出る順宅建士シリーズ(LEC)を徹底レビュー!【評判・口コミ】
更新日:2024年11月23日
LECの「出る順宅建士」は、最近主流のフルカラーやイラストを追求した流れには乗らず、「情報量随一」の正統派テキストとして出版を続けているロングセラーテキストです。
圧倒的な情報力を誇りますので、確実な合格力を身につけたい受験生に根強い人気を誇っていますね。
このページでは、「出る順宅建士シリーズ」のテキストのほか、過去問・問題集など多彩なラインナップについて、それぞれ詳しくレビューしていきたいと思います。
評判・口コミのひとつとして、ぜひ参考にしてください!
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執筆者紹介 |
出る順宅建士シリーズ(LEC)のラインナップ
LECの「出る順宅建士」シリーズは、以下のように、基本テキストと分野別過去問題集のほか、一問一答問題集、模試型過去問、要点整理テキスト、予想問題集と、全部で6種類の多彩なラインナップが揃えられています。
ただし、必ずしも全ての教材を購入する必要はありませんので、やはり、基本テキストと分野別過去問題集は必須として、あとは、必要に応じて購入すればいいのではないかと思います。
基本テキスト
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出る順宅建士 合格テキスト 1 権利関係(2024年版) 著者:東京リーガルマインドLEC総合研究所 宅建士試験部 出版社:東京リーガルマインド 発売日:2023/12/8 ページ数:437ページ サイズ:A5判 価格:2,750円(電子書籍 2,600円) ※2025年版の予約販売中(12/12発売予定) |
出る順宅建士 合格テキスト 2 宅建業法(2024年版) 著者:東京リーガルマインドLEC総合研究所 宅建士試験部 出版社:東京リーガルマインド 発売日:2023/12/15 ページ数:309ページ サイズ:A5判 価格:2,200円(電子書籍 2,156円) ※2025年版の予約販売中(12/20発売予定) |
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出る順宅建士 合格テキスト 3 法令上の制限・税・その他(2024年版) 著者:東京リーガルマインドLEC総合研究所 宅建士試験部 出版社:東京リーガルマインド 発売日:2023/12/22 ページ数:481ページ サイズ:A5判 価格:3,080円(電子書籍 3,000円) ※2025年版の予約販売中(12/26発売予定) |
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分野別過去問題集
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出る順宅建士 ウォーク問過去問題集 1 権利関係(2024年版) 著者:東京リーガルマインドLEC総合研究所 宅建士試験部 出版社:東京リーガルマインド 発売日:2023/12/8 ページ数:342ページ サイズ:B6判(一般的なテキストより小さい) 価格:1,980円(電子書籍 1,900円) ※2025年版の予約販売中(12/12発売予定) |
出る順宅建士 ウォーク問過去問題集 2 宅建業法(2024年版) 著者:東京リーガルマインドLEC総合研究所 宅建士試験部 出版社:東京リーガルマインド 発売日:2023/12/15 ページ数:364ページ サイズ:B6判(一般的なテキストより小さい) 価格:1,980円(電子書籍 1,900円) ※2025年版の予約販売中(12/20発売予定) |
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出る順宅建士 ウォーク問過去問題集 3 法令上の制限・税・その他(2024年版) 著者:東京リーガルマインドLEC総合研究所 宅建士試験部 出版社:東京リーガルマインド 発売日:2023/12/22 ページ数:410ページ サイズ:B6判(一般的なテキストより小さい) 価格:1,980円(電子書籍 1,900円) |
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一問一答問題集
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出る順宅建士 一問一答○×1000肢問題集【アプリ付き】(2024年版) 著者:東京リーガルマインドLEC総合研究所 宅建士試験部 出版社:東京リーガルマインド 発売日:2024/1/17 ページ数:423ページ サイズ:B6判の変形(一般的なテキストより小さい) 価格:2,090円(電子書籍 2,000円) ※2025年版の予約販売中(1/20発売予定) |
模試型過去問
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出る順宅建士 過去30年良問厳選模試(2024年版) <模試型過去問6回分> 著者:東京リーガルマインドLEC総合研究所 宅建士試験部 出版社:東京リーガルマインド 発売日:2024/3/1 ページ数:477ページ サイズ:A5判 価格:2,750円(電子書籍 2,600円) |
要点整理テキスト
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出る順宅建士 逆解き式! 最重要ポイント555(2024年版) 著者:東京リーガルマインドLEC総合研究所 宅建士試験部 出版社:東京リーガルマインド 発売日:2024/5/13 ページ数:293ページ サイズ:B6判(一般的なテキストより小さい) 価格:2,310円(電子書籍 2,200円) |
予想問題集(模試)
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出る順宅建士 当たる!直前予想模試(2024年版 ) <予想問題×4回分+直近過去問×2回分><解説講義付き> 著者:東京リーガルマインド LEC総合研究所 宅建士試験部 出版社:東京リーガルマインド 発売日:2024/5/28 ページ数:290ページ サイズ:B5判(一般的なテキストより大きい) 価格:1,760円(電子書籍 1,700円) |
それでは、「出る順宅建士」シリーズのラインナップについて、順にレビューしていきたいと思います。
出る順宅建士 合格テキストを徹底レビュー!【圧倒的な情報力!】
まずは、「出る順宅建士」シリーズの基本テキスト「出る順宅建士 合格テキスト」から紹介します。
正統派のロングセラーテキスト
LECからは、「合格のトリセツ」というフルカラーで取っつきやすく、イラスト・図解を中心に、見やすさ・わかりやすさを追求したテキストが新たに発刊されましたが、この「出る順宅建士 合格テキスト」は、あくまでも正統派テキストの立場を貫くロングセラーテキスト(1988年初版)です。
印刷は赤系の2色刷りで、3冊(①権利関係 ②宅建業法 ③法令上の制限・税・その他)に分けて出版されています。
情報量随一を誇る!
このテキストの最大の特徴は、とにかく”情報量随一”を誇る点にあります。
条文・判例知識まで完全網羅し、万全の知識を身に付け、どんな問題が出題されても答えられるハイレベルな実力が身に付けられるが、このテキストのセールスポイントです。
さらに、制度の趣旨目的から丁寧に解説してくれますので、理解し、納得しながら知識に落とし込んでいくことができます。
このため、3冊合計で約1,200ページという、宅建のテキストとしては最大のページ数になっています。
他社のテキストは、500~700ページ程度が主流ですので、なんと約2倍のボリュームです!
余裕を持ったレイアウトで読みやすい
とはいえ、情報がぎゅうぎゅうに詰め込まれているわけではなく、文字のフォントは大き目で、ゆったりと余裕を持ったレイアウトですので、他社のテキストよりも読みやすく感じますね。
出典:Amazon
確実な合格力を身につけたい方におすすめ!
しかし、他のコンパクトなボリュームのテキストでも合格できるわけですから、初心者が1冊目に手に取るようなテキストではないかもしれません。
出る順宅建士は、情報量を求める受験生のニーズに応えられる唯一のテキストだと思います。
ですので、過去問の知識がテキストに載ってなくて困った経験がある方、コンパクトな解説では理解できず挫折した経験のある方、確実な合格力を身につけたい方などに、おすすめです!
また、LECの一問一答問題集やウォーク問など、定評のある問題集と完全リンクするテキストという意味でも、価値はあります。
なお、その他特徴として、以下のような点が挙げられます。
- 何を学ぶのかが一目瞭然となるよう、各章の冒頭に「学習内容のポイント」を掲載
- 問われやすい箇所がわかるよう、重要度ランク(A・B・C)を表示するとともに、過去10年間の出題頻度も掲載
- 関連する重要条文や過去に出題のあった本試験問題を掲載
- 重要知識は「合格ステップ」に凝縮
- 2色刷り(赤系)で、3冊に分けて出版
- 正統派のロングセラーテキスト
- 情報量随一で、3冊合計1,200ページ(一般的なテキストの2倍)
- フォントは大き目で余裕をもったレイアウトのため、読みやすい
- 他のテキストの情報量に不満を感じた方や理解できなくて挫折した方、確実な合格力を身につけたい方におすすめ
- 定評のある肢別過去問やウォーク問と完全リンク
出る順宅建士 合格テキスト 1 権利関係(2024年版) 著者:東京リーガルマインドLEC総合研究所 宅建士試験部 出版社:東京リーガルマインド 発売日:2023/12/8 ページ数:437ページ サイズ:A5判 価格:2,750円(電子書籍 2,600円) ※2025年版の予約販売中(12/12発売予定) |
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出る順宅建士 合格テキスト 2 宅建業法(2024年版) 著者:東京リーガルマインドLEC総合研究所 宅建士試験部 出版社:東京リーガルマインド 発売日:2023/12/15 ページ数:309ページ サイズ:A5判 価格:2,200円(電子書籍 2,156円) ※2025年版の予約販売中(12/20発売予定) |
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出る順宅建士 合格テキスト 3 法令上の制限・税・その他(2024年版) 著者:東京リーガルマインドLEC総合研究所 宅建士試験部 出版社:東京リーガルマインド 発売日:2023/12/22 ページ数:481ページ サイズ:A5判 価格:3,080円(電子書籍 3,000円) ※2025年版の予約販売中(12/26発売予定) |
- 各社のテキストの比較記事はこちら⇒ 宅建の独学におすすめのテキスト【人気テキスト徹底比較!】
出る順宅建士 ウォーク問 過去問題集を徹底レビュー!
次は、分野別過去問題集の「出る順宅建士 ウォーク問 過去問題集」です。
たっぷりの550問を収録
この問題集は、3分冊の過去問で、過去30年分の問題から厳選した、合格に欠かせない重要な問題550問が、科目別・分野別に収録されています。
一般的な過去問は300問前後が主流ですので、550問の収録数というのは、最大収録数の「過去問宅建塾(650問)」や「スッキリとける(600問)」に匹敵するほど、たっぷりの問題量が収録された過去問集ですね。
過去30年から厳選することでカバーする論点が広い
出典:Amazon
ただし、「過去問宅建塾」や「スッキリとける」とは、収録範囲に大きな違いがあります。
過去問宅建塾は、過去15~20年分の過去問からの650問であり、スッキリとけるは過去12年分を全て収録した600問ですが、LECのウォーク問は、過去30年分から厳選した550問ですので、そのカバーする論点は、ウォーク問が一番広いと考えられます。
その意味でいうと、600問前後が収録されたボリュームたっぷりの過去問の中では、ウォーク問が最も効率的に学習できる過去問と言えそうですね。
また、他社の問題集はA5サイズばかりですが、ウォーク問だけは、それより一回り小さいB6サイズ(コミック本程度)になっているため、通勤通学時間などのスキマ時間にも使いやすいですね。
出る順宅建士 ウォーク問過去問題集 1 権利関係(2024年版) 著者:東京リーガルマインドLEC総合研究所 宅建士試験部 出版社:東京リーガルマインド 発売日:2023/12/8 ページ数:342ページ サイズ:B6判(一般的なテキストより小さい) 価格:1,980円(電子書籍 1,900円) ※2025年版の予約販売中(12/12発売予定) |
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出る順宅建士 ウォーク問過去問題集 2 宅建業法(2024年版) 著者:東京リーガルマインドLEC総合研究所 宅建士試験部 出版社:東京リーガルマインド 発売日:2023/12/15 ページ数:364ページ サイズ:B6判(一般的なテキストより小さい) 価格:1,980円(電子書籍 1,900円) ※2025年版の予約販売中(12/20発売予定) |
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出る順宅建士 ウォーク問過去問題集 3 法令上の制限・税・その他(2024年版) 著者:東京リーガルマインドLEC総合研究所 宅建士試験部 出版社:東京リーガルマインド 発売日:2023/12/22 ページ数:410ページ サイズ:B6判(一般的なテキストより小さい) 価格:1,980円(電子書籍 1,900円) ※2025年版の予約販売中(12/26発売予定) |
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収録内容 | 550問(過去30年分の過去問から厳選) |
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出題形式 | 4肢択一式 |
掲載順 | 科目・分野別 |
ページ構成 | 右ページに問題、その裏(左ページ)に解答・解説 |
テキストとの関連付け | 『出る順宅建士 合格テキスト』にリンク(該当の章項番号を明記) |
目隠しシート対応 | --- |
- 各社の問題集の比較記事はこちら⇒宅建の独学におすすめの過去問題集
出る順宅建士 一問一答〇×1000肢問題集を徹底レビュー!
次は、一問一答問題集の「出る順宅建士 一問一答〇×1000肢問題集」です。
スキマ時間には一問一答が便利
基本的には、問題集としては分野別過去問(上記のウォーク問)をしっかり取り組んでおけば大丈夫ですが、例えば、外出先などのスキマ時間にも勉強したい場合は「一問一答」が便利です。
というのは、一問一答は、1肢ずつサクサク解いていけるので、スキマ時間に取り組みやすいからです。
私も、個人的には一問一答は好きですね。
他の資格試験(管理業務主任者試験)を受験する際は、勉強期間があまり確保できなかったため、一問一答だけで済ませましたし、司法書士試験も、できるだけ効率的に勉強するため、一問一答をメインに使いました。
すべてオリジナルの厳選した1,000肢を収録
出典:Amazon
LECの1000肢問題集は、過去問ではなく、すべてオリジナルの問題になっています。
最近の出題傾向を踏まえて厳選された重要な問題1000肢が収録されていますので、基礎知識の習得にピッタリです。
1000肢というのは、宅建の一問一答の中では収録数が多いタイプですので、網羅型の一問一答になりますね。 (他社は800肢が主流)
印刷は赤系2色刷りで、答えや重要なキーワードは、付属の赤シートで目隠しできます。
また、コンパクトなハンディ―サイズ(B6判よりさらに小さい。一般的なテキストはA5判)ですので、持ち運びにもとても便利です。しかも、片手で持てるように360度広げられる特別製本が施されています。
最大の特徴はアプリ付き!
出典:Amazon
さらに、この一問一答の最大の特徴が「アプリがついている」という点です。しかも、書籍版と同じ1000肢が完全収録されています。
そもそも一問一答というのは、外出先でスキマ時間に解くことを想定してハンディ―サイズになっているわけですから、スマホで問題がサクサク解けるなら、その方がさらに便利ですね!
ということで、宅建の一問一答としては、LECの「一問一答○×1000肢問題集」が一番のおすすめです!
出る順宅建士 一問一答○×1000肢問題集【アプリ付き】(2024年版) 著者:東京リーガルマインドLEC総合研究所 宅建士試験部 出版社:東京リーガルマインド 発売日:2024/1/17 ページ数:423ページ サイズ:B6判の変形(一般的なテキストより小さい) 価格:2,090円(電子書籍 2,000円) ※2025年版の予約販売中(1/20発売予定) |
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収録内容 | 約1,000肢(厳選したオリジナル問題) |
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出題形式 | 一問一答式 |
掲載順 | 科目・分野別 |
ページ構成 | 左ページに問題、右ページに解答・解説 |
テキストとの関連付け | 『出る順宅建士合格テキスト』にリンク(該当の章項番号を明記) |
目隠しシート対応 | 付属の赤シートで解答や重要語句を隠せる |
- 各社の一問一答問題集の比較記事はこちら⇒宅建のおすすめ問題集⇒「一問一答を徹底比較!」
出る順宅建士 過去30年良問厳選模試を徹底レビュー!
次は、「出る順宅建士 過去30年良問厳選問題集【模試型6回分&最新過去問1回分】」です。
新ジャンル「模試型過去問」
この問題集は、「模試型過去問」という、他社にはない、まったく新しいジャンルの過去問集になります。(初版は2022年度 ※2024年度にTACが真似をして出版しました。)
過去30年分の過去問データから厳選された良問のみが、模試のような形式(本試験形式)で50問ずつ、6回分収録されています。(+直近1回分の過去問も)
収録内容は、基礎編・中級編・上級編の3段階(各2回ずつ)に分かれていて、300問(50問×模試型6回)+50問(過去問1回)=合計350問ですので、一般的な分野別過去問集の収録数(300問)より少し多いぐらいの問題量です。
しかし、分野ごとに解いていくのではなく、全分野を通しで解いていく、まさに模試型になっているのが分野別過去問との大きな違いですね。
また、模試として考えれば、6回分というのは、十分すぎる量です。
模試と過去問が融合した一石二鳥の問題集
さらに、模試の場合は、解ける必要のない捨て問も含まれていますが、この問題集は、すべて合否に直結する良問ばかりですので、学習効率も高いですね。
学習の初期に使うのではなく、一通りの学習が終わり、模試を解くぐらいの直前期のシーズンに、時間を測りながら、解くのがおすすめです。
本体は、1回分ごとに問題冊子を取り外せるので、模試と同じように本試験のシミュレーションとして解けますし、分野別過去問を解くのとは違い、時間配分の感覚や、解答テクニックなど、本試験の解答力も身につけられます。
Web無料採点サービスまでついていますので、成績診断で効率的な復習も可能です。
模試と過去問が融合した、一石二鳥の問題集といえますね!
出る順宅建士 過去30年良問厳選模試(2024年版) <模試型過去問6回分> 著者:東京リーガルマインドLEC総合研究所 宅建士試験部 出版社:東京リーガルマインド 発売日:2024/3/1 ページ数:477ページ サイズ:A5判 価格:2,750円(電子書籍 2,600円) |
出る順宅建士 逆解き式!最重要ポイント555を徹底レビュー!
次は、要点整理テキスト「出る順宅建士 逆解き式!最重要ポイント555」です。
要点整理テキストというのは、「暗記本」や「まとめ本」といった呼び方をする場合もありますね。
重要知識の確認・直前期の総まとめに最適
この要点整理テキストは、試験に合格するための根本・基礎知識を確実に覚えるために、膨大な学習範囲の中から555の重要ポイントに絞り込んだもので、一通りの学習を終えた方が、重要知識の確認や直前期の総まとめをするのに最適なテキストです。
また、テキストのサイズもB6判ですので、コンパクトで持ち運びに便利ですね。
一問一答を解くことで効率的に記憶
出典(2022年版):Amazon
このテキストの最大の特徴は、そのページ構成です。
要点整理テキストというのは、重要知識をコンパクトにまとめて掲載するのが一般的ですが、この最重要ポイント555は、各重要知識を2~3行で掲げ、その次に、一問一答式で過去問が2~3問ずつ掲載される構成になっています。
ただ単に暗記するのはなかなか大変ですが、一問一答を解くことで、効率的に記憶することができるはずです。
また、555の重要ポイントの中のキーワードは赤字になっていますので、付属の暗記シートで目隠しして暗記することもできます。
音声ダウンロードサービスも付属
さらに、特典として、555の重要ポイントを読み上げた音声のダウンロードサービスが付属していますので、スマホ等にダウンロードすれば、通勤通学などのスキマ時間に音声で復習することもできます。
なお、各ポイントには、合格テキストの該当箇所も明記されていますので、ポイントだけではよくわからない場合は、合格テキストを素早く参照することも可能です。
このように、要点整理テキストとしては、盛沢山の工夫がなされており、完成度が高く、よくできていると思います。
他資格のテキストにおいても、LECの要点整理テキストはいずれも完成度の高いものが出版されていますので、さすがLEC!と感心しますね。
出る順宅建士 逆解き式! 最重要ポイント555(2024年版) | |
著者 | 東京リーガルマインドLEC総合研究所 宅建士試験部 |
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出版社 | 東京リーガルマインド |
発売日 | 2024/5/13 |
ページ数 | 293ページ |
サイズ | B6判(一般的なテキストより小さい) |
価格 | 2,310円(電子書籍 2,200円) |
<参考>要点整理テキストが効果的なケース
例えば、要点整理テキストを効果的に利用できるケースは、次のような場合です。
- 直前期に知識を総整理して万全の態勢で本試験を迎えるために
- 復習時間が確保できない場合に一気に総復習を済ませるために
- 2年目の再チャレンジの基本テキストとして
- 外出先や通勤時間などスキマ時間での暗記用に
このような場合に、要点整理テキストを使用すると効果的だと思います。
- 各社の要点整理テキストの比較記事はこちら⇒「宅建の独学におすすめのテキスト」→「要点整理テキスト」
出る順宅建士 当たる!直前予想模試を徹底レビュー!
次は、予想問題集(模試)の「出る順宅建士 当たる!直前予想模試」です。
この問題集は、4回分の本試験予想問題が収録された問題集になっています。
さらに、購入者特典として解説講義が提供されており、模試各回1時間程度ずつ、LECの講師4名がそれぞれ解説してくれます。
その他、予想模試だけでなく、巻頭特集として今年の出題テーマをLEC講師が予想した「最重要テーマ10」や、袋とじ企画として「『出題論点』大本命&大穴6選」、模試を採点してくれる「WEB無料採点サービス」、昨年度の本試験問題&解答解説のPDFダウンロードまで付いています。
やはり、”模試といえばLEC”です。
予想問題集は他社からも出版されていますが、LECの予想模試を一番におすすめします!
出る順宅建士 当たる!直前予想模試(2024年版 ) <予想問題×4回分+直近過去問×2回分><解説講義付き> 著者:東京リーガルマインド LEC総合研究所 宅建士試験部 出版社:東京リーガルマインド 発売日:2024/5/28 ページ数:290ページ サイズ:B5判(一般的なテキストより大きい) 価格:1,760円(電子書籍 1,700円) |
<参考>予想問題集(模試)が効果的なケース
宅建試験を受験する場合は、独学の場合であっても、予備校の模試は受験しておいた方がよいと言われることがあります。これには、次のような目的があると考えられます。
- 解答の時間配分やマークシートの解答形式、緊張感など本試験に慣れる。
- 自分の知識に穴がないか確認し、本試験に向けた最後の仕上げとして、弱点の補強をする。
- 過去の出題傾向を分析したうえでの予想問題が出題されるため、その年の本試験に出題される可能性が高い問題を押さえる。
このような資格予備校が実施する模試を受験することも一つの方法ですが、予想問題集」で代替してもいいですね。
- 各社の予想問題集の比較記事はこちら⇒「宅建の独学におすすめの問題集」→「予想問題集」
- 資格予備校の模試はこちら⇒宅建のおすすめ模試
出る順宅建士シリーズを徹底レビューまとめ
以上、LECの「出る順宅建士」シリーズをご紹介してきました。
出る順宅建士シリーズは、情報量随一を誇る合格テキスト、たっぷりの過去問が収録されたウォーク問など、確実な合格を掴み取るために、圧倒的な情報と問題量を提供してくれます。
一方、スキマ時間に大活躍の〇×1000肢問題集、模試と過去問が融合した良問厳選問題集、効率的に記憶する様々な工夫が施された最重要ポイント555など、学習の効率化にも最適です。
このように、LECの出る順シリーズは、幅広い受験生のニーズに応えられるシリーズですね。
最近は、フルカラーテキストやイラスト・図解を中心としたテキストに目が行きがちですが、真の合格力を身につけたい方には、LECの出る順宅建士シリーズをおすすめします!
- テキストの比較はこちら⇒宅建の独学におすすめのテキスト【人気テキスト徹底比較!】
- 過去問の比較はこちら⇒宅建のおすすめ問題集【過去問・一問一答・予想問題集】
- 勉強法はこちら⇒宅建の独学に必要な勉強時間は?おすすめ勉強法を解説
独学が不安な方は、宅建通信講座おすすめランキングのページをご参照ください。 最安値は19,800円! |