LEC賃貸不動産経営管理士講座の評判・口コミは?徹底レビュー!
更新日:2024年11月19日
LECの賃貸不動産経営管理士講座は、当サイトの賃貸不動産経営管理士の通信講座おすすめランキングで、おすすめNo.3として紹介している講座です。
LECは、法律・不動産資格における業界最大手の資格予備校で、人気と実力を兼ね備えた豪華な講師陣が大きな魅力ですね。
このページでは、LEC賃貸不動産経営管理士講座の特徴や、どのような点が優れているのか、また、残念な点はないのかなど、評判・口コミを踏まえて紹介していきますので、ぜひ参考にしてください!
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LEC賃貸不動産経営管理士講座の評判・口コミ
まずはじめに、LEC賃貸不動産経営管理士講座の評判・口コミから確認しておきたいと思います。
LECに関する代表的な評判・口コミを整理すると、以下のようなものが挙げられます。
良い評判・口コミ
- 人気講師(友次先生)の講義がわかりやすい
- 大手スクールで豊富な実績と知名度もあり、安心できる
- 多彩なコース(初学者・学習経験者・宅建合格者など)が用意されていて、自分に合わせて選べる
悪い評判・口コミ
- 受講料(価格)が高い
このように、LEC賃貸不動産経営管理士講座は、価格が高いことを除けば、良い評判が多いですね。
評判・口コミの分析
では、この評判について、私なりに分析してみたいと思います。
人気講師のわかりやすい講義は絶大なメリット
LEC賃貸不動産経営管理士講座の最大の特徴は”人気講師の友次先生”ですね。
友次先生は、「賃貸不動産経営管理士の合格のトリセツ」や「宅建士の合格のトリセツ」など、人気テキストの著者であり、「講義のスペシャリスト」と呼ばれるほど、圧倒的にわかりやすい講義を提供してくれる先生です。
この講師の授業が受けられるわけですから、そのメリットは絶大ですね。
長年の指導実績と優れた合格実績による安心感
さらに、法律・不動産資格の最大手の予備校として長年の指導実績を誇るLECですから、講義だけでなく、教材もカリキュラムも、すべてにおいて長年のノウハウが凝縮されています。
当然、受験生としては、「LECに任せておけば大丈夫」という、もの凄い安心感がありますよね。
自分に合ったコースで効率学習できる
賃貸不動産経営管理士は、2021年に国家資格になったことで注目を集め、受験生が急増している資格のため、既に宅建を取得しているような学習経験者が多いのが特徴です。
賃貸不動産経営管理士の試験範囲には宅建の知識と重複する部分もあるため、学習経験者向けのコースなら、効率的に勉強できるメリットがありますね。
受講料が高い
あとは、受講料の問題ですね。。。
大手予備校は、通学スクールの運営費の問題から、通信講座専門の講座に比較して、高額になる傾向があります。
この賃貸不動産経営管理士講座に関しても例外ではありません。
人気講師のわかりやすい講義や大手予備校の安心感などのメリットと、値段の安さのどちらを選ぶか、、、という判断が必要ですね。
LEC賃貸不動産経営管理士講座の概要
次は、LEC賃貸不動産経営管理士講座の概要について、簡単に確認しておきます。
法律資格を中心とした業界最大手の予備校
LECは、株式会社 東京リーガルマインドが運営する資格予備校です。業界最大手の予備校ですので、誰もが聞いたことがあると思います。
LECは、1979年に、司法試験の予備校として創立して以来、司法試験のほか司法書士、行政書士などの法律資格を中心に宅建試験その他の不動産資格や会計資格などの講座を展開し、数多くの合格者を輩出し続けています。
ちなみに、”LEC”というのは、”Legal Education Center”の略ですので、まさに法律資格の受験指導校ですよね。
LECはとにかく事業規模が大きいため、通学・通信講座のほか、市販テキストの出版から全国公開模試の実施など、資格試験の世界では非常に大きな存在感を持っていますね。
⇒ LEC 賃貸不動産経営管理士通信講座 公式サイト |
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通信講座名・受講料 |
※2025年度向け講座 未開講
賃貸不動産経営管理士 合格プライムコース【2024年試験向け】 |
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公式サイト | LEC 公式サイトへ |
※ 教育訓練給付金の対象講座にはを表示しています。受給要件など詳細はこちら⇒ 教育訓練給付制度とは?支給条件・申請方法・対象資格まで解説
通信講座/通学スクール|選べる受講形態
LEC賃貸不動産経営管理士講座では、通信講座か通学スクールのいずれかを選択して受講することができます。
通信講座では、Web通信かDVD通信を選ぶことができます。
また、通学スクールでは、以下の受講形態があります。
- 生クラス
… LEC本校の教室で、講師の講義を直接受講する形態です。 - ビデオクラス
… LEC本校の教室で、大型モニターに放映される講義を受講する形態です。 - Webシート受講
… LEC本校の個別ブースで、インターネット端末によりWeb動画を受講する形態です。 - 提携校通学
… LEC提携校で、Web講義・DVD講義を事前に予約した日時・時間内に学習ブースで受講する形態です。
※ 生クラスの場合は、各校舎ごとに、講師の生の授業を受けることになりますが、その他のクラスでは、通信講座と同様、収録された講義を受講する形になります。
それでは、LEC賃貸不動産経営管理士講座を項目ごとにレビューしていきたいと思います。
LEC賃貸不動産経営管理士講座は人気講師が講義を担当!
では、LEC賃貸不動産経営管理士講座の講師・講義からレビューしていきます。
講義のスペシャリスト「友次正浩」先生
LEC賃貸不動産経営管理士の通信講座は、LEC専任講師の友次 正浩先生が担当します。
友次講師は、過去問分析力と講義テクニックに定評があり、「講義のスペシャリスト」と呼ばれるほど圧倒的にわかりやすい講義を提供してくれます。
LECの人気テキスト「賃貸不動産経営管理士 合格のトリセツ」や「宅建士 合格のトリセツ」シリーズの著者でもありますので、この講座では、著者本人の講義を直接受講できてしまうわけですね。
なお、講義は通信講座専用に収録したものですが、1講義150分となっています。
Web講義 or DVD講義を選択
なお、LECの通信講座では、①「Web動画」+「音声ダウンロード」、②「DVD」のいずれかを選択できます。
このうち①の受講形態では、自宅での学習はWebで受講し(スマホやタブレットも可)、通勤時などの隙間時間には携帯音楽プレイヤーなどで学習することが可能です。
講義動画は、0.5倍速から2.0倍速まで速度調節できます。
人気テキスト「合格のトリセツ」シリーズを使用!
LEC賃貸不動産経営管理士講座では、友次講師の「賃貸不動産経営管理士 合格のトリセツ」シリーズが使用されます。
印刷は、黒と赤系の2色刷りです。
- 賃貸不動産経営管理士 合格のトリセツ&一問一答
- 賃貸不動産経営管理士 合格のトリセツ過去問題集
イラスト・図表が豊富なテキスト
出典:Amazon
「合格のトリセツ&一問一答」は、イラストや図表が豊富で、”合格のトリセツ”らしいわかりやすいテキストです。
第1編から第5編までで構成されており、各編ごとにテキスト部分と一問一答部分とに分かれています。
重要度がランク分けされた問題集
出典:Amazon
「合格のトリセツ過去問題集」は、過去9年分の本試験問題を分野別に収録した過去問題集です。
各問題には、重要度が3段階にランク分けされているほか、解説の重要語句と答えは赤シートで隠せるようになっています。
LEC賃貸不動産経営管理士講座の多彩なコース・料金
LEC賃貸不動産経営管理士講座では、「初学者向け」、「宅建合格者向け」、「宅建受験者向け」という多彩なコースが用意されています。
賃貸不動産経営管理士試験は、完全な初学者以外にも、宅建試験の合格者や、宅建と同一年度にW受験される方も多いので、それぞれ自分に合ったコースを受講すれば効率的に学習できますね。
初学者向け「合格フルコース」
LECの初学者向けコース「賃貸不動産経営管理士合格フルコース」のカリキュラムは全27回で構成されています。
インプットとして「入門講座(3回)」、「合格スタンダード講座(13回)」で基礎知識を習得し、アウトプットとして「過去問徹底分析講座(6回)」、「チャレンジ答練(1回)」で解答力を養成します。
そして、「全国公開模擬試験(2回)」で本試験の予行演習を行ったうえで、最後の「予想論点総まとめ講座(2回)」で重要知識の最終確認をし、本試験を迎えるという充実のカリキュラムです。
講座名 | 回数 |
---|---|
入門講座 | 3回 |
合格スタンダード講座 | 13回 |
過去問徹底分析講座 | 6回 |
チャレンジ答練 | 1回 |
全国公開模擬試験 | 2回 |
予想論点総まとめ講座 | 2回 |
合計 | 全27回 |
[Web] [DVD] |
宅建合格者・法律学習経験者向け「合格スタンダードコース」
また、宅建合格者・法律学習経験者向けの「賃貸不動産経営管理士 合格スタンダードコース」は全24回のコースで、上記の合格フルコースから、最初の「入門講座(3回)」をカットしたコースになっています。
講座名 | 回数 |
---|---|
合格スタンダード講座 | 13回 |
過去問徹底分析講座 | 6回 |
チャレンジ答練 | 1回 |
全国公開模擬試験 | 2回 |
予想論点総まとめ講座 | 2回 |
合計 | 全24回 |
[Web] [DVD] |
宅建試験受験者向け「合格プライムコース」
そして、同一年度に宅建試験をW受験する方向けの「賃貸不動産経営管理士 合格プライムコース」は全16回のコースになっています。
まずはじめに「合格プライム講座(7回)」で効率的にインプットし、「過去問徹底分析講座(6回)」でアウトプット、そして、「全国公開模擬試験(1回)」、「予想論点総まとめ講座(2回)」で仕上げるという、コンパクトなカリキュラムです。
講座名 | 回数 |
---|---|
合格プライム講座 | 7回 |
過去問徹底分析講座 | 6回 |
全国公開模擬試験 | 1回 |
予想論点総まとめ講座 | 2回 |
合計 | 全16回 |
[Web] [DVD] |
LECの合格実績は公表されていない
LEC賃貸不動産経営管理士講座の合格実績は、残念ながら公表されていません。
なお、公式サイトでは、2023年度試験において、5名の「合格者の声」が掲載されています。
※ 2022年度試験:5名、2021年度試験:3名、2020年度試験:4名
インターネット質問サービス「教えてチューター」で質問できる
学習するうえで疑問が生じた場合は、インターネット質問サービス「教えてチューター」により、LEC専門スタッフに質問することができます。
ただし、この質問サービスには回数制限が設けられており、賃貸不動産経営管理士の3つのコースいずれも15回が上限となっています。
LEC賃貸不動産経営管理士講座の徹底レビューまとめ
以上、LECの賃貸不動産経営管理士講座について、レビューしてきました。
やはり、一番の魅力は、人気講師「友次正浩」先生の講義ですね。
友次先生の人気テキスト「合格のトリセツ」シリーズを教材に、『講義のスペシャリスト』と呼ばれる友次先生自らの講義が受けられます!
そして、宅建試験の学習経験に合わせて、充実のカリキュラムからコンパクトなカリキュラムまで選べるのも魅力です。
受講料がやや高額ですが、これだけ魅力のある講座ですので、受講して損はないはずです。
まとめ表
⇒ LEC 賃貸不動産経営管理士通信講座 公式サイト |
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費用(受講料) |
※2025年度向け講座 未開講
③賃貸不動産経営管理士 合格プライムコース【2024年試験向け】
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講義時間数・講義スタイル |
①63時間(インプット45時間+アウトプット18時間) ②56時間(インプット38時間+アウトプット18時間) ③39時間(インプット23時間+アウトプット16時間) 講義は通信講座専用に収録。画面にテキストを表示して解説。1講義150分 |
教材 |
【テキスト】2色刷り冊子版テキスト(LEC「賃貸不動産経営管理士 合格のトリセツ」シリーズを使用) 【問題集】冊子版問題集 【eラーニング】(受講形態でWebを選択した場合) |
合格率・合格実績 |
公式サイトに5名の「合格者の声」を掲載(2023年度) |
サポート体制 |
メールによる質問対応(回数制限:15回) |
公式サイト |
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