東京法経学院の土地家屋調査士講座の評判・口コミは?徹底レビュー!
更新日:2024年9月18日
東京法経学院の土地家屋調査士講座は、当サイトの土地家屋調査士おすすめ通信講座ランキングのページにおいて、おすすめNo.2で紹介している講座です。
当サイトのおすすめNo.1は、ダントツでアガルートですが、それでも根強く一定数の方が、当サイトから東京法経学院に申し込んでいる事実があります。
そこで、このページでは、なぜ東京法経学院が選ばれるのか、その底力について検証してみたいと思います。
土地家屋調査士講座は、東京法経学院・アガルートの二択になるという私の認識に変わりはありません。
アガルートは”効率的でスマート”なイメージですが、東京法経学院は”泥臭く愚直”なイメージです。
これは、私個人のイメージですが、人それぞれ受け止め方も違いますし、重視するポイントも違いますので、どちらを選ぶかは人それぞれの好みによると思います。
アガルートに魅力を感じるけれど、実績がまだ浅いため不安、、、やはり圧倒的な合格実績のある東京法経学院を受講した方がいいのかな、、と迷っている方もいらっしゃるかと思います。
そういった方に対して、東京法経学院に決断する後押しができるような情報を提供できればと思いますので、評判・口コミのひとつとして参考にしてください。
【執筆者】 |
執筆者紹介 |
東京法経学院の土地家屋調査士講座の評判・口コミ
まずはじめに、東京法経学院の土地家屋調査士講座に関する評判・口コミから確認しておきたいと思います。
代表的な評判・口コミを私なりに整理すると、以下のものが挙げられます。
良い評判・口コミ
- 長年の経験と実績のある講師の指導が受けられる
- 長年のノウハウが詰まった教材で学習できる
- 充実した答練で問題演習を積むことができる
- 圧倒的な合格実績があるから安心して受講できる
悪い評判・口コミ
- 講義映像は、ホワイトボードに板書するスタイルのため、テキストを画面に映し出すスタイルよりもわかりにくい
- テキストが白黒印刷で、とっつきにくい(ただし、メモ書きしやすいメリットもある) 。
- 教材がものすごいボリューム
このように、東京法経学院の土地家屋調査士講座に関しては、良い評判も悪い評判も存在していますね。
東京法経学院の概要
東京法経学院は、1961年に司法書士試験の受験指導を開始して以来、土地家屋調査士や行政書士などの受験講座を順次開講し、これまで多くの合格者を輩出してきました。
特に、土地家屋調査士試験に関しては、合格占有率7割を超える名門の資格予備校です。
他社に比べて東京法経学院は、土地家屋調査士試験に最も力を入れていることもあり、どの講座にしようか迷った場合は、東京法経学院を選んで間違いはないはずです。
なお、六法をはじめ、テキストや問題集、そして受験指導誌「月刊不動産法律セミナー」など、土地家屋調査士試験対策のテキストや問題集の市販教材も多く、独学で土地家屋調査士の資格取得を目指す人にとって欠かすことのできない出版社でもあります。
受講形態(通信講座/通学講座)
東京法経学院では、通信講座・通学講座のいずれも開講しています。
通信講座
通信講座の受講形態は、MP4ダウンロードタイプ(Webで講義動画をダウンロード)、DVD付タイプの2タイプがあります。
MP4ダウンロードタイプなら、スマホで講義を視聴することも可能なうえに、DVD付タイプよりも安価なことからも、MP4タイプをおすすめします。
しかも、他社はストリーミング再生ですが、東京法経学院はダウンロード方式になっているのが特徴ですね。つまり、事前に自宅のWi-Fiでダウンロードしておけば、外出先でも通信料を気にせずに視聴できるわけです。
通学講座
通学講座は、下記の5会場で開講しています。
- 東京校(日曜クラス・土曜クラス):東京都新宿区市谷本村町3-22 ナカバビル1階
- 名古屋校(日曜クラス・土曜クラス):名古屋市中村区名駅3-23-6 第二千福ビル7F
- 大阪校(日曜クラス・土曜クラス):大阪府大阪市北区中津1-2-21 明大ビル3F
- 福岡校(日曜クラス):福岡市中央区春吉3-21-21春野ビル3F
- 高松会場(日曜クラス):香川県高松市サンポート2-1
東京法経学院の土地家屋調査士講座
受講料をレビュー!
それでは、東京法経学院の土地家屋調査士講座について、受講料から順に確認していきたいと思います。
受講料の比較
東京法経学院の受講料をアガルートと比較すると、以下のようになります。
東京法経学院の受講料
①土地家屋調査士 新・最短合格講座(総合コース)【2025年向け】 ②土地家屋調査士+測量士補 超短期合格講座 フルパック【2025年向け】
|
アガルートの受講料
①土地家屋調査士試験 一発合格カリキュラム(フル)【2025年向け】 ②測量士補試験・土地家屋調査士試験 ダブル合格カリキュラム(フル)【2025年向け】 ③土地家屋調査士試験 一発合格カリキュラム【2024年向け】
|
お得な料金設定+合格者全額返金制度
上記のように、東京法経学院は、定期的に実施する値引きキャンペーンにより、アガルートよりも低料金を実現しています。
しかも、合格者には受講料全額を返金する制度が導入されていますので、合格すれば受講料は無料です!
東京法経学院の土地家屋調査士講座
講義・講師をレビュー!
次は、講義・講師について見ていきたいと思います。
層の厚い講師陣
東京法経学院の土地家屋調査士講座では、20名を超える講師が在籍するという層の厚い講師陣となっています。
通信講座を受講する場合、講師陣の層の厚さは関係ないのでは、と思うかもしれませんが、そんなことはありません。
これらの講師陣の知識と経験を合わせて、教材制作や答練の問題が作成されるわけですから、ひとりの講師で作成したものとは、精度が違います。
長年の経験と実績のある講師
そして、この講師陣を代表して、「内堀博夫」講師が通信講座の収録を担当されています。
講義は、このサンプル講義のとおり、ホワイトボードに板書しながら解説するスタイルですので、アガルートのようにテキストを画面に映し出しながら解説するスタイルに比べると、わかりにくいと感じる方もいらっしゃるかもしれませんね。
しかし内堀講師は、東京法経学院で長年にわたり講師を務め、多くの合格者を輩出し続けている実績がありますので、講師としての実績は圧倒的に優れています。
また、難しい論点を丁寧にわかりやすく解説してくれることで定評がありますので、安心して受講できると思います。
とにかく、土地家屋調査士試験の合格者の半数以上が、東京法経学院から輩出されているわけですから。
- 東京法経学院 内堀先生にインタビューしました!⇒東京法経学院 内堀講師にインタビュー!【土地家屋調査士講座】
東京法経学院の土地家屋調査士講座
教材をレビュー!
次は、教材についてレビューしたいと思います。
長年のノウハウが詰まった完全オリジナルの教材
東京法経学院では、多くの受講生に長年にわたり愛用されているオリジナルテキスト(択一対策として「合格ノート」、書式対策として「書式攻略ノート」)がメイン教材として使用されます。
いずれも非売品の完全オリジナルの教材です。※合格ノートは以前は市販されていましたが、現在は非売品
これらの教材は、東京法経学院の長年培ってきたノウハウが盛り込まれた教材ですので、このテキストに任せて安心して学習できるはずです。
アガルートの教材には、ここまでの蓄積されたノウハウはないため、その意味では、東京法経学院の教材に敵いません。
白黒印刷の教材のメリット
東京法経学院の教材は、アガルートのようなフルカラーではなく、白黒印刷で、いわゆる「教科書」という雰囲気のテキストですが、白黒印刷の方がマーカーを引いたり、メモ書きしやすいメリットもあります。
それと、教材のボリュームが大量なことに驚くと思います。これだけやったんだから絶対大丈夫!という確かな自信が得られるはずです。
東京法経学院の土地家屋調査士講座
カリキュラムをレビュー!
次は、東京法経学院のカリキュラムについてのレビューです。
短期集中プログラム
東京法経学院の土地家屋調査士講座のカリキュラムは、インプット講座「基礎力養成編」(全43回)と、アウトプット講座「実力養成編(実戦答練+全国公開模試)」(全21回)+「応用力養成編(ハイレベルVロード プレミアム答練)」(全6回)とに分かれています。
※ アウトプット講座(実力養成編)のカリキュラムは、受講開始時期から試験日までの期間に応じて、
開講時【合格直結答練(全21回)】
⇒約10ヶ月前【実戦答練(全14回)】
⇒約半年前【総合模擬答練(全8回)】
へ3段階で短縮されていきます。
基礎力養成編では、択一対策として、民法、不動産登記法、土地家屋調査士法などの法律知識、及び、数学、求積といった書式対策の基礎から登記申請書、図面を作成するための技術の習得まで、初学者が最も効率的に知識を身に付けられるよう組まれた短期集中プログラムで学習を進めることができます。
充実の答練こそが合格の決め手!
そして次に、実力養成編では、答練と全国公開模試により、本試験レベルの問題に対応できる実力を身に付けていきます。
この答練は、独学者であっても東京法経学院の答練だけは受けようとするなど、土地家屋調査士受験の登竜門のような位置づけになっています。
ですので、費用をかけて通信講座を受講するのであれば、是非とも実力養成編も含めて受講しておくのがおすすめです。
そして最後の仕上げに、応用力養成編では、ハイレベルVロード プレミアム答練により、ハイレベルな新傾向問題にも対応できる応用力を身につけ、万全の体制を整えるカリキュラムになっています。
土地家屋調査士試験では、法律知識等のインプットよりも、書式(記述式)問題の演習量が合否のカギを握っています。このため、書式の問題演習を含むアウトプットのカリキュラムが非常に重要になります。
東京法経学院は、豊富な答練で徹底的に演習を行うことで、合格レベルの実力が身につけられます。
この点が、東京法経学院が合格者の占有率ナンバーワンである所以だと考えられますね。
東京法経学院の土地家屋調査士講座
合格実績をレビュー!
次は、東京法経学院の合格実績を確認しておきたいと思います。
合格占有率は驚異の7割!
実績については言うまでもありませんが、東京法経学院がナンバーワンです。
この実績が素晴らしい!
土地家屋調査士試験の合格者のうち、東京法経学院の合格者占有率は、驚異の7割の実績を誇っています!
2023年度試験においては、全合格者428名中323名(合格占有率75.5%)を輩出するなど、例年6割を超える合格者を輩出していますので、土地家屋調査士試験は、まさに東京法経学院の「独り勝ち状態」と言えますね。
※ 2022年度:424名中309名(合格占有率72.9%)、2021年度:404名中318名を輩出(78.7%)、2020年度:392名中256名を輩出(65.3%)
なお、公式サイトでは、2022年度試験において、21名の「合格体験記」が掲載されています。(2021年度:12名、2020年度:7名)
合格者の内訳までしっかり公表!
この合格者については、以下のように、内訳までしっかりと公表されています。
講座受講生 | 169名 | 39.5% | 62.6% | 75.5% |
短期講座受講生 | 99名 | 23.1% | ||
メディア教材等利用者 | 55名 | 12.9% |
(1)講座受講生というのは、通信講座「新・最短合格講座」や通学講座「土地家屋調査士 本科」の受講生ですので、まさに東京法経学院でガッツリと勉強された方です。
(2)短期講座受講生、(3)メディア教材等利用者というのは、独学で勉強しつつ、独学では不足する記述式の演習のために答練を受講したり作図のメディア教材を受講されたりした方が該当するかと思います。
これだけの合格者を輩出しているわけですから、土地家屋調査士の合格を目指すなら東京法経学院で決まり!と言っても過言ではなさそうですね。
東京法経学院の土地家屋調査士講座
サポート体制をレビュー!
東京法経学院の土地家屋調査士通信講座のサポート体制は、Eメール、またはFAX(質問票)により、いつでも質問でき、バックアップしてもらえるようになっています。
このため、つまづくことなく学習が続けられますね。
東京法経学院の土地家屋調査士講座を徹底レビュー!まとめ
以上のように、このページでは、東京法経学院を選ぼうとしているけれど、あと一歩の踏ん切りがつかない方の後押しができるよう、東京法経学院の強み(底力)をひとつずつ確認してきましたが、いかがでしたでしょうか。
このように、東京法経学院の土地家屋調査士講座は、選ばれるだけの十分な理由があります。
ただし、東京法経学院は、泥臭く愚直に、アガルートは、効率的でスマートに、というのが私の持っているイメージです。
泥臭く・愚直に学習に取り組める方は、迷わず東京法経学院をおすすめします!
まとめ表
⇒ 東京法経学院 公式サイト |
|
受講料 |
①土地家屋調査士 新・最短合格講座(総合コース)【2025年向け】 ②土地家屋調査士+測量士補 超短期合格講座 フルパック【2025年向け】 ※学習経験者向けの「合格講座パックプラン」も別途用意されています。
|
---|---|
講義時間数・講義スタイル |
①178時間 ②232時間 講義は通信講座専用に収録。ホワイトボードの前に立ち、適宜、板書して解説 |
テキスト |
白黒(オリジナルテキスト) |
合格実績 |
・2023年度試験において、全合格者428名中323名を輩出(合格者占有率 驚異の75.5%)するなど、例年6割を超える合格者を輩出。 |
サポート体制 |
Eメール、FAX(質問票)による質問対応 |
公式サイト | 東京法経学院 公式サイトへ |