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測量士補の独学におすすめのテキスト・問題集2024【比較ランキング!】

更新日:2024年5月22日

測量士補のおすすめテキスト・問題集

 測量士補試験に「独学」で挑戦する場合に一番悩むのが、テキストや問題集・過去問、参考書などの教材選びだと思います。

 そこで、測量士補・土地家屋調査士試験合格者の管理人が、測量士補試験の独学におすすめのテキスト・問題集・過去問を徹底比較し、ランキング形式でご紹介しますので、ぜひ参考にしてください!

【執筆者】
㈱モアライセンス代表 大西雅明

市役所に22年間勤めた元公務員。測量士補・土地家屋調査士をはじめ、宅建士、行政書士、司法書士などの国家資格に合格し、15年以上にわたって当サイトで情報発信している。
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測量士補の独学におすすめのテキスト【2024年版】

 私が測量士補試験を受験した当時は、市販テキストの種類も少なく、基礎知識のない文系の人間が独学で勉強できそうなテキストは存在しませんでした

 しかし最近は、「測量士補 合格ガイド(平成27年初版)」や「やさしく学ぶ 測量士補試験 合格テキスト(平成28年初版)」、「鉄則!測量士補合格ノート」(平成28年初版)」、さらに「1冊合格! 測量士補試験(平成31年初版)」など、独学者向けの新しいテキストが続々と発刊されています。

 そこで、これらのテキストを、それぞれ実際に購入して読み比べてみましたので、以下で比較しながら紹介していきたいと思います。

No.1:
測量士補 合格ガイド

測量士補合格ガイドテキスト

 まず最初に、結論からお伝えします。「測量士補 合格ガイド」が圧倒的にわかりやすいです!

 測量について、ある程度の学習経験がある人なら、他の3冊でも問題ないかもしれませんが、まったくの初心者は、「測量士補 合格ガイド」を選択することをおすすめします。

 まず、見た目の印象は、2色刷りで、図表やイラスト・写真も多くて見やすいです。

測量士補 合格ガイド(第4版)サンプル画像
出典:Amazon

 このテキストでは、測量とは何か、というところから解説が始まり、測量士補試験で必要となる数学(度数法、ラジアン、平方根、相似形、三角関数など)についても、やさしく解説してくれます

 そして、測量に使用する機械(トータルステーションやトランシット等)の写真を掲載し、その使い方の概要についても丁寧な説明があります。

 このような基礎編が終わってから、実際の試験問題を解くために必要な知識について、順次、過去問で確認しながら解説してくれます。

 著者は、大学講師のほか、民間の経験や教育訓練センター講師、そして、測量士・測量士補の試験対策に携わってきた経験がありますので、試験問題を解くために必要な知識を、わかりやすく伝えることができるんですね。

 これなら完全な初心者でも、挫折することなく学習を進め、本試験問題を解くための知識が身に付けられはずです!

測量士補合格ガイドテキスト 測量士補合格ガイド(第4版)

著者: 松原洋一
出版社: 翔泳社
発売日: 2022/10/1
ページ数: 461ページ
サイズ: A5判
価格: 2,860円

No.2:
1冊合格!測量士補試験

1冊合格!測量士補試験テキスト

 次にご紹介するのは、2019年(平成31年)に創刊された「1冊合格!測量士補試験」です。印刷は、2色刷りです。

 このテキストは、アガルート講師の中山祐介先生が執筆されたテキストです。

 中山祐介講師が担当するアガルートアカデミーの測量士補・土地家屋調査士講座は、とても画期的なもので、個人的にはベタ褒めしている講座ですが、こちらのテキストについては、完全な初学者におすすめするのは少し難しいように感じます。

 一方、ある程度の基礎知識がある方には、とてもおすすめできるテキストです!

 テキストと問題集を一体化することでコンパクトに仕上げながらも、合格に必要な情報は盛り込まれていますので、この1冊だけで合格することが可能だと思います。

1冊合格!測量士補試験(改訂2版)サンプル画像
出典:Amazon

 基本的なページ構成は、左ページで知識の整理、右ページでその知識に対応した一問一答が収録されています。

 さらに、各科目ごとに、出題される計算問題の全パターンも収録・解説されています。

 また、赤シート(目隠しシート)に対応していますので、重要語句を目隠しして暗記することもできますし、問題演習についても、答えを隠しながら解くことができますので、とても便利です。

 ただ、これだけコンパクトに仕上げた関係上、説明が少なく、結論のみが記載されているような部分も多く見受けられます。

 このため、何も知らない完全な初学者には、少し厳しいように感じますので、学習経験者におすすめの1冊です!

1冊合格!測量士補試験テキスト 1冊合格!測量士補試験(改訂2版)新刊!

著者: 中山 祐介
出版社: 日本能率協会マネジメントセンター
発売日: 2023/12/20
ページ数: 248ページ
サイズ: B6判(一般的なテキストより小さい)
価格: 1,980円

No.3:
やさしく学ぶ 測量士補試験 合格テキスト

やさしく学ぶ測量士補合格テキスト

 次にご紹介するのは、「やさしく学ぶ 測量士補試験 合格テキスト」です。

 No.1でご紹介した「合格ガイド」と同様、初心者向けのテキストになります。

 こちらも2色刷りですが、合格ガイドに比べると図表・イラストは少なく感じますね。

やさしく学ぶ 測量士補試験 合格テキスト(改訂3版) サンプル画像
出典:Amazon

 本文は丁寧な解説で、順次、例題や過去問を解きながら知識を確認していくという点では、「測量士補 合格ガイド」と同様ですが、記述が教科書的な印象で、わかりやすさではやや劣ると感じます

 このテキストは、高校教諭が著者であることから、少し堅い記述になっているのかもしれません。

 なお、もともと数学の解説が載っていないのが致命的な欠点でしたが、改訂2版から「計算の基礎知識」として、測量士補試験の問題を解くために必要な数学の解説が追加されましたので、「測量士補 合格ガイド」との差は縮まってきましたね。

やさしく学ぶ測量士補合格テキスト やさしく学ぶ 測量士補試験 合格テキスト(改訂3版)新刊!

著者: 近藤 大地
出版社: オーム社
発売日:2023/12/26
ページ数: 384ページ
サイズ: A5判
価格: 2,860円

No.4:
よくわかる測量【マンガと図解で身につく】

よくわかる測量【マンガと図解で身につく】

 次にご紹介するのは、ユーキャンが出版している「よくわかる測量【マンガと図解で身につく】」です。

 導入部分のみフルカラーになっていて、本体のページは赤系の2色刷りです。

 この本は、測量士補の試験対策をするためのテキストではなく、測量に関する基礎知識が気軽に学べる本です。

 このため、測量士補のテキストとしてはおすすめできません

 ただし、上記でご紹介してきたテキストを読んでみて、難しくて挫折してしまった、、、という人は、本格的な勉強に入る前の、取っ掛かりとして読んでみてもいいかもしれませんね。

 各章ごとに、マンガがあってから、文章による解説ページがあります。

マンガ部分
よくわかる測量(マンガページ)サンプル画像

文章による解説ページ
よくわかる測量(解説ページ)サンプル画像

 マンガ部分と解説ページの割合を、ページを繰って数えてみたところ、マンガ:解説文章 ≒ 1:2 の割合になっていました。

 マンガ部分よりも文章による解説の方が圧倒的に多いという点には、注意してください。

よくわかる測量【マンガと図解で身につく】 よくわかる測量【マンガと図解で身につく】

著者: 海津 優
出版社: U-CAN
発売日:2021/4/30
ページ数: 224ページ
サイズ: A5判
価格: 1,760円

No.5:
鉄則!測量士補合格ノート

鉄則!測量士補合格ノートテキスト

 最後は、「鉄則!測量士補合格ノート」です。

 白黒印刷で、文字がぎっしりと詰まっているという印象です。

 こちらは以前から「測量士補合格ナビゲーション基本テキスト」という名称で発売されていたものを、平成28年に名称変更したものです。

 このテキストは、「東京法経学院」の通学/通信講座のテキストとしても使用されているもので、プロの講義を受講しながら学習するには適していると思いますが、まさしく教科書というもので、独学で学習するには厳しいと思います。

鉄則!測量士補合格ノートテキスト 鉄則!測量士補合格ノート(四訂版)新刊!

著者: 黒杉茂
出版社: 東京法経学院出版
発売日: 2023/8/30
ページ数: 703ページ
サイズ: B5判(一般的なテキストより大きい)
価格: 4,400円

測量士補の独学におすすめの問題集・過去問

 測量士補の問題集(過去問)については、それほど大差はないかと思いますが、メジャーどころとして、日建学院「測量士補 過去問280」と東京法経学院「鉄則!測量士補過去問アタック」の2冊があります。

 これらの問題集についても、それぞれ実際に購入して内容を確認してみましたので、ここで比較してご紹介したいと思います。

No.1:
測量士補 過去問280

測量士補過去問280問題集

 まず、日建学院の「測量士補 過去問280」です。

 この過去問は、過去10年分の全過去問を分野別・項目別に収録した問題集になります。

 各問題ごとに、出題年度と重要度(A~C)が記載されているほか、チェック欄が5枠ついており、間違えた問題や解答に自信がない問題などをチェックできるようになっています。

 また、ページ構成は、左ページに問題、右ページに解答・解説が記載されています。

 このため、問題を解くごとにいちいちページを繰らなくて済むので、使いやすいと思います。(ただし、問題を解く際に解答が目に入ってしまわないように、解答部分を隠しながら問題を解く必要はあります。)

測量士補過去問280問題集 測量士補 過去問280(令和6年度版)新刊!

著者: 日建学院
出版社: 建築資料研究社
発売日: 2023/9/22
ページ数: 500ページ
サイズ: A5判
価格: 3,080円

No.2:
鉄則!測量士補過去問アタック

鉄則!測量士補過去問アタック問題集

 次に、東京法経学院の「鉄則!測量士補過去問アタック」です。

 こちらも、過去10年分の全過去問を分野別・項目別に収録した過去問題集になっており、東京法経学院の通学/通信講座でも使用されている過去問題集です。(2016年版までは、「測量士補 過去問マスター」という名称で販売されていたものです。)

 この過去問題集は、各問題ごとに、出題年度が明記されていますが、「測量士補 過去問280」のような重要度やチェック欄はついていません。

鉄則!測量士補過去問アタック(2024年版)サンプル画像

 また、問題部分と解説部分とが分けてあるため、問題を解いた後に解説ページまでいちいちページ繰らないといけないようになっています。

※ 2016年版の「過去問マスター」までは、問題と解説が見開き形式になっていましたが、2017年版から「アウトプット学習と実力診断をしやすく配慮」するために、解説を後半部分にまとめたとのことです。

 さらに、問題に連番が振られていないため(問題には、出題年度と出題番号とが振られています。)、解説ページも探しにくいです。

 問題と解説とが離れている点については、好みによるのかもしれませんが、個人的には、すぐに確認できる日建学院の「測量士補 過去問280」の方が使いやすいと思います。

鉄則!測量士補過去問アタック問題集 鉄則!測量士補過去問アタック (2024年版)新刊!

著者: 東京法経学院編集部
出版社: 東京法経学院出版
発売日: 2023/8/30
ページ数: 623ページ
サイズ: A5判
価格: 3,960円
※Amazonで「在庫切れ」となって購入できない場合は⇒東京法経学院オンラインショップへどうぞ

私が挫折した測量士補テキスト(おすすめしません)

 ちなみに、私自身が平成17年の測量士補試験受験の際に使用したテキストについて、以下に記載させていただきます。

 当時は、とりあえずネット上で測量士補の受験対策として定評のあるテキストや問題集を調べた上で、市販のものを何冊か購入してみました。

 ところが、勉強に取り組んでみると、予備知識など一切ない文系の私にとっては理解できないことばかりで、いずれも挫折してしまいました。

 ちなみに、挫折したテキスト等は以下のとおりです。

  • 測量士補受験用図解テキスト(1)新版 測量の基礎知識(市ヶ谷出版社)
  • これだけはマスター!ザ・測量士補(弘文社)
  • 測量士補重要アイテム105(東京法経学院出版)
  • 測量士補 過去問マスター(東京法経学院出版)

 その後、測量士補を独学で取得するのは無理なのか、、、と思い、だからと言って予備校に通うような時間もないし、通信講座を受講したりするような金銭的な余裕もないしと途方に暮れながらネットで色々と調べていたところ、「生涯学習のユーキャン」に測量士補講座があることを発見しました。(⇒残念ながら、ユーキャンの測量士補講座は、平成29年8月に休講となってしまいました。。)

 ユーキャンの通信講座なら、予備校の講座のような高額な費用もかかりません。ただし、予備校の講座のような講義を受講することはできませんが、ユーキャンのサイトを読むと、「解説図やイラストが多く、測量についてまったく知識のない人でもムリなく理解できます。」と書いてありましたので、ユーキャンに賭けてみることにしました。

 そして、ユーキャンの測量士補講座の教材(中古品のテキスト)を手にしたところ、非常にわかりやすく、それまでに使用して挫折したテキスト達とはまったく次元の異なるものでした。

 基礎知識をまったく持っていない人が測量士補試験の対策をする場合は、このユーキャンの教材がもっとも適していると思います。余計な専門的なことが書いておらず、まったくの素人でも理解でき、かつ、試験対策として必要十分な内容について、わかりやすく解説がなされているからだと思います。

 なんと!ショックなことに、2017年8月1日から、ユーキャンの測量士補講座が「休講」になってしまいました。非常に残念です。。。

 ユーキャンさん、ぜひ測量士補講座の再開をお願いします!

 ユーキャンの測量士補講座 (休講中)

 受講料:49,000円
 標準学習期間: 6ヵ月
 添削回数:9回

、、、と思っていたら、、、

注目! 通信講座専門校の「アガルート」が測量士補講座を開講!ついに、ユーキャンに代わる救世主が現れました!

 アガルートは、フルカラーテキストを使用し、講師は、土地家屋調査士試験を全国1位で合格後、大手資格予備校(LEC)で講師を務めたカリスマ講師「中山祐介」先生が務めるなど、誰もが待ち望んでいた講座内容を、低価格(約7万円)で提供してくれます!驚異の合格率95.2%!

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