六法の分解・裁断方法
法律資格の勉強には六法が必須ですが、外出先にテキストは持ち歩けても、六法まではなかなか重くて持ち運びには不便です。
そこで、持ち歩けるように六法を分解(裁断)し、持ち運び用の六法を作成する方法があります。
こういった六法の分解方法については、ネットで検索すれば色々な方法が出てきますが、一応、私の分解方法も簡単に紹介しておきますので、参考にしていただければと思います。
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六法の分解方法(裁断方法)
分解用の六法は、「模範小六法」を使用しました。(←2020年版を最後に廃刊となり、後継として「法務六法」が刊行されました。)
まず、関連する法令ごとに(下記参照)、カッターで切ります。
この際は、切るべきページをグイッと押し開いた状態で、背表紙も一緒にカッターで切っていきます。
背部分は糊付けされていますが、カッターで切ったページ付近の数枚は、糊付けから外れてしまうことがあります。
この外れた数枚については、糊で貼り付けて(又はセロテープを貼って)補修します。
【関連する法令】
模範小六法で、つながって掲載されている法令と、司法書士の試験科目との関連から、下記のように分類しました。
- 〔民法〕民法、借地借家法
- 〔不登法〕不動産登記法、不動産登記令、不動産登記規則、区分所有法、仮登記担保法
- 〔会社法・商登法〕商法、会社法、会社法施行規則、商業登記法、商業登記規則、一般法人法
- 〔民訴等〕民事訴訟法、民事執行法、民事保全法
- 〔憲法〕憲法
- 〔刑法〕刑法
- 〔その他〕供託法、司法書士法
分解・裁断後の六法の補強
次に、このままでは、六法の薄い紙質のため耐久性がありませんので、表紙を貼り付けます。
表紙は、ある程度の厚みのある紙の方がよいと思いますが、私の場合は適当な紙がなかったため、普通のコピー用紙を使用しました。
そして、背の付近はビニールテープで補強しました。
分解・裁断した六法とテキストの一体化
そして、完成した分解六法を、テキストの裏表紙に挟み込んでおけば、テキストと六法が一体化し、テキスト1冊を持つと同時に六法も持ち運べる状態になります。
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