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賃貸不動産経営管理士の通信講座ランキング2024【おすすめ予備校6社を徹底比較!】

更新日:2024年7月17日

賃貸不動産経営管理士のおすすめ通信講座

 賃貸不動産経営管理士の通信講座は、各予備校それぞれに特徴があるため、「どの講座を受講すればいいのか迷う、、」という方も多いと思います。

 そこで、賃貸不動産経営管理士試験をはじめ、宅建士・マンション管理士・行政書士などの国家資格に合格してきた管理人が、予備校6社の特徴を比較し、おすすめの賃貸不動産経営管理士通信講座をランキング形式で紹介します!

 初心者におすすめの講座のほか、費用が安い講座・合格率が高い講座など、目的別・学習スタイル別のおすすめ通信講座や通学できる予備校も紹介しますので、ぜひ参考にしてください!

【執筆者】
㈱モアライセンス代表 大西雅明

市役所に22年間勤めた元公務員。賃貸不動産経営管理士のほか、宅建士、行政書士、司法書士、土地家屋調査士などの国家資格に合格し、15年以上にわたって当サイトで情報発信している。
司法書士開業!X(Twitter)

執筆者 大西雅明のアイコン
執筆者紹介

注目の賃貸不動産経営管理士通信講座!おすすめの賃貸不動産経営管理士通信講座ベスト2!

  1. 冊子版テキストなら、人気講師の充実した講義フルカラーテキストアガルート! 驚異の合格率&合格者全額返金!おすすめ通信講座No.1へ
  2. スマホなら、カリスマ講師の講義からWeb問題集まですべての学習がスマホで完結できるスタディング! 圧倒的低価格!おすすめ通信講座No.2へ

賃貸不動産経営管理士の通信講座ランキング【2024年版】

賃貸不動産経営管理士の通信講座おすすめランキング!

 賃貸不動産経営管理士の通信講座としては、アガルート・スタディングなどのオンライン講座とLEC・TACなどの大手予備校の通信講座とに分かれます。

 ただし、賃貸不動産経営管理士講座に関しては、アガルート・スタディングの2社が、圧倒的に高い合格実績を誇っていますので、この2社に絞って検討するのがおすすめです。

 ということで、以下のランキングでは、賃貸不動産経営管理士通信講座の人気6社について、私が重視する以下の5項目で比較・評価し、初心者向けの通信講座をおすすめ順に紹介していきます。

ランキングの基準
  • 費用・受講料(安さ・返金制度など)
  • 講義・講師(講義のわかりやすさ・講義時間数・講義スタイル)
  • 教材(テキスト・問題集・eラーニング)
  • 合格実績(合格率・合格者数・合格者の声)
  • サポート体制(質問対応その他フォロー制度)

※ ランキングの基準の詳細は、当ページ内の【ランキングの基準】賃貸不動産経営管理士通信講座のおすすめな選び方をご参照ください。

※ 教育訓練給付金の対象講座には教育訓練給付制度の対象講座を表示。要件を満たせば受講料の20%が給付されます⇒ 教育訓練給付制度とは?支給条件・申請方法・対象資格まで解説

おすすめNo.1:
アガルート

アガルートキャンペーン
アガルート賃貸不動産経営管理士通信講座
⇒ アガルート賃貸不動産経営管理士通信講座

  • 充実の講義&フルカラーテキストで驚異の合格実績!

 賃貸不動産経営管理士通信講座のおすすめNo.1は、アガルートです!

 最近は、ウサギ先輩とカメ後輩のテレビCM「最短ルート アガルート」のキャッチフレーズでお馴染みですね。

 アガルートの賃貸不動産経営管理士講座は、不動産資格の女王と呼ばれる人気の美人講師による充実した講義が最大の魅力です。

 講義動画では、画面にテキストを映し出し、重要ポイントをマーカーしながら解説してくれるので、とてもわかりやすいですね。

 テキストも、冊子版のフルカラーテキストが使用されます。

 さらに、テキスト・問題集ともにスマホで参照できるデジタルブックが備わっていますので、外出先などのスキマ時間の学習にもしっかり対応しています。

 また、講師に直接質問できるスピーディーな質問対応や毎月のホームルーム(Youtube動画配信)といった充実のサポート体制も魅力ですね。

 そして極めつけは、受講生の合格率87.31%、過去3年で484名もの合格者を輩出するという驚異の合格実績!

 受講料がやや高額なのが唯一のデメリットとして挙げられますが、合格すれば受講料の全額返金又は合格お祝い金2万円がもらえますので、費用の高さは帳消しできます!

 迷いなく、おすすめナンバーワンの賃貸不動産経営士講座です!

\充実の講義と驚異の合格率!/
アガルート公式サイトで詳細を見る


アガルート賃貸不動産経営管理士講座の比較項目

費用(初心者向け主力コース)
【10点/20点】

賃貸不動産経営管理士試験 総合カリキュラム(フル)【2024年試験向け】
[Web通信] 87,780円
アウトレットセール→ 79,002円

賃貸不動産経営管理士試験 総合カリキュラム(ライト)【2024年試験向け】
[Web通信] 65,780円
アウトレットセール→ 59,202円

  • 合格者全額返金 or 合格お祝い金2万円!(フル)
  • 受験経験者は10%OFFなど多彩な割引制度あり! (フル)
  • 分割払いの金利手数料0円!
講義・講師
【20点/20点】
  • 画面に映し出したフルカラーテキストにマーカーしながら解説!
  • 講師は、宅建の中上級講座も担当している人気の美人講師「工藤美香」先生が担当!

①インプット講義 :30時間
 アウトプット講義:18時間
 合計:48時間

②インプット講義 :30時間
 アウトプット講義:11時間
 合計:41時間

講義は通信講座専用に収録。画面にテキストを表示して解説。1講義10分。

教材
【20点/20点】
  • 冊子版のフルカラーテキストを使用!
  • デジタルブックでテキスト・問題集をスマホで参照可能!

【テキスト】フルカラー冊子版テキスト ※Web版もあり

【問題集】冊子版問題集 ※Web版もあり

【eラーニング】講義視聴、テキスト・問題集参照

合格率・実績
【20点/20点】
  • 87.31%の驚異の合格率!(全国平均28.2%)
  • 過去3年で484名の合格者を輩出!

受講生の合格率87.31%(全国平均28.2%の3.10倍)(2023年度)
※ 2022年度:79.2%(全国平均27.7%の2.9倍)、2021年度:70.25%

過去3年で484名の合格者を輩出(2021~2023年度)
※2021~2022年度:327名の合格者

サポート体制
【20点/20点】
  • 講師に直接質問できるスピーディーな質問サポート!
  • 毎月1回のホームルーム!

・メールによる質問対応(講師が回答。回数制限:フルカリキュラム30回、ライトカリキュラム10回)

・毎月1回のホームルーム(毎月のアンケートに基づく動画コンテンツ)


アガルート通信講座の評判・口コミ

総合評価
【90点/100点】

賃貸不動産経営管理士通信講座おすすめ総合評価90点 90点

アガルート賃貸不動産経営管理士の通信講座のレーダーチャート(講義・講師:20点、教材:20点、実績:20点、サポート体制:20点、受講料:10点、合計:90点)
評判・口コミ

アガルート賃貸不動産経営管理士講座の評判・口コミはこちら

公式サイト アガルート
公式サイトへ

おすすめNo.2:
スタディング

スタディング賃貸不動産経営管理士通信講座
⇒ スタディング 賃貸不動産経営管理士通信講座

  • 優れたeラーニングでスマホ学習に特化!

 スタディングの賃貸不動産経営管理士通信講座は、スマホのみで学習できるため、まとまった学習時間が確保できない方でも安心して受講できます。

 しかも、ダントツの圧倒的な低価格!

 講義は、受験指導界のカリスマ講師「竹原 健」先生が担当しますので、低価格だからといって講義の質が劣るなどという心配は無用です。

 質問サポートがやや手薄なのが唯一の弱点ですが、講義の視聴からテキスト参照・過去問演習まで一貫してシステムに組み込まれているため、画面に沿って学習を進めれば、全ての学習がスマホのみで完結できます。

 この革新的なeラーニングシステムにより、スマホだけの効率学習で短期合格が狙えるため、机に向かう勉強時間が確保できない方には、スタディング賃貸不動産経営管理士講座を一番におすすめします!

 私も、スタディングの賃貸不動産経営管理士講座を受講し、スキマ時間だけの学習で合格しました!

\スキマ時間のスマホ学習で短期合格!/
スタディング公式サイトで詳細を見る


スタディング賃貸不動産経営管理士講座の比較項目

費用(初心者向け主力コース)
【20点/20点】

賃貸不動産経営管理士 合格コース【2024年試験向け】
[Web通信] 19,800円
7月末まで→ 17,600円

  • 驚きの圧倒的な低価格!
  • 合格者にはお祝い金2千円(Amazonギフト券)
講義・講師
【20点/20点】
  • 受験指導界のカリスマ講師「竹原 健」先生が講義を担当(ヒューマンアカデミーやクレアールなどで講師歴20年のカリスマ講師)
  • 講義はすべて、作り込まれたスライドを使って丁寧に解説!

インプット講義 :12時間
アウトプット講義:-
合計:12時間

講義は通信講座専用に収録。大画面の前に立ち、スライドを表示して解説。1講義20~30分。

教材
【20点/20点】
  • 講義動画はもちろん、過去問演習など全ての学習がスマホのみで完結!

【テキスト】フルカラーWebテキスト ※印刷物やメディア等の提供なし

【問題集】Web問題集

【eラーニング】講義視聴、テキスト参照、問題演習など
※すべての教材をオンラインで利用
※専用アプリを使ってWi-Fiで事前に動画をダウンロードすれば、外出先でも通信料を気にせず講義を受講可能

合格率・実績
【20点/20点】
  • 当サイト管理人も受講し、賃貸不動産経営管理士・マンション管理士にいずれも見事に合格!
  • スタディング 公式サイトに私の合格体験記が掲載されました!⇒ 合格者の声
  • 325名もの合格者の声の掲載あり!(2023年度)

公式サイトに325名の「合格者の声」を掲載(2023年度)
※2022年度:236名、2021年度:220名、2020年度:165名

サポート体制
【5点/20点】

メールによる質問対応(10回分のQAチケット付き ※10回超えは1回1,500円のチケット制)


スタディング通信講座の評判・口コミ

総合評価
【85点/100点】

賃貸不動産経営管理士の通信講座おすすめ総合評価85点 85点

スタディング賃貸不動産経営管理士の通信講座のレーダーチャート(講義・講師:20点、教材:20点、実績:20点、サポート体制:5点、受講料:20点、合計:85点)
評判・口コミ
【合格体験記】

スタディング賃貸不動産経営管理士講座の評判・口コミ【私の合格体験記】

公式サイト スタディング
公式サイトへ

おすすめNo.3:
LEC

LEC賃貸不動産経営管理士通信講座
⇒ LEC 賃貸不動産経営管理士講座

  • 講義のスペシャリストによるわかりやすい講義!

 LECは、業界最大手の法律系の資格予備校ですね。

 LECの賃貸不動産経営管理士通信講座は、人気講師「友次正浩」先生が講義を担当します。

 つまり、友次先生の人気テキスト「合格のトリセツ」シリーズを教材に、その著者自らの講義が受けられるというわけですね。

 さすが『講義のスペシャリスト』と呼ばれる人気講師だけあって、圧倒的にわかりやすい講義を提供してくれます!

 そして、宅建試験の学習経験に合わせて、充実のカリキュラムからコンパクトなカリキュラムまで選べるのも、魅力です。

 宅建とのダブル受験や宅建合格者などにおすすめの賃貸不動産経営管理士講座です。

\講義のスペシャリスト!/
LEC公式サイトで詳細を見る


LEC賃貸不動産経営管理士講座の比較項目

費用(初心者向け主力コース)
【10点/20点】

教育訓練給付制度の対象講座
賃貸不動産経営管理士 合格フルコース【2024年試験向け】
[Web通信] 82,500円
[DVD通信] 93,500円

教育訓練給付制度の対象講座
賃貸不動産経営管理士 合格スタンダードコース【2024年試験向け】
<宅建合格者・法律学習経験者向け>
[Web通信] 71,500円
7月末まで→ 64,350円
[DVD通信] 82,500円
7月末まで→ 74,250円

  • 受講料が高額
  • 教育訓練給付金の対象講座のため、要件を満たせば20%キャッシュバック!
講義・講師
【20点/20点】
  • 講義のスペシャリスト「友次正浩」先生が講義を担当!

①インプット講義 :45時間
 アウトプット講義:18時間
 合計:63時間

②インプット講義 :38時間
 アウトプット講義:18時間
 合計:56時間

講義は通信講座専用に収録。画面にテキストを表示して解説。1講義150分

教材
【15点/20点】
  • LECの人気テキスト「合格のトリセツ」シリーズを使用!

【テキスト】2色刷り冊子版テキスト(LEC「賃貸不動産経営管理士 合格のトリセツ」シリーズを使用)

【問題集】冊子版問題集

【eラーニング】(受講形態でWebを選択した場合)
講義視聴

合格率・実績
【10点/20点】

公式サイトに5名の「合格者の声」を掲載(2022年度)
※ 2021年度:3名、2020年度:4名

サポート体制
【15点/20点】

メールによる質問対応(回数制限:15回)


LEC通信講座の評判・口コミ

総合評価
【70点/100点】

賃貸不動産経営管理士の通信講座おすすめ総合評価70点 70点

LEC賃貸不動産経営管理士の通信講座レーダーチャート(講義・講師:20点、教材:15点、実績:10点、サポート体制:15点、受講料:10点、合計:70点)
評判・口コミ

LEC賃貸不動産経営管理士講座の評判・口コミはこちら

公式サイト LEC
公式サイトへ

おすすめNo.4:
TAC

TAC賃貸不動産経営管理士通信講座
⇒ TAC 賃貸不動産経営管理士講座

  • デジタルテキストやWeb問題集などeラーニングを充実化

 TACの賃貸不動産経営管理士通信講座は、大手予備校ならではの充実したカリキュラムプロフェッショナル講師陣知名度や実績に基づく安心感などは、さすがです。

 さらに、近年の賃貸不動産経営管理士試験の人気の高まりを受けて、eラーニングを充実させ、デジタルテキストやWeb問題集も導入するなど、賃貸不動産経営管理士試験に力を入れている様子がうかがえます。

 とはいえ、白黒印刷のテキストや、黒板の前で板書する講義形式など、古臭さは残ります。。

TAC賃貸不動産経営管理士講座の比較項目

費用(初心者向け主力コース)
【5点/20点】

賃貸不動産経営管理士 総合本科生【2024年試験向け】
[Web通信] 110,000円
7月末まで→ 80,000円

  • 受講料が高額
講義・講師
【15点/20点】

インプット講義 :50時間
アウトプット講義:7時間
合計:57時間

講義は通信講座専用に収録。黒板の前に立ち、板書して解説。1講義150分。

教材
【15点/20点】
  • テキストが白黒印刷

【テキスト】白黒冊子版テキスト ※Web版もあり

【問題集】冊子版問題集

【eラーニング】講義視聴、テキスト参照、問題演習

  • スマホでテキスト参照・過去問演習ができる!
合格率・実績
【10点/20点】

公式サイトに54名の「合格者の声」を掲載(2023年度)
※ 2022年度:53名、2021年度:23名

サポート体制
【15点/20点】

Eメールによる質問対応(回数無制限)


TAC通信講座の評判・口コミ

総合評価
【60点/100点】

賃貸不動産経営管理士の通信講座おすすめ総合評価60点 60点

TAC賃貸不動産経営管理士の通信講座のレーダーチャート(講義・講師:15点、教材:15点、実績:10点、サポート体制:15点、受講料:5点、合計:60点)
評判・口コミ

TAC賃貸不動産経営管理士講座の評判・口コミはこちら

公式サイト TAC
公式サイトへ

おすすめNo.5:
キャリカレ

キャリカレ賃貸不動産経営管理士通信講座
⇒ キャリカレ 賃貸不動産経営管理士通信講座

  • 安さと充実のサポートは魅力

 キャリカレは、心理学・医療や健康・福祉、ビューティー、ペット、ファッション、占い、ペン字など幅広いラインナップを揃えた150もの講座を展開している通信教育会社です。

 その中のひとつに賃貸不動産経営管理士講座が開講されているわけですが、その指導体制は、不動産・法律資格を専門とする資格予備校に及ばないことは容易に想像がつきます

 キャリカレの賃貸不動産経営管理士通信講座は、回数無制限の質問サポートや手書きの添削指導など、サポート体制に関しては標準以上ですが、講義はほぼテキストを読み上げるだけ、合格実績は公表されておらず合格者の声が1件もないなど、当ページでは低い評価になっています。

 ただし、受講料は低価格なうえに、不合格者全額返金制度や2講座目無料サービスまでありますので、安さとサポートだけを求める方におすすめの賃貸不動産経営管理士講座です。

キャリカレ賃貸不動産経営管理士講座の比較項目

費用(初心者向け主力コース)
【20点/20点】

賃貸不動産経営管理士 合格指導講座【2024年試験向け】
[Web通信] 73,800円
WEB申込価格→ 63,800円

  • 不合格者には全額返金!
講義・講師
【5点/20点】

確認中

講義は通信講座専用に収録。画面にテキストを表示して解説

教材
【10点/20点】

【テキスト】2色刷り冊子版テキスト

【問題集】冊子版問題集

【eラーニング】講義視聴、問題演習

合格率・実績
【5点/20点】
  • 合格実績の公表がなく、合格者の声もゼロ

0名の合格者の声

サポート体制
【20点/20点】
  • 充実のサポート!

・Eメールによる質問対応(回数無制限)
・手書きの添削サービス(4回)


キャリカレ通信講座の評価

総合評価
【60点/100点】

賃貸不動産経営管理士の通信講座おすすめ総合評価55点 55点

キャリカレ賃貸不動産経営管理士の通信講座のレーダーチャート(講義・講師:5点、教材:10点、実績:5点、サポート体制:20点、受講料:15点、合計:55点)
公式サイト キャリカレ
公式サイトへ

おすすめNo.6:
日建学院

日建学院 賃貸不動産経営管理士通信講座
⇒ 日建学院 賃貸不動産経営管理士講座

  • 講義もテキストもサポートも手薄

 日建学院は、建築士や施工管理技士などの技術系資格に特化した予備校ですが、宅建などの不動産資格にも参入し、高い実績を上げています。

 ただし、賃貸不動産経営管理士通信講座に関しては、講義は短め、テキストは市販教材をそのまま流用、合格実績なし、質問サポートなし、など日建学院としては手薄な講座であることが一目瞭然です。

 賃貸不動産経営管理士の人気急上昇に伴い、相次いで資格講座が開講しながらも、CIC、スタケン、資格スクエアなど閉講していく講座が後を絶たないなか、とりあえず様子見といった状況でしょうか。

日建学院 賃貸不動産経営管理士講座の比較項目

費用(初心者向け主力コース)
【10点/20点】

賃貸不動産経営管理士 短期集中Webコース【2024年試験向け】
[Web通信] 88,000円

  • 受講料が高額
講義・講師
【15点/20点】

インプット講義 :13時間
アウトプット講義:13時間
合計:26時間

講義は通信講座専用に収録。1講義80分。

教材
【15点/20点】

【テキスト】2色刷り冊子版テキスト(日建学院の市販テキスト「とことん学ぶ!賃貸不動産経営管理士」シリーズを使用)

【問題集】冊子版問題集

【eラーニング】講義視聴

合格率・実績
【10点/20点】
  • 合格実績の公表がない

公表なし

サポート体制
【5点/20点】
  • 質問サポートがない

質問対応なし


日建学院 通信講座の評価

総合評価
【55点/100点】

賃貸不動産経営管理士の通信講座おすすめ総合評価55点 55点

日建学院 賃貸不動産経営管理士の通信講座のレーダーチャート(講義・講師:15点、教材:15点、実績:10点、サポート体制:5点、受講料:10点、合計:55点)
公式サイト 日建学院
公式サイトへ

賃貸不動産経営管理士の通信講座を費用から合格率まで徹底比較!

賃貸不動産経営管理士の通信講座を費用から合格率まで徹底比較!

 次は、上記で紹介した賃貸不動産経営管理士通信講座6社を一覧表に整理しましたので、比較検討に活用してください。

 この一覧表では、以下の項目を掲載しています。

  • 初心者向けの主力コース、受講料、返金制度
  • 講義時間、担当講師、講義スタイル
  • テキスト、問題集、eラーニング
  • 合格率、サポート体制、総合評価
(おすすめ順位)
予備校
初心者向け
主力コース

費用
 
返金制度 講義時間 講師 講義スタイル テキスト 問題集 eラーニング 合格率・実績 サポート体制 総合評価
No.1
アガルート
賃貸不動産経営管理士試験 総合カリキュラム(フル)【2024年向け】 87,780円 アウトレットセール→
79,002円
合格者全額返金 or 合格お祝いギフト券2万円
分割金利手数料0円
in:30時間
out:18時間
合計:48時間
-不動産資格の女王と呼ばれる人気の美人講師-
工藤美香 講師
画面にテキストを表示して解説 フルカラー(冊子+Web) 冊子+Web 講義
テキスト・問題集
87.31%の合格率
(2023年)
過去3年で484名の合格者を輩出(2021~2023年)
・メールによる質問対応(回数無制限あり:フル30回、ライト10回)
・月1回ホームルーム
90点
No.2
スタディング
賃貸不動産経営管理士 合格コース【2024年向け】 19,800円 7月末まで→
17,600円
合格お祝いギフト券2千円 in:12時間
out:-
合計:12時間
-受験指導界のカリスマ講師-
竹原健 講師
大画面の前に立ち、スライドを表示して解説 フルカラー(Web) Web 講義
テキスト
問題演習
325名の合格者の声
(2023年)
メールによる質問対応(10回分のQAチケット付き ※10回超えは1回1,500円のチケット制) 85点
No.3
LEC
賃貸不動産経営管理士 合格スタンダードコース【2024年向け】 71,500円 7月末まで→
64,350円
教育訓練給付金の対象講座 in:38時間
out:18時間
合計:56時間
-講義のスペシャリスト-
友次正浩 講師
画面にテキストを表示して解説 2色刷(冊子) 冊子 講義 5名の合格者の声
(2022年)
メールによる質問対応(回数制限:15回) 70点
No.4
TAC
賃貸不動産経営管理士 総合本科生【2024年向け】 110,000円 7月末まで→
80,000円
--- in:50時間
out:7時間
合計:57時間
実力派講師陣 黒板の前に立ち、板書して解説 白黒色刷(冊子) 冊子 講義
テキスト
問題演習
54名の合格者の声
(2023年度)
メール・FAXによる質問対応(回数無制限) 60点
No.5
キャリカレ
賃貸不動産経営管理士 合格指導講座【2024年向け】 73,800円 WEB申込価格→
63,800円
不合格者全額返金 確認中 -頭脳集団ブレイン-
塩島武徳 講師
画面にテキストを表示して解説 2色刷(冊子) 冊子 講義
問題演習
0名の合格者の声 ・メールによる質問対応(回数無制限)
・4回の添削課題
55点
No.6
日建学院
賃貸不動産経営管理士 短期集中Webコース【2024年向け】 88,000円 --- in:13時間
out:13時間
合計:26時間
一流講師陣 大画面の前に立ち、スライドを表示して解説 2色刷(冊子) 冊子 講義 公表なし 質問対応なし 55点

※ 教育訓練給付金の対象講座は、要件を満たせば受講料の20%が給付されます。⇒教育訓練給付制度とは【通信講座の受講料がキャッシュバック!】

 では、上記の比較一覧表のなかから、費用の安さや合格率の高さ、サポートの充実度をピックアップして、項目別に賃貸不動産経営管理士講座を比較していきたいと思います。

安い順ランキング!費用を比較

 自分に合った、より良い賃貸不動産経営管理士講座を選ぼうと思っても、どうしても金銭的に難しい場合もありますよね。

 上記のランキングでは、おすすめ通信講座を総合的に評価していますが、以下では、受講料(価格)に特化して比較しやすくしています。

 なお、さすがに受講料だけでは比較項目が少なすぎるため、総講義時間数も掲載していますので、比較する際の参考にしてください。

賃貸不動産経営管理士講座の費用の比較表
予備校名
(公式サイト)
(おすすめ順位)
初心者向け講座名 講義時間 費用
No.1
スタディング賃貸不動産経営管理士通信講座
スタディング

(おすすめNo.2)
賃貸不動産経営管理士合格コース【2024年向け】 12時間 19,800円
7月末まで→
17,600円
合格お祝い金2千円(Amazonギフト券)
No.2
アガルート賃貸不動産経営管理士通信講座
アガルート

(おすすめNo.1)
賃貸不動産経営管理士試験 総合カリキュラム(ライト)【2024年向け】 41時間 65,780円
アウトレットセール→
59,202円
※分割金利手数料0円
賃貸不動産経営管理士試験 総合カリキュラム(フル)【2024年向け】 48時間 87,780円
アウトレットセール→
79,002円
合格者全額返金 or 合格お祝い金2万円
※受験経験者は10%OFF
※分割金利手数料0円
No.3

キャリカレ

(おすすめNo.5)
賃貸不動産経営管理士 合格指導講座【2024年試験向け】 確認中 73,800円
WEB申込価格→
63,800円
不合格者全額返金
No.4
LEC賃貸不動産経営管理士通信講座
LEC

(おすすめNo.3)
賃貸不動産経営管理士 合格スタンダードコース【2024年向け】 56時間 71,500円
7月末まで→
64,350円
賃貸不動産経営管理士 合格プライムコース【2024年向け】 39時間 52,800円
賃貸不動産経営管理士 合格フルコース【2024年向け】 62時間 82,500円
No.5
TAC賃貸不動産経営管理士通信講座
TAC

(おすすめNo.4)
賃貸不動産経営管理士 総合本科生【2024年向け】 57時間 110,000円
7月末まで→
80,000円
賃貸不動産経営管理士 入門総合本科生【2024年向け】 64時間 115,000円
賃貸不動産経営管理士 速修本科生【2023年向け】 27時間 55,000円
No.6
日建学院 賃貸不動産経営管理士通信講座
日建学院

(おすすめNo.6)
賃貸不動産経営管理士 短期集中Webコース【2024年試験向け】 26時間 88,000円
【休講中】
CIC賃貸不動産経営管理士通信講座
CIC
賃貸不動産経営管理士 映像通信講座【2022年試験向け】 17時間 35,000円
合格お祝い金2千円(Amazonギフト券)
※2022年試験向け講座を最後に休講中
【休講中】
スタケン賃貸不動産経営管理士通信講座
スタケン
賃貸不動産経営管理士講座【2021年試験向け】 9時間 21,780円
+アプリ代 370円
※2021年試験向け講座を最後に休講中
【休講中】
資格スクエア賃貸不動産経営管理士通信講座
資格スクエア
賃貸不動産経営管理士講座【2020年向け】 16時間 29,800円
※2020年試験向け講座を最後に休講中

 このように、スタディングが圧倒的に安く、あとは7万円~10万円程度で大きな差はありませんね。

 他の資格試験では、一般に、通学教室を運営している資格予備校は高額で、通信教育専門の資格予備校は安価な受講料になり、2倍以上の差が開くことがほとんどですが、この賃貸不動産経営管理士講座に関しては、スタディングが圧倒的に安いことを除けば、大差ない結果になっています。

 ということで、費用の安さで選ぶなら、スタディングの一択になりますね!

 私もスタディングの賃貸不動産経営管理士講座で合格しましたので、安すぎるという心配は無用です。安心して受講してください!

 ただし、スタディングには、質問サポートがやや手薄という弱点があります。(10回を超えると別料金1,500円/1回)

 また、スマホ学習を前提としていますので、紙のテキストで勉強したい方には向いていません。

 ですので、質問サポートが欲しい方紙のテキストで勉強したい方には、アガルートをおすすめします。

 アガルートは、購入する際の費用は高めですが、合格者には全額返金(又はお祝い金2万円)がもらえるという特典が付いていますので、費用負担を大きく軽減できる可能性があります。

費用の安さで賃貸不動産経営管理士講座を比較!
  • 安さで選ぶなら、スタディングの一択!
  • ただし、スタディングは質問サポートがやや手薄、スマホ学習が前提
  • 質問を何度もしたい方や紙のテキストで勉強したい方には、アガルートがおすすめ!

合格率の高さを比較

 絶対に合格したい!合格できないと困る!なにがなんでも合格したい!という場合は、とにかく「合格率(合格実績)」が高い賃貸不動産経営管理士通信講座を選ぶという方法もあります。

 ただし、合格率や合格実績については、講座によって公表方法が異なるため、同列で比較することは難しいのが現状です。

 各社で公表している合格実績を比較してみると、以下の表のようになります。

賃貸不動産経営管理講座の合格率・合格者数の比較表
通信講座名 合格率 or 合格者数
アガルート賃貸不動産経営管理士通信講座
アガルート
87.31%の合格率(全国平均28.2%の3.10倍)(2023年度)
過去3年で484名の合格者を輩出(2021~2023年度)
スタディング賃貸不動産経営管理士通信講座
スタディング
325名の合格者の声を掲載(2023年度)
TAC 54名の合格者の声を掲載(2023年度)
LEC 5名の合格者の声を掲載(2022年度)
日建学院 公表なし
キャリカレ 0名の合格者の声
CIC日本建設情報センター 【休講中】公表なし
スタケン 【休講中】公表なし
資格スクエア 【休講中】公表なし

 このように、合格実績として、「合格率」を公表している講座と「合格者の声」をホームページに掲載している講座とそれぞれ公表方法が異なっています

 そもそも通信講座の特性上、合格率を把握するのが難しいことから、賃貸不動産経営管理士講座に限らず、合格率を公表する予備校は非常に少ないです。

 とはいえ、アガルートにおいては、アンケート調査によって「合格者数/受験者数」を把握できるよう企業努力を行い、合格率を公表しています。そしてなんと、受講生の87.31%が合格するという驚異の合格率を達成しました。

 また、スタディングでは、325名もの合格者の声が掲載されています。

 合格率・合格実績で選ぶなら、アガルート・スタディングいずれかの賃貸不動産経営管理士講座がおすすめです!

合格率の高さで賃貸不動産経営管理士講座を比較!
  • アガルート87.31%の驚異の合格率!
  • スタディング325名もの合格者の声!
  • 合格率・合格実績で選ぶなら、アガルート・スタディングがおすすめ!

サポートの充実度を比較

 独学と違って、サポートが受けられるというのも、通信講座のメリットのひとつですね。

 通信講座のサポートは、勉強中に疑問点が湧いてきたときに、それを解消してくれるのはもちろんのことですが、勉強のモチベーションアップにも効果的です。

 そこで、賃貸不動産経営管理士通信講座のおすすめ上位5社のサポート体制を比較し、サポートが充実している順に並べると、以下の表のようになります。

賃貸不動産経営管理士講座のサポート体制の比較表
通信講座名 サポート内容
アガルート賃貸不動産経営管理士通信講座
アガルート
・メールにより講師に直接質問できるスピーディーな質問対応(回数制限:フル30回、ライト10回)
毎月1回のホームルーム(毎月のアンケートに基づくYoutubeを使った動画配信)
TAC賃貸不動産経営管理士通信講座
TAC
メールによる質問対応(回数無制限

キャリカレ
メールによる質問対応(回数無制限
LEC メールによる質問対応(回数制限:15回
スタディング メールによる質問対応(QAチケット10回分付き、10回超えは1回1,500円のチケット制)
日建学院 質問対応なし
CIC 【休講中】Eメールによる回数無制限の質問対応
資格スクエア 【休講中】質問対応なし
スタケン 【休講中】質問対応なし

 ご覧のとおり、サポートの充実度でいえば、アガルート・TAC・キャリカレが充実しており、次いでLEC・スタディングと続きますね。

 スタディングは、圧倒的な低価格ですので、質問サポートがやや手薄になるのは、やむを得ないのかもしれません。

 とにかく、サポートで選ぶなら、アガルート・TAC・キャリカレの賃貸不動産経営管理士講座がおすすめです!

サポートの充実度で賃貸不動産経営管理士講座を比較!
  • サポートで選ぶなら、アガルート・TACがおすすめ!
  • 次いで、LEC・スタディング

初心者におすすめの賃貸不動産経営管理士通信講座を学習スタイルで選ぶ

学習スタイルで賃貸不動産経営管理士通信講座を選ぶ

 初心者の方は、上記のおすすめランキングのうち、上位2社いずれかを選んでいただければ間違いないかと思います。

 ただし、その2社から選ぶにしても、通信講座には受講料や講義・テキスト・カリキュラム・サポートなど様々な要素があるため、なかなか決められないかもしれません。

 そこで、賃貸不動産経営管理士講座を学習スタイルで選ぶ方法を提案したいと思います。

 私自身、まさにこの学習スタイルの違いから、通信講座を選びましたので。

 私は当時、机に向かって勉強する時間が確保できなかったため、スキマ時間で勉強できるスタディングを選びました。

 このように、通信講座を選ぶ際にはまとまった時間に勉強するのか、それともスキマ時間に勉強するのかによって、選ぶべき講座は変わってきます。

 まとまった時間に勉強するなら紙テキストの方が勉強しやすいですし、スキマ時間に勉強するならスマホで勉強する方が便利ですよね。

2つの学習スタイル
  • まとまった時間に勉強する ⇒ 紙テキスト
  • スキマ時間に勉強する ⇒ スマホ

まとまった時間に勉強するなら紙テキストのアガルート

まとまった時間に勉強するならアガルート賃貸不動産経営管理士通信講座
⇒ アガルート賃貸不動産経営管理士講座 公式サイト

 ということで、まずは、まとまった勉強時間が取れる方へのおすすめ講座から紹介します。

 まとまった勉強時間に紙テキストで勉強するならアガルートの賃貸不動産経営管理士通信講座がおすすめ!

まとまった時間の勉強におすすめな理由
  • 充実の講義で丁寧に勉強できる!
  • 冊子版のフルカラーテキストを使用!

 アガルートは、総講義時間48時間という充実した講義で、人気講師に丁寧に教えてもらうという学習スタイルになります。

 テキストも、視覚的に理解しやすい冊子版のフルカラーテキストが使用されます。

 このため、”まとまった時間に机に向かって勉強したい方”に最適です!

 なお、アプリ(Web問題集)はありませんが、デジタルブックでテキスト・問題集を参照することはできますので、まとまった勉強時間に加えて、補助的にスキマ時間に勉強することも可能です。

通信講座名/受講料

賃貸不動産経営管理士試験 総合カリキュラム(フル)【2024年試験向け】
[Web] 87,780円
アウトレットセール→ 79,002円

合格者には全額返金!(又は合格祝い金2万円!)
※受験経験者は10%OFF
※分割払いの金利手数料0円

講義時間数

48時間

テキスト

フルカラー(冊子版+Web)

公式サイト アガルート
公式サイトへ

スキマ時間に勉強するならスマホのスタディング

スキマ時間に勉強するならスタディング賃貸不動産経営管理士通信講座
⇒ スタディング賃貸不動産経営管理士講座 公式サイト

 次は、机に向かってまとまった勉強時間を確保することができないため、スキマ時間を使ってスマホで勉強しようと考えている方におすすめの通信講座です。

 スキマ時間にスマホで勉強するならスタディングの賃貸不動産経営管理士通信講座がおすすめ!

スキマ時間の勉強におすすめな理由
  • すべての学習がスマホだけで完結できる!
  • カリスマ講師のコンパクトな講義!
  • アプリ(Web問題集)でサクサク勉強できる!

 スタディングは、クレアールやヒューマンアカデミーなどで受験指導歴20年以上のカリスマ講師「竹原 健」先生による総講義時間12時間というコンパクトな講義と、Web問題集でサクサク問題演習を進めることができます。

 そしてなんと、すべての学習をスマホだけで完結させることができますので、スキマ時間を使った学習スタイルに最適です!

 私もスタディングの賃貸不動産経営管理士講座を受講し、スキマ時間だけの勉強で合格できました!

通信講座名/受講料

賃貸不動産経営管理士 合格コース【2024年試験向け】
[Web] 19,800円
7月末まで→ 17,600円

※合格者にはお祝いAmazonギフト券2千円分!
講義時間数

12時間

テキスト

フルカラー(Web版)

公式サイト スタディング
公式サイトへ

予備校の通学スクールでも学べる賃貸不動産経営管理士通信講座おすすめ2選

 賃貸不動産経営管理士の通信講座を受講すれば、時間や場所を問わず、いつでもどこでも勉強できますが、逆に、家でひとりで勉強するとすぐに挫折してしまう、、、という方は、予備校の通学講座に通うという選択肢も出てくるかと思います。

 通学講座は、独学や通信講座と違って、わざわざ予備校まで通う必要がありますが、逆に言えば、そこに行きさえすれば強制的に勉強できますので、さぼらずに集中して勉強することができ、勉強のペースを作ることができるメリットがありますね。

 また、通学できるなら通学したいけれど、毎週必ず通えるかどうか不安、、、という場合は、大手予備校なら、通える日は通学し、都合が悪い日は別途WEB通信で受講する、ということもできます。

 つまり、自分の都合に応じて、通信と通学をハイブリッドで受講する形態ですね。

 大手予備校では、いずれも「通学講座」を申し込めば、欠席した日のためのWEBフォローが標準で用意されていますので、このような自由な受講が可能です。

 それでは、通学スクールでも学べる賃貸不動産経営管理士の予備校2社(LEC・TAC)を、おすすめ順に紹介します。

No.1:LEC|全国47校舎

 賃貸不動産経営管理士の通学講座として、まずはじめにご紹介するのは、LEC東京リーガルマインドです。

 LECは、1979年に、司法試験の予備校として創立して以来、司法試験のほか司法書士、行政書士、宅建士などの法律・不動産資格を中心に会計資格も含め、幅広く展開しています。

 そして、長年にわたり培ってきた経験とノウハウにより、毎年数多くの合格者を輩出しています。

 LECの賃貸不動産経営管理士講座は、「初心者向け講座のほか、宅建合格者向け講座・宅建とのW受験者向け講座など、受験生に応じたコースが用意されているのが特徴です。

主要コース

賃貸管理士 合格フルコース【2024年向け】
<初心者向けコース>
[通学] 88,000円
6月末まで→ 79,200円

賃貸管理士 合格スタンダードコース【2024年向け】
<宅建合格者・法律学習経験者向けコース>
[通学] 77,000円
7月末まで→ 69,300円

賃貸管理士 合格プライムコース【2024年向け】
<宅建とのW受験者向けコース>
[通学] 52,800円

校舎数

全国47校舎(本校28校、提携校19校) 2024.6.24時点

LEC学校一覧
LEC東京リーガルマインド 学校一覧

  • 北海道・東北 5校
  • 関東 15校
  • 中部 7校
  • 近畿 6校
  • 中国 5校
  • 四国 3校
  • 九州・沖縄 6校
通学スクールの受講スタイル
  • 生クラス
    … LEC本校の教室で、講師の講義を直接受講する形態
  • ビデオクラス
    … LEC本校の教室で、大型モニターに放映される講義を受講する形態
  • Webシート受講
    … LEC本校の個別ブースで、インターネット端末によりWeb動画を受講する形態
  • 提携校通学
    … LEC提携校で、Web講義・DVD講義を事前に予約した日時・時間内に学習ブースで受講する形態
公式サイト LEC
公式サイト
資料請求

No.2:TAC|全国33校舎

 次にご紹介するのは、LECと並ぶ大手予備校のTACです。

 TACは、1980年に公認会計士・税理士講座を開講し、会計資格の学校としてスタートしましたが、その後、宅建士、行政書士など各種の資格講座に拡大し、業界最大規模の資格予備校になっています。

 LECに比べると、価格が高めに設定されているほか、いわゆる名物講師・看板講師と呼ばれるような人気講師が不在ということもあり、目立った推しポイントが少なく感じますが、大手予備校としての安心感は抜群です。

主要コース

賃貸管理士 入門総合本科生【2024年向け】
[通学] 115,000円

賃貸管理士 総合本科生【2024年向け】
[通学] 110,000円
7月末まで→ 80,000円

校舎数

全国33校舎(本校22校、提携校11) 2024.6.24時点

TAC学校一覧
資格の学校TAC 学校一覧

  • 北海道・東北 2校
  • 関東 14校
  • 中部 3校
  • 近畿 4校
  • 中国 3校
  • 四国 2校
  • 九州・沖縄 5校
通学スクールの受講スタイル
  • 教室講座
    … 講師から直接講義を受ける形態
  • 個別DVD講座
    … 自身のスケジュールに合わせて通学し、教室講義を生収録した映像を専用ブースで視聴する形態
公式サイト TAC
公式サイト
資料請求

※ 表内のエリアごとの校舎数は、下記の括りで記載しています。
  • 北海道・東北エリア
    北海道 青森県 岩手県 宮城県 秋田県 山形県 福島県
  • 関東エリア
    茨城県 栃木県 群馬県 埼玉県 千葉県 東京都 神奈川県
  • 中部エリア
    新潟県 富山県 石川県 福井県 山梨県 長野県 岐阜県 静岡県 愛知県
  • 近畿エリア
    三重県 滋賀県 京都府 大阪府 兵庫県 奈良県 和歌山県
  • 中国エリア
    鳥取県 島根県 岡山県 広島県 山口県
  • 四国エリア
    徳島県 香川県 愛媛県 高知県
  • 九州・沖縄エリア
    福岡県 佐賀県 長崎県 熊本県 大分県 宮崎県 鹿児島県 沖縄県

賃貸不動産経営管理士は独学でも合格できる?通信講座が必要?

 そもそも賃貸不動産経営管理士試験は、独学でも合格できるのでしょうか。それとも通信講座を受講した方がいいのでしょうか。

独学でも合格は可能

 結論としては、賃貸不動産経営管理士試験は独学でも合格できます

 通信講座で合格した私が言っても、説得力がないかもしれませんが。。

 とはいえ、私は、宅建や行政書士、管理業務主任者、土地家屋調査士などには全て独学で合格しましたので、賃貸不動産経営管理士も同様に、独学で合格できることは、わかります。

独学と通信講座の違いは「教材・講義・カリキュラム」のサポートの有無

 独学と通信講座の違いは、勉強のサポートがあるかどうかです。

 勉強には、「テキストを読む」「問題集を解く」の2つしかありません

 この2つの要素を通じて、テキストに載っている知識を頭に叩き込んでいくのが資格試験の勉強です。

 あとは、これをどう組み合わせるか、だけです。

 これらを、独学なら全て自分でしないといけませんが、通信講座を利用すれば、講座のサポートを受けることができます

 つまり、まずはじめにテキスト・問題集を選ぶことのサポートとして、「最適な教材一式」を提供してくれます。

 そして、テキストを読んだり、問題集を解くことのサポートとして、「わかりやすい講義」を提供してくれます。

 これをどう組み合わせるかのサポートとして、「効率的なカリキュラム」を提供してくれます。

 あとは、狭義のサポートとして、わからないことがあった場合の質問サポートを提供してくれます。また、勉強法のアドバイスなどもしてもらえますね。

勉強の要素 通信講座が提供するサポート
テキスト・問題集を選ぶ 最適な教材一式を提供してくれる
テキストを読む・問題集を解く わかりやすい講義を提供してくれる
上記の組み合わせ 効率的なカリキュラムを提供してくれる
狭義のサポート 質問サポートを提供してくれる。勉強法のアドバイスなどをしてくれる

サポートが必要なら通信講座がおすすめ

 このように、勉強をサポートしてくれるのが、通信講座だといえます。

 ですので、これらのサポートがなくても自分でできるなら、独学でも合格が可能です。逆に、これらが自分でできないなら、通信講座に頼るべきだといえますね。

 当ページのおすすめ通信講座を参考に、講座の受講を検討してみてください。

独学で合格を目指す場合のおすすめテキスト

 独学で合格を目指す場合は、私がおすすめするテキストや勉強法について、下記の関連記事で詳しく解説していますので、参考にしてください。

【ランキングの基準】賃貸不動産経営管理士通信講座のおすすめな選び方

 次は、賃貸不動産経営管理士通信講座のおすすめな選び方について、紹介したいと思います。

 これはつまり、当ページのおすすめランキングの基準にもなっているもので、以下の5項目で評価しています。

通信講座の選び方【ランキングの基準】
  • 講義・講師(講義のわかりやすさ・講義時間数・講義スタイル)
  • 教材(テキスト・問題集・eラーニング)
  • 合格実績(合格率・合格者数・合格者の声)
  • サポート体制(質問対応その他フォロー制度)
  • 受講料(安さ・返金制度など)

 それでは順に、各項目について解説していきます。

①講義・講師(講義のわかりやすさ・講義時間数・講義スタイル)

 賃貸不動産経営管理士の通信講座を受講する最大のメリットは「講義」です。

 つまり、講義・講師は通信講座を選ぶ際に、最も重要な要素のひとつと言えますね。

講義のわかりやすさ

 わかりやすい講義かどうかのポイントは、大きく分けて以下の2点です。

わかりやすい講義のポイント
  • 重要度に応じてメリハリをつけたうえで、噛み砕いて解説してくれるか
  • 受講生のやる気を起こさせる熱意や、聞き手を惹き付けて退屈させない話術も重要

 カリスマ講師と呼ばれるような講師や高い実績を築き上げている講師は、こういった特徴を備えていますよね。

 少なくとも、聞いていて退屈するような講義やメリハリのない講義、淡々とテキストを読み上げるだけのような講義は、あまりおすすめできません。

 この辺りは、サンプル講義を聴いたうえで判断してみてください。

講義時間数

 講義時間数の関係でいうと、以下の2つに分かれます。

講義時間数のパターン
  • コンパクトに要点を絞った講義(10時間程度の講義もある)
  • 丁寧で充実した講義(50時間を超える講義もある)

 これは、どちらが良いとは一概には言えません。コンパクトさを売りにする場合もありますし、丁寧さを売りにする場合も、いずれもあり得ます。

 解説講義は要点だけで、あとは自分でテキストを読めば理解できるような方は、コンパクトな講義が効率的ですね。

 一方、自分でテキストを読むのが苦手な方は、丁寧な講義でしっかりと教えてもらいながら勉強できる方がいいですね。

 また、スキマ時間を活用するなら、テーマごとに短時間で刻んで収録してある講義が便利です。

講義スタイル

 また、講義スタイルも、講義のわかりやすさに影響を与えますので注意が必要です。

 講義スタイルには、以下の3種類があります。

3つの講義スタイル
  • テキストを画面に映し出して解説
  • スライドを画面に表示して解説
  • ホワイトボードや黒板に板書しながら解説

 個人的には、テキストを画面に映し出して解説するスタイルが、一番わかりやすいと感じますね。

 知識はすべてテキストに集約していくわけですから、テキストに基づく解説の方がメモ書きもしやすいですし、記憶にも残りやすいと思います。

 テキストとは別のスライドを使う場合は、確かにその時はわかりやすいですが、そのスライドを印刷してテキストに貼り付けたり、全部メモ書きしたり、色々と手間がかかるので私はあまり好きではありません。

②教材(テキスト・問題集・eラーニング)

 通信講座は、教材(テキスト)に基づいて講師が解説(eラーニングの講義)しますし、復習の際も教材(テキスト・問題集・eラーニングの問題演習)を使います。そして、知識を集約していくのは教材(テキスト)です。

 ということで、教材は、勉強の始まりから終わりまで、常に使い続けるものですので、上記の講義と並んで、最も重要な要素のひとつです。

 テキスト選びのポイントは、次の3点です。

テキスト選びのポイント
  • フルカラーに越したことはないが、できれば2色刷り以上
  • 無駄を省いた効率的なテキストになっているか
  • メリハリをつけた記述(解説と暗記事項の区別、図表・イラスト)がなされているか

 フルカラーにこだわる必要はありませんが、フルカラーは、とっつきやすく、記憶に残りやすいといったメリットがあります。

 とはいえ、2色刷りや配色の少ないテキストは、マーカーを引きやすいというメリットもありますので、サンプルテキストを見て、自分が使いやすいと感じるものを選ぶのがいいですね。

 また、eラーニングに関しては、どこの講座も、動画講義はスマホでも受講できるようになっています。

 さらに、スキマ時間をフルに活用したい場合は、eラーニングが問題演習にも対応したものを選んだ方がいいですね。

③合格実績(合格率・合格者数・合格者の声)

 通信講座の合格実績としては、合格率合格者数を公表している講座もありますし、そのような具体的な数字は出さず、合格者の声をホームページに掲載している場合もあります。

3つの合格実績
  • 合格率を公表
  • 合格者の人数を公表
  • 合格者の声を掲載

 このように、それぞれ把握できる指標が異なりますので、合格実績を同列で比較するのは難しいのが実状です。

 ですので、合格実績に捉われ過ぎる必要はありませんし、合格実績だけで講座の良し悪しを判断できるものでもありません。

 とはいえ、高い合格率が公表されていることや、合格者数(合格者の声)が多いことは、安心して受講できる材料になるのは確かですので、把握できる範囲で確認しておくべきですね。

④サポート体制(質問対応その他フォロー制度)

 質問サポートなどのフォロー制度は、通信講座を受講する大きなメリットのひとつですね。

 まずは、質問サポートの有無、質問回数の制限の有無がチェックポイントです。

サポート体制のチェックポイント
  • 質問サポートがあるか
  • 質問回数の上限は何回か

 そこからさらに、サポートに力を入れている講座は、SNSYoutube動画配信など様々な工夫がなされています。

 独学で挫折しがちな人は、サポートが充実した講座を選ぶのがおすすめです。

 ただし、基本的に、質問サポートなどのフォロー体制は、マンパワーを要するものが多く、人件費に関わってきますので、受講料の安さに影響してきます。

 ですので、サポートを取るか、安さを取るか、どちらを取るかの判断も必要になってきますね。

⑤受講料(安さ・返金制度など)

 最終的に、その通信講座を申し込むかどうかの決め手になってくるのが、受講料ですね。

 上記の①~④は、その講座の中身ですが、その中身と料金とを比較検討しながら講座を選ぶことになります。

 安いに越したことはありませんが、安ければいいというものでもありません。

 賃貸不動産経営管理士通信講座の受講料(初心者向けの主力講座)は、最安値の1万5千円から10万円あたりまで均等に幅がありますので、この額が相場といえるものはありません。

受講料の相場
  • 1万5千円~10万円あたりまで均等に幅がある

 料金が安いものは、安い理由(質問サポートがないなど)をきちんと把握したうえで、購入すべきですね。

 逆に、高いものは、独自性が高いもの、優れた教材、優れた講師、充実のサポートなど、それぞれの理由に納得したうえで購入すべきです。

 また、料金そのものは少し高めの設定になっていても、合格者(又は不合格者)への全額返金制度が用意されている場合は、費用負担が帳消しできる可能性もあります。

選び方まとめ

 以上、賃貸不動産経営管理士通信講座のおすすめな選び方(おすすめランキングの基準)をご紹介しました。

 当ページのおすすめランキングでは、これらのポイントを踏まえてランク付けしていますので、上位でご紹介している通信講座なら、どれを選んでも安心して受講していただけるはずです!

賃貸不動産経営管理士試験に関するよくある質問

賃貸不動産経営管理士試験に関するよくある質問

 それでは最後に、賃貸不動産経営管理士試験に関するよくある質問について、お答えしていきます。

賃貸不動産経営管理士は国家資格?

 賃貸不動産経営管理士は、2020年度までは、民間資格(又は公的資格)でしたが、2021年度に国家資格になりました

 賃貸不動産経営管理士試験は、一般社団法人 賃貸不動産経営管理士協議会が、登録証明事業実施機関として国土交通大臣の登録を受けて、「賃貸住宅の管理業務等の適正化に関する法律」第12条第4項の知識及び能力を有すると認められることを証明する登録試験として実施されています。

 国家資格化については、下記の関連記事でまとめていますので、そちらをご参照ください。

賃貸不動産経営管理士は宅建を持ってる人には意味がない?

 賃貸住宅管理業者(管理戸数200戸以上)は、賃貸住宅管理の知識・経験等を有する「業務管理者」を事務所ごとに1人以上、配置しなければならないこととされています。

 この業務管理者になるための要件のひとつに、「賃貸不動産経営管理士」が定められているわけですが、実は、業務管理者には、「宅建士で指定講習を修了した者」もなることができます

 このことから、宅建を持っている人は、賃貸不動産経営管理士の資格を取っても意味がない、という話に繋がってきます。

 とはいえ、実際のところ、宅建の資格者が講習を受けたからといって、賃貸不動産経営管理士試験の勉強内容が身につくはずがありません。

 実務をするうえで、賃貸不動産経営管理士の資格を取っておくことには確実に意味があります

試験日はいつ?

 賃貸不動産経営管理士試験は、毎年1回、11月の第3日曜日に実施されています。

 2024年度(令和6年度)の試験日程は、以下のとおりです。

賃貸不動産経営管理士試験の試験日程【2024年度】
願書請求 令和6年8月1日(木)~9月19日(木)24:00まで
申込期間 令和6年8月1日(木)~9月26日(木)
(一社)賃貸不動産経営管理士協議会
試験日時 令和6年11月17日(日)
13:00~15:00(120分間)
合格発表 令和6年12月26日(木)
※ 発表時間は例年 10:00
受験料 12,000円
受験資格 年齢、性別、学歴などの制約なく、誰でも受験可能

どんな問題が出題される?

 賃貸不動産経営管理士試験は、四肢択一(マークシート方式)で、下記の科目について、50問が出題される筆記試験です。

  • 管理受託契約に関する事項
  • 管理業務として行う賃貸住宅の維持保全に関する事項
  • 家賃、敷金、共益費その他の金銭の管理に関する事項
  • 賃貸住宅の賃貸借に関する事項
  • 法に関する事項
  • 上記に掲げるもののほか、管理業務その他の賃貸住宅の管理の実務に関する事項

免除講習(5問免除)とは?

 なお、賃貸不動産経営管理士講習(試験の一部免除)を修了した場合は、その年度と翌年度の試験において、「5問」の免除を受けることができます。

 つまり、免除講習を受ければ、本来50問出題されるところが45問になるということですね。

免除講習はこちら(公式サイト)

難易度は?合格率はどれぐらい?

賃貸不動産経営管理士試験の難易度の推移グラフ

 賃貸不動産経営管理士試験の合格率は、従来、50%程度で推移していましたが、国家資格化に伴い、30%程度まで難化が進んでいます。

 とはいえ、合格率30%というと、国家資格の難易度としては易しい方の部類に入りますね。

合格に必要な勉強時間は?

 一般的に、初心者が賃貸不動産経営管理士試験に合格するためには、100時間の勉強時間が必要といわれています。

 例えば、1日の勉強時間が1時間なら3ヶ月程度の学習期間になりますし、2時間なら1ヶ月半程度、といった形で考えていただければいいかと思います。

1日の勉強時間 学習期間
1時間 3ヶ月
2時間 1ヶ月半
3時間 1ヶ月

 ただし、これは完全な初心者の話ですので、例えば宅建や管理業務主任者試験に合格している方であれば、もっと短時間での合格も可能です。

 私も、既に宅建・管理業務主任者・マンション管理士に合格していましたので、賃貸不動産経営管理士試験には、33時間の勉強時間で合格できました。

合格点・合格ラインは?

賃貸不動産経営管理士試験の合格点の推移

 賃貸不動産経営管理士試験は相対評価の試験ですので、合格点(合格ライン)は、毎年変動します。

 2020年度に40点満点から50点満点に変更されてからは、34~40点程度、つまり、7~8割程度が合格ラインになっています。

 ですので、とりあえずは8割の正解を目指して、勉強する必要がありますね。

賃貸不動産経営管理士と宅建はどちらが難しい?どっちを先に取るべき?

 賃貸不動産経営管理士試験は、合格率が約30%で、必要な勉強時間は約100時間です。

 一方、宅建試験は、合格率が約15%で、必要な勉強時間は約300時間です。

 このため、宅建の方が賃貸不動産経営管理士よりも2倍~3倍難しいといえます。

 また、どちらを先に取るべきかというと、もちろん資格を取得する理由によりますが、私としては、先に宅建を取ることをおすすめします

 なぜかというと、賃貸不動産経営管理士は、賃貸不動産の管理業者で働く際には役立ちますが、それ以外では役立つ場面は少なく、汎用性の低い資格です。

 一方、宅建は、不動産・法律資格の登竜門とも呼ばれ、多くの資格のベースになる知識が学べますし、知名度もあるためステータスになり、就職・転職の際に役立つ場面が多くあるためです。

賃貸不動産経営管理士講座はユーキャン・フォーサイトにもある?

 あらゆる資格講座を展開しているユーキャンですが、賃貸不動産経営管理士の通信講座は開講していません。

 その代わりユーキャンでは、独学者向けのテキスト『賃貸不動産経営管理士 速習テキスト&問題集』を出版しています。

 詳しくは、下記の関連記事で紹介していますので、そちらをご参照ください。

 また、フォーサイトは、宅建・マンション管理士・管理業務主任者などで高い実績をあげていますが、賃貸不動産経営管理士講座はまだ開講していません。

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