司法書士の通信講座ランキング2024【おすすめ予備校12社を徹底比較!】
更新日:2024年9月18日
司法書士の通信講座・予備校は、各社それぞれに特徴があるため、「どの講座を受講すればいいのか悩む、、」という方も多いと思います。
そこで、司法書士をはじめ、行政書士・土地家屋調査士・宅建士などの国家資格に合格してきた管理人が、10年以上にわたってリサーチを続けている人気予備校12社の特徴を比較し、おすすめの司法書士通信講座をランキング形式で紹介します!
初心者におすすめの講座のほか、学習経験者向けの講座や費用が安い講座、合格実績が高い講座など目的別のおすすめ通信講座や通学スクールも紹介しますので、ぜひ参考にしてください!
【執筆者】 |
執筆者紹介 |
- 司法書士通信講座おすすめランキング
- No.1:アガルート
フルカラーテキストならアガルートがおすすめ!
カリスマ講師「三枝りょう」先生の演習総合カリキュラム! - No.2:スタディング
スマホで学習するならスタディングがおすすめ!
独学より安い!一発合格者を2年連続で輩出! - No.3:LEC
カリスマ講師陣ならLECがおすすめ! - No.4:伊藤塾
本気の本気で勉強するなら伊藤塾がおすすめ! - No.5:クレアール
- No.6:TAC(Wセミナー)
- No.7:東京法経学院
- No.8:辰已法律研究所
- No.9:フォーサイト
- No.10:小泉司法書士予備校
- No.11:ユーキャン
- 【休講中】東京司法書士学院
- 【販売終了】資格スクエア
- No.1:アガルート
- 司法書士の予備校を費用から合格率まで徹底比較!
- 司法書士講座は大手予備校かオンライン通信講座どっちがおすすめ?
- 学習経験者向けの通信講座おすすめ4選!中上級講座でリベンジを目指す
- 予備校の通学スクールで社会人が働きながら学べるおすすめの司法書士講座
- 【ランキングの基準】司法書士通信講座のおすすめな選び方
- 独学でも司法書士試験は合格できる?
- 司法書士試験に関するよくある質問
司法書士の通信講座ランキング
司法書士の通信講座は、四大予備校と呼ばれるLEC・伊藤塾・TAC・辰已法律研究所の4社が中心的な存在です。
なかでも、LEC・伊藤塾の2社がツートップで、次にTAC、さらに後方から辰已が追いかけています。
そして、この四大予備校の構図を切り崩しにかかっているのが、オンライン講座のアガルート・スタディングの2社です。特に、スタディングの急成長には目を見張るものがあり、もう間もなく四大予備校に食い込む勢いですね。
ただし、老舗のクレアールも負けじと粘っていますので、ここにも注目です。
ということで、以下のランキングでは、司法書士のおすすめ通信講座について、私が重視する次の5項目で比較・評価し、総合評点が高い順に紹介していきます。
- 講義・講師(講義のわかりやすさ・講義時間数・講義スタイル)
- 教材(テキスト・問題集・eラーニング)
- 合格実績(合格率・合格者数・合格者の声)
- サポート体制(質問対応その他フォロー制度)
- 受講料(安さ・返金制度など)
※ ランキングの基準の詳細は、当ページ内の【ランキングの基準】司法書士通信講座のおすすめな選び方をご参照ください。
おすすめNo.1:
アガルート
- 冊子版のフルカラーテキスト付きでこのお値段!
- 合格への最短ルート!
- カリスマ講師「三枝りょう」先生の演習総合カリキュラム!
アガルートは、2015年に開校した比較的新しい資格予備校で、法律系の難関資格を得意としています。
最近はウサギ先輩とカメ後輩のテレビCMでお馴染みですね。
業界最低水準の低価格を実現しつつ、冊子版のフルカラーテキストと、講師に直接質問できるスピーディーな質問対応など、これまでにない画期的な司法書士講座を開講してくれました。
アガルートでは、合格への最短ルートを実現する必要十分な凝縮した講義とテキストが用意されています。
しかも、学習経験者向けの演習総合カリキュラムは、なんと数々の予備校を渡り歩いてきたカリスマ講師「三枝りょう」先生が講義を担当!(LEC・クレアール・小泉・資格スクエアなど講師歴20年超)
また、テキスト・問題集ともにスマホで参照できるデジタルブックを備え、Web問題集も導入されるなど、スマホ学習にも完全対応しています。
さらに、合格者には受講料を全額返金&合格お祝い金3万円を進呈!
ただし、開講して年数が浅いため、目に見える合格実績はまだ少ないですが、期待度はNo.1です!
冊子版のテキスト・問題集が提供されますので、次に紹介するスタディングのようなオンライン学習が苦手な方でも、安心して受講できますね。
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アガルート司法書士講座の比較項目
費用 |
①司法書士 入門総合カリキュラム(ライト)【2026年試験向け】 ②司法書士 演習総合カリキュラム(フル)【2025年試験向け】
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講義・講師 |
①[講義] 396時間 ②[講義] 227時間 講義は通信講座専用に収録。適宜、背景にテキストやスライドを表示して解説 |
教材 |
【テキスト】フルカラー冊子版テキスト※Web版もあり 【問題集】冊子版問題集 ※Web版もあり 【eラーニング】講義視聴、テキスト・問題集参照、問題演習(スマホ、タブレット、パソコンいずれも利用可) |
合格率・実績 |
2名の合格者の声の掲載あり(2023年度)
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サポート体制 |
・メールによる質問対応(講師が直接回答。回数制限:250回) |
アガルート通信講座の評価・口コミ
総合評価 |
85点 |
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評判・口コミ |
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公式サイト |
アガルート 公式サイトへ |
おすすめNo.2:
スタディング
- スマホで学習するなら、スタディング!
- 独学より安い!
- 一発合格者を2年連続で輩出!
スタディングは、先駆的に2008年から、スマホで学べるオンライン資格講座を開講して以来、急速に実績を伸ばし続けている講座です。(司法書士講座は2014年に開講)
スマホのみで学習できるため、まとまった勉強時間が確保できない方でも安心して受講できます。
しかも、ダントツの圧倒的な低価格! 独学でも、テキスト・問題集を揃えるだけで10万円以上かかりますが、独学より安いんです!
講義は、元Wセミナー(TAC)のベテラン講師が担当しますので、低価格だからといって講義の質が劣るなどという心配は無用です。
さらに、大手予備校の約3分の1の講義時間数で、工夫されたスライドを駆使してコンパクトに解説してくれます。
その他、過去問演習をはじめ、要点暗記ツール、記述式雛形暗記ツールなど一貫してシステムに組み込まれた革新的なeラーニングシステムにより、画面に沿って学習を進めれば、全ての学習をスマホのみで完結させることができます。
※ オプションで冊子版テキストを購入すれば、机に向かってメモを取りながら学習することもできます。その他問題演習等はすべてオンライン学習です。
合格実績も順調に伸ばし、昨年は20名を超える合格者を輩出したうえに、2年連続で一発合格者も輩出するなど、スマホ学習でも司法書士試験に合格できることが立証されてきましたね。
ただし、質問サービスが別料金なのが弱点ではありますが、社会人の方など、まとまった勉強時間を確保できない方には、破格の安さで、スマホだけで学習できるスタディングを一番におすすめします!
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スタディング司法書士講座の比較項目
費用 |
①司法書士 合格コース<コンプリート>【2025年+2026年試験向け】 ②司法書士合格コース<スタンダード> 【2025年+2026年試験向け】
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講義・講師 |
①[講義]160時間 ②[講義]160時間 講義は通信講座専用に収録。大画面の前に立ち、スライドを表示して解説 |
教材 |
【テキスト】フルカラーWebテキスト/オリジナル 【問題集】Web問題集 【eラーニング】 すべての教材をオンラインで利用する形態(スマホ、タブレット、パソコンいずれも利用可) |
合格率・実績 |
21名の合格者の声の掲載あり(2023年度) |
サポート体制 |
メールによる質問対応(1回2,000円のチケット制)※他の受講生の質疑応答は自由に参照可能 ※学習レポート機能により、学習した時間や進捗状況が自動的に集計され、グラフと数値で確認可能 |
スタディング通信講座の評価・口コミ
総合評価 |
85点 |
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評判・口コミ |
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公式サイト |
スタディング 公式サイトへ |
おすすめNo.3:
LEC
- 優れた合格実績!
- 人気と実力を兼ね備えたカリスマ講師陣!
LECは、1979年に司法試験の予備校として創立して以来、司法書士試験その他法律系の資格で数多くの合格者を輩出してきた実績のある予備校です。
LEC司法書士講座の魅力は、なんと言っても、カリスマ講師「森山和正」先生を筆頭にした充実の講義です。
そして、必要な情報がすべて網羅された業界ナンバーワンテキスト「ブレークスルーテキスト」!(復習用に森山クラスでは「ケータイ司法書士」、海野クラスでは「セルフレクチャー」を使用)
そして、これらの講義と教材によって築き上げられた業界トップクラスの合格実績!
森山講師の講義は、サンプル講義を聴くとすぐわかると思いますが、流れるような喋りの中で、重要ポイントはハッと目が覚めるような強弱をしっかりつけて説明してくれますので、私のお気に入りです。
また、ベストセラーの「ケータイ司法書士」や「暗記のターゲット100」などの著者であることからもわかるように、何が重要なのか、どこを覚える必要があるのかを完璧に把握し、そして、講義をしっぱなしではなく、どうやって覚えればいいのか、まで全部含めて指導してくれます。
受講料は高額になりますが、優れた合格実績を誇るカリスマ講師陣に、合格まで導いてもらいたい方にはLECをおすすめします!
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LEC司法書士講座の比較項目
費用 |
① 司法書士 新15ヵ月合格コース【2026年試験向け】 ② 司法書士 9ヵ月合格速修コース【2025年試験向け】
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講義・講師 |
①[講義]390時間 ②[講義]282時間 講義は通学講座を収録。 適宜、画面にテキストを表示して解説 |
教材 |
【テキスト】 【問題集】冊子版問題集 【eラーニング】[受講形態でWebを選択した場合] |
合格率・実績 |
・毎年上位合格者を輩出しているほか、一発合格者、最年少合格者、在学中合格者など多数の合格者を輩出 |
サポート体制 |
・メールによる質問対応(回数無制限)※インターネットフォローシステム「教えてチューター」 |
LEC通信講座の評価・口コミ
総合評価 |
80点 |
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評判・口コミ |
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公式サイト |
LEC 公式サイトへ |
おすすめNo.4:
伊藤塾
- 合格占有率ナンバーワン!
- 本気の本気で勉強するなら伊藤塾!
伊藤塾は、1995年に塾長「伊藤真」弁護士が開塾して以来、「真の法律家を育成すること」を理念に掲げ、多数の法律家を輩出してきた法律資格専門の資格予備校です。
司法書士受験界のエースと評される山村拓也講師による「記述式答案構成力メソッド」を最大の武器に、確かな合格実績に裏付けられた「段階的学習システム」、「らせん式反復学習法」など独自の方法論に基づく講義が伊藤塾の最大の強みです。
そして何より、驚異の6割を誇る合格占有率には目を見張るものがあります。
この合格実績に間違いはありません!
私も、伊藤塾には答練や単科講座でお世話になりました。
受講料は通信講座専門の予備校に比べると高額になりますが、それでも構わない!絶対に合格したい!という方は、覚悟を決めて伊藤塾を受講するしかありません!
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伊藤塾司法書士講座の比較項目
費用 |
①司法書士 入門講座 スリーステップコース【2026年試験向け】 ②司法書士 入門講座 スピード&フリーコース【2025年+2026年試験向け】 ※Exceed(エクシード)コースは、当ページ後半の学習経験者向けおすすめ通信講座で紹介します。
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講義・講師 |
①[講義]520時間 ②[講義]510時間 講義は通学講座を収録。適宜、画面に資料を表示して解説 |
教材 |
【テキスト】白黒冊子版テキスト/オリジナル 【問題集】冊子版問題集 【eラーニング】講義視聴(スマホ、タブレット、パソコンいずれも利用可)、テキストはPDFデータも配布 |
合格率・実績 |
全合格者695名中414名(60%)が伊藤塾の有料講座を受講(2023年度) |
サポート体制 |
・メールによる質問対応(回数無制限) |
伊藤塾通信講座の評価・口コミ
総合評価 |
80点 |
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評判・口コミ |
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公式サイト |
伊藤塾 公式サイトへ |
おすすめNo.5:
クレアール
クレアールは、「非常識合格法」に基づく講義・教材が最大の特長とされています。
しかし、私が見る限りでは、2色刷りテキストや択一六法、WEB学習ツール「CROSS STUDY」など、司法書士講座ではナンバーワンと言っても過言ではないほどの充実した教材群が最大の特長だと感じます。
しかも、それら教材が冊子だけでなくWebでも配信されるため、スキマ時間を活用した学習にもバッチリ対応していますね。
また、カリスマ講師と呼ばれるような目立った講師は在籍していませんが、とにかくきめ細かい丁寧な講義も特徴的です。
さらに、教材と講義は、クレアール独自のVラーニングシステムと呼ばれる考え抜かれたカリキュラム(単元別講義、講義連動型の復習講義、解法パターン別の対策、三位一体のマイカリキュラム)に従って提供されます。
このため、わかりやすい教材と丁寧な講義で、考え抜かれたカリキュラムにより合格まで導いてもらいたい方には、クレアールをおすすめします!受講料も、大手資格予備校の半額です!
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クレアール司法書士講座の比較項目
費用 |
①司法書士 合格ルート1.5年スタンダード秋コース【2026年試験向け】 ②司法書士 合格ルート超短期全力投球コース【2025年試験向け】
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講義・講師 |
①[講義]585時間 ②[講義]365時間 講義は通信講座専用に収録。適宜、背景にスライド等を表示して解説 |
教材 |
【テキスト】2色刷冊子版テキスト(PDF版あり)/オリジナル 【問題集】冊子版問題集(PDF版あり) ※Web問題集あり 【eラーニング】講義視聴、問題演習、PDF化された教材(テキスト、過去問、六法など)を参照可(スマホ、タブレット、パソコンいずれも利用可) |
合格率・実績 |
24名の「合格者の声」の掲載あり(2023年度) |
サポート体制 |
Eメール、FAX(質問用紙)による質問対応(回数無制限) |
クレアール通信講座の評価・口コミ
総合評価 |
75点 |
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評判・口コミ |
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公式サイト |
クレアール 公式サイトへ |
おすすめNo.6:
TAC(Wセミナー)
Wセミナーは、司法試験、司法書士試験などの法律系資格を中心に、TACのブランドとして経営されている資格予備校です。
TACの司法書士講座は、何より、カリスマ講師 山本浩司先生のオートマチックシステムによる講義が最大の魅力です!
ベストセラーテキスト「オートマシステム」シリーズをフルに活用しながら、山本講師の独自の記憶法を駆使した講義により、自然に理解し、自然に記憶し、自然に合格レベルにまで導いてくれます。
ただし、オートマシステムのテキストは、独学者でも容易に学習できるテキストのため、通信講座でこのテキストが使用されるのは、通信講座のメリットが薄らぐように感じてしまいます。。
しかし、優れたオートマシステムを使って、著者の講義を直接聴けば、さらに理解は進むと思いますので、独学時代に「オートマシステム」が気に入った方は、TACも検討してみてください!
TAC司法書士講座の比較項目
費用 |
①司法書士 20ヵ月総合本科生<山本オートマチック>【2026年試験向け】 ②司法書士 速修本科生<山本オートマチック>【2025年試験向け】
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講義・講師 |
①[講義]453時間 ②[講義]462時間 講義は通学講座を収録。黒板の前に立ち、適宜、板書して解説 |
教材 |
【テキスト】2色刷冊子版テキスト 【問題集】冊子版問題集 【eラーニング】[受講形態でWebを選択した場合] |
合格率・実績 |
一発合格者、上位合格者をはじめ、多数の合格者を輩出 |
サポート体制 |
・メールによる質問対応(回数制限:50回)※インターネットフォローシステム「i-support」 |
TAC通信講座の評価・口コミ
総合評価 |
75点 |
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評判・口コミ |
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公式サイト |
TAC 公式サイトへ |
おすすめNo.7:
東京法経学院
東京法経学院は、受験六法や資格情報誌を発行するなど、法律に精通した60年以上の実績のある予備校ですので、司法書士を受験するにあたり、安心して受講できます。
また、「教室」を持った資格予備校の中では、かなり安価な価格設定になっているうえに、「合格者全額返金制度」もありますので、お買い得感も高いですね。
ただし、教材は白黒印刷で、いかにも昔ながらの予備校を彷彿させる堅苦しいテキストは、好みが分かれるところです。
東京法経学院 司法書士講座の比較項目
費用 |
司法書士 新・最短合格講座 総合コース【2025年 or 2026年試験向け】
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講義・講師 |
375時間 講義は通信講座専用に収録。画面にテキストを映し出して解説 |
教材 |
【テキスト】白黒冊子版テキスト/オリジナル 【問題集】冊子版問題集 【eラーニング】[受講形態でWebを選択した場合]
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合格率・実績 |
全日制(名古屋校)の実績は、25.49%の合格率(直近14年の総受講者数 204名中、52名が合格) |
サポート体制 |
Eメール(回数無制限)・郵送(回数制限12回)による質問対応 |
東京法経学院 通信講座の評価・口コミ
総合評価 |
70点 |
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公式サイト |
東京法経学院 公式サイトへ |
おすすめNo.8:
辰已法律研究所
辰已法律研究所は、5ヶ月合格法の松本雅典講師がとにかく有名です!
著書のリアリスティックシリーズは独学者から高い支持を集めていますね。
松本講師は、独自の方法論で毎年合格者を輩出していますので、リアリスティックシリーズが自分に合っていると感じた方は、辰已の受講を検討してみてください。
辰已司法書士講座の比較項目
費用 |
リアリスティック一発合格 松本基礎講座
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講義・講師 |
[講義]390時間 講義は通学講座を収録。画面にテキストを映し出して解説 |
教材 |
【テキスト】2色刷冊子版テキスト(市販のリアリスティックシリーズ) 【問題集】冊子版問題集(講座オリジナルの択一過去問本) 【eラーニング】[受講形態でWebを選択した場合] |
合格率・実績 |
2020年度~2023年度の4年連続で20名以上の合格者を松本基礎講座から輩出 |
サポート体制 |
・Eメールによる質問対応(回数無制限) |
辰已通信講座の評価・口コミ
総合評価 |
70点 |
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公式サイト |
辰已法律研究所 公式サイトへ |
おすすめNo.9:
フォーサイト
フォーサイトの司法書士講座では、イラストが豊富で洗練されたフルカラーテキストと、やさしくてコンパクトな講義で、効率的に学習することができます。
eラーニングシステムでは、学習のスケジュール管理もしてくれます。スキマ時間を活用できるWeb問題集や合格カードもあります。
司法書士試験は、難関な法律資格ですので敷居が高く、とっつきにくい試験ですが、その受験生に対し、ここまで目線を下げて作成された講座はこれまでありませんでした。
司法書士試験を目指す人の大部分は、テキストを最後まで読みきることなく挫折するといわれていますが、このフォーサイトなら、途中で挫折することなく講義に付いていけるのではないでしょうか。
しかも、これだけの教材・講義がついていて、なんと10万円という格安のお値段です!
しかし、残念なのは、模試・答練がなく、アウトプットのカリキュラムが手薄になっている点、そして、開講して間もないため、合格実績がまだ少ない点が、不安材料です。
フォーサイト司法書士講座の比較項目
費用 |
司法書士スピード合格講座 バリューセット【2025年 or 2026年試験向け】
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講義・講師 |
[講義]88時間 講義は通信講座専用に収録。画面にテキストを映し出して解説 |
教材 |
【テキスト】フルカラー冊子版テキスト/オリジナル 【問題集】冊子版問題集 【eラーニング】講義視聴、テキスト参照、確認テスト、学習プラン作成等をシステム内で利用可能 (スマホ、タブレット、パソコンいずれも利用可) |
合格率・実績 |
2名の合格者を輩出(2023年度) |
サポート体制 |
・Eメールによる質問対応(※20回超は有料) |
フォーサイト通信講座の評価・口コミ
総合評価 |
70点 |
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評判・口コミ |
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公式サイト |
フォーサイト 公式サイトへ |
おすすめNo.10:
小泉司法書士予備校
小泉司法書士予備校は、月額制サービス(サブスク)というのが他社にはない最大の特徴ですね。
月額3,630円で、2年間受講したとしても9万円弱ですので、最安値のスタディングやフォーサイトと同等のお安さです。
講義も、元LECで人気講師として活躍されていた小泉講師が担当されますので、申し分ありませんね。
ただし、テキストがPDFダウンロードになっていますので(※有料で製本テキストの購入も可能)、ペーパーレスで勉強される方には向いているのかもしれませんが、それにしても、手作り感が溢れるレジュメ風テキストのため、私はちょっと、このテキストでは勉強する気が失せてしまうように感じます。。
小泉予備校 司法書士講座の比較項目
費用 |
パーフェクト合格カリキュラム【2025年 or 2026年試験向け】 ※DVD通信もあり⇒ 173,800円
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講義・講師 |
[講義] 352時間 講義は通信講座専用に収録。画面にテキストを表示して解説 |
教材 |
【テキスト】PDFテキスト(挿絵のみカラー)/オリジナル 【問題集】WEB問題集 【eラーニング】 講義視聴、問題演習(スマホ、タブレット、パソコンいずれも利用可)
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合格率・実績 |
1名の合格者の声の掲載あり(2022年度) |
サポート体制 |
・質問広場(受講生同士で質問・回答するWEB掲示板) |
小泉司法書士予備校 通信講座の評価・口コミ
総合評価 |
70点 |
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公式サイト |
小泉司法書士予備校 公式サイトへ |
おすすめNo.11:
ユーキャン
ユーキャンは、あらゆる通信講座を手掛ける大手の通信教育講座ですが、司法書士講座に関しては、存在感がありません。
教材制作のプロフェッショナルですので、確かにテキストはわかりやすいかもしれません。
しかし、講義が(ほとんど)ないのが致命的です。。。講義がなければ独学と同じですからね。
そして、合格実績も一切公表されていませんし、合格者の声もありませんので、ユーキャンで合格した人は、ほとんどいないものと推測されます。
ユーキャン司法書士講座の比較項目
費用 |
司法書士講座
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講義・講師 |
なし
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教材 |
【テキスト】2色刷冊子版テキスト ※デジタル版もあり/オリジナル 【問題集】冊子版問題集 ※デジタル版もあり 【eラーニング】学びオンラインプラス(受講生専用サイト)にて、Webで各ポイントごとに2~2.5分程度の解説動画が視聴可能、択一問題Webテストあり |
合格率・実績 |
公表なし
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サポート体制 |
Eメールによる質問対応(※1日3問まで) |
ユーキャン通信講座の評価・口コミ
総合評価 |
45点 |
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公式サイト |
ユーキャン 公式サイトへ |
【休講中】東京司法書士学院
※2023年度向け講座をもって、休講中
東京司法書士学院 司法書士講座の比較項目
費用 |
司法書士 1年通信講座(答案練習付) |
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講義・講師 |
267時間 講義は通学講座を収録。ホワイトボードの前に立ち、適宜、板書して解説 |
教材 |
【テキスト】白黒冊子版テキスト/オリジナル 【問題集】冊子版問題集 【eラーニング】なし |
合格率・実績 |
公表なし |
サポート体制 |
FAX、Eメール、電話(アポ必要)による質問対応 |
東京司法書士学院 通信講座の評価
総合評価 |
55点 |
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公式サイト |
東京司法書士学院 公式サイトへ |
【販売終了】資格スクエア
※2021年8月末をもって、資格スクエア司法書士講座の販売は終了となりました。
資格スクエアの司法書士講座では、「逆算思考の合格術」というものが2022年向け講座から採り入れられました。
これは、「受験生」・「合格者」・「試験」の3つから逆算し、合理的に合格を目指す考え方ですが、その実体は、アウトプットを十分に行うことや、満点ではなく合格点を目指すこと、同じ問題を繰り返し演習することなど、当たり前のことしか言っていないようです。。ということで、この合格術については特に気にする必要はないかと思います。
講義は、司法書士受験指導界のカリスマ講師(三枝りょう講師)が担当し、大手資格予備校並みの充実した講義時間数を確保し初学者向けに丁寧に解説してくれます。
そして、全ての教材をスマホで利用でき、特許取得の「脳科学ラーニング」をはじめとしたオンライン学習サービスも大きな特長です。
さらに、質問対応やフォローアップなどのサポート体制も充実されました。
ただし、テキストが白黒で、編集も単調であるため、あまり初学者に優しい教材ではないように感じます。
また、資格スクエアは、開講して年数も浅く合格実績が少ないというところも減点対象となりますが、三枝りょう講師は、カリスマ講師としてこれまでに多数の合格者を輩出していますので、その点は心配ないかと思います。
資格スクエア司法書士講座の比較項目
費用 |
逆算思考の司法書士合格術(逆算プラン)【 ※逆算プレミアム(月2回テレビ電話の質問対応付): ※独学プラン(添削・質問対応・フォローアップなし): |
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講義・講師 |
[講義]366時間 講義は通信講座専用に収録。ホワイトボードの前に立ち、適宜、板書して解説。画面は講義動画部分とテキスト表示部分とに分割表示 |
教材 |
【テキスト】白黒冊子版テキスト(Webで同内容を参照可)/オリジナル 【問題集】冊子版問題集とWeb問題集 【eラーニング】講義視聴、オンラインレジュメ参照、問題演習(スマホ、タブレット、パソコンいずれも利用可) |
合格率・実績 |
公表なし ※資格スクエアとしての合格実績はまだ少ないかと思いますが、カリスマ講師「三枝りょう」講師としての実績は十分にあります。 |
サポート体制 |
・講義画面からワンクリックで質問送信可能(司法書士試験の合格者が回答) |
資格スクエア通信講座の評価・口コミ
総合評価 |
75点 |
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公式サイト |
資格スクエア 公式サイトへ |
司法書士の予備校を費用から合格率まで徹底比較!
次は、司法書士の予備校・通信講座を、料金の安さや合格率の高さ、サポートの充実度など、項目別に比較して紹介したいと思います。
安い順ランキング!通信講座の費用を比較
自分に合った、より良い通信講座を選ぼうと思っても、どうしても金銭的に難しい場合もありますよね。
通信教育を専門とするオンライン講座では概ね20万円以下の費用に収まっていますが、通学講座を開講している大手予備校では、40万円を超える高額な料金になります。
ということで、予備校各社の司法書士通信講座について、料金が安い順に並べると、以下のようになります。
※ 初心者向け主力講座(オールインワンのパック講座)のWeb通信の価格で比較しています。
※ 月額制の小泉司法書士予備校は除いています。
通信講座名 | コース名 | インプット講義時間 | 料金 |
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No.1 スタディング |
司法書士 合格コース<コンプリート>【2025年+2026年向け】 ※記述式の添削、模試あり |
160時間 | 99,000円 ※合格お祝い金1万円 ※2026年コースに無料で更新可能 |
司法書士 合格コース<スタンダード>【2025年+2026年向け】 ※記述式の添削、模試なし |
160時間 | 89,100円 ※合格お祝い金1万円 ※2026年コースに無料で更新可能 |
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No.2 フォーサイト |
司法書士スピード合格講座 バリューセット【2025年 or 2026年向け】 | 89時間 | 107,800円 ※合格お祝いギフト券2千円 |
No.3 東京法経学院 |
司法書士 新・最短合格講座 総合コース【2025年 or 2026年向け】 | 375時間 | 9月22日まで→ 138,600円 ※合格者全額返金 |
No.4 ユーキャン |
司法書士講座 | -- | 169,000円 |
No.5 クレアール |
司法書士 合格ルート1.5年スタンダード秋コース【2026年向け】 | 385時間 | 9月末まで→ 237,500円 ※合格お祝い金10万円 |
司法書士 合格ルート超短期全力投球コース【2025年向け】 | 365時間 | 9月末まで→ 160,000円 ※合格お祝い金10万円 |
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No.6 アガルート |
司法書士 入門総合カリキュラム(ライト)【2026年試験向け】 | 396時間 | 239,800円 ※合格者全額返金+合格祝い金3万円 ※分割金利手数料0円 |
司法書士 入門総合カリキュラム(フル)【2026年試験向け】 | 411時間 | 294,800円 ※合格者全額返金+合格祝い金3万円 ※分割金利手数料0円 |
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司法書士 演習総合カリキュラム(フル)【2025年向け】 | 227時間 | 217,800円 ※合格者全額返金+合格祝い金3万円 ※分割金利手数料0円 |
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No.7 TAC(Wセミナー) |
司法書士 20ヵ月総合本科生<山本オートマチック>【2026年向け】 | 453時間 | 9月末まで→ 396,000円 |
司法書士 速修本科生<山本オートマチック>【2025年向け】 | 462時間 | 9月末まで→ 396,000円 |
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司法書士 20ヵ月本科生<入門総合本科生>【2026年向け】 | 525時間 | 9月末まで→ 484,000円 |
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No.8 伊藤塾 |
司法書士 入門講座 スリーステップコース【2026年向け】 | 520時間 | 9月末まで→ 429,000円 |
司法書士 入門講座 スピード&フリーコース【2025年+2026年向け】 | 510時間 | 10月末まで→ 439,000円 |
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司法書士 入門講座 ステディコース【2026年向け】 | 248時間 | 11月末まで→ 409,000円 |
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No.9 LEC |
司法書士 新15ヵ月合格コース【2026年向け】 | 390時間 | 9月末まで→ 453,000円 |
司法書士 9ヵ月合格速修コース【2025年向け】 | 282時間 | 9月末まで→ 422,600円 |
|
司法書士 新全日制本科コース【2025年向け】 | 555時間 | 659,000円 | |
No.10 辰已法律研究所 |
司法書士 リアリスティック一発合格 松本基礎講座【2025年 or 2026年向け】 | 390時間 | 544,592円 |
【休講中】 東京司法書士学院 |
司法書士 1年通信講座(答案練習付) ※2023年度向け講座をもって休講中 |
267時間 | |
【販売終了】 資格スクエア |
逆算思考の司法書士合格術(逆算プラン) ※2021年8月末をもって講座販売終了 |
366時間 |
料金の安さはスタディング・フォーサイトが圧倒的
ご覧のとおり、料金の安さでいえば、スタディング・フォーサイトが最安値で10万円前後という圧倒的低価格で並んでいます。
その後は、東京法経学院・ユーキャン・クレアール・アガルートまでが、おおむね20万円以内の価格帯ですね。
安い価格帯の講座には妥協すべき点がある
このような低価格帯の講座は、開講してから年数が浅かったり、合格実績が少ないなど、”実績”の面では大手予備校に及びません。
※ 開講年⇒スタディング:2014年、アガルート:2018年、フォーサイト:2021年
※ 東京法経学院・ユーキャンは古くから開講していますが、近年の合格者がほとんどいない。
最安値のスタディングには質問サポートが別料金という弱点や、フォーサイトには無料質問回数が20回までという制限があります。
このように、料金の安さで選ぼうとすると、実績が少なかったり、サポートが手薄だったり、どこか妥協しないといけない部分が出てきてしまいます。
スタディング・アガルート・フォーサイトはこれから実績が伸びていく
しかし、確かに司法書士講座ではまだ実績は少ないかもしれませんが、スタディング・フォーサイト・アガルートの3社に関しては、今まさに法律系資格(例えば、行政書士や宅建士など)でぐんぐん実績を伸ばし、大手予備校に劣らない実績を積み上げているところです。
ですので、司法書士講座においても、受講生の数さえ増えていけば、目に見える形で実績も伸びてくるはずです。
- スタディング・フォーサイトが最安値で10万円前後
- 次の価格帯(概ね20万円以内)は、東京法経学院・ユーキャン・クレアール・アガルート
- ただし、低価格帯の講座は、サポート体制が手薄だったり合格実績が少ない
- しかし、スタディング・フォーサイト・アガルートの3社は司法書士試験に参入してから年数が浅いだけで、行政書士や宅建では大手予備校に劣らない実績を積み上げているため、今後、実績も伸びてくるはず
合格率・合格実績の高さを比較
司法書士試験には、人生をかけて取り組んでいる方も多いと思います。
ですので、「料金は高くても構わないから、合格率や合格実績の高い通信講座で勉強したい!」という方も多いのではないでしょうか。
そこで、各社で公表されている合格実績が高い順に並べると、以下の表のようになります。
予備校名 | 合格者数 or 合格者の声 | 合格率その他実績 |
---|---|---|
伊藤塾 | 93名の合格者の声(2023年度) ※2022年度:89名 |
全合格者695名中414名(60%)が伊藤塾の有料講座を受講(2023年度) ※2022年度:60% |
LEC | 77名の合格体験記(サクセスブック)(2023年度) ※2022年度:76名 |
・27名の一発合格者を輩出(2023年度) ・合格者のうち5人に3人がLECの模擬試験を受験 |
TAC | 52名の合格者の声(2023年度) ※2022年度:59名 |
|
辰已法律研究所 | 38名の合格者(2023年度 松本基礎講座) ※2022年度:20名以上 |
・過去4年連続20名以上の合格者 |
クレアール | 24名の合格者の声(2023年度) ※2022年度:19名 |
|
スタディング | 21名の合格者の声(2023年度) ※2022年度:11名 |
|
アガルート | 2名の合格者の声(2023年度) ※2022年度:2名 |
受講生の15.4%が合格(全国平均5.2%の2.96倍)(2023年度) ※2022年度:17.8%(全国平均5.18%の3.43倍) |
フォーサイト | 2名の合格者(2023年度) | 受講生の15.4%が合格(全国平均5.2%の2.96倍)(2023年度) |
東京法経学院 | 1名の合格体験記(2022年度) ※2021年度:2名 |
|
小泉 | 1名の合格者の声(2022年度) ※2021年度:2名 |
|
ユーキャン | なし |
合格率を公表しているのはアガルート・フォーサイトだけ
上記の表のように、受講生のうち何%が合格した、という合格率そのものを公表している予備校は、アガルート・フォーサイトだけです。
アガルート・フォーサイトの合格率は偶然にも一致していて、全国平均5.2%の2.96倍(2023年度)という高い実績ですが、他社の数値がわかりませんので、比較しようがないですね。
このため、合格率で比較することはできません。
合格実績で選ぶなら伊藤塾・LECがおすすめ
一方、合格者数(又は合格体験記の数)なら、直接的に比較することが可能です。
合格者数に関しては、やはり司法書士の4大予備校の実績が上位を占めます。
伊藤塾:93名、LEC:77名、TAC:59名、辰已:38名となっています。(2023年度実績)
つまり、合格実績の面でも、伊藤塾とLECが2強といえそうですね。
このため、確実に合格を目指すなら、伊藤塾・LECを選ぶのをおすすめします。
スタディングは20名を超える合格者を輩出した期待の新星
4大予備校に次ぐ実績を挙げているのは、クレアール・スタディングですね。
特に、スタディングは、ここ数年でメキメキと頭角を現した期待の新星です。
年度 | 合格者の声 |
---|---|
2019年度 | 2名 |
2020年度 | 5名 |
2021年度 | 8名 |
2022年度 | 11名 |
2023年度 | 21名 |
上記のとおり、スタディングは年々合格者数を増やし、ついに20名の大台に乗せました。
4大予備校のひとつ、辰已法律研究所では、「4年連続20名以上の合格者を輩出!」と、その合格実績をアピールしているわけですから、スタディングが20名を超える合格者を輩出したことは、大きな意味を持っていると思います。
これから、スタディングの受講生が増えてくれば、間違いなく司法書士受験界の一角を担う存在になるはずです。
サポートの充実度を比較
独学と違って、サポートが受けられるのも、通信講座のメリットのひとつです。
サポートは、勉強中に疑問が湧いてきたときに、それを解消してくれるのはもちろんのことですが、勉強のモチベーションアップにも効果的です。
そこで、司法書士講座のサポートが充実している順に並べると、以下の表のようになります。
予備校名 | 質問対応 | その他サポート体制 |
---|---|---|
アガルート | メールによる質問対応(講師が直接回答) ※回数制限:250回 |
・学習カウンセリングチューター(1ヶ月に1回15分の電話お悩み相談) ・毎月1回のホームルーム(毎月のアンケートに基づくYoutubeを使った動画配信) 【オプション+10万円】定期カウンセリング(毎月1回30分の電話カウンセリング) |
伊藤塾 | メールによる質問対応 ※回数無制限 |
・電話又はZoomによるカウンセリング(1回15~20分) |
TAC | メールによる質問対応 ※回数制限:50回 |
・オンライン個別相談(定期的に学習上のお悩み相談) ・Webホームルーム |
辰已法律研究所 | メールによる質問対応 ※回数無制限 |
・クラスマネージャーによるメール相談対応 |
LEC | メールによる質問対応 ※回数無制限 |
【オプション+4万円】個別カウンセリングサポート(事前予約で学習のお悩み相談) |
クレアール | メール・FAXによる質問対応 ※回数無制限 |
|
東京法経学院 | メール・郵送による質問対応 ※回数無制限(郵送は回数制限12回) |
|
フォーサイト | メールによる質問対応 ※20回超えは有料 |
・個別カウンセリング |
ユーキャン | メール・郵便による質問対応 ※1日3問まで |
|
スタディング | メールによる質問対応 ※1回2,000円のチケット制 ※他の受講生の質疑応答は自由に参照可能 |
・勉強仲間機能(SNS)により、受講生同士で励まし合ってモチベーション維持 |
小泉司法書士予備校 | なし | ・質問広場(受講生同士で質問・回答するWEB掲示板) |
サポート体制は、「質問サポート」と「学習のお悩み相談ができるカウンセリング」とに分かれます。
そして、質問サポートに関しては、回数制限の有無がポイントになりますね。
このどちらのサポートも充実しているのは、アガルート・伊藤塾・TAC・辰已・LECの5社です。
アガルートは回数制限がありますが250回もありますので、実質的には無制限といえます。その他の4社は、4大予備校ですね。
司法書士の試験勉強は、多くの人が試験範囲を一巡することなく挫折するといわれています。
ですので、挫折しがちな人は、サポートが充実した「アガルート+4大予備校」がおすすめです!
- サポートは「質問サポート」・「学習のお悩み相談ができるカウンセリング」に分類される
- いずれのサポートも充実しているのは、アガルート・伊藤塾・TAC・辰已・LECの5社
- 挫折しがちな人は、サポートが充実した「アガルート+4大予備校」がおすすめ!
司法書士講座は大手予備校かオンライン通信講座どっちがおすすめ?
初心者の方は、上記の司法書士講座おすすめランキングのうち、上位4社から選んでいただければ間違いないかと思います。
ただし、この4社から選ぶにしても、それぞれ、受講料や講義、テキスト、カリキュラムなど様々な要素があり、こっちの予備校は講義は良いけれどテキストがちょっと、、こっちの予備校はテキストは良いけれどカリキュラムがちょっと、、など結局どれを選べばいいのかわからない、、と途方に暮れてしまう方もいらっしゃるかもしれません。
そこで、上位4社の予備校を、タイプ別に比較して紹介しますので、検討する際の参考にしてください。
まず、上位4社を一覧にすると、以下のようになります。
おすすめ順位 | 予備校名 | 通信講座名 | 受講料 |
---|---|---|---|
No.1 | アガルート | 司法書士入門総合カリキュラム(ライト)【2026年試験向け】 | 239,800円 ※合格者全額返金+合格祝い金3万円 ※分割金利手数料0円 |
No.2 | スタディング | 司法書士 合格コース<コンプリート>【2025年+2026年試験向け】 | 99,000円 ※合格お祝い金1万円 ※2026年コースに無料で更新可能 |
No.3 | LEC | 司法書士 新15ヵ月合格コース【2026年試験向け】 | 9月末まで→ 453,000円 |
No.4 | 伊藤塾 | 司法書士 入門講座 スリーステップコース【2025年試験向け】 | 9月末まで→ 429,000円 |
このように、おすすめ予備校の上位4社は、価格の面で、アガルート・スタディングと、LEC・伊藤塾の2社ずつに、はっきりと分かれます。
アガルート・スタディングは、いずれも通学教室を持たないオンライン講座ですので、教室運営のコストがかからず、司法書士の通信講座としては格安の10~20万円というお値段になっています。
ただし、開講してから年数が浅いため、運営実績・合格実績はまだ多くありません。
一方、LEC・伊藤塾は、いずれも通学教室を運営する大手予備校ですので、教室運営のコストがかかり、相場どおり40万円程度の高額な費用になります。
その代わり、長年の運営実績があり、多くの合格実績もあります。
ということで、以上の特徴に基づき、2つのタイプに分けて、それぞれの2社を比較してみたいと思います。
オンライン通信講座は費用の安さを求める方におすすめ
まずは、実績は浅くてもいいから、安い費用で合格を目指したい!という方におすすめのオンライン通信講座です。
オンライン通信講座は、大手予備校に比べて実績が浅いとはいえ、大手予備校からベテラン講師・カリスマ講師が次々と移籍してきていますし、その講師によって教材も作成されるわけですから、講義やテキストといった講座内容自体は、大手予備校と遜色ありません。
では、アガルートとスタディングの各予備校のポイントを簡潔に整理すると、以下の表のようになります。
比較項目 | アガルート | スタディング |
---|---|---|
受講料 | ①司法書士 入門総合カリキュラム(ライト)【2026年試験向け】 239,800円 ②司法書士 演習総合カリキュラム(フル)【2025年試験向け】 217,800円 ※合格者全額返金+合格お祝い金3万円 ※分割金利手数料0円 |
①司法書士 合格コース<コンプリート>【2025年+2026年試験向け】 99,000円 ②司法書士 合格コース<スタンダード>【2025年+2026年試験向け】 89,100円 ※合格お祝い金1万円 ※2026年コースに無料で更新可能 |
インプット講義 | ①396時間 ②227時間 |
①②160時間 |
演習 | ①択一(自習:厳選肢別過去問集) 記述(過去問講義 54時間) 答練8回・模試1回 ②択一(自習:厳選肢別過去問集) 記述(過去問講義 49時間) 答練20回・模試1回 |
①択一(Web問題集:一問一答5,000問、過去問1,300問) 記述(98問、添削6問) 模試1回 ②択一(Web問題集:一問一答5,000問、過去問1,300問) 記述(98問) |
講師 | ①-法律と映像のプロ- 浅野勇貴講師 ②-予備校を渡り歩くカリスマ講師- 三枝りょう講師 |
-元Wセミナーのベテラン講師- 山田巨樹講師 |
テキスト | フルカラー | Webテキスト(フルカラー) |
eラーニング | ・講義 ・問題演習 |
・講義 ・テキスト ・問題演習(一問一答、過去問) ・要点暗記ツール ・雛形暗記ツール |
合格実績 | ・2名の合格者の声(2023年度) ・受講生の15.4%が合格(全国平均5.2%の2.96倍)(2023年度) |
・21名の合格者の声(2023年度) ・一発合格者を2年連続で輩出(2021年・2022年) |
サポート体制 | メールによる質問対応(講師が直接回答。回数制限250回) ※オプションで定期カウンセリングあり |
別途料金で質問サポートあり(1質問につき2,000円) |
公式サイト | アガルート |
スタディング |
アガルート・スタディングの決定的な違い
この2つのオンライン予備校の決定的な違いは、まず1点目として、アガルートは大手予備校に匹敵する充実した講義が提供されるのに対し、スタディングはとてもコンパクトな講義です。
そして2点目は、アガルートは冊子版のテキストと問題集を使用するのに対し、スタディングはWebテキストとWeb問題集を使うという点です。
アガルートがおすすめな方
つまり、アガルートは、しっかりと勉強時間を確保して、机に向かって勉強するスタイルの方におすすめです!
スタディングがおすすめな方
一方、スタディングは、まとまった勉強時間を確保できない方が、スマホを使ってスキマ時間にサクサク勉強するスタイルの方におすすめです!
ということで、この”学習スタイルの違い”を基準にして、2つのオンライン通信講座を検討してみてください。
- アガルート ⇒ しっかりと勉強時間を確保して、机に向かって勉強するスタイル
- スタディング ⇒ スキマ時間にスマホを使ってサクサク勉強するスタイル
大手予備校は実績の高さを求める方におすすめ
次は、高くてもいいから実績のある予備校で、絶対に合格したい!という方におすすめの大手予備校です。
LECと伊藤塾の各予備校のポイントを簡潔に整理した表を掲載しますので、比較検討の参考にしてください。
比較項目 | LEC | 伊藤塾 |
---|---|---|
受講料 | ①司法書士 新15ヵ月合格コース【2026年試験向け】 453,000円 ②司法書士 9ヵ月合格速修コース【2025年試験向け】 422,600円 |
①司法書士 入門講座 スリーステップコース【2026年試験向け】 429,000円 ②司法書士 入門講座 スピード&フリーコース【2025年+2026年試験向け】 439,000円 |
インプット講義 | ①390時間 ②282時間 |
①520時間 ②510時間 |
演習 | ①択一10回 記述20回 答練8回・模試4回 ②択一10回 記述24回 答練8回・模試4回 |
①択一16回 記述42回 模試2回 ②択一16回 記述10回 模試2回 |
講師 | -カリスマ講師/効率学習コーディネーター- 森山和正講師 - 無駄学習を省くプロフェッショナル - 秋元優里講師 |
-司法書士受験界のエース/答案構成力メソッド開発者- 山村拓也講師 |
テキスト | 2色刷り | 白黒 |
eラーニング | ・講義 | ・講義 ・PDFテキスト |
合格実績 | ・27名の一発合格者(2023年度) ・合格者の5人に3人がLECの模試を受験 ・77名の「合格体験記」(2023年度) |
・全合格者695名中414名(60%)が伊藤塾の有料講座を受講(2023年度) ・93名の「合格者の声」(2023年度) |
サポート体制 | インターネットフォローシステム(教えてチューター) | Webサービスによる質問対応(伊藤塾マイページ) |
公式サイト | LEC |
伊藤塾 |
LECと伊藤塾は、司法書士の4大予備校と呼ばれるLEC・伊藤塾・TAC(Wセミナー)・辰已法律研究所のなかでも、私のおすすめ2社です。
いずれも、40万円を超える高額な受講料ですが、司法書士受験界を代表するトップ講師が在籍し、長年の蓄積した合格ノウハウにより優れた合格実績を誇っています。
LECはカリスマ講師の巧みな話術・とっつきやすい教材でやさしく導いてくれる
このLECと伊藤塾を比較すると、私の個人的なイメージになりますが、LECは、カリスマ講師の巧みな話術と、とっつきやすい教材を使って受験生をやさしく導いていくイメージがあります。
伊藤塾は”真の法律家”を育成するため正攻法の講義・教材でで正面突破
一方、伊藤塾は、”真の法律家”を育成するという理念が貫かれていますので、まさに正攻法の講義と教材で正面突破するイメージです。
高額な受講料が必要となるLECか伊藤塾のどちらを選ぶか迷っている方は、このイメージを参考にしてみてください!
ちなみに私は、LECの模試と、伊藤塾の答練・単科講座を受講して、合格しました!
- LEC ⇒ カリスマ講師の巧みな話術・とっつきやすい教材でやさしく導いてくれる
- 伊藤塾 ⇒ 真の法律家を育成するため、正攻法の講義・教材で正面突破
学習経験者向けの通信講座おすすめ4選!中上級講座でリベンジを目指す
司法書士試験を受験したものの、残念ながら合格できなかった方がリベンジを目指す場合は、初心者向けの講座を受講すると無駄が生じる可能性があります。
司法書士試験に再チャレンジする際は、イチから改めて学習をやり直すのではなく、基礎知識をザッと再確認したい!得点力を付けたい!応用力を養成したい!と思うはずです。
そんな場合に役立つのが、学習経験者向けの中上級講座です!
No.1:司法書士 学習経験者向けExceed(エクシード)コース|伊藤塾
司法書士の学習経験者向け中上級講座の一番のおすすめは、伊藤塾です。
伊藤塾では、中上級講座が多数用意されていますが、その中でも特におすすめは、「学習経験者向けExceed(エクシード)コース」です。
エクシードコースは、学習経験を活かして、効率的・効果的に合格力を身につけるコースになっています。
このコースには、まさに、私を含め、多くの合格者が超おすすめしている「択一クイックマスター総整理講座」をリニューアルした「択一総整理編」が組み込まれているんです!
択一総整理編(旧:クイックマスター総整理講座)は、伊藤塾の伝説の講師 向田恭平先生(平成26年に伊藤塾講師を退任)が開発した「択一クライマックス総整理講座」の後継講座で、小山晃司 講師が引き継いでいます。
この講座では、ベストセラーテキスト「必出3300選」のベースとなっている伊藤塾が誇る珠玉のテキストが使用されます。左ページに一問一答、右ページは表形式でコンパクトに知識をまとめたイン・アウト一体型のテキストです。
私自身、このテキストに出会っていなければ、司法書士試験に合格することなど到底考えられませんでした。
このテキストには、合格に必要な知識がコンパクトに凝縮されていますので、まさに、これさえやれば大丈夫!と言えるテキストです。
旧クイックマスター総整理講座は15コマだけの単科講座でしたので、講義時間が少ないのが難点でした。
しかし、このエクシードコースに組み込まれたことで、しっかりと講義を受けながら、あのテキストを使い込むことができるんです。
さらに、伊藤塾は、受験生の多くが不安に感じている記述対策についても特に優れた受験対策を提供してくれます。
学習経験者には、その知識をさらに確実なものに高めつつ、不安な記述を万全に仕上げてくれる伊藤塾を一番におすすめします!
- 私を含め、多くの合格者が超おすすめの「択一クイックマスター総整理講座」が組み込まれました!
講座名・受講料 |
司法書士 学習経験者向けExceed(エクシード)コース【2025年向け】 |
---|---|
カリキュラム |
①戦略編(3時間) |
講師 |
①~⑤小山 晃司 講師 |
公式サイト | 伊藤塾 公式サイトへ |
その他、学習経験者向けのパック講座や苦手分野をピンポイントで補強するための単科講座については、伊藤塾公式サイトをご覧ください。
⇒ 学習経験者向け中上級講座(伊藤塾公式サイト)
「択一クイックマスター総整理講座」はエクシードコースに吸収
(旧)択一クイックマスター総整理講座は6万円ほどで購入でき、一通りの学習を終えた学習経験者が択一知識の総整理をするための究極の講座でしたが、上述のとおり、2023年度向けからエクシードコース内に「択一総整理編」として組み込まれ、単科講座としての販売は終了してしまいました。
その代わり、「択一直前クイックマスター講座」という講座が開講しましたが、全体の15%程度のみを抜粋したテキストになっていますので、全範囲を学習することはできません。
もう、クイックマスターのテキストを手に入れるには、エクシードコースを受講するしかないようです。。
講座名 | 択一直前クイックマスター講座【2024年向け】 ※(旧)択一クイックマスター総整理講座のたったの15%のみを抜粋した講座のため、ほぼ無意味 |
---|---|
講師 | 小山 晃司 講師 |
目標年度/講義時間 | 2024年度/全15時間 |
開講時期 | 2024年1月末~ |
受講料 | [Web通信] |
公式サイト | 伊藤塾 公式サイトへ |
No.2:司法書士 演習総合カリキュラム|アガルート
次におすすめするのは、アガルートの中上級講座「演習総合カリキュラム」です。
この講座は、ひととおりの学習を終えた方を対象に、知識の総ざらいと定着を図りつつ、本試験レベルの問題に対応する力を身につけ、一気に合格レベルまで学力を引き上げるためのコースです。
演習総合講義は、なんと、数々の予備校を渡り歩いてきたカリスマ講師「三枝りょう」先生が講義を担当してくれます!(LEC・クレアール・小泉・資格スクエアなど講師歴20年超)
そして、その他の答練・模試等は、辰已法律研究所・クレアールなどで30年の受験指導歴のある「海老澤 毅」講師が担当するという、大手予備校をも凌ぐ豪華な講師陣となっています!
重要知識の総ざらいから、記述式対策、答練・模試までしっかり用意されていますので、来年度の再チャレンジに向けて必要なカリキュラムはすべて揃っています!
- カリスマ講師「三枝りょう」先生が講義を担当!
講座名・受講料 |
司法書士 演習総合カリキュラム(フル)【2025年向け】 ※合格者全額返金+合格お祝い金3万円 |
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カリキュラム |
①演習総合講義(202時間) |
講師 |
①三枝りょう 講師 |
公式サイト | アガルート 公式サイトへ |
No.3:司法書士 ターゲット攻略合格パック|LEC
次におすすめするのは、LECです。
LECの学習経験者向け中上級講座では、4種類のパック講座が用意されていますが、その中で特におすすめなのが、根本正次講師の「択一ターゲット攻略講座」&「精撰答練・模試」のパックです。
この講座では、合格に直結する論点のみをコンパクトにまとめたテキストを使って、インプットとアウトプットを一体化して効率的に定着させていく講座になっています。
そして、LECが誇る精撰答練と公開模試で、記述式対策を含め、万全な実践演習を行うという、次年度に向けて徹底的に対策するには最適な講座内容です。
講座名・受講料 |
司法書士 ターゲット攻略合格パック【2025年向け】 |
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カリキュラム |
<3時間/回> |
講師 |
①②根本正次講師 |
公式サイト | LEC 公式サイトへ |
また、苦手分野をピンポイントで補強したいような場合は、単科講座がおすすめです。
⇒ 学習経験者向けの単科講座一覧(LEC公式サイト)
No.4:司法書士 山本プレミアム上級本科生【山本オートマチック】|TAC
次にご紹介するのは、TACのカリスマ講師 山本浩司先生の「オートマチックシステム」による上級講座です。
ベストセラーテキスト「オートマシステム」シリーズの著者である山本浩司先生の独自の記憶法を駆使した講義により、自然に理解し、自然に記憶し、自然に合格レベルにまで導いてくれます!
講座名・受講料 |
司法書士 山本プレミアム上級本科生【山本オートマチック】【2025年向け】 |
---|---|
カリキュラム |
全96回(3時間/回) <山本プレミアム中上級講座(58回)> <オートマチックシステム記述式講座(24回)> <本試験テクニカル分析講座(10回)> |
講師 |
山本浩司講師 |
公式サイト | TAC 公式サイトへ |
予備校の通学スクールで社会人が働きながら学べるおすすめの司法書士講座
通信講座を受講すれば、時間や場所を問わず、いつでもどこでも勉強できますが、逆に、家でひとりで勉強するとすぐに挫折してしまう、、、という方などは、予備校の通学スクールに通うという選択肢も出てくるかと思います。
予備校の講義は、土日や平日夜間に日程が組まれていますので、社会人でも働きながら通学することができます。
通学スクールは、独学や通信講座と違って、わざわざ予備校まで通う必要がありますが、逆に言えば、そこに行きさえすれば強制的に勉強できますので、さぼらずに集中して勉強することができ、勉強のペースが作れるというメリットがあります。
- 決められたカリキュラムにより、半ば強制的に学習のペースを作ることができる。
- 周囲に人がいる環境の中、講義や自習などに集中して取り組むことができる。
- 受験仲間や講師に気軽に質問・相談・情報共有ができる。
- ライバルが身近にいることにより、受験のモチベーション向上につながる。
また、通学できるなら通学したいけれど、毎週必ず通えるかどうか不安、、、という場合は、大手予備校なら、通える日は通学し、都合が悪い日は別途WEB通信で受講する、ということもできます。
つまり、自分の都合に応じて、通信と通学をハイブリッドで受講する形態ですね。
大手予備校では、いずれも「通学講座」を申し込めば、欠席した日のためのWEBフォローが標準で用意されていますので、このような自由な受講が可能です。
それでは、通学スクールでも学べる司法書士のおすすめ予備校・学校をランキング形式で紹介していきます。
No.1:LEC東京リーガルマインド|全国47校舎
まずご紹介するのは、業界最大手のLECです。
LECは、1979年に、司法試験の資格予備校として創立して以来、司法書士試験その他法律系の資格で数多くの合格者を輩出してきた実績のある資格予備校です。
毎年、約1,500人がLECの初学者向け講座を受講するなど、業界ナンバーワンの実績を誇ります。
LECの魅力は、なんと言っても、カリスマ講師 森山和正先生や海野禎子先生、根本正次先生など豪華な講師陣による講義です!
そして、必要な情報がすべて網羅されたテキスト「ブレークスルーテキスト」!(復習用に森山クラスでは「ケータイ司法書士」、海野クラスでは「セルフレクチャー」を使用)
そして、これらの講義と教材によって築き上げられた優れた合格実績!さすが、業界ナンバーワンの資格予備校です。
通える範囲にLECがあるようでしたら、司法書士の予備校としては、LECを一番におすすめします!
主要コース/受講料 |
司法書士 新15ヵ月合格コース【2026年試験向け】 司法書士 9ヵ月合格速修コース【2025年試験向け】 |
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校舎数 |
全国47校舎(本校28校、提携校19校) 2024.6.24時点
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通学スクールの受講スタイル |
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公式サイト |
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No.2:伊藤塾|全国2校舎
伊藤塾は、1995年に塾長「伊藤真」弁護士が開塾して以来、多数の法律家等を輩出してきた、法律資格を専門とした資格予備校です。
司法書士試験合格者の約半数を輩出する驚異の合格占有率を誇ります。
伊藤塾では、確かな合格実績に裏付けられた「段階的学習システム」、「らせん式反復学習法」など独自の方法論に基づくカリキュラムで合格まで導いてくれます。
また、司法書士受験界のエースと評される山村拓也講師の記述式答案構成力メソッドをはじめとした記述式解法スキルを身に付けられることは、他社にはない最大の強みとなっています!
これらカリキュラム・メソッドにより生み出される驚異の合格占有率に間違いはありません!
ただし、校舎数が少ない点と、通学コースの申込みができる時期が限定的な点から、通える方・時期は限られます。
主要コース/受講料 |
司法書士 入門講座 スリーステップコース【2026年試験向け】 |
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校舎数 |
全国2校舎 2024.6.24時点
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通学スクールの受講スタイル |
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公式サイト |
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No.3:資格の学校TAC(Wセミナー)|全国33校舎
Wセミナーは、司法試験、司法書士試験などの法律系資格を中心に、TACのブランドとして経営されている資格予備校です。
Wセミナーの司法書士講座は、何といっても、山本浩司講師のオートマチックシステムによる講義が最大の魅力です!
ベストセラーテキスト「オートマシステム」シリーズをフルに活用しながら、山本浩司講師の独自の記憶法を駆使した講義により、自然に理解し、自然に記憶し、自然に合格レベルにまで導いてくれます!
主要コース/受講料 |
司法書士 20ヵ月総合本科生<山本オートマチック>【2026年試験向け】 司法書士 速修本科生<山本オートマチック>【2025年試験向け】 |
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校舎数 |
全国33校舎(本校22校、提携校11) 2024.6.24時点
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通学スクールの受講スタイル |
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No.4:辰已法律研究所|全国3校舎
辰已法律研究所は、LEC・伊藤塾・TACに続く、司法書士試験の四大予備校のひとつです。
現在は、「5ヶ月合格法」で有名な松本講師ひとりで司法書士講座を牽引していますね。
全国に3校舎しかなく、松本講師の通学講座は東京本校でしか受講できないため、通学できる受講生は限られます。(個別ブース受講のような形態はありません。)
主要コース/受講料 |
リアリスティック一発合格松本基礎講座【2025年試験向け】 |
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校舎数 |
全国3校舎 2024.6.24時点
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通学スクールの受講スタイル |
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公式サイト |
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【ランキングの基準】司法書士通信講座のおすすめな選び方
それでは次は、司法書士通信講座のおすすめな選び方について、ご紹介したいと思います。
これはつまり、当ページのおすすめランキングの基準にもなっているもので、以下の5項目で評価しています。
- 講義・講師(講義のわかりやすさ・講義時間数・講義スタイル)
- 教材(テキスト・問題集・eラーニング)
- 合格実績(合格率・合格者数・合格者の声)
- サポート体制(質問対応その他フォロー制度)
- 受講料(安さ・返金制度など)
それでは順に、各項目について解説していきます。
①講義・講師(講義のわかりやすさ・講義時間数・講義スタイル)
司法書士通信講座を受講する最大のメリットは「講義」です。
つまり、講義・講師は通信講座を選ぶ際に、最も重要な要素のひとつと言えますね。
講義のわかりやすさ
わかりやすい講義かどうかのポイントは、大きく分けて以下の2点です。
- 重要度に応じてメリハリをつけたうえで、噛み砕いて解説してくれるか
- 受講生のやる気を起こさせる熱意や、聞き手を惹き付けて退屈させない話術も重要
カリスマ講師と呼ばれるような講師や高い実績を築き上げている講師は、こういった特徴を備えていますよね。
少なくとも、聞いていて退屈するような講義やメリハリのない講義、淡々とテキストを読み上げるだけのような講義は、あまりおすすめできませんね。
この辺りは、サンプル講義を視聴したうえで判断してみてください。
講義時間数
講義時間数の関係でいうと、以下の2つに分かれます。
- コンパクトに要点を絞った講義(100時間程度のものもある)
- 丁寧で充実した講義(500時間を超えるものもある)
これは、どちらが良いとは一概には言えません。コンパクトさを売りにする場合もありますし、丁寧さを売りにする場合も、いずれもあり得ます。
解説講義は要点だけで、あとは自分でテキストを読めば理解できるような方は、コンパクトな講義が効率的ですね。
一方、自分でテキストを読むのが苦手な方は、丁寧な講義でしっかりと教えてもらいながら勉強できる方がいいですね。
また、スキマ時間を活用するなら、テーマごとに短時間で刻んで収録してある講義が便利です。(通学講座も開講している資格予備校は、1講義2時間30分のものがあるため注意)
講義スタイル
また、講義スタイルも、講義のわかりやすさに影響を与えますので注意が必要です。
講義スタイルには、以下の3種類があります。
- テキストを画面に映し出して解説
- スライドを画面に表示して解説
- ホワイトボードや黒板に板書しながら解説
個人的には、テキストを画面に映し出して解説するスタイルが、一番わかりやすいと感じますね。
知識はすべてテキストに集約していくわけですから、テキストに基づく解説の方がメモ書きもしやすいですし、記憶にも残りやすいと思います。
テキストとは別のスライドを使う場合は、確かにその時はわかりやすいですが、そのスライドを印刷してテキストに貼り付けたり、全部メモ書きしたり、色々と手間がかかるので私はあまり好きではありません。
②教材(テキスト・問題集・eラーニング)
通信講座は、教材(テキスト)に基づいて講師が解説(eラーニングの講義)しますし、復習の際も教材(テキスト・問題集・eラーニングの問題演習)を使います。そして、知識を集約していくのは教材(テキスト)です。
ということで、教材は、勉強の始まりから終わりまで、常に使い続けるものですので、上記の講義と並んで、最も重要な要素のひとつです。
テキスト選びのポイントは、次の3点です。
- フルカラーに越したことはないが2色刷りや白黒にもメリットはある
- 無駄を省いた効率的なテキストになっているか
- メリハリをつけた記述(解説と暗記事項の区別、図表・イラスト)がなされているか
フルカラーにこだわる必要はありませんが、フルカラーは、とっつきやすく、記憶に残りやすいといったメリットがあります。
とはいえ、2色刷りや配色の少ないテキストは、マーカーを引きやすいというメリットもありますので、サンプルテキストを見て、自分が使いやすいと感じるものを選ぶのがいいですね。
また、eラーニングに関しては、どこの講座も、動画講義はスマホでも視聴できるようになっています。
さらに、スキマ時間をフルに活用したい場合は、eラーニングが問題演習にも対応したものを選んだ方がいいですね。
③合格実績(合格率・合格者数・合格者の声)
通信講座の合格実績としては、合格率や合格者数を公表している講座もありますし、そのような具体的な数字は出さず、合格者の声をホームページに掲載している場合もあります。
- 合格率を公表
- 合格者の人数を公表
- 合格者の声を掲載
このように、それぞれ把握できる指標が異なりますので、合格実績を同列で比較するのは難しいのが実状です。
ですので、合格実績に捉われ過ぎる必要はありませんし、合格実績だけで講座の良し悪しを判断できるものでもありません。
とはいえ、高い合格率が公表されていることや、合格者数(合格者の声)が多いことは、安心して受講できる材料になるのは確かですので、把握できる範囲で確認しておくべきですね。
④サポート体制(質問対応その他フォロー制度)
質問サポートなどのフォロー制度は、通信講座を受講する大きなメリットのひとつですね。
まずは、質問サポートの有無、質問回数の制限の有無がチェックポイントです。
- 質問サポートがあるか
- 回数無制限で質問できるか
そこからさらに、サポートに力を入れている講座は、SNSやYoutube動画配信、添削課題、カウンセリングなど様々な工夫がなされています。
独学で挫折しがちな人は、サポートが充実した講座を選ぶのがおすすめです。
ただし、基本的に、質問サポートなどのフォロー体制は、マンパワーを要するものが多く、人件費に関わってきますので、受講料の安さに影響してきます。
ですので、サポートを取るか、安さを取るか、どちらを取るかの判断も必要になってきますね。
⑤受講料(安さ・返金制度など)
最終的に、その通信講座を申し込むかどうかの決め手になってくるのが、受講料ですね。
上記の①~④は、その講座の中身ですが、その中身と料金とを比較検討しながら講座を選ぶことになります。
安いに越したことはありませんが、安ければいいというものでもありません。
司法書士通信講座の受講料(初心者向けの主力講座)は、通信教育専門校では、10万円~20万円あたりが相場です。
通学スクールも開講している大手予備校では、40万円を超えてきますので、大きな差がありますね。
- 通信教育専門校の相場:10万円~20万円
- 大手予備校の相場:40万円~
通信講座のおすすめな選び方まとめ
以上、司法書士通信講座のおすすめな選び方(おすすめランキングの基準)をご紹介しました。
当ページのおすすめランキングでは、これらのポイントを踏まえてランク付けしていますので、上位でご紹介している通信講座なら、どれを選んでも安心して受講していただけるはずです!
独学でも司法書士試験は合格できる?
ここまで、予備校・通信講座について紹介してきましたが、そもそも司法書士試験は、独学でも合格できるのでしょうか。
独学での合格も不可能ではない
司法書士試験に独学で合格することは不可能ではありません。
実際に、独学での合格者がいることも事実です。
私も、模試や答練・単科講座など限定的に予備校を利用しましたが、原則として独学で合格しました。
ただし独学には長年かかり予備校と変わらない費用がかかる
私は、司法書士試験に独学で合格できたとはいえ、結果的に10年(実勉強期間5年)もの年数がかかりました。
しかも、これだけ長期間にわたった結果、独学にもかかわらず80万円もの費用がかかりました。。
独学に必要な最低限のテキスト・問題集を一式揃えるだけで、10万円ぐらいはかかります。これに、模試・答練を加えれば、20万円を超えてきます。
あとは年数を重ねるにつれ、費用は積み上がっていきます。
こんなことになるなら、最初から覚悟を決めて通信講座を受講しておけば、”もっと早く”、”もっと安く”合格できたんだろうなぁと思います。。
「早く・安く」合格するなら通信講座がおすすめ
ということで、模試や答練など、最低限の予備校の利用は必要ですが、独学でも合格は可能です。
しかし、予備校や通信講座のオールインワンの講座を受講すれば、合格に必要な教材一式、効率的なカリキュラム、わかりやすい講義、挫折しないサポートなどが提供されますので、”早く”、”安く”合格したい方は、予備校を利用することをおすすめします。
司法書士試験に関するよくある質問
それでは最後に、司法書士試験に関するよくある質問について、お答えしていきます。
司法書士試験はいつある?
司法書士試験は、筆記試験と口述試験があり、筆記試験は毎年1回、7月の第1日曜日に実施されています。
そして、筆記試験の合格者だけが、10月に実施される口述試験に進むことができます。
試験日・試験時間
申込期間 | 令和6年5月7日(火)~5月17日(金) ※消印有効 ⇒法務省(司法書士試験) ※願書の取寄せは、受験案内が公表された日(4月1日)から可能です。 |
|
---|---|---|
筆記試験 | 試験日時 | 令和6年7月7日(日) 午前の部:9時30分~11時30分(2時間) 午後の部:13時~16時(3時間) |
合格発表 | 令和6年10月3日(木)16時 | |
口述試験 | 試験日 | (筆記試験合格者のみ) 令和6年10月15日(火) ひとり10~15分 |
最終合格発表 | 令和6年11月5日(火)16時 |
申し込み
「窓口」又は「郵送」で申し込むことができます。⇒法務省(司法書士試験)
誰でも受けれる?受験資格は?
司法書士試験には受験資格は設けられていません。
ですので、年齢、性別、学歴などの制約なく、誰でも受験できます。
どんな問題が出題される?
司法書士の筆記試験では、主要科目と呼ばれる①民法 ②不動産登記法 ③商法(会社法) ④商業登記法の4科目と、マイナー科目と呼ばれる⑤民事訴訟法 ⑥民事執行法 ⑦民事保全法 ⑧供託法 ⑨司法書士法 ⑩憲法 ⑪刑法の8科目の、計11科目から出題されます。
出題形式・出題数は、五肢択一式(マークシート方式)が70問(午前の部:35問、午後の部:35問)と、記述式が2問の出題となります。
なお、口述試験では、不動産登記法、商業登記法、司法書士法の3科目について、一人あたり10分~15分程度で、10問程度が口頭で出題されます。
筆記/口述 | 午前/午後 | 試験科目 | 出題形式・出題数 |
---|---|---|---|
筆記試験 | 午前の部 | 憲法、民法、商法(会社法)、刑法 | 五肢択一式(マークシート35問) |
午後の部 | 不動産登記法、商業登記法、供託法、民事訴訟法、民事執行法、民事保全法、司法書士法 | 五択一式(マークシート35問)、記述式(2問) | |
口述試験 | 不動産登記法、商業登記法、司法書士法 | 口頭による質問に対して口頭で解答(10問程度) |
費用はいくらかかる?
受験手数料
司法書士試験の受験料は、8,000円です。
試験勉強の費用
受験料とは別に、試験勉強の教材を揃えるためには、かなりのお金がかかることを覚悟しておく必要があります。
もし、独学で勉強するにしても、一通りのテキスト・問題集を揃えるだけで、10万円ほどかかるはずです。これに模試・答練を加えれば、20万円は必要になってきます。
ですので、10~20万円のオンライン通信講座を受講するのと同じような費用になりますね。
なお、これは一発合格できた場合の話ですので、年数が増えるたびに費用はかさんでいくことになります。
私は、ほぼ独学で4回目の受験で合格できましたが、約80万円の費用がかかりました。
合格するまで何年かかる?
司法書士試験合格者の平均受験回数は、4回と言われており、私自身も、ちょうど4回目の受験で合格することができました。
ですので、平均すると4年~5年で取れる方が多いということになるかと思います。
中には、一発合格できる方もいらっしゃいますが、それは極めてレアケースで、10年ほどかけて合格される方も相当数いらっしゃいますので、ある程度の長期戦になることは覚悟しておくべきです。
どれぐらい難しい?必要な勉強時間は?
司法書士試験の合格率は、例年、おおむね4~5%程度で推移しており、国家資格としては超難関資格といわれる難易度です。
また、合格するためには、最低でも3,000時間程度の勉強時間が必要といわれていますが、実際には、5,000~10,000時間程度まで及ぶことが一般的です。
何点取れば合格できる?
司法書士試験の配点は、以下のとおり3つの区分があり、それぞれに基準点(足切り点)が設けられています。
午前/午後 | 出題形式 | 出題数 | 配点 |
---|---|---|---|
午前の部 | 択一式 | 35問 | 105点 |
午後の部 | 択一式 | 35問 | 105点 |
記述式 | 2問 | 140点 |
※ 令和6年度試験から、記述式の配点が「2問で70点」⇒「2問で140点」に変更(2023.12.4 法務省発表)
「午前の択一式」・「午後の択一式」の双方の基準点をクリアした人だけが、「記述式」の採点をしてもらうことができ、「記述式」の基準点もクリアできれば、最後に総合得点(「午前の択一式」+「午後の択一式」+「記述式」)で合格者が決定されます。
過去3年の基準点・合格点は、下表のとおりです。合格するためには、7~8割前後の得点が必要になってきますね。
年度 | 基準点 | 基準点合計 | 合格点 (上乗せ点) |
||
---|---|---|---|---|---|
択一式 | 記述式 | ||||
午前 | 午後 | ||||
2021年度(R3) | 81点 (27問) |
66点 (22問) |
34.0点 | 181.0点 | 208.5点 (+27.5点) |
2022年度(R4) | 81点 (27問) |
75点 (25問) |
35.0点 | 191.0点 | 216.5点 (+25.5点) |
2023年度(R5) | 78点 (26問) |
75点 (25問) |
30.5点 | 183.5点 | 211.0点 (+27.5点) |
行政書士と司法書士はどう違う?
行政書士と司法書士は、いずれも「書士」という名前がついていますので、よく混同されますね。
司法書士は、法律事務の専門家であり、「身近なくらしの法律家」と呼ばれています。国の管轄でいうと、「法務省」の管轄になります。
司法書士は、登記・供託に関する手続の代理、法務局に提出する書類の作成、裁判所・検察庁に提出する書類の作成、簡易裁判所での代理人業務などを、その業務としています。
一方、行政書士は、行政手続の専門家であり、「許認可のプロフェッショナル」です。国の管轄でいうと、「総務省」の管轄になります。
行政書士は、官公署に提出する許認可等の書類の作成やその手続の代理、権利義務又は事実証明に関する書類の作成などを、その業務としています。
司法書士と行政書士は、実務上も密接に関連する部分がありますので、ダブルライセンスとして、おすすめですね。
サイト名 | 内容 |
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法務省(司法書士試験) | 法務省の公式ホームページです。司法書士試験の案内や試験結果などの情報が掲載されています。 |
日本司法書士会連合会 | 日本司法書士会連合会(司法書士法に基づき設立され、全国の司法書士会で構成されている法人)の公式サイトです。 |