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司法書士の通信講座おすすめランキング2024【予備校12社を徹底比較!】

独学で資格取得 - 目指せ!司法書士 -
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司法書士の通信講座おすすめランキング【予備校12社を徹底比較!】

更新日:2024年4月25日

司法書士おすすめ通信講座

 司法書士の通信講座・予備校は、各社それぞれに特徴があるため、「どの講座を受講すればいいのか迷う、、」という方も多いと思います。

 そこで、司法書士をはじめ、行政書士・土地家屋調査士・宅建士などの国家資格に合格してきた管理人が、10年以上にわたってリサーチを続けている人気予備校12社について、それぞれの特徴を比較し、おすすめの通信講座をランキング形式で紹介します!

 初心者におすすめの講座のほか、学習経験者向けの講座や費用が安い講座、合格実績が高い講座など目的別のおすすめ通信講座や通学スクールも紹介しますので、ぜひ参考にしてください!

【執筆者】
㈱モアライセンス代表 大西雅明

市役所に22年間勤めた元公務員。宅建士、行政書士、司法書士、土地家屋調査士などの国家資格に合格し、15年以上にわたって当サイトで情報発信している。
司法書士開業!X(Twitter)司法書士事務所

執筆者 大西雅明のアイコン
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このページの目次

司法書士通信講座おすすめランキング

おすすめNo.1:アガルート No.2:スタディング No.3:LEC No.4:伊藤塾

 司法書士試験の通信講座は、四大予備校と呼ばれるLEC・伊藤塾・TAC・辰已法律研究所の4社が中心的な存在です。

 なかでも、LEC・伊藤塾の2社がツートップで、次にTAC、さらに後方から辰已が追いかけています。

 そして、この四大予備校の構図を切り崩しにかかっているのが、オンライン講座のアガルート・スタディングの2社です。特に、スタディングの急成長には目を見張るものがあり、もう間もなく四大予備校に食い込む勢いですね。

 ただし、老舗のクレアールも負けじと粘っていますので、ここにも注目です。

 ということで、以下のランキングでは、司法書士のおすすめ通信講座について、私が重視する次の5項目で比較・評価し、総合評点が高い順に紹介していきます。

ランキングの基準
  • 講義・講師(講義のわかりやすさ・講義時間数・講義スタイル)
  • 教材(テキスト・問題集・eラーニング)
  • 合格実績(合格率・合格者数・合格者の声)
  • サポート体制(質問対応その他フォロー制度)
  • 受講料(安さ・返金制度など)

※ ランキングの基準の詳細は、当ページ内の【ランキングの基準】司法書士通信講座のおすすめな選び方をご参照ください。

No.1:
アガルート

アガルートキャンペーン
アガルート司法書士通信講座
⇒アガルート司法書士通信講座 公式サイト

  • 冊子版のフルカラーテキスト付きでこのお値段!
  • 合格への最短ルート!
  • カリスマ講師「三枝りょう」先生の演習総合カリキュラム!

 アガルートは、2015年に開校した比較的新しい資格予備校で、法律系の難関資格を得意としています。

 最近はウサギ先輩とカメ後輩のテレビCMでお馴染みですね。

 業界最低水準の低価格を実現しつつ、冊子版のフルカラーテキストと、講師に直接質問できるスピーディーな質問対応という、これまでにない画期的な司法書士講座を開講してくれました。

 アガルートでは、合格への最短ルートを実現する必要十分な凝縮した講義とテキストが用意されています。

 しかも、学習経験者向けの演習総合カリキュラムは、なんと、数々の予備校を渡り歩いてきたカリスマ講師「三枝りょう」先生が講義を担当!(LEC・クレアール・小泉・資格スクエアなど講師歴20年超)

 さらに、合格者には受講料を全額返金してもらえる上に、合格祝い金3万円までもらえます。

 ただし、開講して年数が浅いため、目に見える合格実績はまだ少ないですが、期待度はNo.1です!

 冊子版のテキスト・問題集を使用しますので、次にご紹介するスタディングのようなオンライン学習が苦手な方でも、安心して受講できますね。

\カリスマ講師とフルカラーテキスト!/
アガルート公式サイトで詳細を見る

アガルート司法書士講座の比較項目

費用

司法書士 入門総合カリキュラム(ライト)2025年試験向け】
[Web] 239,800円

司法書士 演習総合カリキュラム(フル)【2024年試験向け】
[Web] 217,800円
期間限定10%OFF→ 196,020円

  • 業界最低水準の低価格! フルカラーテキストに充実の講義、質問サービス付きでこのお値段!
  • さらに、合格者全額返金合格祝い金3万円あり!
  • 分割払いの金利手数料0円!

講義・講師

  • 必要十分な凝縮した講義
  • 画面にフルカラーテキストを表示しながら解説!
  • カリスマ講師「三枝りょう」先生が講義を担当!(演習総合カリキュラム)

①[講義] 342時間
 [演習]択一(自習:平成元年以降の厳選肢別過去問集)、記述(過去問講義:49時間)、答練8回

②[講義] 206時間
 [演習]択一(自習:平成元年以降の厳選肢別過去問集)、記述(過去問講義:49時間)、答練20回、模試1回

講義は通信講座専用に収録。適宜、背景にテキストやスライドを表示して解説

教材

  • 冊子版のフルカラーテキストを使用!
  • セルフチェックWebテストあり!

【テキスト】フルカラー冊子版テキスト/オリジナル

【問題集】冊子版問題集

【eラーニング】講義視聴、問題演習(スマホ、タブレット、パソコンいずれも利用可)

合格率・実績

  • 受講生の15.4%が合格!(2023年度)

2名の合格者の声の掲載あり(2023年度)
※2022年度:2名
受講生の15.4%が合格(全国平均5.2%の2.96倍)(2023年度)
※2022年度:17.8%(全国平均5.18%の3.43倍)

  • 司法書士講座では目に見える実績がまだ少ない

サポート体制

  • 講師に直接質問できるスピーディーな質問対応!
  • 学習カウンセリングチューター!
  • 毎月1回のホームルーム!

・メールによる質問対応(講師が直接回答。回数制限:250回)
・学習カウンセリングチューター(1ヶ月に1回15分の電話お悩み相談)
・毎月1回のホームルーム(毎月のアンケートに基づくYoutubeを使った動画配信)
・(オプション+10万円)定期カウンセリング(毎月1回30分の電話カウンセリング)


アガルート通信講座の評価・口コミ

総合評価

司法書士通信講座おすすめ総合評価85点 85点

アガルート司法書士通信講座のレーダーチャート(講義講師:20点、教材:20点、合格率:10点、サポート体制:20点、費用:15点、合計:85点)

評判・口コミ

アガルート司法書士通信講座の評判・口コミはこちら

公式サイト

アガルート
公式サイトへ

No.2:
スタディング

スタディング司法書士通信講座
⇒ スタディング司法書士通信講座 公式サイト

  • スマホで学習するなら、スタディング!
  • 独学より安い!
  • 一発合格者を2年連続で輩出!

 スタディングは、先駆的に2008年から、スマホで学べるオンライン資格講座を開講して以来、急速に実績を伸ばし続けている講座です。(司法書士講座は2014年に開講)

 スマホのみで学習できるため、まとまった勉強時間が確保できない方でも安心して受講できます

 しかも、ダントツの圧倒的な低価格! 独学でも、テキスト・問題集を揃えるだけで10万円以上かかりますが、独学より安いんです!

 講義は、元Wセミナー(TAC)のベテラン講師が担当しますので、低価格だからといって講義の質が劣るなどという心配は無用です。

 さらに、大手予備校の約3分の1の講義時間数で、工夫されたスライドを駆使してコンパクトに解説してくれます。

 その他、過去問演習をはじめ、要点暗記ツール、記述式雛形暗記ツールなど一貫してシステムに組み込まれた革新的なeラーニングシステムにより、画面に沿って学習を進めれば、全ての学習をスマホのみで完結させることができます。

※ オプションで冊子版テキストを購入すれば、机に向かってメモを取りながら学習することもできます。その他問題演習等はすべてオンライン学習です。

 合格実績も順調に伸ばし、20名を超える合格者を輩出したうえに、2年連続で一発合格者も輩出するなど、スマホ学習でも司法書士試験に合格できることが立証されてきましたね。

 ただし、質問サービスが別料金なのが弱点ではありますが、社会人の方など、まとまった勉強時間を確保できない方には、破格の安さで、スマホだけで学習できるスタディングを一番におすすめします!

\すべての学習がスマホのみで完結!/
スタディング公式サイトで詳細を見る

スタディング司法書士講座の比較項目

費用

司法書士 合格コース<コンプリート>【2025年試験向け】
[Web] 99,000円

  • 驚きの圧倒的な低価格!
  • 合格お祝い金1万円あり!

講義・講師

  • 大手資格予備校で講師を務めたベテラン講師が講義を担当!(元Wセミナー講師 山田巨樹先生)
  • 講義はすべて、作り込まれたスライドを使ってコンパクトに解説!

[講義]150時間
[演習]Web問題集(一問一答2800問、過去問1100問)、記述(66問、添削6問)

講義は通信講座専用に収録。大画面の前に立ち、スライドを表示して解説

教材

  • 全ての学習がスマホのみで完結!

【テキスト】フルカラーWebテキスト/オリジナル
※有料オプションで、冊子版テキスト(A5白黒18冊)の提供もあり(+27,500円

【問題集】Web問題集

【eラーニング】 すべての教材をオンラインで利用する形態(スマホ、タブレット、パソコンいずれも利用可)
講義視聴、テキスト参照、問題演習、要点暗記ツール雛形暗記ツールなど
※専用アプリを使ってWi-Fiで事前に動画をダウンロードすれば、外出先でも通信料を気にせず講義を受講可能

合格率・実績

  • 21名の合格者の声の掲載あり!(2023年度)
  • 一発合格者を2年連続で輩出!(2021年度・2022年度)
  • 当サイト管理人も他資格(マン管・賃管士)で受講し、見事に合格! ⇒ 私の合格体験記が公式サイトに掲載されました→ マン管合格体験記賃管士合格体験記

21名の合格者の声の掲載あり(2023年度)
※2022年度:11名、2021年度:8名

サポート体制

  • 質問サポートが別料金(1回2,000円)

メールによる質問対応(1回2,000円のチケット制)※他の受講生の質疑応答は自由に参照可能

※学習レポート機能により、学習した時間や進捗状況が自動的に集計され、グラフと数値で確認可能
※記述問題添削サービスあり
※勉強仲間機能(SNS)により、受講生同士で励まし合ってモチベーション維持


スタディング通信講座の評価・口コミ

総合評価

司法書士通信講座おすすめ総合評価85点 85点

スタディング司法書士通信講座のレーダーチャート(講義講師:20点、教材:20点、合格率:15点、サポート体制:10点、費用:20点、合計:85点)

評判・口コミ

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公式サイト

スタディング
公式サイトへ

No.3:
LEC

LEC司法書士通信講座
⇒ LEC司法書士通信講座 公式サイト

  • 優れた合格実績!
  • 人気と実力を兼ね備えたカリスマ講師陣!

 LECは、1979年に司法試験の予備校として創立して以来、司法書士試験その他法律系の資格で数多くの合格者を輩出してきた実績のある予備校です。

 LEC司法書士講座の魅力は、なんと言っても、カリスマ講師「森山和正」先生を筆頭にした充実の講義です!

 そして、必要な情報がすべて網羅された業界ナンバーワンテキスト「ブレークスルーテキスト」!(復習用に森山クラスでは「ケータイ司法書士」、海野クラスでは「セルフレクチャー」を使用)

 そして、これらの講義と教材によって築き上げられた業界トップクラスの合格実績!

 森山講師の講義は、サンプル講義を聴くとすぐわかると思いますが、流れるような喋りの中で、重要ポイントはハッと目が覚めるような強弱をしっかりつけて説明してくれますので、私のお気に入りです。

 また、ベストセラーの「ケータイ司法書士」や「暗記のターゲット100」などの著者であることからもわかるように、何が重要なのか、どこを覚える必要があるのかを完璧に把握し、そして、講義をしっぱなしではなく、どうやって覚えればいいのか、まで全部含めて指導してくれます

 受講料は高額になりますが、優れた合格実績を誇るカリスマ講師陣に、合格まで導いてもらいたい方にはLECをおすすめします!

\優れた合格実績とカリスマ講師陣!/
LEC公式サイトで詳細を見る

LEC司法書士講座の比較項目

費用

司法書士 新15ヵ月合格コース2025年試験向け】
[Web] 498,000円
4月末まで→ 478,000円
[DVD] 592,000円
4月末まで→ 572,000円

司法書士 9ヵ月合格速修コース【2024年試験向け】
[Web] 467,600円
[DVD] 559,450円

  • 受講料が高額

講義・講師

  • カリスマ講師「森山和正」先生(ベストセラー「ケータイ司法書士」、「Vマジック」、「暗記の力技100」著者、「司法書士合格六法」監修者)をはじめとしたLEC自慢の実力派講師陣!
  • 海野禎子講師も人気!(「雛形コレクション」、「司法書士1冊目の教科書」著者)
    ※海野先生の回復をお祈りしています…。退院おめでとうございます!

①[講義]390時間
 [演習]42回(択一10回、記述20回、答練8回、模試4回)

②[講義]282時間
 [演習]56回(択一20回、記述24回、答練8回、模試4回)

講義は通学講座を収録。

適宜、画面にテキストを表示して解説

教材

  • 司法書士受験生の中で、ナンバーワンテキストとして名高い「ブレークスルーテキスト」使用(2色刷りで見やすく、必要な情報をすべて網羅)

【テキスト】
2色刷冊子版テキスト/ブレークスルーテキストを中心としたオリジナルテキスト
※ブレークスルーテキストは別売(全15冊セット 33,000円)
白黒冊子版テキスト/9月合格速修コース専用のオリジナルテキスト

【問題集】冊子版問題集

【eラーニング】[受講形態でWebを選択した場合]
講義視聴(スマホ、タブレット、パソコンいずれも利用可)

合格率・実績

  • 受験指導歴39年の実績が生み出す短期合格のノウハウ!
  • 27名の一発合格者を輩出(2023年度)
  • 合格者の5人に3人がLECの模試を受験。私も受験して合格できました!
  • 77名の合格体験記の掲載あり!(2023年度)

・毎年上位合格者を輩出しているほか、一発合格者、最年少合格者、在学中合格者など多数の合格者を輩出
・合格者のうち5人に3人がLECの模擬試験を受験
・77名の合格体験記の掲載あり(2023年度 合格体験記集「サクセスブック」)
※2022年度:76名、2021年度:75名

サポート体制

・メールによる質問対応(回数無制限)※インターネットフォローシステム「教えてチューター」
・(オプション+4万円)個別カウンセリングサポート(事前予約で学習のお悩み相談)


LEC通信講座の評価・口コミ

総合評価

司法書士通信講座おすすめ総合評価80点 80点

LEC司法書士通信講座のレーダーチャート(講義講師:20点、教材:20点、合格率:20点、サポート体制:20点、費用:0点、合計:80点)

評判・口コミ

LEC司法書士講座の評判・口コミはこちら

公式サイト

LEC
公式サイトへ

No.4:
伊藤塾

伊藤塾司法書士通信講座
⇒ 伊藤塾 司法書士通信講座 公式サイト

  • 合格占有率ナンバーワン!
  • 本気の本気で勉強するなら伊藤塾!

 伊藤塾は、1995年に塾長「伊藤真」弁護士が開塾して以来、「真の法律家を育成すること」を理念に掲げ、多数の法律家を輩出してきた法律資格専門の資格予備校です。

 司法書士受験界のエースと評される山村拓也講師による「記述式答案構成力メソッド」を最大の武器に、確かな合格実績に裏付けられた「段階的学習システム」、「らせん式反復学習法」など独自の方法論に基づく講義が伊藤塾の最大の強みです。

 そして何より、驚異の6割を誇る合格占有率には目を見張るものがあります。

 この合格実績に間違いはありません!

 私も、伊藤塾には答練や単科講座でお世話になりました。

 受講料は通信講座専門の予備校に比べると高額になりますが、それでも構わない!絶対に合格したい!という方は、覚悟を決めて伊藤塾を受講するしかありません!

\本気の本気で勉強するなら伊藤塾!/
伊藤塾公式サイトで詳細を見る

伊藤塾司法書士講座の比較項目

費用

司法書士 入門講座 スタンダードコース2025年試験向け】
[Web] 499,000円
4月末まで→ 419,000円

司法書士 入門講座 一括配信コース【2024年・2025年試験向け】
[Web] 499,000円
4月末まで→ 429,000円

  • 受講料が高額

講義・講師

  • 確かな合格実績に裏付けられた「段階的学習システム」、「らせん式反復学習法」など独自の方法論に基づくカリキュラム!
  • 山村拓也講師の記述式答案構成力メソッド(当サイト内「司法書士の独学におすすめのテキスト(記述対策)」でおすすめ)をはじめとした記述式解法スキル!

①[講義]421時間
 [演習]54回(択一12回、記述40回、模試2回)

②[講義]510時間
 [演習]27回(択一16回、記述10回、模試1回)

講義は通学講座を収録。適宜、画面に資料を表示して解説

教材

【テキスト】白黒冊子版テキスト/オリジナル

【問題集】冊子版問題集

【eラーニング】講義視聴(スマホ、タブレット、パソコンいずれも利用可)、テキストはPDFデータも配布

合格率・実績

  • 全合格者の60%を輩出する驚異の合格占有率! (2023年度)
  • 93名の合格者の声の掲載あり!(2023年度)

全合格者695名中414名(60%)が伊藤塾の有料講座を受講(2023年度)
※2022年度:60%、2021年度:56%
93名の「合格者の声」の掲載あり(2023年度)
※2022年度:116名、2021年度:99名

サポート体制

・メールによる質問対応(回数無制限)
・電話又はZoomによるカウンセリング(1回15~20分)


伊藤塾通信講座の評価・口コミ

総合評価

司法書士通信講座おすすめ総合評価80点 80点

伊藤塾司法書士通信講座のレーダーチャート(講義講師:20点、教材:20点、合格率:20点、サポート体制:20点、費用:0点、合計:80点)

評判・口コミ

伊藤塾 司法書士講座の評判・口コミはこちら

公式サイト

伊藤塾
公式サイトへ

No.5:
クレアール

クレアール司法書士通信講座
⇒クレアール司法書士通信講座 公式サイト

 クレアールは、「非常識合格法」に基づく講義・教材が最大の特長とされています。

 しかし、私が見る限りでは、2色刷りテキストや択一六法、WEB学習ツール「CROSS STUDY」など、司法書士講座ではナンバーワンと言っても過言ではないほどの充実した教材群が最大の特長だと感じます。

 しかも、それら教材が冊子だけでなくWebでも配信されるため、スキマ時間を活用した学習にもバッチリ対応していますね。

 また、カリスマ講師と呼ばれるような目立った講師は在籍していませんが、とにかくきめ細かい丁寧な講義も特徴的です。

 さらに、教材と講義は、クレアール独自のVラーニングシステムと呼ばれる考え抜かれたカリキュラム(単元別講義、講義連動型の復習講義、解法パターン別の対策、三位一体のマイカリキュラム)に従って提供されます。

 このため、わかりやすい教材と丁寧な講義で、考え抜かれたカリキュラムにより合格まで導いてもらいたい方には、クレアールをおすすめします!受講料も、大手資格予備校の半額です!

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⇒『司法書士の仕事と働き方がイチからわかる本」無料プレゼントはこちら

クレアール司法書士講座の比較項目

費用

司法書士 合格ルート1年スタンダード春コース2025年試験向け】
[Web] 358,000円
4月末まで→ 182,580円

  • 合格お祝い金10万円あり!

講義・講師

  • 非常識合格法(合格必要得点範囲の絞込み)
  • Vラーニングシステム(単元別講義、講義連動型の復習講義、解法パターン別の対策、三位一体のマイカリキュラム)

[講義]359時間
[演習]24回(択一10回、記述6回、答練6回、模試2回)

講義は通信講座専用に収録。適宜、背景にスライド等を表示して解説

教材

  • 非常識合格法を実践した極薄テキスト司法書士受験界に誇る択一六法など、2色刷りで見やすいオリジナル教材群!
  • 優れた教材群は冊子で提供されるほか、すべてPDFでも配信され、WEB学習ツール(過去問アプリ)「CROSS STUDY」など優れたeラーニングシステムを備える。

【テキスト】2色刷冊子版テキスト(PDF版あり)/オリジナル

【問題集】冊子版問題集(PDF版あり) ※Web問題集あり

【eラーニング】講義視聴、問題演習、PDF化された教材(テキスト、過去問、六法など)を参照可(スマホ、タブレット、パソコンいずれも利用可)

合格率・実績

  • 24名の合格者の声の掲載あり!(2023年度)

24名の「合格者の声」の掲載あり(2023年度)
※2022年度:19名、2021年度:20名

サポート体制

Eメール、FAX(質問用紙)による質問対応(回数無制限)


クレアール通信講座の評価・口コミ

総合評価

司法書士通信講座おすすめ総合評価75点 75点

クレアール司法書士通信講座のレーダーチャート(講義講師:15点、教材:20点、合格率:15点、サポート体制:15点、費用:10点、合計:75点)

評判・口コミ

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公式サイト

クレアール
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No.6:
TAC(Wセミナー)

TAC司法書士通信講座
⇒ TAC司法書士通信講座 公式サイト

 Wセミナーは、司法試験、司法書士試験などの法律系資格を中心に、TACのブランドとして経営されている資格予備校です。

 TACの司法書士講座は、何より、カリスマ講師 山本浩司先生のオートマチックシステムによる講義が最大の魅力です!

 ベストセラーテキスト「オートマシステム」シリーズをフルに活用しながら、山本講師の独自の記憶法を駆使した講義により、自然に理解し、自然に記憶し、自然に合格レベルにまで導いてくれます

 ただし、オートマシステムのテキストは、独学者でも容易に学習できるテキストのため、通信講座でこのテキストが使用されるのは、通信講座のメリットが薄らぐように感じてしまいます。。

 しかし、優れたオートマシステムを使って、著者の講義を直接聴けば、さらに理解は進むと思いますので、独学時代に「オートマシステム」が気に入った方は、TACも検討してみてください!

TAC司法書士講座の比較項目

費用

司法書士 1年総合本科生<山本オートマチック>【2025年試験向け】
[Web] 473,000円
5月末まで→ 407,000円
[DVD] 506,000円
5月末まで→ 440,000円

司法書士 速修本科生<山本オートマチック>【2024年試験向け】
[Web] 451,000円
[DVD] 484,000円

  • 受講料が高額

講義・講師

  • 当サイト内「司法書士の独学におすすめのテキスト」で強くおすすめしている「オートマシステム」の著者であるカリスマ講師「山本浩司」先生による講義
  • どうしたら記憶できるのかという視点による講義で自然と記憶できるオートマチックシステム

①[講義]462時間
 [演習]12回(択一2回、答練6回、模試4回)

②[講義]462時間
 [演習]12回(択一2回、答練6回、模試4回)

講義は通学講座を収録。黒板の前に立ち、適宜、板書して解説

教材

  • 山本式記憶法(ツーウェイ方式・ウサギとカメ方式)、インアウト一体型など独自の方法論

【テキスト】2色刷冊子版テキスト

【問題集】冊子版問題集
「オートマシステム」シリーズを中心としたオリジナルテキスト

【eラーニング】[受講形態でWebを選択した場合]
講義視聴(スマホ、タブレット、パソコンいずれも利用可)

合格率・実績

  • 52名の合格者の声の掲載あり!(2023年度)

一発合格者、上位合格者をはじめ、多数の合格者を輩出
52名の合格者の声の掲載あり(2023年度)
※2022年度:59名、2021年度:56名

サポート体制

  • 通信講座では貴重な存在「電話質問制度」あり!

・メール、FAX(質問カード)による質問対応(回数無制限)※インターネットフォローシステム「i-support」
・オンライン個別相談(定期的に学習上のお悩み相談)
・Webホームルーム


TAC通信講座の評価・口コミ

総合評価

司法書士通信講座おすすめ総合評価75点 75点

TAC司法書士通信講座のレーダーチャート(講義講師:20点、教材:15点、合格率:20点、サポート体制:20点、費用:0点、合計:75点)

評判・口コミ

TAC司法書士講座の評判・口コミはこちら

公式サイト

TAC
公式サイトへ

No.7:
東京法経学院

東京法経学院 司法書士通信講座
⇒東京法経学院 司法書士通信講座 公式サイト

 東京法経学院は、受験六法資格情報誌を発行するなど、法律に精通した60年以上の実績のある予備校ですので、司法書士を受験するにあたり、安心して受講できます。 

 また、「教室」を持った資格予備校の中では、かなり安価な価格設定になっているうえに、「合格者全額返金制度」もありますので、お買い得感も高いですね。

 ただし、教材は白黒印刷で、いかにも昔ながらの予備校を彷彿させる堅苦しいテキストは、好みが分かれるところです。

東京法経学院 司法書士講座の比較項目

費用

司法書士 新・最短合格講座 総合コース2025年試験向け】
[Web] 346,500円
4月末まで→ 138,600円

  • 期間限定割引でお買い得!
  • 合格者全額返金お祝い制度あり!

講義・講師

375時間

講義は通学講座を収録。黒板の前に立ち、適宜、板書して解説

教材

【テキスト】白黒冊子版テキスト/オリジナル

【問題集】冊子版問題集

【eラーニング】[受講形態でWebを選択した場合]
講義視聴(スマホ、タブレット、パソコンいずれも利用可)

  • 資格情報誌「不動産法律セミナー」を毎月出版しているほか、各種資格の六法を出版するなど、法律に精通した資格予備校

合格率・実績

全日制(名古屋校)の実績は、25.49%の合格率(直近14年の総受講者数 204名中、52名が合格)
1名の「合格体験記」の掲載あり(2022年度)
※2021年度:2名、2020年度:2名

サポート体制

Eメール(回数無制限)・郵送(回数制限12回)による質問対応


東京法経学院 通信講座の評価・口コミ

総合評価

司法書士通信講座おすすめ総合評価70点 70点

東京法経学院 司法書士通信講座のレーダーチャート(講義講師:15点、教材:10点、合格率:10点、サポート体制:15点、費用:20点、合計:70点)

公式サイト

東京法経学院
公式サイトへ

No.8:
辰已法律研究所

辰巳 司法書士通信講座
⇒辰已 司法書士通信講座 公式サイト

 辰已法律研究所は、5ヶ月合格法の松本雅典講師がとにかく有名です!

 著書のリアリスティックシリーズは独学者から高い支持を集めていますね。

 松本講師は、独自の方法論で毎年合格者を輩出していますので、リアリスティックシリーズが自分に合っていると感じた方は、辰已の受講を検討してみてください。

辰已司法書士講座の比較項目

費用

リアリスティック一発合格 松本基礎講座(フルパック)【2025年試験向け】
[Web] 544,592円
4月末まで→ 484,592円
[DVD] 580,559円
4月末まで→ 520,559円

  • 合格者には受講費用の半額を贈呈!
  • 受講料が高額

講義・講師

  • 5ヶ月合格法で有名な松本雅典講師が担当!(リアリスティックシリーズ著者、All About 司法書士試験ガイド)

[講義]400時間
[演習]10回(答練8回・模試2回)

講義は通学講座を収録。画面にテキストを映し出して解説

教材

  • 独学者の支持も高いリアリスティックシリーズを使用!

【テキスト】2色刷冊子版テキスト(市販のリアリスティックシリーズ)

【問題集】冊子版問題集(講座オリジナルの択一過去問本)

【eラーニング】[受講形態でWebを選択した場合]
講義視聴(スマホ、タブレット、パソコンいずれも利用可)

合格率・実績

  • 38名の合格者を輩出!(2023年度 松本基礎講座)

2020年度~2023年度の4年連続で20名以上の合格者を松本基礎講座から輩出
38名の合格者を輩出(2023年度 松本基礎講座)
※2022年度:20名以上、2021年度:24名、2020年度:25名

サポート体制

・Eメールによる質問対応(回数無制限)
・クラスマネージャーによる相談対応(メール)


辰已通信講座の評価・口コミ

総合評価

司法書士通信講座おすすめ総合評価70点 70点

辰巳法律研究所 司法書士通信講座のレーダーチャート(講義講師:20点、教材:15点、合格率:15点、サポート体制:20点、費用:0点、合計:70点)

公式サイト

辰已法律研究所
公式サイトへ

No.9:
フォーサイト

フォーサイト司法書士通信講座
⇒ フォーサイト司法書士講座公式サイト

 フォーサイトの司法書士講座では、イラストが豊富で洗練されたフルカラーテキストと、やさしくてコンパクトな講義で、効率的に学習することができます。

 eラーニングシステムでは、学習のスケジュール管理もしてくれます。スキマ時間を活用できるWeb問題集や合格カードもあります。

 司法書士試験は、難関な法律資格ですので敷居が高く、とっつきにくい試験ですが、その受験生に対し、ここまで目線を下げて作成された講座はこれまでありませんでした

 しかし、残念なのは、模試・答練がなく、アウトプットのカリキュラムが手薄になっている点、、、そして、開講して間もないため、合格実績がまだない点が、不安材料です。

フォーサイト司法書士講座の比較項目

費用

司法書士スピード合格講座 バリューセット2025年試験向け】
[Web] 107,800円

  • 驚きの低価格!

講義・講師

  • やさしくてコンパクトな講義!
  • 答練・模試がない

[講義]88時間
[演習]過去問の自己学習(講義3時間のみ、答練・模試なし)

講義は通信講座専用に収録。画面にテキストを映し出して解説

教材

  • 洗練されたフルカラーテキスト!
  • 次世代eラーニングシステム「ManaBun(マナブン)」!

【テキスト】フルカラー冊子版テキスト/オリジナル

【問題集】冊子版問題集

【eラーニング】講義視聴、テキスト参照、確認テスト、学習プラン作成等をシステム内で利用可能 (スマホ、タブレット、パソコンいずれも利用可)
※専用アプリで動画をダウンロードしておけば、外出先でも通信料を気にせず講義を受講可能

合格率・実績

  • 合格実績がまだない

2021年に新規開講のため合格実績なし

サポート体制

・Eメールによる質問対応(※20回超えは有料)
・個別カウンセリング


フォーサイト通信講座の評価・口コミ

総合評価

司法書士通信講座おすすめ総合評価70点 70点

フォーサイト司法書士通信講座のレーダーチャート(講義講師:10点、教材:20点、合格率:5点、サポート体制:15点、費用:20点、合計:70点)

評判・口コミ

フォーサイト司法書士通信講座の評判・口コミはこちら

公式サイト

フォーサイト
公式サイトへ

No.10:
小泉司法書士予備校

小泉司法書士予備校 司法書士通信講座
⇒小泉司法書士予備校 通信講座 公式サイト

 小泉司法書士予備校は、月額制サービス(サブスク)というのが他社にはない最大の特徴ですね。

 月額3,630円で、2年間受講したとしても9万円弱ですので、最安値のスタディングやフォーサイトと同等のお安さです。

 講義も、元LECで人気講師として活躍されていた小泉講師が担当されますので、申し分ありませんね。

 ただし、テキストがPDFダウンロードになっていますので(※有料で製本テキストの購入も可能)、ペーパーレスで勉強される方には向いているのかもしれませんが、それにしても、手作り感が溢れるレジュメ風テキストのため、私はちょっと、このテキストでは勉強する気が失せてしまうように感じます。。

小泉予備校 司法書士講座の比較項目

費用

パーフェクト合格カリキュラム【2024年 or 2025年試験向け】
[WEB月額制サービス] 月額 3,630円(10ヶ月以上の利用が条件)

※DVD通信もあり⇒ 173,800円

  • 月額制サービスで安い!

講義・講師

  • 元LECの人気講師「小泉嘉孝」先生(講師歴20年超)が講義を担当!

[講義] 352時間
[演習] 答練24回(択一14回・記述10回)

講義は通信講座専用に収録。画面にテキストを表示して解説

教材

  • WEB問題集あり!(択一過去問題・択一予想問題・コイズミ鬼の1000本ノック)

【テキスト】PDFテキスト(挿絵のみカラー)/オリジナル

【問題集】WEB問題集
※1ページ10円で製本版(白黒印刷)の購入も可(全5,400ページ)
※DVD通信では、製本版のテキスト・問題集を提供

【eラーニング】 講義視聴、問題演習(スマホ、タブレット、パソコンいずれも利用可)

  • 手作り感あふれるレジュメ風のテキスト

合格率・実績

1名の合格者の声の掲載あり(2022年度)
※2021年度:2名、2020年度:3名

サポート体制

・質問広場(受講生同士で質問・回答するWEB掲示板)


小泉司法書士予備校 通信講座の評価・口コミ

総合評価

司法書士通信講座おすすめ総合評価70点 70点

小泉予備校 司法書士通信講座のレーダーチャート(講義講師:20点、教材:10点、合格率:10点、サポート体制:10点、費用:20点、合計:70点)

公式サイト

小泉司法書士予備校
公式サイトへ

No.11:
ユーキャン

ユーキャン司法書士通信講座
⇒ユーキャン司法書士通信講座 公式サイト

 ユーキャンは、あらゆる通信講座を手掛ける大手の通信教育講座ですが、司法書士講座に関しては、存在感がありません。

 教材制作のプロフェッショナルですので、確かにテキストはわかりやすいかもしれません。

 しかし、講義が(ほとんど)ないのが致命的です。。。講義がなければ独学と同じですからね。

 そして、合格実績も一切公表されていませんし、合格者の声もありませんので、ユーキャンで合格した人は、ほとんどいないものと推測されます。

ユーキャン司法書士講座の比較項目

費用

司法書士講座
[講義なし]169,000円

  • あらゆる通信講座を手掛ける大手。安心価格

講義・講師

なし
※ポイント解説動画あり

  • 講義がほぼない

教材

  • テキストに掲載された様々なケーススタディを通じて、クイズ感覚で学習を進めることができる。

【テキスト】2色刷冊子版テキスト ※デジタル版もあり/オリジナル

【問題集】冊子版問題集 ※デジタル版もあり

【eラーニング】学びオンラインプラス(受講生専用サイト)にて、Webで各ポイントごとに2~2.5分程度の解説動画が視聴可能、択一問題Webテストあり

合格率・実績

公表なし

  • 合格実績がない

サポート体制

Eメールによる質問対応(※1日3問まで)


ユーキャン通信講座の評価・口コミ

総合評価

司法書士通信講座おすすめ総合評価45点 45点

ユーキャン司法書士通信講座のレーダーチャート(講義講師:5点、教材:10点、合格率:5点、サポート体制:15点、費用:10点、合計:45点)

公式サイト

ユーキャン
公式サイトへ

【休講中】東京司法書士学院

※2023年度向け講座をもって、休講中

東京司法書士学院 司法書士講座の比較項目

費用

司法書士 1年通信講座(答案練習付)
[DVD]230,000円

講義・講師

  • 理解力を飛躍的にアップさせる『法的思考方法』の習得

267時間

講義は通学講座を収録。ホワイトボードの前に立ち、適宜、板書して解説

教材

【テキスト】白黒冊子版テキスト/オリジナル

【問題集】冊子版問題集

【eラーニング】なし

合格率・実績

公表なし

サポート体制

  • 確認ゼミ(100枚のDVDごとに講師とメールのやり取りを行うバックアップシステム)

FAX、Eメール、電話(アポ必要)による質問対応


東京司法書士学院 通信講座の評価

総合評価

司法書士通信講座おすすめ総合評価55点 55点

東京司法書士学院司法書士通信講座のレーダーチャート(講義講師:10点、教材:10点、合格率:20点、サポート体制:20点、費用:5点、合計:55点)

公式サイト

東京司法書士学院
公式サイトへ

【販売終了】資格スクエア

※2021年8月末をもって、資格スクエア司法書士講座の販売は終了となりました。

 資格スクエアの司法書士講座では、「逆算思考の合格術」というものが2022年向け講座から採り入れられました。

 これは、「受験生」・「合格者」・「試験」の3つから逆算し、合理的に合格を目指す考え方ですが、その実体は、アウトプットを十分に行うことや、満点ではなく合格点を目指すこと、同じ問題を繰り返し演習することなど、当たり前のことしか言っていないようです。。ということで、この合格術については特に気にする必要はないかと思います。

 講義は、司法書士受験指導界のカリスマ講師(三枝りょう講師)が担当し、大手資格予備校並みの充実した講義時間数を確保し初学者向けに丁寧に解説してくれます。

 そして、全ての教材をスマホで利用でき、特許取得の「脳科学ラーニング」をはじめとしたオンライン学習サービスも大きな特長です。

 さらに、質問対応やフォローアップなどのサポート体制も充実されました。

 ただし、テキストが白黒で、編集も単調であるため、あまり初学者に優しい教材ではないように感じます。

 また、資格スクエアは、開講して年数も浅く合格実績が少ないというところも減点対象となりますが、三枝りょう講師は、カリスマ講師としてこれまでに多数の合格者を輩出していますので、その点は心配ないかと思います。

資格スクエア司法書士講座の比較項目

費用

逆算思考の司法書士合格術(逆算プラン)2022年向け】
[Web] 382,800円

逆算プレミアム(月2回テレビ電話の質問対応付):547,800円

独学プラン(添削・質問対応・フォローアップなし):327,800円

講義・講師

  • 各社の予備校に引っ張りダコのカリスマ講師が講義を担当し、「資格スクール大栄」にも講義を提供!(過去にLEC、クレアール、小泉司法書士予備校で講師を務めた受験指導歴17年以上のカリスマ講師「三枝りょう」先生)

[講義]366時間
[演習]択一(自習:過去問アプリ10年分、過去問集5年分)、記述対策(講義:35時間、添削:過去問10問)、未来問模試

講義は通信講座専用に収録。ホワイトボードの前に立ち、適宜、板書して解説。画面は講義動画部分とテキスト表示部分とに分割表示

教材

  • 講義のほか、問題演習、レジュメ参照など全ての教材をスマホで利用できるオンライン学習サービス
  • 特許取得の脳科学×ITによる問題演習機能マイレジュメ機能(オンラインレジュメに加筆、修正、マーカー等ができる)、条文リンク機能(オンラインレジュメから条文へリンク)などの優れたeラーニングシステム!

【テキスト】白黒冊子版テキスト(Webで同内容を参照可)/オリジナル

【問題集】冊子版問題集とWeb問題集

【eラーニング】講義視聴、オンラインレジュメ参照、問題演習(スマホ、タブレット、パソコンいずれも利用可)

合格率・実績

公表なし

※資格スクエアとしての合格実績はまだ少ないかと思いますが、カリスマ講師「三枝りょう」講師としての実績は十分にあります。

サポート体制

  • 講義画面からワンクリックで質問可能!
  • 合格コンサルタントによるフォローアップ!

・講義画面からワンクリックで質問送信可能(司法書士試験の合格者が回答)
※逆算プレミアムでは、月2回テレビ電話による質問対応あり。
・合格コンサルタントによるフォローアップ(月1回の電話又はメールによる学習相談、随時電話又はメールによる学習相談)


資格スクエア通信講座の評価・口コミ

総合評価

司法書士通信講座おすすめ総合評価75点 75点

資格スクエア司法書士通信講座のレーダーチャート(講義講師:20点、教材:15点、合格率:15点、サポート体制:20点、費用:5点、合計:75点)

公式サイト

資格スクエア
公式サイトへ

司法書士講座は大手予備校かオンライン通信講座どっちがおすすめ?

予備校のタイプ別に初心者コースを比較!

 初心者の方は、上記でご紹介したおすすめランキングのうち、上位4社から選んでいただければ間違いないかと思います。

 ただし、この4社から選ぶにしても、それぞれ、受講料や講義、テキスト、カリキュラムなど様々な要素があり、こっちの予備校は講義は良いけれどテキストがちょっと、、こっちの予備校はテキストは良いけれどカリキュラムがちょっと、、など結局どれを選べばいいのかわからない、、と途方に暮れてしまう方もいらっしゃるかもしれません。

 そこで、上位4社の予備校を、タイプ別に比較して紹介しますので、検討する際の参考にしてください。

 まず、上位4社を一覧にすると、以下のようになります。

おすすめ順位 予備校名 通信講座名 受講料
No.1 アガルート 司法書士入門総合カリキュラム(ライト)2025年試験向け】 239,800円
合格者全額返金+合格祝い金3万円
※分割金利手数料0円
No.2 スタディング 司法書士 合格コース<コンプリート>2025年試験向け】 99,000円
※合格お祝い金1万円
No.3 LEC 司法書士 新15ヵ月合格コース2025年試験向け】 498,000円
4月末まで→
478,000円
No.4 伊藤塾 司法書士 入門講座 スタンダードコース2025年試験向け】 499,000円
4月末まで→
419,000円

 このように、おすすめ予備校の上位4社は、価格の面で、アガルート・スタディングと、LEC・伊藤塾の2社ずつに、はっきりと分かれます。

 アガルート・スタディングは、いずれも通学教室を持たないオンライン講座ですので、教室運営のコストがかからず、司法書士の通信講座としては格安の10~20万円というお値段になっています。

 ただし、開講してから年数が浅いため、運営実績・合格実績はまだ多くありません。

 一方、LEC・伊藤塾は、いずれも通学教室を運営する大手予備校ですので、教室運営のコストがかかり、相場どおり40万円程度の高額な費用になります。

 その代わり、長年の運営実績があり、多くの合格実績もあります。

 ということで、以上の特徴に基づき、2つのタイプに分けて、それぞれの2社を比較してみたいと思います。

オンライン通信講座は費用の安さを求める方におすすめ

 まずは、実績は浅くてもいいから、安い費用で合格を目指したい!という方におすすめのオンライン通信講座です。

 オンライン通信講座は、大手予備校に比べて実績が浅いとはいえ、大手予備校からベテラン講師・カリスマ講師が次々と移籍してきていますし、その講師によって教材も作成されるわけですから、講義やテキストといった講座内容自体は、大手予備校と遜色ありません。

 では、アガルートとスタディングの各予備校のポイントを簡潔に整理すると、以下の表のようになります。

オンライン通信講座「アガルート」と「スタディング」の比較表
比較項目 アガルート スタディング
受講料 司法書士 入門総合カリキュラム(ライト)2025年試験向け】
239,800円

司法書士 演習総合カリキュラム2024年試験向け】
217,800円
期間限定10%OFF→
196,020円

合格者全額返金+合格お祝い金3万円
※分割金利手数料0円
司法書士 合格コース<コンプリート>2025年試験向け】
99,000円

※合格お祝い金1万円
インプット講義 ①342時間
②206時間
150時間
演習
・択一(自習:平成元年以降の厳選肢別過去問集)
・記述(過去問講義 49時間)
・答練8回

・択一(自習:平成元年以降の厳選肢別過去問集)
・答練20回、模試1回
・択一(Web問題集:一問一答2800問、過去問1200問)
・記述(68問、添削6問)
講師 ①-法律と映像のプロ-
浅野勇貴講師

②-予備校を渡り歩くカリスマ講師-
三枝りょう講師
-元Wセミナーのベテラン講師-

山田巨樹講師
テキスト フルカラー Webテキスト(フルカラー)
eラーニング ・講義
・問題演習
・講義
・テキスト
・問題演習(一問一答、過去問)
・要点暗記ツール
・雛形暗記ツール
合格実績 ・2名の合格者の声(2023年度)
・受講生の15.4%が合格(全国平均5.2%の2.96倍)(2023年度)
・21名の合格者の声(2023年度)
・一発合格者を2年連続で輩出(2021年・2022年)
サポート体制 メールによる質問対応(講師が直接回答。回数制限250回)
※オプションで定期カウンセリングあり
別途料金で質問サポートあり(1質問につき2,000円)
公式サイト アガルート司法書士通信講座公式サイト
アガルート
スタディング司法書士通信講座公式サイト
スタディング

アガルート・スタディングの決定的な違い

 この2つのオンライン予備校の決定的な違いは、まず1点目として、アガルートは大手予備校に匹敵する充実した講義が提供されるのに対し、スタディングはとてもコンパクトな講義です。

 そして2点目は、アガルートは、冊子版のテキストと問題集を使用するのに対し、スタディングは、WebテキストとWeb問題集を使うという点です。

アガルートがおすすめな方

 つまり、アガルートは、しっかりと勉強時間を確保して、机に向かって勉強するスタイルの方におすすめです!

スタディングがおすすめな方

 一方、スタディングは、まとまった勉強時間を確保できない方が、スマホを使ってスキマ時間にサクサク勉強するスタイルの方におすすめです!

 ということで、この”学習スタイルの違い”を基準にして、2つのオンライン通信講座を検討してみてください。

【タイプ別】オンライン通信講座の比較
  • アガルート ⇒ しっかりと勉強時間を確保して、机に向かって勉強するスタイル
  • スタディング ⇒ スキマ時間にスマホを使ってサクサク勉強するスタイル

大手予備校は実績の高さを求める方におすすめ

 次は、高くてもいいから実績のある予備校で、絶対に合格したい!という方におすすめの大手予備校です。

 LECと伊藤塾の各予備校のポイントを簡潔に整理した表を掲載しますので、比較検討の参考にしてください。

大手予備校「LEC」と「伊藤塾」の比較表
比較項目 LEC 伊藤塾
受講料 司法書士 新15ヵ月合格コース2025年試験向け】
498,000円
4月末まで→
478,000円
司法書士 9ヵ月合格速修コース【2024年試験向け】
467,600円
司法書士 入門講座 スタンダードコース2025年試験向け】
528,000円
4月末まで→
419,000円
司法書士 入門講座 一括配信コース【2024年・2025年試験向け】
499,000円
3月末まで→
419,000円
インプット講義 ①390時間
②282時間
①421時間
②510時間
演習
・択一10回
・記述20回
・答練8回
・模試4回

・択一20回
・記述24回
・答練8回
・模試4回

・択一12回
・記述40回
・模試2回

・択一16回
・記述10回
・模試1回
講師 -カリスマ講師/効率学習コーディネーター-
森山和正講師

- 無駄学習を省くプロフェッショナル -
秋元優里講師
-司法書士受験界のエース/答案構成力メソッド開発者-

山村拓也講師
テキスト 2色刷り 白黒
eラーニング ・講義 ・講義
・PDFテキスト
合格実績 ・27名の一発合格者(2023年度)
・合格者の5人に3人がLECの模試を受験
・77名の「合格体験記」(2023年度)
・全合格者695名中414名(60%)が伊藤塾の有料講座を受講(2023年度)
・93名の「合格者の声」(2023年度)
サポート体制 インターネットフォローシステム(教えてチューター) Webサービスによる質問対応(伊藤塾マイページ)
公式サイト LEC司法書士通信講座公式サイト
LEC
伊藤塾司法書士通信講座公式サイト
伊藤塾

 LECと伊藤塾は、司法書士の4大予備校と呼ばれるLEC・伊藤塾・TAC(Wセミナー)、辰巳法律研究所のなかでも、私のおすすめ2社です。

 いずれも、40万円を超える高額な受講料ですが、司法書士受験界を代表するトップ講師が在籍し、長年の蓄積した合格ノウハウにより優れた合格実績を誇っています。

LECはカリスマ講師の巧みな話術・とっつきやすい教材でやさしく導いてくれる

 このLECと伊藤塾を比較すると、私の個人的なイメージになりますが、LECは、カリスマ講師の巧みな話術と、とっつきやすい教材を使って受験生をやさしく導いていくイメージがあります。
 

伊藤塾は”真の法律家”を育成するため正攻法の講義・教材でで正面突破

 一方、伊藤塾は、”真の法律家”を育成するという理念が貫かれていますので、まさに正攻法の講義と教材で正面突破するイメージです。

 高額な受講料が必要となるLECか伊藤塾のどちらを選ぶか迷っている方は、このイメージを参考にしてみてください!

 ちなみに私は、LECの模試と、伊藤塾の答練・単科講座を受講して、合格しました!

【タイプ別】大手予備校の比較
  • LEC ⇒ カリスマ講師の巧みな話術・とっつきやすい教材でやさしく導いてくれる
  • 伊藤塾 ⇒ 真の法律家を育成するため、正攻法の講義・教材で正面突破

人気の司法書士通信講座を費用から合格率まで徹底比較!

  次は、司法書士の通信講座・予備校を、料金の安さや合格率の高さ、サポートの充実度など、それぞれが求める項目別に、比較してご紹介したいと思います。

安い順ランキング!費用を比較

 自分に合った、より良い通信講座を選ぼうと思っても、どうしても金銭的に難しい場合もありますよね。

 通信教育を専門とするオンライン講座では概ね20万円以下の費用に収まっていますが、通学講座を開講している大手予備校では、40万円を超える高額な料金になります。

 ということで、各社の通信講座について、上記のおすすめ上位4社以外も含めて料金が安い順に並べると、以下のようになります

※ 各社の初心者向けの主力講座(オールインワンのパック講座)で比較しています。

※ 月額制の小泉司法書士予備校は除いています。

【安い順ランキング!】司法書士講座の料金比較表
通信講座名 コース名 インプット講義時間 料金
No.1
スタディング司法書士通信講座公式サイト
スタディング
司法書士 合格コース<コンプリート>2025年向け】
※記述式の添削あり
150時間 99,000円
※合格お祝い金1万円
司法書士 合格コース<スタンダード>【2025年向け】
※記述式の添削なし
150時間 89,100円
※合格お祝い金1万円
No.2
フォーサイト司法書士通信講座公式サイト
フォーサイト
司法書士スピード合格講座 バリューセット2025年向け】 89時間 107,800円
※合格お祝いギフト券2千円
No.3
東京法経学院司法書士通信講座公式サイト
東京法経学院
司法書士 新・最短合格講座 総合コース2025年向け】 375時間 346,500円
4月末まで→
138,600円
※合格者全額返金
No.4
ユーキャン司法書士通信講座公式サイト
ユーキャン
司法書士講座 -- 169,000円
No.5
クレアール司法書士通信講座公式サイト
クレアール
司法書士 合格ルート1年スタンダードコース2025年向け】 359時間 358,000円
4月末まで→
182,580円 
※合格お祝い金10万円
司法書士 合格ルート超短期全力投球W受験コース【2024年・2025年向け】 348時間 380,000円
※合格お祝い金10万円
No.6
アガルート司法書士通信講座公式サイト
アガルート
司法書士 入門総合カリキュラム(ライト)2025年向け】 342時間 239,800円
※合格者全額返金+合格祝い金3万円
※分割金利手数料0円
司法書士 演習総合カリキュラム(フル)【2024年向け】 206時間 217,800円
期間限定10%OFF→
196,020円
※合格者全額返金+合格祝い金3万円
※分割金利手数料0円
No.7
TAC(Wセミナー)司法書士通信講座公式サイト
TAC(Wセミナー)
司法書士 1年総合本科生<山本オートマチック>2025年向け】 462時間 473,000円
5月末まで→
407,000円
司法書士 速修本科生<山本オートマチック>【2024年向け】 462時間 451,000円
司法書士 1年本科生<入門総合本科生>【2025年向け】 525時間 561,000円
5月末まで→
495,000円
No.8
伊藤塾司法書士通信講座公式サイト
伊藤塾
司法書士 入門講座 スタンダードコース2025年向け】 421時間 499,000円
4月末まで→
419,000円
司法書士 入門講座 一括配信コース【2024年・2025年向け】 510時間 499,000円
4月末まで→
429,000円
司法書士 入門講座 ステディコース【2025年向け】 248時間 499,000円
5月末まで→
429,000円
No.9
LEC司法書士通信講座公式サイト
LEC
司法書士 新15ヵ月合格コース2025年向け】 390時間 498,000円
4月末まで→
478,000円
司法書士 9ヵ月合格速修コース【2024年向け】 282時間 467,600円
司法書士 新全日制本科コース【2025年向け】 555時間 659,000円
4月末まで→
639,000円
No.10
辰巳の司法書士通信講座公式サイト
辰已法律研究所
司法書士 リアリスティック一発合格 松本基礎講座(フルパック)2025年向け】 400時間 544,592円
4月末まで→
484,592円
【休講中】
東京司法書士学院の通信講座公式サイト
東京司法書士学院
司法書士 1年通信講座(答案練習付)
※2023年度向け講座をもって休講中
267時間 230,000円
【販売終了】
資格スクエア司法書士通信講座公式サイト
資格スクエア
逆算思考の司法書士合格術(逆算プラン)
※2021年8月末をもって講座販売終了
366時間 382,800円

料金の安さはスタディング・フォーサイトが圧倒的

 ご覧のとおり、料金の安さでいえば、スタディング・フォーサイトが最安値で10万円前後という圧倒的低価格で並んでいます。

 その後は、東京法経学院・ユーキャン・クレアール・アガルートまでが、おおむね20万円以内の価格帯ですね。

安い価格帯の講座には妥協すべき点がある

 このような低価格帯の講座は、開講してから年数が浅かったり、合格実績が少ないなど、”実績”の面では大手予備校に及びません。

※ 開講年⇒スタディング:2014年、アガルート:2018年、フォーサイト:2021年

※ 東京法経学院・ユーキャンは古くから開講していますが、近年の合格者がほとんどいない。

 最安値のスタディングには質問サポートが別料金という弱点や、フォーサイトには無料質問回数が20回までという制限があります。

 このように、料金の安さで選ぼうとすると、実績が少なかったり、サポートが手薄だったり、どこか妥協しないといけない部分が出てきてしまいます。

スタディング・アガルート・フォーサイトはこれから実績が伸びていく

 しかし、確かに司法書士講座ではまだ実績は少ないかもしれませんが、スタディング・フォーサイト・アガルートの3社に関しては、今まさに法律系資格(例えば、行政書士や宅建士など)でぐんぐん実績を伸ばし、大手予備校に劣らない実績を積み上げているところです。

 ですので、司法書士講座においても、受講生の数さえ増えていけば目に見える形で実績も伸びてくるはずです。

費用の安さで比較!
  • スタディング・フォーサイトが最安値で10万円前後
  • 次の価格帯(概ね20万円以内)は、東京法経学院・ユーキャン・クレアール・アガルート
  • ただし、低価格帯の講座は、サポート体制が手薄だったり合格実績が少ない
  • しかし、スタディング・フォーサイト・アガルートの3社は司法書士試験に参入してから年数が浅いだけで、行政書士や宅建では大手予備校に劣らない実績を積み上げているため、今後、実績も伸びてくるはず

合格率・合格実績の高さを比較!

 司法書士試験には、人生をかけて取り組んでいる方も多いと思います。

 ですので、「料金は高くても構わないから、合格率や合格実績の高い通信講座で勉強したい!」という方も多いと思います。

 そこで、各社で公表されている合格実績が高い順に並べると、以下の表のようになります。

合格率・合格実績の比較表
予備校名 合格者数 or 合格者の声 合格率その他実績
伊藤塾 93名の合格者の声(2023年度)
※2022年度:89名
全合格者695名中414名(60%)が伊藤塾の有料講座を受講(2023年度)
※2022年度:60%
LEC 77名の合格体験記(サクセスブック)(2023年度)
※2022年度:76名
・27名の一発合格者を輩出(2023年度)
・合格者のうち5人に3人がLECの模擬試験を受験
TAC 52名の合格者の声(2023年度)
※2022年度:59名
辰已法律研究所 38名の合格者(2023年度 松本基礎講座)
※2022年度:20名以上
・過去4年連続20名以上の合格者
クレアール 24名の合格者の声(2023年度)
※2022年度:19名
スタディング 21名の合格者の声(2023年度)
※2022年度:11名
アガルート 2名の合格者の声(2023年度)
※2022年度:2名
受講生の15.4%が合格(全国平均5.2%の2.96倍)(2023年度)
※2022年度:17.8%(全国平均5.18%の3.43倍)
東京法経学院 1名の合格体験記(2022年度)
※2021年度:2名
小泉 1名の合格者の声(2022年度)
※2021年度:2名
ユーキャン なし
フォーサイト なし

合格率を公表しているのはアガルートだけ

 上記の表のように、受講生のうち何%が合格した、という合格率そのものを公表している予備校は、アガルートだけです。

 アガルートの合格率は、全国平均5.2%の2.96倍(2023年度)という高い実績ですが、他社の数値がわかりませんので、比較しようがないですね。

 このため、合格率で比較することはできません。

合格実績で選ぶなら伊藤塾・LECがおすすめ

 一方、合格者数(又は合格体験記の数)なら、直接的に比較することが可能です。

 合格者数に関しては、やはり司法書士の4大予備校の実績が上位を占めます

 伊藤塾:93名、LEC:77名、TAC:59名、辰已:38名となっています。(2023年度実績)

 つまり、合格実績の面でも、伊藤塾とLECが2強といえそうですね。

 このため、確実に合格を目指すなら、伊藤塾・LECを選ぶのをおすすめします

スタディングは20名を超える合格者を輩出した期待の新星

 4大予備校に次ぐ実績を挙げているのは、クレアール・スタディングですね。

 特に、スタディングは、ここ数年でメキメキと頭角を現した期待の新星です。

スタディングの合格者数の推移
年度 合格者の声
2019年度 2名
2020年度 5名
2021年度 8名
2022年度 11名
2023年度 21名

 上記のとおり、スタディングは年々合格者数を増やし、ついに20名の大台に乗せました

 4大予備校のひとつ、辰巳法律研究所では、「4年連続20名以上の合格者を輩出!」と、その合格実績をアピールしているわけですから、スタディングが20名を超える合格者を輩出したことは、大きな意味を持っていると思います。

 これから、スタディングの受講生が増えてくれば、間違いなく司法書士受験界の一角を担う存在になるはずです。

合格率・合格実績で比較!
  • 合格実績は、4大予備校(LEC・伊藤塾・TAC・辰巳)が上位を占める
  • なかでも、伊藤塾LECが2強
  • 4大予備校に次ぐのは、クレアール・スタディング
  • スタディングはここ数年で頭角を現した期待の新星

サポートの充実度を比較!

 独学と違って、サポートが受けられるのも、通信講座のメリットのひとつです。

 サポートは、勉強中に疑問が湧いてきたときに、それを解消してくれるのはもちろんのことですが、勉強のモチベーションアップにも効果的です。

 そこで、サポートが充実している順に並べると、以下の表のようになります。

サポート充実度の比較表
予備校名 質問対応 その他サポート体制
アガルート メールによる質問対応(講師が直接回答)
※回数制限:250回
・学習カウンセリングチューター(1ヶ月に1回15分の電話お悩み相談)
・毎月1回のホームルーム(毎月のアンケートに基づくYoutubeを使った動画配信)
オプション+10万円定期カウンセリング(毎月1回30分の電話カウンセリング)
TAC メール・FAXによる質問対応
※回数無制限
・オンライン個別相談(定期的に学習上のお悩み相談)
・Webホームルーム
伊藤塾 メールによる質問対応
※回数無制限
・電話又はZoomによるカウンセリング(1回15~20分)
辰已法律研究所 メールによる質問対応
※回数無制限
・クラスマネージャーによるメール相談対応
LEC メールによる質問対応
※回数無制限
オプション+4万円】個別カウンセリングサポート(事前予約で学習のお悩み相談)
クレアール メール・FAXによる質問対応
※回数無制限
東京法経学院 メール・郵送による質問対応
※回数無制限(郵送は回数制限12回)
フォーサイト メールによる質問対応
20回超えは有料
・個別カウンセリング
ユーキャン メール・郵便による質問対応
1日3問まで
スタディング メールによる質問対応
1回2,000円のチケット制
※他の受講生の質疑応答は自由に参照可能
・勉強仲間機能(SNS)により、受講生同士で励まし合ってモチベーション維持
小泉司法書士予備校 なし ・質問広場(受講生同士で質問・回答するWEB掲示板)

 サポート体制は、「質問サポート」と「学習のお悩み相談ができるカウンセリング」とに分かれます。

 そして、質問サポートに関しては、回数制限の有無がポイントになりますね。

 このどちらのサポートも充実しているのは、アガルート・TAC・伊藤塾・辰已・LECの5社です。

 アガルートは回数制限がありますが250回もありますので、実質的には無制限といえます。その他の4社は、4大予備校ですね。

 司法書士の試験勉強は、多くの人が試験範囲を一巡することなく挫折するといわれています。

 ですので、挫折しがちな人は、サポートが充実した「アガルート+4大予備校」がおすすめです!

サポートの充実度で比較!
  • サポートは「質問サポート」・「学習のお悩み相談ができるカウンセリング」に分類される
  • いずれのサポートも充実しているのは、アガルート・TAC・伊藤塾・辰已・LECの5社
  • 挫折しがちな人は、サポートが充実した「アガルート+4大予備校」がおすすめ!

学習経験者向けの司法書士通信講座おすすめ4選!中上級講座でリベンジを目指す

 司法書士試験を受験したものの、残念ながら合格できなかった方がリベンジを目指す場合は、初心者向けの講座を受講すると無駄が生じる可能性があります。

 司法書士試験に再チャレンジする際はイチから改めて学習をやり直すのではなく、基礎知識をザッと再確認したい!得点力を付けたい!応用力を養成したい!と思うはずです。

 そんな場合に役立つのが、学習経験者向けの中上級講座です!

No.1:司法書士 学習経験者向けExceed(エクシード)コース|伊藤塾

伊藤塾司法書士の学習経験者向け中上級講座
⇒伊藤塾 公式サイト

 司法書士の学習経験者向け中上級講座の一番のおすすめは、伊藤塾です。

 伊藤塾では、中上級講座が多数用意されていますが、その中でも特におすすめは、「学習経験者向けExceed(エクシード)コース」です。

 エクシードコースは、学習経験を活かして、効率的・効果的に合格力を身につけるコースになっています。

 このコースには、まさに、私を含め、多くの合格者が超おすすめしている「択一クイックマスター総整理講座」をリニューアルした「択一総整理編」が組み込まれているんです!

 択一総整理編(旧:クイックマスター総整理講座)は、伊藤塾の伝説の講師 向田恭平先生(平成26年に伊藤塾講師を退任)が開発した「択一クライマックス総整理講座」の後継講座で、小山晃司 講師が引き継いでいます。

 この講座では、ベストセラーテキスト「必出3300選」のベースとなっている伊藤塾が誇る珠玉のテキストが使用されます。左ページに一問一答、右ページは表形式でコンパクトに知識をまとめたイン・アウト一体型のテキストです。

 私自身、このテキストに出会っていなければ、司法書士試験に合格することなど到底考えられませんでした

 このテキストには、合格に必要な知識がコンパクトに凝縮されていますので、まさに、これさえやれば大丈夫!と言えるテキストです。

 旧クイックマスター総整理講座は15コマだけの単科講座でしたので、講義時間が少ないのが難点でした。

 しかし、このエクシードコースに組み込まれたことで、しっかりと講義を受けながら、あのテキストを使い込むことができるんです。

 さらに、伊藤塾は、受験生の多くが不安に感じている記述対策についても特に優れた受験対策を提供してくれます

 学習経験者には、その知識をさらに確実なものに高めつつ、不安な記述を万全に仕上げてくれる伊藤塾を一番におすすめします!

  • 私を含め、多くの合格者が超おすすめの「択一クイックマスター総整理講座」が組み込まれました!
講座名・受講料

司法書士 学習経験者向けExceed(エクシード)コース2025年向け】
[Web] 458,000円
5月末まで→ 388,000円

カリキュラム

①体系編(9時間)
②基礎構築編(108時間)
択一総整理編(108時間)
④記述式演習基礎編(6回)
⑤記述式演習実践編(10回)
⑥択一実戦力養成答練(12回)
⑦記述式答案構成力養成答練(12回)
⑧全国公開模擬試験(2回)

講師

①~⑤小山 晃司 講師
⑥宇津木 卓磨 講師
⑦山村 拓也 講師

公式サイト 伊藤塾
公式サイトへ

 その他、学習経験者向けのパック講座や苦手分野をピンポイントで補強するための単科講座については、伊藤塾公式サイトをご覧ください。
⇒ 学習経験者向け中上級講座(伊藤塾公式サイト)

「択一クイックマスター総整理講座」はエクシードコースに吸収

 (旧)択一クイックマスター総整理講座は6万円ほどで購入でき、一通りの学習を終えた学習経験者が択一知識の総整理をするための究極の講座でしたが、上述のとおり、2023年度向けからエクシードコース内に「択一総整理編」として組み込まれ、単科講座としての販売は終了してしまいました。

 その代わり、「択一直前クイックマスター講座」という講座が開講しましたが、全体の15%程度のみを抜粋したテキストになっていますので、全範囲を学習することはできません。

 もう、クイックマスターのテキストを手に入れるには、エクシードコースを受講するしかないようです。。

講座名 択一直前クイックマスター講座2024年向け】
※択一クイックマスター総整理講座のたったの15%のみを抜粋した講座のため、ほぼ無意味
講師 小山 晃司 講師
目標年度/講義時間 2024年度/全15時間
開講時期 2024年1月末~
受講料 [Web通信] 29,800円
公式サイト 伊藤塾
公式サイトへ

No.2:司法書士 演習総合カリキュラム|アガルート

アガルートキャンペーン
アガルート司法書士の学習経験者向け中上級講座
⇒ アガルート公式サイト

 次におすすめするのは、アガルートの中上級講座「演習総合カリキュラム」です。

 この講座は、ひととおりの学習を終えた方を対象に、知識の総ざらいと定着を図りつつ、本試験レベルの問題に対応する力を身につけ、一気に合格レベルまで学力を引き上げるためのコースです。

 演習総合講義は、なんと、数々の予備校を渡り歩いてきたカリスマ講師「三枝りょう」先生が講義を担当してくれます!(LEC・クレアール・小泉・資格スクエアなど講師歴20年超)

 そして、その他の答練・模試等は、辰巳法律研究所・クレアールなどで30年の受験指導歴のある「海老澤 毅」講師が担当するという、大手予備校をも凌ぐ豪華な講師陣となっています!

 重要知識の総ざらいから、記述式対策、答練・模試までしっかり用意されていますので、来年度の再チャレンジに向けて必要なカリキュラムはすべて揃っています!

  • カリスマ講師「三枝りょう」先生が講義を担当!
講座名・受講料

司法書士 演習総合カリキュラム(フル)2024年向け】
[Web] 217,800円
期間限定10%OFF→ 196,020円

合格者全額返金+合格お祝い金3万円
※分割金利手数料0円

カリキュラム

①演習総合講義(202時間)
②記述解法マスター講座(4時間)
③記述過去問解説講座(49時間)
④記述・択一パーフェクト12(18時間)
⑤実力確認答練(全8回)
⑥模擬試験(全1回)

講師

①三枝りょう 講師
②④⑤⑥海老澤 毅 講師
③浅野勇貴 講師

公式サイト アガルート
公式サイトへ

No.3:司法書士 ターゲット攻略合格パック|LEC

LEC司法書士の学習経験者向け中上級講座
⇒LEC公式サイト

 次におすすめするのは、LECです。

 LECの学習経験者向け中上級講座では、4種類のパック講座が用意されていますが、その中で特におすすめなのが、根本正次講師の「択一ターゲット攻略講座」&「精撰答練・模試」のパックです。

 この講座では、合格に直結する論点のみをコンパクトにまとめたテキストを使って、インプットとアウトプットを一体化して効率的に定着させていく講座になっています。

 そして、LECが誇る精撰答練と公開模試で、記述式対策を含め、万全な実践演習を行うという、次年度に向けて徹底的に対策するには最適な講座内容です。

講座名・受講料

司法書士 ターゲット攻略合格パック2024年向け】
[Web] 483,000円
[DVD] 575,000円

カリキュラム

<全83回>3時間/回
①択一ターゲット攻略講座(61回)
②記述の解き方マスター講座(10回)
③精撰答練(頻出論点記述編)(10回)
④精撰答練(実力養成編)(12回)
⑤精撰答練(ファイナル編)(8回)
⑥全国公開模擬試験(2回)
⑦全国スーパー公開模擬試験(2回)

講師

①②根本正次講師

公式サイト LEC
公式サイトへ

また、苦手分野をピンポイントで補強したいような場合は、単科講座がおすすめです。
学習経験者向けの単科講座一覧(LEC公式サイト)

No.4:司法書士 山本プレミアム上級本科生【山本オートマチック】|TAC

TAC司法書士の学習経験者向け中上級講座
⇒ TAC公式サイト

 次にご紹介するのは、TACのカリスマ講師 山本浩司先生の「オートマチックシステム」による上級講座です。

 ベストセラーテキスト「オートマシステム」シリーズの著者である山本浩司先生の独自の記憶法を駆使した講義により、自然に理解し、自然に記憶し、自然に合格レベルにまで導いてくれます!

講座名・受講料

司法書士 山本プレミアム上級本科生【山本オートマチック】2024年向け】
[Web] 264,000円
[DVD] 330,000円

カリキュラム

全96回(3時間/回)

<山本プレミアム中上級講座(58回)>
中上級者向け択一式対策のインプットコースです。基礎知識を一通り学習された方を対象に、基礎知識の精度を高め、本試験に対応できる「応用力」を身につけるための講座となっています。

<オートマチックシステム記述式講座(24回)>
中上級者向け記述式対策コースです。記述式試験に合格に必要な基本的な知識や考え方を確実に理解し、記述式の基準点獲得を狙うための講座となっています。

<本試験テクニカル分析講座(10回)>
<基礎演習(2回)…解説講義なし>
<全国実力Check模試(1回)>
<全国公開模試(3回)>

講師

山本浩司講師

公式サイト TAC
公式サイトへ

予備校の通学スクールで社会人が働きながら学べるおすすめの司法書士講座

 通信講座を受講すれば、時間や場所を問わず、いつでもどこでも勉強できますが、逆に、家でひとりで勉強するとすぐに挫折してしまう、、、という方などは、予備校の通学スクールに通うという選択肢も出てくるかと思います。

 予備校の講義は、土日や平日夜間に日程が組まれていますので、社会人でも働きながら通学することができます

 通学スクールは、独学や通信講座と違って、わざわざ予備校まで通う必要がありますが、逆に言えば、そこに行きさえすれば強制的に勉強できますので、さぼらずに集中して勉強することができ、勉強のペースが作れるというメリットがあります。

通学スクールのメリット
  • 決められたカリキュラムにより、半ば強制的に学習のペースを作ることができる。
  • 周囲に人がいる環境の中、講義や自習などに集中して取り組むことができる。
  • 受験仲間や講師に気軽に質問・相談・情報共有ができる。
  • ライバルが身近にいることにより、受験のモチベーション向上につながる。

 また、通学できるなら通学したいけれど、毎週必ず通えるかどうか不安、、、という場合は、大手予備校なら、通える日は通学し、都合が悪い日は別途WEB通信で受講する、ということもできます。

 つまり、自分の都合に応じて、通信と通学をハイブリッドで受講する形態ですね。

 大手予備校では、いずれも「通学講座」を申し込めば、欠席した日のためのWEBフォローが標準で用意されていますので、このような自由な受講が可能です。

 それでは、通学スクールでも学べる司法書士のおすすめ予備校・学校をランキング形式でご紹介していきます。

No.1:LEC東京リーガルマインド|全国47校舎

 まずご紹介するのは、業界最大手のLECです。

 LECは、1979年に、司法試験の資格予備校として創立して以来、司法書士試験その他法律系の資格で数多くの合格者を輩出してきた実績のある資格予備校です。

 毎年、約1,500人がLECの初学者向け講座を受講するなど、業界ナンバーワンの実績を誇ります。

 LECの魅力は、なんと言っても、カリスマ講師 森山和正先生や海野禎子先生、根本正次先生など豪華な講師陣による講義です!

 そして、必要な情報がすべて網羅されたテキスト「ブレークスルーテキスト」!(復習用に森山クラスでは「ケータイ司法書士」、海野クラスでは「セルフレクチャー」を使用)

 そして、これらの講義と教材によって築き上げられた優れた合格実績!さすが、業界ナンバーワンの資格予備校です。

 通える範囲にLECがあるようでしたら、司法書士の予備校としては、LECを一番におすすめします!

主要コース/受講料

司法書士 新15ヵ月合格コース2025年試験向け】
[通学+Web通信] 578,000円
4月末まで→ 548,000円

校舎数

全国47校舎(本校28校、提携校19校) 2023.10.24時点

LEC学校一覧
LEC東京リーガルマインド 学校一覧

  • 北海道・東北 5校
  • 関東 15校
  • 中部 7校
  • 近畿 6校
  • 中国 5校
  • 四国 3校
  • 九州・沖縄 6校

通学スクールの受講スタイル

  • 生クラス
    … LEC本校の教室で、講師の講義を直接受講する形態
  • ビデオクラス
    … LEC本校の教室で、大型モニターに放映される講義を受講する形態
  • Webシート受講
    … LEC本校の個別ブースで、インターネット端末によりWeb動画を受講する形態
  • 提携校通学
    … LEC提携校で、Web講義・DVD講義を事前に予約した日時・時間内に学習ブースで受講する形態

公式サイト

LEC
公式サイト
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No.2:伊藤塾|全国4校舎

 伊藤塾は、1995年に塾長「伊藤真」弁護士が開塾して以来、多数の法律家等を輩出してきた、法律資格を専門とした資格予備校です。

 司法書士試験合格者の約半数を輩出する驚異の合格占有率を誇ります。

 伊藤塾では、確かな合格実績に裏付けられた「段階的学習システム」、「らせん式反復学習法」など独自の方法論に基づくカリキュラムで合格まで導いてくれます。

 また、司法書士受験界のエースと評される山村拓也講師の記述式答案構成力メソッドをはじめとした記述式解法スキルを身に付けられることは、他社にはない最大の強みとなっています!

 これらカリキュラム・メソッドにより生み出される驚異の合格占有率に間違いはありません!

 ただし、校舎数が少ない点と、通学コースの申込みができる時期が限定的な点から、通える方・時期は限られます。

主要コース/受講料

司法書士 入門講座 スリーステップコース2025年試験向け】
[通学+Web通信] 通学コースは現在は販売していません。

校舎数

全国4校舎 2023.10.24時点

伊藤塾学校一覧
伊藤塾 学校一覧

  • 北海道・東北 1校 (仙台校)
  • 関東 2校 (東京校・早稲田校)
  • 中部 0校
  • 近畿 1校 (京都校)
  • 中国 0校
  • 四国 0校
  • 九州・沖縄 0校

通学スクールの受講スタイル

  • ライブ
     教室で、講師の講義をリアルタイムに受講するクラスです。
  • ビデオ
     収録された講義を、決められた日程に通学して受講するクラスです。

公式サイト

伊藤塾
公式サイト
資料請求

No.3:資格の学校TAC(Wセミナー)|全国34校舎

 Wセミナーは、司法試験、司法書士試験などの法律系資格を中心に、TACのブランドとして経営されている資格予備校です。

 Wセミナーの司法書士講座は、何といっても、山本浩司講師のオートマチックシステムによる講義が最大の魅力です!

 ベストセラーテキスト「オートマシステム」シリーズをフルに活用しながら、山本浩司講師の独自の記憶法を駆使した講義により、自然に理解し、自然に記憶し、自然に合格レベルにまで導いてくれます!

主要コース/受講料

司法書士 1年総合本科生<山本オートマチック>【2025年試験向け】
[通学+Web通信] 473,000円
5月末まで→ 407,000円

校舎数

全国34校舎(本校22校、提携校12) 2023.10.24時点

TAC学校一覧
資格の学校TAC 学校一覧

  • 北海道・東北 2校
  • 関東 14校
  • 中部 3校
  • 近畿 4校
  • 中国 3校
  • 四国 2校
  • 九州・沖縄 6校

通学スクールの受講スタイル

  • 教室講座
    … 講師から直接講義を受ける形態です。
  • ビデオブース講座
    … 自身のスケジュールに合わせて通学し、教室講義を生収録した映像を専用ブースで視聴する形態です。

公式サイト

TAC
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No.4:辰已法律研究所|全国2校舎

 辰已法律研究所は、LEC・伊藤塾・TACに続く、司法書士試験の四大予備校のひとつです。

 現在は、「5ヶ月合格法」で有名な松本講師が司法書士講座を牽引していますね。

 全国に2校舎しかなく、松本講師の通学講座は東京本校でしか受講できないため、通学できる受講生は限られてしまいますね。(個別ブース受講のような形態はありません。)

主要コース/受講料

リアリスティック一発合格松本基礎講座2025年試験向け】
[通学+Web通信] 544,592円
4月末まで→ 484,592円

校舎数

全国2校舎 2023.10.24時点

辰已 学校一覧
辰已法律研究所 学校一覧

  • 北海道・東北 0校
  • 関東 1校 (東京本校)
  • 中部 0校
  • 近畿 1校 (大阪本校)
  • 中国 0校
  • 四国 0校
  • 九州・沖縄 0校

通学スクールの受講スタイル

  • 通学部(LIVE・教室演習)
    … 教室で講師から直接講義を受ける形態

公式サイト

辰已法律研究所
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No.5:東京法経学院|全国4校舎

 東京法経学院は、1961年に司法書士試験の受験指導を開始して以来、土地家屋調査士や行政書士などの受験講座を順次開講し、これまで多数の合格者を輩出してきた資格予備校です。

 ただし、全国に4校舎しかなく、司法書士講座は名古屋校のみ開講されています。

主要コース/受講料

司法書士 新・全日制 総合コース2024年試験向け】
[通学+DVD通信] 1,104,400円

校舎数

全国4校舎 2023.10.24時点
※司法書士は名古屋校のみ

東京法経 学校一覧
東京法経学院 学校一覧

  • 北海道・東北 0校
  • 関東 1校 (東京校)
  • 中部 1校 (名古屋校)
  • 近畿 1校 (大阪校)
  • 中国 0校
  • 四国 0校
  • 九州・沖縄 1校 (福岡校)

通学スクールの受講スタイル

  • 通学講座
    … 講師から直接講義を受ける形態

公式サイト

東京法経学院
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※ 表内のエリアごとの校舎数は、下記の括りで記載しています。
  • 北海道・東北エリア
    北海道 青森県 岩手県 宮城県 秋田県 山形県 福島県
  • 関東エリア
    茨城県 栃木県 群馬県 埼玉県 千葉県 東京都 神奈川県
  • 中部エリア
    新潟県 富山県 石川県 福井県 山梨県 長野県 岐阜県 静岡県 愛知県
  • 近畿エリア
    三重県 滋賀県 京都府 大阪府 兵庫県 奈良県 和歌山県
  • 中国エリア
    鳥取県 島根県 岡山県 広島県 山口県
  • 四国エリア
    徳島県 香川県 愛媛県 高知県
  • 九州・沖縄エリア
    福岡県 佐賀県 長崎県 熊本県 大分県 宮崎県 鹿児島県 沖縄県

独学でも合格できる?予備校・通信講座のメリット・デメリット

予備校・通信講座のメリット・デメリット【vs独学】

 ここまで、各予備校の通信講座についてご紹介してきましたが、そもそも司法書士試験の勉強方法としては、「独学」という選択肢もあります。

 そこで、予備校・通信講座を「独学」と比較した場合のメリット・デメリットについて考えてみたいと思います。

予備校のメリット

 まずは、予備校・通信講座のメリットからです。独学と比較した場合、通信講座には以下のようなメリットがあると考えられます。

予備校・通信講座のメリット
  • 合格に必要な教材一式が提供される
  • カリキュラムが決まっており、スケジュール管理がなされる
  • 講義を受講することができる
  • オリジナル教材が提供される
  • サポートが受けられる

メリット①:合格に必要な教材一式が提供される

 独学の場合は、自分でどのテキスト・問題集がよいのか、あれやこれやと悩みながら、試行錯誤しながら選んでいく必要があります

 しかし、通信講座を受講すれば、合格に必要な教材一式がすべて揃った状態で提供されますので、教材選びという無駄な時間を省くことができ、過不足なく必要な教材を揃えることができます

メリット②:カリキュラムが決まっており、スケジュール管理がなされる

 独学の場合は、自分でテキスト・問題集を選んだとしても、さらに自分で、どの教材をいつ使って、どんな順序で学習を進めていけばよいか考える必要があります。また、自分の勉強方法が正しいのか不安になります。

 しかし、通信講座を受講すれば、効率的に合格するためのカリキュラムが用意されていますので、それに沿って安心して学習を進めていくことができますね。

 さらに、カリキュラムが決められていることで、勉強のモチベーション維持にも繋がります。

メリット③:講義を受講することができる

 独学の場合は、テキストを自分で読んで理解していく必要がありますが、読むだけでは理解できない場合もあります。また、テキストを一人で読んでいると眠くなってくることもあります。

 しかし、通信講座を受講すれば、プロの講師の解説を聴くことができますので、難しい内容であっても理解が進みます。そして、人から説明を受けていれば、眠くなるのを防ぐこともでき、学習がはかどります。

メリット④:オリジナル教材が提供される

 一般に、市販の教材は、ひとりの著者が執筆しているものが多いですが、資格予備校の教材は、受講生の生の声を聴き、受講生がつまづきやすい部分を把握し、本試験に送り出した受講生の試験結果をフィードバックしながら作成されますし、出題予想なども組織的に分析されます。

 このため、通信講座では、市販の教材にはない、資格予備校ならではの蓄積されたノウハウが凝縮された教材を利用することができるというわけです。

メリット⑤:サポートが受けられる

 独学では、テキストを読んだり問題集を解いたりしながら、わからないことが出てきた場合、ひとりで悩むか、ネットで調べるなどしないといけません。これはけっこう時間がかかりますし、場合によっては解決できないこともあります。

 しかし、サポート体制が用意されている通信講座なら、わからない点は、メール等で質問し、解決することができますので心強いですよね。

※ このようなサポート体制(質問対応)が用意されていない通信講座もありますので、ご注意ください。

予備校のデメリット

 次は、予備校・通信講座のデメリットです。

予備校・通信講座のデメリット
  • コストがかかる

 はっきり言って、予備校・通信講座のデメリットとして考えられるのは、「コストがかかること」ぐらいではないでしょうか。まぁ、このコストというのが一番大きな問題なのかもしれませんが。

 ただし、独学であっても、合格するまでに何年もかかれば、結果的に講座を受講するのと変わらないコストがかかってしまいます。

 事実、私はほぼ独学でしたが、4度の受験の末の合格でしたので、80万円ものコストがかかってしまいました。。。

 もし、独学で勉強するために、最低限のテキスト・問題集を一式揃えるとすれば、10万円ぐらいはかかってきます。これに、模試・答練を加えれば、20万円を超えてきます

 こう考えると、最初から覚悟を決めて予備校の通信講座を受講した方が安く済みそうですよね。

勉強方法の比較まとめ【予備校vs独学】

 このように、予備校の通信講座には多くのメリットがある一方で、デメリットがあるとすれば、コストがかかることぐらいです。

 しかも、長い目で見れば、そのコストは結果的に独学よりも安上りになる可能性すらあります。

 上記の内容を比較表に整理してみると、以下のようになります。

比較項目 通信講座・予備校 独学
教材
  • 合格に必要な教材一式が提供される。
  • ノウハウを凝縮したオリジナル教材が利用できる
  • 自分でひとつずつ選ばないといけない。
  • あくまでも市販教材
カリキュラム
  • 効率的に合格するためのカリキュラムが用意されている。
  • モチベーションも維持できる。
  • 自分で勉強する順番や勉強方法を考えないといけない。
  • 不安になる。
講義
  • プロ講師の講義が受講できる。
  • 理解が進む。
  • 自分でテキストを読まないといけない。
  • 理解が進まない。
サポート体制
  • わからない場合に質問できる
  • わからなくても質問できない。
コスト
  • コストがかかる。
    結果的に独学と逆転する可能性あり
  • コストが安く済む。
    ⇒結果的に予備校と逆転する可能性あり

 私の場合は、あくまでも独学での合格を目指していましたので、通信講座は、模試や答練、単科講座など限定的な利用しかしませんでしたが、通信講座には上記のように多くのメリットがあります。

 ですので、司法書士試験の合格を目指すなら、予備校の通信講座を受講することをおすすめします!

 ぜひ当ページのおすすめ通信講座を参考に、受講を検討してみてください。

【ランキングの基準】司法書士通信講座のおすすめな選び方

 それでは次は、司法書士通信講座のおすすめな選び方について、ご紹介したいと思います。

 これはつまり、当ページのおすすめランキングの基準にもなっているもので、以下の5項目で評価しています。

通信講座の選び方【ランキングの基準】
  • 講義・講師(講義のわかりやすさ、講義時間数、講義スタイル)
  • 教材(テキスト・問題集、eラーニングなど)
  • 合格実績(合格率、合格者数、合格者の声など)
  • サポート体制(質問対応その他フォロー制度)
  • 受講料(安さ、返金制度など)

 それでは順に、各項目について解説していきます。

選び方①:講義・講師(講義のわかりやすさ、講義時間数、講義スタイル)

 司法書士通信講座を受講する最大のメリットは「講義」です。

 つまり、講義・講師は通信講座を選ぶ際に、最も重要な要素のひとつと言えますね。

講義のわかりやすさ

 わかりやすい講義かどうかのポイントは、大きく分けて以下の2点です。

わかりやすい講義のポイント
  • 重要度に応じてメリハリをつけたうえで、噛み砕いて解説してくれるか
  • 受講生のやる気を起こさせる熱意や、聞き手を惹き付けて退屈させない話術も重要

 カリスマ講師と呼ばれるような講師や高い実績を築き上げている講師は、こういった特徴を備えていますよね。

 少なくとも、聞いていて退屈するような講義やメリハリのない講義、淡々とテキストを読み上げるだけのような講義は、あまりおすすめできませんね。

 この辺りは、サンプル講義を視聴したうえで判断してみてください

講義時間数

 講義時間数の関係でいうと、以下の2つに分かれます。

講義時間数のパターン
  • コンパクトに要点を絞った講義(100時間程度のものもある)
  • 丁寧で充実した講義(500時間を超えるものもある)

 これは、どちらが良いとは一概には言えません。コンパクトさを売りにする場合もありますし、丁寧さを売りにする場合も、いずれもあり得ます。

 解説講義は要点だけで、あとは自分でテキストを読めば理解できるような方は、コンパクトな講義が効率的ですね。

 一方、自分でテキストを読むのが苦手な方は、丁寧な講義でしっかりと教えてもらいながら勉強できる方がいいですね。

 また、スキマ時間を活用するなら、テーマごとに短時間で刻んで収録してある講義が便利です。(通学講座も開講している資格予備校は、1講義2時間30分のものがあるため注意)

講義スタイル

 また、講義スタイルも、講義のわかりやすさに影響を与えますので注意が必要です。

 講義スタイルには、以下の3種類があります。

3つの講義スタイル
  • テキストを画面に映し出して解説
  • スライドを画面に表示して解説
  • ホワイトボードや黒板に板書しながら解説

 個人的には、テキストを画面に映し出して解説するスタイルが、一番わかりやすいと感じますね。

 知識はすべてテキストに集約していくわけですから、テキストに基づく解説の方がメモ書きもしやすいですし、記憶にも残りやすいと思います。

 テキストとは別のスライドを使う場合は、確かにその時はわかりやすいですが、そのスライドを印刷してテキストに貼り付けたり、全部メモ書きしたり、色々と手間がかかるので私はあまり好きではありません。

選び方②:教材(テキスト・問題集、eラーニング)

 通信講座は、教材(テキスト)に基づいて講師が解説(eラーニングの講義)しますし、復習の際も教材(テキスト・問題集・eラーニングの問題演習)を使います。そして、知識を集約していくのは教材(テキスト)です。

 ということで、教材は、勉強の始まりから終わりまで、常に使い続けるものですので、上記の講義と並んで、最も重要な要素のひとつです。

 テキスト選びのポイントは、次の3点です。

テキスト選びのポイント
  • フルカラーに越したことはないが2色刷りや白黒にもメリットはある
  • 無駄を省いた効率的なテキストになっているか
  • メリハリをつけた記述(解説と暗記事項の区別、図表・イラスト)がなされているか

 フルカラーにこだわる必要はありませんが、フルカラーは、とっつきやすく、記憶に残りやすいといったメリットがあります。

 とはいえ、2色刷りや配色の少ないテキストは、マーカーを引きやすいというメリットもありますので、サンプルテキストを見て、自分が使いやすいと感じるものを選ぶのがいいですね。

 また、eラーニングに関しては、どこの講座も、動画講義はスマホでも視聴できるようになっています。

 さらに、スキマ時間をフルに活用したい場合は、eラーニングが問題演習にも対応したものを選んだ方がいいですね。

選び方③:合格実績(合格率、合格者数、合格者の声など)

 通信講座の合格実績としては、合格率合格者数を公表している講座もありますし、そのような具体的な数字は出さず、合格者の声をホームページに掲載している場合もあります。

3つの合格実績
  • 合格率を公表
  • 合格者の人数を公表
  • 合格者の声を掲載

 このように、それぞれ把握できる指標が異なりますので、合格実績を同列で比較するのは難しいのが実状です。

 ですので、合格実績に捉われ過ぎる必要はありませんし、合格実績だけで講座の良し悪しを判断できるものでもありません。

 とはいえ、高い合格率が公表されていることや、合格者数(合格者の声)が多いことは、安心して受講できる材料になるのは確かですので、把握できる範囲で確認しておくべきですね。

選び方④:サポート体制(質問対応その他フォロー制度)

 質問サポートなどのフォロー制度は、通信講座を受講する大きなメリットのひとつですね。

 まずは、質問サポートの有無、質問回数の制限の有無がチェックポイントです。

サポート体制のチェックポイント
  • 質問サポートがあるか
  • 回数無制限で質問できるか

 そこからさらに、サポートに力を入れている講座は、SNSYoutube動画配信添削課題カウンセリングなど様々な工夫がなされています。

 独学で挫折しがちな人は、サポートが充実した講座を選ぶのがおすすめです。

 ただし、基本的に、質問サポートなどのフォロー体制は、マンパワーを要するものが多く、人件費に関わってきますので、受講料の安さに影響してきます。

 ですので、サポートを取るか、安さを取るか、どちらを取るかの判断も必要になってきますね。

選び方⑤:受講料(安さ、返金制度など)

 最終的に、その通信講座を申し込むかどうかの決め手になってくるのが、受講料ですね。

 上記の①~④は、その講座の中身ですが、その中身と料金とを比較検討しながら講座を選ぶことになります。

 安いに越したことはありませんが、安ければいいというものでもありません。

 司法書士通信講座の受講料(初心者向けの主力講座)は、通信教育専門校では、10万円~20万円あたりが相場です。

 通学スクールも開講している大手予備校では、40万円を超えてきますので、大きな差がありますね。

受講料の相場
  • 通信教育専門校の相場:10万円~20万円
  • 大手予備校の相場:40万円~

通信講座のおすすめな選び方まとめ

 以上、司法書士通信講座のおすすめな選び方(おすすめランキングの基準)をご紹介しました。

 当ページのおすすめランキングでは、これらのポイントを踏まえてランク付けしていますので、上位でご紹介している通信講座なら、どれを選んでも安心して受講していただけるはずです!

司法書士試験に関するよくある質問

 それでは最後に、司法書士試験に関するよくある質問について、お答えしていきます。

司法書士試験はいつある?

 司法書士試験は、筆記試験と口述試験があり、筆記試験は毎年1回、7月の第1日曜日に実施されています。

 そして、筆記試験の合格者だけが、10月に実施される口述試験に進むことができます。

試験日・試験時間

申込期間 令和6年5月7日(火)~5月17日(金) ※消印有効
法務省(司法書士試験)
※願書の取寄せは、受験案内が公表された日(4月1日)から可能です。
筆記試験 試験日時 令和6年7月7日(日)
午前の部:9時30分~11時30分(2時間)
午後の部:13時~16時(3時間)
合格発表 令和6年10月3日(木)16時
口述試験 試験日 (筆記試験合格者のみ)
令和6年10月15日(火)
ひとり10~15分
最終合格発表 令和6年11月5日(火)16時

申し込み

 「窓口」又は「郵送」で申し込むことができます。⇒法務省(司法書士試験)

誰でも受けれる?受験資格は?

 司法書士試験には受験資格は設けられていません。

 ですので、年齢、性別、学歴などの制約なく、誰でも受験できます。

どんな問題が出題される?

 司法書士の筆記試験では、主要科目と呼ばれる①民法 ②不動産登記法 ③商法(会社法) ④商業登記法の4科目と、マイナー科目と呼ばれる⑤民事訴訟法 ⑥民事執行法 ⑦民事保全法 ⑧供託法 ⑨司法書士法 ⑩憲法 ⑪刑法の8科目の、計11科目から出題されます。

 出題形式・出題数は、五肢択一式(マークシート方式)が70問(午前の部:35問、午後の部:35問)と、記述式が2問の出題となります。

 なお、口述試験では、不動産登記法、商業登記法、司法書士法の3科目について、一人あたり10分~15分程度で、10問程度が口頭で出題されます。

筆記/口述 午前/午後 試験科目 出題形式・出題数
筆記試験 午前の部 憲法、民法、商法(会社法)、刑法 五肢択一式(マークシート35問)
午後の部 不動産登記法、商業登記法、供託法、民事訴訟法、民事執行法、民事保全法、司法書士法 五択一式(マークシート35問)、記述式(2問)
口述試験 不動産登記法、商業登記法、司法書士法 口頭による質問に対して口頭で解答(10問程度)

費用はいくらかかる?

受験手数料

 司法書士試験の受験料は、8,000円です。

試験勉強の費用

 受験料とは別に、試験勉強の教材を揃えるためには、かなりのお金がかかることを覚悟しておく必要があります。

 もし、独学で勉強するにしても、一通りのテキスト・問題集を揃えるだけで、10万円ほどかかるはずです。これに模試・答練を加えれば、20万円は必要になってきます。

 ですので、10~20万円のオンライン通信講座を受講するのと同じような費用になりますね。

 なお、これは一発合格できた場合の話ですので、年数が増えるたびに費用はかさんでいくことになります。

 私は、ほぼ独学で4回目の受験で合格できましたが、約80万円の費用がかかりました。

合格するまで何年かかる?

 司法書士試験合格者の平均受験回数は、4回と言われており、私自身も、ちょうど4回目の受験で合格することができました。

 ですので、平均すると4年~5年で取れる方が多いということになるかと思います。

 中には、一発合格できる方もいらっしゃいますが、それは極めてレアケースで、10年ほどかけて合格される方も相当数いらっしゃいますので、ある程度の長期戦になることは覚悟しておくべきです。

どれぐらい難しい?必要な勉強時間は?

司法書士試験の合格率の推移グラフ

 司法書士試験の合格率は、例年、おおむね4~5%程度で推移しており、国家資格としては超難関資格といわれる難易度です。

 また、合格するためには、最低でも3,000時間程度の勉強時間が必要といわれていますが、実際には、5,000~10,000時間程度まで及ぶことが一般的です。

何点取れば合格できる?

 司法書士試験の配点は、以下のとおり3つの区分があり、それぞれに基準点(足切り点)が設けられています。

午前/午後 出題形式 出題数 配点
午前の部 択一式 35問 105点
午後の部 択一式 35問 105点
記述式 2問 70点
140点

令和6年度試験から、記述式の配点が「2問で70点」⇒「2問で140点」に変更されます。(2023.12.4 法務省発表

 「午前の択一式」・「午後の択一式」の双方の基準点をクリアした人だけが、「記述式」の採点をしてもらうことができ、「記述式」の基準点もクリアできれば、最後に総合得点(「午前の択一式」+「午後の択一式」+「記述式」)で合格者が決定されます。

 過去3年の基準点・合格点は、下表のとおりです。合格するためには、7~8割前後の得点が必要になってきますね。

司法書士試験 基準点・合格点一覧表
年度 基準点 基準点合計 合格点
(上乗せ点)
択一式 記述式
午前 午後
2021年度(R3) 81点
(27問)
66点
(22問)
34.0点 181.0点 208.5点
(+27.5点)
2022年度(R4) 81点
(27問)
75点
(25問)
35.0点 191.0点 216.5点
(+25.5点)
2023年度(R5) 78点
(26問)
75点
(25問)
30.5点 183.5点 211.0点
(+27.5点)

行政書士と司法書士はどう違う?

 行政書士と司法書士は、いずれも「書士」という名前がついていますので、よく混同されますね。

 司法書士は、法律事務の専門家であり、「身近なくらしの法律家」と呼ばれています。国の管轄でいうと、「法務省」の管轄になります。

 司法書士は、登記・供託に関する手続の代理、法務局に提出する書類の作成、裁判所・検察庁に提出する書類の作成、簡易裁判所での代理人業務などを、その業務としています。

 一方、行政書士は、行政手続の専門家であり、「許認可のプロフェッショナル」です。国の管轄でいうと、「総務省」の管轄になります。

 行政書士は、官公署に提出する許認可等の書類の作成やその手続の代理、権利義務又は事実証明に関する書類の作成などを、その業務としています。

 司法書士と行政書士は、実務上も密接に関連する部分がありますので、ダブルライセンスとして、おすすめですね。

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