更新日:2024年4月2日
宅建試験に合格するためには、一般的に300時間の勉強時間が必要といわれています。
しかし、毎日仕事で忙しい社会人にとって、まとまった勉強時間を確保するのは、なかなか大変ですよね。
そこで、このページでは、スキマ時間に耳学(音声学習)やアプリを活用して勉強時間を作り出す方法についてご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
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耳学・音声学習とは
耳学・音声学習とは、耳で音声を聴く勉強法です。
一般的な勉強法は目や手を使う必要がある
宅建試験の勉強方法としては、テキストを読んだり問題集を解いたりするのが一般的です。
このテキストや問題集は、紙書籍もありますし、電子書籍やスマホアプリもあります。
また、講座を受講していれば、動画講義を視聴する場合もありますね。
しかし、こういった一般的な勉強法は、いずれも目や手を使う必要があります。勉強中は、その教材を目で見ないといけませんし、手で持っていないといけません。
ですので、歩きながら、車を運転しながら、家事をしながら、のように何か別のことをしながら勉強することは不可能です。
そこで、この問題を解決してくれるのが「耳学・音声学習」です。
耳で音声を聴く勉強法だからいつでもどこでも勉強できる
耳学・音声学習とは、耳で音声を聴く勉強法です。耳で聴くだけですから、目も手も使いません。
つまり、歩きながらでも、運転しながらでも、家事をしながらでも、食事をしながらでも、いつでも勉強ができてしまうわけです。
これこそ、究極のスキマ時間学習ですよね。
- 耳で音声を聴く勉強法
- 目も手も使わないから、いつでもどこでも勉強できる
以下では、この耳学(音声学習)を含めたスキマ時間学習について、ご紹介していきます。
スキマ時間学習とは
私自身、これまで数多くの資格試験を受験しましたが、通勤時間や昼休み時間など、様々なスキマ時間を活用しながら勉強してきました。
社会人として働きながら勉強する場合、残業がなければ1日3時間ぐらいは勉強できるかもしれませんが、定時に帰れるような恵まれた職場は、なかなかありませんよね。
となると、自宅でじっくりと机に向かって勉強できるような時間は、ほとんど取れません。
そこで、スキマ時間学習が必要になってきます。
勉強に使えそうなスキマ時間としては、通勤時間(電車通勤・車運転・徒歩通勤)、その他移動時間、昼休み、食事時間といったものが考えられますね。
あとは、スキマ時間とも呼べないような日常のあらゆる時間にも、使える勉強時間は存在します。
このようなスキマ時間をフル活用することで、忙しい社会人でも勉強時間を作り出すことができます。
- 通勤時間(電車通勤、車運転、徒歩通勤)
- その他移動時間
- 昼休み
- 食事時間
- 日常のあらゆる時間
宅建の耳学・アプリを使った勉強法
では、こういったスキマ時間には、どんな勉強法が適しているのでしょうか。
通勤時間・その他移動時間
まず、通勤時間というのは、多くの人に存在するスキマ時間ですよね。
通勤手段としては、電車通勤・バス通勤、車通勤、徒歩通勤など、人それぞれです。
また、通勤に限らず、取引先に訪問したりするような移動時間もありますよね。
電車通勤の場合
電車通勤で、席に座ることができた場合は、テキストを読んだり過去問を解いたり、スマホで勉強したりと、何でもできますね。
講座を受講している方なら、講義を視聴したりもできます。
つまり、どんな勉強でもできますので、勉強方法に悩む必要はありませんね。
しかし、座れなかった場合は、テキストを開くのは難しいので、スマホを使った勉強が中心になってくるかと思います。
スマホで過去問が解けるアプリがありますので、そういったアプリを入れておけば、電車で座れなかった場合にも勉強できますね。
また、AmazonのKindle(キンドル)など、スマホで読めるテキスト(電子書籍)もあります。
また、そもそもスマホだけで勉強することを前提に、テキストやアプリはもちろんのこと、講義まで組み込んだオールインワンのオンライン講座もあります。
⇒ スタディング宅建講座(公式サイト)・・・スタディングは、独学と大差ない価格で受講できますので、私もマンション管理士や賃貸不動産経営管理士には、スタディングを受講して合格しました。
車通勤・徒歩通勤の場合
次は、車通勤や徒歩通勤の場合です。
この場合は、勉強のハードルが少し上がりますね。
テキストを読んだり、スマホで過去問を解いたりするような勉強はできません。
ここで、スキマ時間の勉強を諦めてしまう人が多いかと思います。
しかし、こういった状況でも、”耳”は使えますよね。”目”が使えないなら”耳”を使って勉強すればいいんです。
講座を受講していれば、講義音声のダウンロードができたりしますので、スマホや携帯音楽プレーヤーで、それを聞くことができますよね。
また、耳学(音声学習)のためのリスニング教材もあります。AmazonAudibleのパーフェクト宅建士聞くだけや、AmazonKindleの合格しようぜ!宅建士 基本テキスト 動画&音声講義付きなどが有名ですね。(詳細は、このあと紹介します。)
スマホや携帯音楽プレーヤーのイヤホンで聴くことができますので、この音声教材で”耳学”すれば、車通勤や徒歩通勤などのスキマ時間も、有効に勉強時間として使うことができますね。
もちろん、電車通勤でも使えます。
- 電車通勤(座れた場合)・・・テキスト、過去問、スマホ、講義など何でもOK
- 電車通勤(座れなかった場合)・・・スマホアプリ・電子書籍・オンライン講座など
- 車通勤・徒歩通勤・・・耳学・音声学習
昼休み時間
会社の昼休み時間は、休憩室など机とイスがある場所なら、テキストを読んだり過去問を解いたり、電車通勤で座れたときと同様、何でもできますね。
ただし、テキストまで広げるのはちょっと恥ずかしい、、という場合は、電車通勤で座れなかったときや車・徒歩通勤の場合と同様に、アプリや音声学習(耳学)で勉強してもいいですね。
食事時間
食事時間は、手を使うのは難しいので、目と耳を使った勉強が中心になるかと思います。
ですので、講義を視聴したり、耳学(音声学習)で勉強したりするのがいいですね。
日常のあらゆる時間
あとは、スキマ時間とも言えないような日常生活のあらゆる時間です。
暗記事項をまとめたメモを手作りして持ち歩いたり、家の中のあちこちに張り紙をしたりすることで、日常のあらゆる時間を勉強時間に変えることができます。
- 昼休み時間・・・テキスト、過去問、スマホ、講義なんでもOK ※恥ずかしい場合はスマホや耳学(音声学習)
- 食事時間・・・講義視聴、耳学(音声学習)
- 日常のあらゆる時間・・・手作りメモ、張り紙など
音声学習はスキマ時間におすすめ!
以上、スキマ時間を活用できる勉強法について、ご紹介してきました。
やはり、スキマ時間に勉強するなら、スマホの活用は必須といえますね。
アプリや電子書籍、オンライン講座、音声学習など、使える勉強法がいくらでもあります。
なかでも、スマホ画面が見れないような、どんな場面でも使える耳学(音声学習)は、最も汎用性が高く、便利な勉強法だと思います。
パーフェクト宅建士聞くだけ
音声学習用の教材として、まずご紹介するのは、日建学院が監修し、住宅新報出版から出版されている「パーフェクト宅建士聞くだけ」です。
ナレーションは、全国宅地建物取引業協会連合会のイメージキャラクターを務める人気キャスターの佐藤まり江さんが担当しています。
「権利関係」・「宅建業法」・「法令上の制限その他」の全3巻で、1巻あたり4時間(合計12時間)の収録内容です。
宅建試験合格に必要な重要知識を、ひととおり解説してくれます。単に重要ワードを読み上げるような形ではなく、ひとつひとつ解説しながら講義形式で進んでいきますので、本当に聞くだけで勉強できますね。
Audibleの会員(月額1,500円)なら聴き放題で聴けますが、会員に入っていない場合は、1巻4,500円(3巻セットなら12,500円)での購入になりますので、けっこう割高になりますね。。
Audibleには、30日間の無料期間が用意されていますので、とりあえず試してから判断した方がいいかもしれませんね。
パーフェクト宅建士聞くだけ(全3巻セット)【2023年版】 著者: 住宅新報出版(著)、日建学院(監修) 形式: Audible 出版社: 住宅新報出版 音声収録時間:12時間 発売日: 2023/4/25 価格: 12,500円(3巻セット) Audible会員は無料(月額1,500円の会費) |
合格しようぜ!宅建士 基本テキスト 動画&音声講義付き
次にご紹介するのは、宅建ダイナマイト合格スクールの大澤茂雄先生の「合格しようぜ!宅建士 基本テキスト」です。
書籍(単行本 or Kindle版)として出版されていますが、その書籍に音声講義(動画講義も)が付属しています。
音声講義の収録は6時間(動画講義は4時間)となっており、上記のパーフェクト宅建士よりも短い時間数ですね。
あくまでもテキストをベースにしたポイント解説講義ですので、音声講義単体で勉強できるようなものではありません。
とはいえ、テキストの理解が深まるような雑談がけっこう多いので、これはこれで気楽に流し聞きをするような感じで聞いてもいいかもしれませんね。
合格しようぜ!宅建士 基本テキスト(2024年版) 著者: 宅建ダイナマイト合格スクール 形式: Kindle版 出版社: インプレス 音声収録時間:6時間 発売日: 2023/10/13 価格: 2,926円 |