マンション管理士の独学に必要な勉強時間は?おすすめ勉強法を紹介!
更新日:2024年7月28日
マンション管理士試験は、合格率9%の難関試験です。
このマンション管理士に独学で合格するにはどれぐらいの勉強時間が必要なのでしょうか。そして、どんな勉強をすればいいのでしょうか。
このページでは、マンション管理士試験に一発合格した私の勉強時間や、おすすめ勉強法を紹介しますので、ぜひ参考にしてください!
【執筆者】 |
執筆者紹介 |
マンション管理士の独学に必要な勉強時間は?
それでは、マンション管理士試験に合格するために必要な勉強時間について、紹介していきたいと思います。
- 勉強時間の目安は、500時間程度
- 宅建・管理業務主任者の合格者なら最短250時間でOK
- 半年~1年前から勉強を始めるのが標準的
勉強時間の目安は500時間
一般的に、初心者がマンション管理士試験に合格するためには、500時間の勉強時間が必要と言われています。
人それぞれ、予備知識がどれだけあるか、実務経験があるかなど違いがありますので一概には言えませんが、初心者の場合は、500時間というのを目安として学習計画を立てていただければと思います。
宅建・管理業務主任者の合格者なら最短250時間でOK
一方、宅建や管理業務主任者の合格者の場合は、試験科目の多くが重なっていますので、もっと短い勉強時間での合格が可能です。
私も、既に宅建・管理業務主任者試験に合格していましたので、マンション管理士試験には、必要とされる勉強時間の半分以下の200時間という勉強時間で合格することができました。
ですので、宅建や管理業務主任者試験の合格者の場合は、最短250時間ぐらいの勉強時間が目安になってくるかと思います。
半年~1年前から勉強を始めるのが標準的
マンション管理士試験の合格に必要な学習期間は半年~1年程度が標準的です。
ただし、これも同様に、初心者の場合の話です。宅建・管理業務主任者試験の経験がある方なら、もっと短期間での合格が可能ですね。
私も、マンション管理士試験に合格するために勉強した期間は、約4ヶ月間でした。
マンション管理士試験は、毎年11月の最終日曜日に実施されますので、その4ヶ月前の7月半ば頃から勉強を開始したと思います。
1日あたりの勉強時間は、平日は約1時間、休日は約2時間の勉強をしました。
1日の勉強時間とスケジュール
マンション管理士試験に必要な勉強時間が500時間とした場合に、1日の勉強時間によって、スケジュールがどのように変化するか整理すると、下表のようになります。
1日の勉強時間 | 学習期間 |
---|---|
3時間 | 半年 |
2時間 | 8ヶ月 |
1時間 | 1年半 |
例えば、1日の勉強時間が3時間なら半年程度の期間になりますし、1日に2時間なら8ヶ月程度、1日に1時間なら1年半程度の学習期間が必要になると考えていただければいいかと思います。
短期集中の方が勉強効率は高い
このように、社会人の方が勉強時間を確保するのは、なかなか大変だと思いますが、できれば短期集中で、1日2時間~3時間程度を確保して、8ヶ月~半年程度で合格を目指すのが、ベターではないかと思います。
1日1時間で1年半というのも、やむを得ないかと思いますが、覚えたことを忘れてからまた覚え直すというサイクルが長くなり、勉強の効率が低下してしまいますので、その点はご注意いただきたいと思います。
もちろん、1日に3時間の勉強時間が確保できる人は、短期集中で半年というスケジュールも可能です。
短期集中の方が、繰り返しのサイクルが早くなりますので、勉強の効率は格段に上がります。
このことは、私が司法書士の勉強をした際に、強く実感しました。1日の勉強時間が増えると、こんなにも勉強の捗り方が違うのかと痛感しましたね。
1日の勉強時間が2倍に増えれば、勉強が2倍捗るといった単純な話ではなく、3倍にも4倍にも効率が上がるイメージです。1回転するのが早くなればなるほど、記憶の定着が効率的に進むんですね。
宅建・管理業務主任者など不動産資格と勉強時間・難易度を比較
マンション管理士試験の合格に必要な勉強時間を、宅建や管理業務主任者などの不動産資格と比較して整理すると、以下のようになります。
資格名 | 合格率 | 必要な勉強時間 |
---|---|---|
マンション管理士 | 約 9% | 500時間 |
宅建士 | 約 15% | 300時間 |
管理業務主任者 | 約 20% | 300時間 |
賃貸不動産経営管理士 | 約 30% | 100時間 |
マンション管理士が500時間に対し、宅建は300時間、管理業務主任者も300時間、そして賃貸不動産経営管理士は100時間です。
つまり、これら不動産資格のなかで、マンション管理士が最も多くの勉強時間が必要ということになります。
これは、合格率を見ても同様で、マンション管理士が9%に対し、宅建は15%、管理業務主任者は20%、そして賃貸不動産経営管理士は30%と、マンション管理士が一番難しい資格というのがわかりますね。
仕事で忙しい社会人が勉強時間を作る方法
次は、マンション管理士に合格するための勉強時間の作り方についてです。
- 帰宅してから寝るまでの時間で勉強時間を確保する
- 朝早く起きて勉強時間を作り出す
- スキマ時間で勉強時間を作り出す
- 睡眠時間を削って勉強時間を作り出す (あまりおすすめできませんが・・・)
帰宅してから寝るまでの時間で勉強時間を確保する
私の場合、マンション管理士試験の勉強は、毎日仕事を終えて家に帰り、食事と入浴を済ませてから寝るまでの時間にしていました。
やはり、この時間帯が誰でも一番確保しやすく、また、集中できる時間だと思います。
朝早く起きて勉強時間を作り出す
そのほか、朝早く起きて勉強時間を確保する方法もありますね。
仕事を終えて帰ってきてからの時間では、体が疲れ果てて勉強なんてできない、、という方は、朝の方がいいかもしれません。
私は、マンション管理士試験の勉強は夜だけでしたが、管理業務主任者試験の受験勉強の際は、朝1時間早く起きて勉強していました。
私は朝が苦手なので、この勉強時間の作り方はけっこう辛かったですが、朝起きるのが得意な方には、いい方法だと思います。
スキマ時間で勉強時間を作り出す
ほかにも、スキマ時間(通勤時間・昼休みなど)を使って勉強することも考えられますね。
私は車通勤だったので通勤時間は使えませんでしたが、電車通勤の方にとっては電車の中で過ごす通勤時間は勉強するにはなかなか適した時間なのではないでしょうか。
また、スキマ時間としては、昼休み時間もけっこう使えると思います。
昼休みは1時間ありましたので、最低でも30分は余る時間がありますよね。この時間に、休憩所でコーヒーを飲みながら、スマホで勉強したこともありましたね。
その他にも、賃貸不動産経営管理士試験の受験勉強の際は、朝食(パン)を食べながらの時間や、その後のコーヒーを飲みながらの時間も、勉強時間にしていました。
睡眠時間を削って勉強時間を作り出す (あまりおすすめできませんが・・・)
あと、司法書士試験の受験勉強の際は、かなり体に負担をかけてしまいましたが、仕事の残業が多く、どうしても勉強時間が確保できなかったため、夜寝る時間を遅らせて、睡眠時間を1時間削って勉強したこともありました。
元々は6時間の睡眠時間でしたが、5時間まで減らしました(夜2時に寝て、朝7時に起きる)。その生活を続けた結果、体に異変が、、、ということで、あまりおすすめできない方法ですが、短い期間なら瞬発力で乗り切ることも可能かもしれませんね。
- 独学が不安な方はこちら⇒マンション管理士の通信講座ランキング
マンション管理士の独学におすすめの勉強法
では次は、マンション管理士試験の勉強方法について、紹介したいと思います。
私は、マンション管理士には通信講座で合格しましたが、宅建や行政書士、FP1級、管理業務主任者には独学で合格しましたので、その勉強法をベースに、マンション管理士試験の独学におすすめの勉強法を紹介したいと思います。
※ なお、私がマンション管理士に限り通信講座を選んだ理由は、”机に座って勉強できない”という怠け癖がついてしまったことと、スマホだけで勉強が完結でき、値段も超お安い『スタディング マンション管理士講座』に出会ったことが大きな理由です。詳しくは、スタディングのマンション管理士講座【合格体験記】をご参照ください。
おすすめ勉強法の全体の流れは以下のとおりですので、順に詳しく紹介していきます。
- テキスト・過去問を選ぶ(最低限、1冊ずつあればOK)
- テキストを通読し、全体像を把握する
- 章ごとにテキストを読み、そこに対応する過去問を解く
- 過去問のみを解いていく(最低でも3回は解く)
- 模試を受験する(又は予想問題集を解く)
①テキスト・過去問を選ぶ(最低限、1冊ずつあればOK)
マンション管理士の試験日までの勉強期間や1日の勉強時間などの大まかなスケジュールが決まれば、受験勉強をするためのテキスト選びから始めましょう。
そして、そのテキストに対応した過去問も併せて選びます。
独学の場合、最低限、テキストと過去問がそれぞれ一冊ずつあれば合格できます!
マンション管理士の独学におすすめのテキストや問題集については、下記の関連記事で詳しく紹介していますので、そちらをご参照いただければと思います。
②テキストを通読し、全体像を把握する
独学用のテキスト・問題集が決まったら、いよいよ勉強開始です!
まずは、テキストを一通り読みます。
この際は、とにかくわからないことがあっても気にせずに、ドンドン読み進めることがポイントです。
細かいところは気にせず、大雑把にイメージを把握するつもりで読み進めるのがいいと思います。細かいところを気にしすぎると前に進めなくなり、挫折してしまうおそれがありますので。。
③テキストを章ごとに読み、そこに対応する過去問を解く
テキストを一通り読み終わったら、次は問題演習に入ります。
ただし、ここですぐに過去問を解こうとしても、テキストの最初に書いてあったことなどスッカリ忘れていますので、挫折感を味わうだけです。
このため、再度、テキストを章ごとに読み直してから、その項目に対応する過去問を解く、という方法をおすすめします。
問題を解くことによって、テキストを読むだけでは理解できなかった部分も理解できるようになりますし、テキストには問題を解くために直接必要のない記述も含まれていますので、とにかく最初にテキストを読む際は、余計なところで引っ掛からないように注意してください。
なお、問題集を解く際に、テキストに書いてあった内容が頭に浮かばないときは、必ずテキストの該当部分を読み直すようにします。
④過去問のみを解いていく(最低でも3回は解く)
このようにして、テキストと過去問の平行学習が終わったら、次は、過去問だけを再度解いていきます。
この際は、各問題についているチェック欄を使って、知識があいまいな問題や、間違えた問題などにチェックを入れておき、あとで復習できるようにしておきます。
過去問については、時間の許す限り、最低3回は解くことをおすすめします。
⑤模試を受験する(又は予想問題集を解く)
試験の直前期に入ったら、模試を受験します。
模試を受けることで、自分の苦手分野・弱点が把握できますので、本試験に向けて集中的に知識を補強することができます。
また、予備校が分析した予想問題が出題されるため、本試験に出題される可能性が高い問題を押さえることもできます。
そして、模試は本試験と同じ時間・形式で行われるため、解答の時間配分やマークシートの解答形式、本試験の緊張感に慣れるなどの効果も期待できますね。
ただし、「本試験の緊張感に慣れる」という点を重視しないなら、市販されている予想問題集を購入し、本試験のシミュレーションをすることで、予備校の模試に代える方法もあります。
それぞれ、以下のページで紹介していますので、参考にしてください。
独学で勉強する際のコツ・注意点
次は、私が独学で勉強する際に実践している勉強法のコツをお伝えしたいと思います。
- 知識はテキストに集約する
- 問題集を解くことでテキストを記憶する
- テキストの確認した箇所に線を引く
- わからなくても気にせず前に進むこと!
- 勉強のモチベーションをいかに維持するかが鍵
知識はテキストに集約する
上記の勉強法③のところで、「過去問を解く際に、テキストに書いてあった内容が頭に浮かばないときは、必ずテキストの該当部分を読み直すようにします。」と書きました。
マンション管理士試験は、ほぼほぼ暗記試験です。知識として頭に入っているかどうか、試験問題を解く際に、その知識を思い出すことができるかどうか、が問われる試験です。
思い出すときは、必ずテキストを思い出すようにします。問題集の解説を思い出すわけではありません。
テキストと問題集に記憶が分散してしまうと、正確な知識にならずロスが出てしまいます。
また、問題集で覚えると、体系的な知識になりません。バラバラで継ぎはぎの知識にしかならないんです。
必ずテキストを思い出すことを徹底することで、知識がテキスト1ヶ所に集約され、体系的な知識にすることができます。
そうすることで、同じ論点でも異なる角度から問われるような問題や、少し応用的な問題にも対応できるようになるはずです。
問題集を解くことでテキストを記憶する
問題集を解くことは、テキストの知識を記憶に定着させるための手段です。
テキストを読むだけではなかなか知識を定着させることができませんが、記憶を何度も出し入れすることで、定着させることができます。
問題を解くことで、目の前にテキストがない状態で、テキストの内容を思い出す練習ができるわけです。
問題を解く際に、テキストの内容が頭に浮かんでこなければ、必ずテキストを読み返すことを徹底しましょう。
問題演習とは、テキストを想起する訓練です。問題を解くことで、テキストを記憶するんです。
これは、私にとって、暗記系資格の勉強における鉄則だと思っています。
テキストの確認した箇所に線を引く
曖昧な知識を確認するためにテキストを読み返したときは、そのポイントとなる箇所に鉛筆やマーカーなどで線を引くようにしましょう。
私は、昔はマーカーで線を引いていましたが、最近は(司法書士試験やFP試験)、鉛筆(シャープペン)だけで線を引くようになりました。
マーカーで引くと、引き間違いや引き過ぎなどの修正がしにくいことや、強弱の変化を付けにくいというのが理由です。
マーカーで色分けをすれば、意味合いに変化を持たせることもできますが、私はシャープペンで、下線のみ、四角く囲む、丸く囲むなど変化をつけています。
また、何度読んでも記憶に残っていないところは、そこを確認するたびにシャープペンで何重にも線を引いたり、グリグリ囲ったりしながら、頭に叩き込んでいくことができるので、私は鉛筆(シャープペン)で線を引く方が好きです。
わからなくても気にせず前に進むこと!
独学の場合は、通信講座や通学講座を受講する場合と違って、わからないことがあっても講師に質問したりすることはできません。
このため、わからないことが出てきた場合は、自分で悩むか参考書を調べるか、ネットで検索するなど、自分で解決するしかありません。
ただし、ここで深入りをしてしまうと、さっぱり前に進まなくなってしまいますので、これが独学の大きな落とし穴になってしまいます。わからないから悩む、、そして、解決できずに投げ出す。。。
こうならないようにするためには、気にせず前に進むことです。とにかく進める!
悩み込んでしまってはいけません。
何度も繰り返すうちに、わかることが多くあります。テキストでわからなくても、問題集を解けばわかることもあります。一度解いてもわからなくても、二度目に解いたらわかることもよくあります。
ですので、とにかく悩み込むんでしまうこと、これが一番ダメです。この点には、くれぐれも注意してください。
勉強のモチベーションをいかに維持するかが鍵
モチベーションが下がったときに、どのようにしてモチベーションを上げればいいか、私自身の経験をもとに、挙げてみたいと思います。
- 友人や家族など周りの人に、マンション管理士試験を受験することを公表する。
周りの人に言ってしまうと、不合格になると恥ずかしいという気持ちから、頑張ろうという気持ちになりますよね。X(Twitter)で勉強アカウントをつくるのもいいですね。 - 勉強する場所を変える。
いつも同じ場所で勉強していると、だらけてしまいますが、そんな場合は、勉強する場所を変えるというのもいいかもしれません。喫茶店や図書館、コワーキングスペースなどで勉強してもいいですし、外に出るのが難しければ、家の中で、違う部屋に移動するだけでも気分転換になるのではないでしょうか。 - 何のためにマンション管理士試験の合格を目指しているのか思い返す。
そもそも何のためにマンション管理士の合格を目指しているのか思い返してみれば、またやる気もアップしてきます。 - 合格したら〇〇をする。といった計画を立てる。
合格したらご褒美で旅行に行くとか、ご馳走を食べに行くとか、色んな計画を立てるというのもいいですね。 - 1日に〇時間必ずやると決める。または、〇ページ必ず読むと決める。
具体的に数値目標がある方が、やる気が出ますよね。達成感も出ます。 - 根を詰めないで、余裕をもって。休憩を取りながら。
あまり根を詰めすぎると、精神的にも体力的にも持ちませんので、ほどほどに。 - 勉強の記録をつける。
今日は何ページ進んだ、何時間勉強した。という記録を毎日つけましょう。これをすると、達成感が出ます。逆に、今日はあまり進まなかった、、明日はがんばろう!という気持ちにもなります。 - 勉強が遅れてきたら、随時スケジュールを見直す。
スケジュールどおりに進まないから、もうダメだ、、間に合わない。とすぐに諦めてはいけません。ここからが勝負どころです。ここで踏ん張れる人が合格するんです。スケジュールどおりできる人なんていません。妥協できるところは妥協して、最低限・最小限の勉強内容に絞り込んで、スケジュールを見直しましょう。
独学でマンション管理士に挑戦する場合、実は、勉強を続けるモチベーションを維持することが一番大変です。
合格できるかどうかは、モチベーションを維持できるかどうかにかかっていると言っても過言ではないと思います。
つまり、最初に立てたスケジュールどおりに勉強すれば、きっと誰でも合格できると思うんです。
しかし、スケジュールどおりに勉強ができる人なんて、ほとんどいないと思います。私もそうです。
私の場合は、スケジュールを崩しながらも、なんとかスケジュールの修正を繰り返し、ぎりぎりのラインで最後の仕上げまで持っていってゴールを迎えるというパターンが多いです。
とにかく、最低限、テキスト1周+問題集2~3周は回せるように、試験当日まで勉強を続けないといけません。
マンション管理士の独学に必要な勉強時間とおすすめ勉強法まとめ
以上、独学でマンション管理士に合格するための勉強時間や勉強法について紹介してきました。
最後に、ここまでの内容を整理しておきたいと思います。
- 勉強時間は、一般的には500時間程度が必要
- 学習期間は、半年~1年程度
- ただし、宅建や管理業務主任者試験の学習経験があれば、半分以下の勉強時間で合格可能
- おすすめの勉強法は、テキストを通読→テキストを章ごとに読み直しながら対応する過去問を解く→問題集だけを再度解く(3周)
- 独学でも、模試(又は予想問題集)は、取り組んだ方がよい
- 問題集を解くことでテキストの記憶をする。テキストを確認した際には線を引く。
- 独学では、悩み込むんでしまうことが一番ダメ。とにかく前に進むこと。
- モチベーションの維持が一番大変なため、周辺環境や目標などに工夫を
マンション管理士は、合格率9%という難関資格ですが、宅建や管理業務主任者の受験経験のある方にとっては、そこまで難しい試験ではありません。
独学であっても、テキスト1冊をしっかりと読み、問題集(過去問)を複数回繰り返すだけで、短期合格も十分に可能な資格だと思います。
合格率に臆することなく、ぜひ挑戦してみてください!
合格にかかった試験対策費用
ちなみに、私がマンション管理士試験対策に要した費用は、次のとおりです。
・通信講座(39,800円)+まとめ本1冊(1,512円) = 41,312円
私が購入した通信講座やまとめ本の詳細については、「スタディングのマンション管理士講座で合格しました【合格体験記】」のページをご参照ください。
また、マンション管理士に独学で合格を目指す方は、マンション管理士の独学におすすめのテキスト・問題集ランキングのページをご覧ください。
マンション管理士試験の受験結果
平成29年度合格 : 50問中36問正解(合格ライン:36問以上)
マンション管理士試験の合格証書です。公益財団法人 マンション管理センター 理事長の名で発行されています。
短期合格を目指すなら通信講座もおすすめ
当ページでは、独学で勉強することを前提に、おすすめ勉強法や勉強時間などをご紹介してきましたが、独学が不安な方や、さらなる短期合格を目指したい方には、通信講座もおすすめです。
下記の記事では、おすすめ通信講座を徹底的に比較してランキング形式で紹介しています。初心者向け講座のほか、費用の安い講座、合格率の高い講座、サポートの充実した講座など目的別のおすすめ通信講座もご紹介していますので、参考にしてください。
- 独学が不安な方はこちら⇒マンション管理士のおすすめ通信講座
5万円で人気通信講座が受講できます! 最安値は39,600円!