原は簿記・税理士・公認会計士などの会計資格や公務員試験で高い知名度を持つ資格学校であり、宅建講座については、他の資格学校ほど強いイメージを持っていない方も多いのではないでしょうか。

 また、近年は通信講座の内容を大きく見直し、「パススル宅建士」など、従来とは異なる学習スタイルの講座も導入されています。

 この記事では、大原の宅建講座について、評判・口コミを確認しながら、講義・教材・カリキュラム・サポート体制・合格実績などを詳しくレビューします。

 先に結論をいうと、通学スクールとしての大原には検討する価値がありますが、通信講座としては、他社と比較したうえで選ぶのがおすすめです。

 他の宅建通信講座と比較したい方は、「宅建通信講座おすすめランキング」をご覧ください。

【執筆者】
㈱モアライセンス代表 大西雅明(宅建士)

市役所に22年勤めた元公務員。宅建、行政書士、司法書士、土地家屋調査士などの国家資格に合格した経験に基づき、15年以上にわたり情報発信している。
司法書士開業!⇒ X(Twitter)

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大原の宅建講座の評判・口コミ

大原の宅建講座の評判・口コミ

 では、大原の宅建講座に関する評判・口コミを確認していきます。

 大原に関する代表的な評判・口コミを整理すると、以下のようなものが挙げられます。

良い評判・口コミ

  • 大手スクールで実績や知名度があり信頼できる。
  • 講師に熱意があり、覚えるべき知識などメリハリをつけた講義もわかりやすい。
  • 自習室の開放や質問対応など手厚いサポート体制がある。

悪い評判・口コミ

  • 知名度はあるが、宅建講座の印象はない。
  • 合格実績を公表していないため、実績がわからない。

 このように、大原の宅建講座に関しては、良い評判も悪い評判も存在していますね。

評判・口コミの分析

 では、これらの評判・口コミについて、私なりに分析してみたいと思います。

 やはり大原は、大手資格スクールとしての知名度はありますが、宅建講座のイメージは薄いようですね。

 事実、大原は、得意分野である会計資格(公認会計士・税理士・簿記)や公務員試験に関しては合格実績を公表していますが、宅建講座に関しては、2017年度を最後に実績の公表を停止しています。

 そのため、近年の宅建講座の合格実績を、過去の年度と同じ基準で比較することは難しくなっています。

 合格実績を公表しなくなった理由については明らかではありませんが、合格者数を重視して講座を選びたい方にとっては、判断しにくくなったといえますね。

 とはいえ、講師は常に、通学スクールで生徒の前に立って講義しているわけですから、質の高い講義が提供されるはずです。また、大手ならではの手厚いサポートも受けられます。

 ですので、通学スクールとして考えた場合は、LECやTACなどと並んで検討対象に入ってくるのではないかと思います。

 ただし、通信講座として考えた場合には、敢えて大原を選ぶ必要はなさそうですね。

大原の口コミ・評判の分析結果
  • 会計資格を専門とし、宅建講座のイメージは薄い。
  • 2017年度を最後に宅建講座の合格実績は公表が停止された。
  • 通学スクールとしては、LECやTACと並んで検討対象に入ってくるが、通信講座としては、敢えて大原を選ぶ必要はないのでは。

大原の宅建講座の概要

 それでは改めて、大原の宅建講座の概要について、簡単に確認しておきたいと思います。

学校法人 大原学園が運営

 資格の大原は、学校法人 大原学園が運営する資格学校です。

 1957年に大原簿記学校を創立して以来、簿記・税理士・公認会計士などの会計資格を中心に、公務員試験や行政書士、宅建士などの資格も手掛ける大手の資格予備校です。

通信講座に大きな見直しを実施

 2024年度から通信講座を大きく見直し、スマホだけで合格が目指せる「パススル宅建士」を新たに導入しました。

 講義時間を従来の3分の1以下に短縮するなど、従来の大手資格学校らしい講座とは異なり、オンライン学習を重視したコンパクトな講座へと生まれ変わっています。

 このような講座スタイルは、スタディングなどのオンライン資格講座に近いものといえますね。

 従来の手厚いコースは、毎週決まった時間にWebでライブ講義を配信する講座しか残っていません。

 大原は、そもそも法律資格は宅建・行政書士・社労士しかありませんが、行政書士では通学講座から撤退するなど、法律資格において大幅な方針転換がなされています。

大原 宅建講座
⇒ 資格の大原 宅建講座 公式サイト
講座名・受講料

教育訓練給付金の対象講座
パススル宅建士【2027年試験向け】
[Web] 42,000円

宅建士 合格コース【2026年試験向け】
[通学] 123,500円
[Webライブ] 98,000円

公式サイト 資格の大原
公式サイトへ

※ 教育訓練給付金の対象には教育訓練給付金の対象講座を表示。要件を満たせば受講料の20%が給付されます⇒ 教育訓練給付制度とは?支給条件・申請方法を解説

通信講座/通学スクール|選べる受講形態

 大原の宅建講座では、通信講座か通学スクールのいずれかを選択して受講することができます。

 通学スクールでは、以下の受講形態があります。

  • 教室通学
    … 講師から直接講義を受ける形態です。
  • 映像通学
    … 自身のスケジュールに合わせて通学し、教室ライブ講義を収録した映像講義を、個別視聴ブースで視聴する形態です。

 以下では、大原の宅建講座の初学者向け講座の主力コース「宅建士 合格コース」を中心に、新たに導入された「パススル宅建士」についても、適宜触れてながら紹介していきたいと思います。

大原 宅建講座の講義・講師をレビュー

大原宅建講座の満足度の高い講義
出典:大原の宅建講座

 では、大原の宅建講座の講義・講師からレビューしていきます。

経験豊富な講師陣

 大原の宅建講座は、宅建試験の合格ノウハウを知り尽くした経験豊富な講師陣が、”丁寧でわかりやすい”をモットーに図や具体例をあげて分かりやすく説明してくれます。

 大原のアンケートによると、受講生の89.1%が大原の講義は「分かりやすい」と回答したほど、満足度の高い講義が展開されます。

 なお、講義は、黒板の前に立って板書しながら講義を進めるスタイルです。

パススル宅建士は32時間のコンパクトな講義

  通信講座のパススル宅建士では、スライドを画面に表示して解説する講義スタイルです。

 また、講義時間数は、大手予備校では異例のたったの32時間という、オンライン講座並みのコンパクトな講義になっています。

大原の宅建講座のカリキュラム・スケジュールをレビュー

 次は、大原の宅建講座のカリキュラム・スケジュールについて見ていきます。

余裕を持った40問正解を目指す!

大原の宅建講座のカリキュラム図
出典:大原の宅建講座

 大原では、過去の宅建試験において出題頻度の高い論点に絞って学習することによって、余裕を持った合格点、つまり、50問中36問前後で合格できるところ、”40問正解”で合格を目指すカリキュラムになっています。

 カリキュラムは、インプットとして、「基礎講義」があり、アウトプットとして「直前対策講義」が用意されています。

 まず、①基礎講義で、各科目の重要な論点について、合格するために必要な知識を習得していきます。この基礎講義では、科目の学習が終わるごとに、定例試験により実力を確認するようになっています。

 インプット学習が終わった後は、③直前対策講義として、習得した知識を得点に結びつけるため、基礎演習、直前演習、総まとめ問題により訓練を行い、さらに、本試験と同じ形式で行う「直前模擬試験・全国統一公開模擬試験」によって、合格に必要な得点力を身に付けていくというカリキュラムです。

パススル宅建士は講義以外はデジタル教材で自己学習

 パススル宅建士では、32時間のインプット講義が用意されているだけで、あとは、デジタルテキスト・Web問題集・模試を自分で解くカリキュラムです。

大原の宅建講座のテキスト・問題集・eラーニングをレビュー!

 大原の宅建講座では、下記の教材が使用されます。

  • テキスト
  • トレーニング問題集
  • 分野別縦断まとめ
  • 重要数字暗記集
  • 定例試験、基礎演習問題、直前演習問題、総まとめ問題、直前模擬試験、全国統一公開模擬試験

情報を網羅したオリジナルテキスト

大原の宅建通信講座のテキスト
出典:大原の宅建講座

 教材は、資格の大原の講師陣が過去の本試験問題を徹底分析し、重要項目を絞って作成したオリジナル教材が使用されます。

 テキストは、必要最小限の学習で済むようにコンパクトにしつつ、合格に必要な情報を網羅したテキストです。

 このテキストの特徴は、わかりやすい解説と豊富な事例、そして、情報を整理しやすいまとめ表と、視覚的に理解できるイラストなどの工夫が施されており、印刷も2色刷りになっています。

重要過去問を厳選したトレーニング問題集

 大原の問題集は、合格に欠かせない重要な過去問を厳選して収録したトレーニング問題集が使用されます。

 この問題集には、選択肢ごとにテキストの該当ページが記載されているので、問題とテキストとを関連付けて理解を深めながら学習を進めることができます。

大原の宅建通信講座の問題集
出典:大原の宅建講座

WEB問題集でスマホ学習も可能

アプリ・WEB問題集・eラーニング 
出典:大原の宅建講座

 大原の通信講座では、動画講義をWebで受講する形態になります。(パソコン、スマホ、タブレットいずれも可)

 講義動画は、0.1倍刻みでスピード調整ができ、最大2倍速まで速度を上げることができます。

 また、2023年度から新たに「WEB問題集」も導入されたので、外出先のスキマ時間などに、スマホで問題演習することも可能です。

動画ダウンロードができるアプリ

 さらに、「合格Webアプリ」も導入されていて、講義動画のダウンロードが可能です。

 事前に自宅で動画をダウンロードしておけば、外出先でも通信料を気にせずに動画講義を視聴できますね。

パススル宅建士はデジタルテキストとWEB問題集

 パススル宅建士では、スマホだけで学習するため、教材は、デジタルテキストとWEB問題集だけです。

大原の宅建講座のサポート体制

 次は、大原の宅建講座のサポート体制です。

Eメールによる質問対応(回数制限あり)

 大原の通信講座では、学習中にわからないことがあった場合は、Eメールで質問することができます。

 質問回数は、1通につき1質問で、30回までの制限があります。

 通学スクールの場合は、もちろん講師に直接、質問や相談をすることも可能です。

自習室も利用可能

 また、通信講座の受講生であっても、全国各地にある大原の校舎で、自習室の利用ができますので、学習に専念できる環境で自習することも可能です。

合格率は公表されていない

 つづいて、大原の宅建講座の合格実績を確認しておきたいと思います。

2017年度以来、合格者数の公表を停止

 大原の宅建講座の合格実績については、かつては「合格者数」が公表されていました。直近の公表数値としては、2017年度の宅建試験において、大原から531名の合格者が輩出されています。

 しかし、2017年度以来、合格者数は公表されていません。

 ちなみに、大原の行政書士講座では、2015年度は200名の合格者を輩出していましたが、2019年度には65名、2021年度には45名にまで減っていますので、4分の1以下にまで激減しているわけです。

 もしかすると、宅建講座についても同様の現象が起きているのかもしれません。

2025年度は79名の合格者の声を掲載

 そして現在では、公式サイトに「合格者の喜びの声」を掲載する形になっています。

 そこには、2025年度の合格者として79名の合格者の声が掲載されており、2024年度の25名、2023年度の14名と比較すると増加しています。

 ただし、これだけで講座全体の合格実績を判断することはできません。

大原の宅建講座の料金・受講コース

 大原の初学者向け宅建講座のコースとして、通学講座/Webライブの「合格コース」と通信講座の「パススル」が用意されています。

資格の大原 宅建通信講座
⇒ 資格の大原 宅建講座 公式サイト

費用
 
(15点)

【2027年合格目標】
①パススル宅建士 教育訓練給付金の対象講座
 42,000円
②宅建士合格コース[Webライブ]
 98,000円

  • 教育訓練給付金の要件を満たせば20%キャッシュバック!(①が対象)

講義
 
(10点)

①パススル:32時間
 スライドを画面に表示して解説
②合格コース:80時間
 通学教室をライブ配信。黒板に板書して解説

教材
 
(15点)

  • 講義視聴からテキスト参照、問題演習などスマホひとつで完結!

【テキスト】フルカラーWEBテキスト

【問題集】WEB問題集

【eラーニング】講義視聴、テキスト参照、問題演習

サポート
 
(15点)

メールによる質問対応(回数制限:30回)

合格実績
 
(10点)

合格者の声79名(2025年度)
※2024年度:25名、2023年度:14名

  • 合格者が少ない

総合評価

65点

大原の宅建通信講座のレーダーチャート(費用:15点、講義:10点、教材:15点、サポート:15点、合格率:10点、総合評価:65点)

公式サイト

資格の大原
公式サイトへ

資格の大原の宅建講座を徹底レビューまとめ

 大原は、簿記、税理士、公認会計士などの会計資格や公務員試験を中心とした講座展開を行っているため、法律・不動産系資格では存在感が薄いように感じます。

 2024年度から通信講座を大きく見直し、スマホだけで合格が目指せる「パススル宅建士」を新たに導入し、講義時間を従来の3分の1以下に短縮するなど、大手予備校の大原が、スタディングの真似をした講座に生まれ変わりました。

 通学スクールとして通うなら、LECやTACと並んで検討対象になりますが、宅建試験の通信講座を選ぶにあたって、敢えて大原を選択する必要はないのではないかと思います。


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