資格スクエア宅建講座の評判・口コミは?体験レビュー!
更新日:2024年12月2日
資格スクエアの宅建講座は、2021年を最後に休講中でしたが、行政書士講座の人気講師”森T”こと森広志講師とタッグを組むことで、2023年にリニューアルし、見事に復活を遂げました!
当ページでは、資格スクエアの宅建講座について、私自身も実際に体験しながら詳しくレビューしていきたいと思いますので、評判・口コミのひとつとして参考にしていただければと思います。
※ 資格スクエアを含めた宅建講座の比較記事はこちら⇒宅建通信講座おすすめランキング
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資格スクエア宅建講座の概要
まず、資格スクエア宅建講座の概要から、簡単に確認しておきたいと思います。
資格スクエアは、司法試験や弁理士、行政書士、宅建士といった法律系の資格を中心としたオンライン学習サービスで、IT技術と脳科学を駆使し(「資格スクエアクラウド」と「脳科学ラーニング」は革新的学習システムとして特許を取得)、これまでになかった新しい教育サービスを提供することを特徴としています。
資格スクエアは、2013年にサービスを開始し、宅建講座も順調に実績を伸ばしていましたが、2020年の書籍不正利用問題に端を発し、宅建講座や行政書士講座、司法書士講座などが、一旦閉講することとなりました。
※ 書籍の不正利用に関するお詫び(資格スクエア)、不正利用に関する報告書(資格スクエア)、和解合意のお知らせ(資格スクエア)
そして、会社組織を一新した資格スクエアは、上場企業レアジョブグループ傘下に入り、立て直しを図ることになります。
※ 株式会社資格スクエアを設立し、レアジョブグループへ「株式会社資格スクエア」設立(2021.12.1プレスリリース) さらにその後、株式会社レアジョブに吸収合併「吸収合併のお知らせ」(2023.5.29プレスリリース)
ちょうどこのタイミングで、法律資格の専門校「伊藤塾」の人気講師”森T”こと森 広志 講師が、資格スクエアに移籍し、2022年度行政書士講座をセンセーショナルに開講しました。
そして翌年の2023年、森Tが宅建講座ともタッグを組み、見事に完全リニューアルされた宅建講座が開講したというわけです。
![]() ⇒ 資格スクエア宅建講座 公式サイト |
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通信講座名・受講料 |
宅建コンプリート講座【2025年試験向け】 宅建フォーカス講座【2024年試験向け】 宅建 超短期集中合格講座 【2024年試験向け】
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公式サイト | 資格スクエア 公式サイトへ |
資格スクエア宅建講座の講義をレビュー!
まずは、資格スクエア宅建講座のサンプル講義を受講してみたいと思います。
氏名・メールアドレスなど必要事項を入力すれば無料会員登録することができ、宅建講座では10本の無料講義が公開されています。
森Tの圧倒的にわかりやすい講義!
講師歴20年を超える”森T”は、コメディアンのような面白い講義で、とにかく”固い”法律を”やわらかく”説明してくれるのが特徴です。
宅建試験の中で、最も難解かつ最重要科目のひとつである「民法」を面白おかしく解説し、得意科目に仕上げてくれます!
テキストを画面に表示しながら解説してくれるのも、わかりやすくていいですね。
”森T”こと森広志講師のプロフィール
出典:資格スクエア宅建講座
- 平成15年度の行政書士試験(合格率2.89%)に3ヶ月の学習期間で一発合格
- 行政書士事務所の代表を務めながら大学受験指導塾(国語)での講師経験を活かし、伊藤塾で行政書士試験の指導を開始
- 20年の講師歴で磨きあげた”固い”法律を、具体例を交えて”やわらかく”説明する劇場型の講義スタイルで、毎年多くの合格者を輩出
- 2021年末、資格スクエアに移籍
- 2022年~2023年:『行政書士 森Tの4ヵ月合格講座』、『森Tの1年合格講座』、『森Tの速習講座』など、次々と開講
田中講師の珠玉の合格テクニック
民法以外の科目は、リニューアル前の宅建講座を担当していた田中祐介講師が引き続き担当します。
田中講師も、わかりやすい講義には定評があり、平成23年度に行政書士試験に合格、平成25年度に司法書士試験に、そして平成26年度に宅建試験に合格するなど資格試験に精通した講師ですのでご安心ください。
豊富な受験経験に基づく珠玉の合格テクニックで合格へと導いてくれます。
講義では、ゆっくりと丁寧な口調で解説してくれるのが印象的ですね。
また、「簡単に言ってしまえば○○」という具合に、難解な法律用語を日常的な言葉に置き換えて説明してくれるのもわかりやすいです。
使い勝手の良い動画再生機能
なお、講義動画は、21段階(1.0~3.0倍速)に速度調節が可能となっていて、使いやすいですね。
また、10秒早送り、10秒巻き戻し、といったちょっとした便利機能もありますし、途中で中断しても、中断位置から再生することができる機能も備えています。
資格スクエア”森T”の評判・口コミ
宅建講座リニューアル後の評判・口コミは、まだ出てきていませんので、ここでは、”森T”に関する口コミを紹介したいと思います。
わかりやすい
- すごく噛み砕いて教えてくれる
- わかりやすくて目から鱗
- 講義に無駄がない
- 森Tのおかげで合格できた
面白い
- コメディアンみたいな先生で勉強が楽しい
- 笑いながら講義が受けられる
- 森Tの大ファンになりました
このように、森Tの講義は、”わかりやすい”、”面白い”といった良い評判であふれていますね。
資格スクエア宅建講座のテキスト・問題集をレビュー!
次は、資格スクエア宅建講座のテキストについてのレビューです。
テキストは、冊子版のフルカラーテキストに加え、PDF版も配付されますし、問題集は、WEB問題集・過去問アプリで解きまくることができますので、スキマ時間も有効活用できますね。
こだわりのフルカラーテキスト!
出典:資格スクエア宅建講座
資格スクエア宅建講座では、フルカラーテキスト(B5版・3冊)が使用されます。
フルカラーといっても、マーカーや書き込みでオリジナルのテキストに仕上げられるよう、色使いは控えめに抑えられており、本文中には敢えて着色しないなど、使いやすさに配慮されているのが特徴ですね。
その一方で、図解やイラストなどは綺麗に配色することで、スムーズに理解でき、記憶にも残りやすいよう工夫が施されています。
また、冊子版テキストだけでなく、PDF版も配付されますので、外出先でもテキスト学習が可能ですね。
WEB問題集&アプリで過去問解きまくり!
資格スクエア宅建講座の問題集は、過去問アプリ「宅建攻略クエスト」・WEB過去問・年度別過去問データ(PDF)の3種類が用意されています。
過去問アプリ「宅建攻略クエスト」は、テーマ別に収録された肢別(一問一答)形式の過去問アプリで、スマホでサクサク解きながら知識を身につけることができます。
ただし、一問一答ばかり解いていると、本試験の四肢択一形式を解くコツが身につけられませんので、四肢択一形式のWEB過去問を使えば、本試験形式にも慣れることができますね。
そして、年度別過去問データは、PDF形式で年度別の過去問が提供されますので、本試験のシミュレーションもできます。
※ WEB過去問・年度別過去問データは、宅建コンプリート講座、宅建フォーカス講座での提供となります。
過去問アプリ「宅建攻略クエスト」
これら3つの過去問の中で、メインに使用するのは、やはり過去問アプリ「宅建攻略クエスト」ですね。
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このアプリには、過去11年分(13回分)の過去問が、テーマ別に収録されています。つまり、4肢×50問×13回=2,600肢の過去問が解けるということです。
出題は、「〇」「?」「×」の3つから選ぶ形式になっており、解答をタップすると正誤が判定され、解説が表示されます。
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さらに、その解答を選んだ理由が、解説と「合致した」or「違った」を選べるためマグレ当たりを区別できますし、要チェック問題としてチェックを入れることもできます。
このような記録を残すことで、復習の際に、間違えた問題だけでなく、よくわからない問題、解答理由が違っていた問題など、細かく設定して復習に役立てることができるんですね。
無料版のサンプルとして、約500肢が公開されていますので、興味のある方は、一度試してみてください(資格スクエアの無料会員登録が必要です)。
⇒資格スクエア「宅建攻略クエスト(無料版)」の申し込みはこちら
資格スクエア宅建講座のカリキュラム
次は、資格スクエア宅建コンプリート講座のカリキュラムについて見ていきます。
インプット・アウトプット・直前期の3期
カリキュラムは、インプット期・アウトプット期・直前期の3期に分かれています。
インプット期では、①権利関係 ②宅建業法 ③法令上の制限 ④税その他 の4科目について、順にインプット講義が進んでいきます。
動画講義は、各テーマごとに収録されており、1本あたり数分~30分以内で収録されていますので、復習の際に、聴きたい講義だけを選んで受講できますね。
この講義と並行して、過去問アプリ「宅建攻略クエスト」で随時、知識を確認しながら定着させていきます。
インプット講義が終わった後は、アウトプット講義(解法マスター講義・本番マスター講義)も用意されており、この時期には、四肢択一式のWEB過去問や年度別過去問も使って、本試験の形式にも慣れていきます。
そして、本試験の直前期には、資格スクエアが誇るAI(人工知能)が出題を予想した模試「未来問」と、「直前対策講義」で知識の総仕上げをし、本試験を迎えるというカリキュラムです。
※ 直前対策講義は宅建コンプリート講座のみの提供となります。
権利関係を制するカリキュラム
資格スクエアのカリキュラムで特徴的なのが、「権利関係」が手厚くなっている点です。
「権利関係」は、本試験で全50問中14問を占める重要科目であり、近年難化傾向が進んでいます。
単純な知識の暗記で対応できる宅建業法などの科目に比べ、他の受験生に差をつけやすいのが、この「権利関係」です。
資格スクエアでは、ここに着目し、14問中全問正解が狙えるよう、権利関係の大部分を占める民法の講義を、行政書士講座の名物講師「森T(森 広志講師)」に託し、徹底攻略してくれます!
AIが出題を予測する資格スクエアの「未来問」!
それと、忘れてはいけないのが資格スクエアが誇る「未来問」ですね!
未来問とは、資格スクエアが開発した「人工知能(AI)」が、今年度の出題を予測した模擬試験です。
この未来問については、第16回日本e-learning大賞において「AI・人工知能特別部門賞」を受賞、第4回IMS JAPAN賞においては「優秀賞」を受賞したそうです。
※ ただし、田中講師も話していましたが、宅建試験は、未来問を解いたからといって合格できるような甘い試験ではないため、しっかりと過去問を解いて、周辺知識を理解して、暗記事項を暗記したうえで、未来問については試験の直前期にお試し受験的な使い方をしていただければ、とのことでした。
講義画面からワンクリックで質問可能なサポート体制
資格スクエアでは、講義内容の不明点から受講システムに関する質問まで、講義画面からワンクリックで送信できるワンクリック質問機能や、他の受講生の質疑を自由に参照できるみんなの質問機能など充実したサポート体制を備えています。
さらに、月に1回、田中講師とのZOOM相談会も開催されます。
資格スクエア宅建講座を体験レビューまとめ
資格スクエアの宅建講座は、2021年度を最後に休講中でしたが、行政書士講座の人気講師”森T”こと森広志講師とタッグを組むことで、2023年に復活を遂げました。
講師歴20年を超える”森T”は、コメディアンのような面白い講義で、とにかく”固い”法律を”やわらかく”説明してくれるのが特徴です。
宅建試験の中で、最も難解かつ最重要科目のひとつ「民法」を面白おかしく解説し、得意科目に仕上げてくれます。
ただし、民法以外の科目はすべて、森Tではなく、リニューアル前から引き続いて田中祐介講師が担当されますので、その点はちょっと残念ですね。。
とはいえ、田中講師も、わかりやすい講義には定評があり、宅建のほか、行政書士・司法書士試験にも合格するなど資格試験に精通した講師ですのでご安心ください。
テキストは、冊子版のフルカラーテキストに加え、PDF版も配付されますし、問題集は、WEB問題集・過去問アプリで解きまくることができますので、スキマ時間も有効活用できますね。
さらに、講義画面から送信できるワンクリック質問機能や、他の受講生の質疑を自由に参照できるみんなの質問機能など充実したサポート体制を備えています。
2023年に開講したばかりで合格実績が少ないのが欠点ではありますが、民法を得意科目にしたい方、スマホで学習したい方におすすめです。
宅建講座まとめ表
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受講料 |
①宅建コンプリート講座【2025年試験向け】 ②宅建フォーカス講座【2024年試験向け】 ③宅建 超短期集中合格講座 【2024年試験向け】
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講義時間数・スタイル |
①インプット講義 :82時間 ②インプット講義 :66時間 ③インプット講義 :66時間 講義は通信講座専用に収録。画面にテキストを表示して解説 |
教材 |
【テキスト】フルカラー冊子版テキスト ※PDFあり 【問題集】Web問題集・過去問アプリ ※超短期講座は過去問アプリのみ 【eラーニング】講義受講、PDF版テキスト、問題演習(スマホ、タブレット、パソコンいずれも利用可) |
合格実績 |
4名の合格体験記の掲載あり(2023年度) |
サポート体制 |
・メールによる質問対応(回数無制限あり:コンプリート100回、フォーカス30回、超短期10回) |
総合評価 |
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