【2024年】土地家屋調査士の模試・答練おすすめ4選!日程・受講料等を徹底比較
更新日:2024年11月1日
土地家屋調査士試験を受験予定の皆さんは、模試・答練を受けようかどうしようか、受けるとしたらどこの模試・答練にしようか、、と悩んでいることと思います。
そこで、このページでは、各予備校で実施される土地家屋調査士の模試・答練について、その日程や料金などを比較したうえで、おすすめの模試・答練を紹介しますので、ぜひ参考にしてください!
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- 初学者向けの通信講座はこちら⇒土地家屋調査士おすすめ予備校ランキング
- 独学で合格を目指す場合はこちら⇒土地家屋調査士の独学におすすめのテキスト・問題集
土地家屋調査士の模試を受験するメリット・デメリット
土地家屋調査士試験を受験する場合は、独学の場合でも、予備校の模試(模擬試験)は受験しておいた方がよいとよく言われます。
模試のメリット
まず、模試を受けることで、自分の苦手分野・弱点を把握できますし、順位が出ますので自分の実力を知ることができます。
このように、自分の弱点や実力を把握することで、本試験に向けて集中的に知識を補強していくことができるわけです。
また、予備校が分析した予想問題が出題されるため、本試験に出題される可能性が高い問題を押さえることもできます。
そして、模試は本試験と同じ時間・形式で行われるため、解答の時間配分やマークシートの解答形式、本試験の緊張感に慣れるなどの効果も期待できますね。
さらに、記述式対策に関しては、独学では不足しがちな本試験レベルの問題演習が積めるメリットもあります。
- 苦手分野・弱点を把握し、自分の実力を知ることができる
- 本試験の出題可能性が高い問題を押さえることができる
- 解答の時間配分やマークシートの解答形式、本試験の緊張感に慣れることができる
- 記述式対策に関しては、独学では不足しがちな本試験レベルの問題演習が積める
模試のデメリット
では逆に、模試を受験することにデメリットはあるのでしょうか。
考えられるデメリットとしては、まず、金銭的な負担ですね。当然、模試を受験するには費用の負担を伴いますので。
次に、時間的なロスもありますね。十分な勉強時間がなく、模試を受けられるような知識レベルに仕上がっていない場合は、特にそう感じますね。
- 金銭的な負担がある
- 時間的なロスがある
ただし、金銭的な負担があるとしても、費用対効果を考えると、安価な価格設定ですので、ここはケチらずに受験すべきです。
また、時間的なロスが気になったとしても、合格者のほとんどが模試を受験しているわけですから、今年の本試験に合格したいなら、模試を受験しない選択肢はありません。
ということで、金銭的・時間的なデメリットはあるものの、模試は、受験するメリットの方が圧倒的に大きいので、受験することをおすすめします!
なお、答練(答案練習会)も、模試と同様の効果が得られますが、模試より早い時期に実施され、回数も多く、費用も高額になりますので、模試ほど必須ではありません。
特に、初受験者は、答練の時期に、答練を受けるようなレベルになっていないはずなので、受講の必要性は低く、受けるとしても、回数が少ないもの(後半に実施されるもの)で十分だと思います。
答練は、2年目以降のリベンジの年に、問題演習中心で学習する場合に活用するのがおすすめです。
土地家屋調査士の模試・答練の比較一覧表【2024年】
各予備校で実施される土地家屋調査士の模試・答練の日程や受験料等を一覧表に整理して比較すると、以下の表のようになります。
予備校名/会場/成績処理 | 模試名 | 日程 (2024年) |
回数 | 受験料 |
---|---|---|---|---|
東京法経学院 会場(11)or自宅 成績処理あり |
全国公開模試 | ① ② |
2回 | |
アガルート 自宅 自己採点 |
直前予想模試 | ① |
1回 | |
LEC 会場(17)or自宅 成績処理あり |
公開模試 | ① ② |
2回 | |
日建学院 自宅 成績処理なし(書式のみ添削あり) |
模擬試験 | ① |
1回 |
予備校名/会場/成績処理 | 答練名 | 日程 (2024年) |
回数 | 受験料 |
---|---|---|---|---|
東京法経学院 会場or自宅 成績処理あり |
ベストセレクト答練 | ①2月~3月 | 7回 | |
実戦答練 | ②4月~7月 | 12回 | ||
総合模擬答練 (実戦答練の後ろ半分) |
②’5月~7月 | 6回 | ||
ハイレベルVロードプレミアム答練 | ③8月~9月 | 6回 | ||
合格直結答練 | ①+②+③ +模試2回 |
27回 | ||
実戦答練 | ②+③ +模試2回 |
20回 | ||
総合模擬答練 | ②’+③ +模試2回 |
14回 | ||
アガルート 自宅 自己採点 |
実践答練 | 1/25~随時 | 6回 | |
実践答練(上記の後ろ半分) | 2/14~随時 | 3回 | ||
LEC 会場or自宅 成績処理あり |
範囲指定答練 | 6月~7月 | 6回 | |
直前ファイナル答練 | 7月~9月 +模試2回 |
8回 | ||
最終チェックテスト | 9月 | 2回 | ||
日建学院 会場or自宅 成績処理なし(一部書式に添削あり) |
答練コース | 7月~10月 +模試1回 |
22回 |
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土地家屋調査士の模試・答練おすすめランキング【2024年】
それでは、各予備校が実施する土地家屋調査士の模試・答練について、おすすめ順に紹介していきたいと思います。
No.1:東京法経学院の模試・答練
土地家屋調査士の模試・答練として、一番のおすすめは東京法経学院です!
全国公開模試
東京法経学院の模試は、北海道から九州・沖縄まで全国11会場で全2回(5月・7月)実施されます。
土地家屋調査士試験の模試として、受験者数が多く、最も定評のある模試ですので、模試を受けるなら、東京法経学院の全国公開模試を受験することを強くおすすめします!
なお、受験会場が近くにない場合は、自宅で受験することも可能です。
受験後は、詳細な解説書と記述式の添削答案や各種成績表が送付されるほか、解説講義(ダウンロード)も提供されます。
受講料 |
高精度な予想問題を解いて、知識の総仕上げ! ※ いずれか1回のみ受験することも可能です。(受講料: |
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日程 |
◆会場受験 ◆自宅受験 |
公式サイト | 東京法経学院 公式サイトへ |
合格直結答練/実戦答練/総合模擬答練
土地家屋調査士の答練は、東京法経学院がダントツに充実していますので、多くの問題を解いて実力を養成したい方には、東京法経学院が最適です!
東京法経学院の「答練」は、40年以上にわたり開講し、圧倒的多数の合格者を輩出しています。
他の予備校と比べて「歴史と実績が違う」、「指導講師陣が優秀」、「出題内容が常に新鮮」などがセールスポイントとして挙げられます。
東京法経学院が、土地家屋調査士試験の全合格者の半数以上を輩出できる理由は、この答練にあります!
日程 |
①ベストセレクト答練 ②実戦答練 ②’総合模擬答練 ③ハイレベルVロードプレミアム答練 |
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パック講座 |
合格直結答練 実戦答練 総合模擬答練 |
公式サイト | 東京法経学院 公式サイトへ |
No.2:アガルートの模試・答練
次は、アガルートの模試・答練を紹介します。
アガルートは、土地家屋調査士試験において、東京法経学院に匹敵するほどの合格者を輩出している予備校です。
ここ数年で合格実績をグングン伸ばし、これまで独り勝ち状態だった東京法経学院に、今にも追いつきそうな勢いです。
ただし、オンライン予備校のため、模試の会場受験はなく、すべて自宅受験になります。
直前予想模試
アガルートでは、「直前予想模試」として、全1回の模試が実施されます。
この模試は、過去の本試験を分析し、今年の出題論点を予想した模擬試験です。
ただし、東京法経学院のように、採点サービスや順位などの成績通知はありませんので、東京法経学院の模試に追加的に受験するような使い方がおすすめです。
出題予想として、また、本試験のシミュレーションにご利用ください。
なお、全肢を解説する2時間の解説講義がついています。
受講料 |
直前予想模試 |
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日程 |
2024年9月4日 教材発送・動画視聴開始 |
公式サイト | アガルート 公式サイトへ |
実践答練
アガルートでは、「実践答練」として、全6回の本試験形式の答練が用意されています。
土地家屋調査士試験に頻出の論点や、未出であっても絶対に押さえておきたい論点、新問として予想される論点などがバランスよく出題される答練になっています。
東京法経学院ほどの回数は不要という場合は、アガルートの回数を絞った答練もおすすめです。
なお、各回2時間の解説講義がついていますが、答案に対する添削や成績表の発行などはありませんので、その点にはご注意ください。
受講料 |
実践答練[前半3回+後半3回] 実践答練[後半3回] |
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日程 |
(前半3回) (後半3回) |
公式サイト | アガルート 公式サイトへ |
No.3:LECの模試・答練
LECでは、東京法経学院に次いで多彩な答練・模試が用意されていますが、東京法経学院ほどの高い支持は得られていないようです。
公開模試
LECでは、「公開模試」として、全2回の模試が実施されます。
会場は全国17会場で実施され、添削サービスや成績表、解説講義もしっかりついています。
また、自宅受験も可能です。
受講料 |
公開模試 ※ いずれか1回のみ受験することも可能です。(受講料: |
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日程 |
2024年 |
公式サイト | LEC 公式サイトへ |
範囲指定答練/直前ファイナル答練/最終チェックテスト
LECの答練には、「範囲指定答練」、「直前ファイナル答練(公開模試含む)」、「最終チェックテスト」の3種類の答練が用意されています。
「直前ファイナル答練」が人気があり、出題可能性の高い論点が重要度に応じて漏れなく出題されるため、合格するための必要十分条件を満たした答練とされています。
日程・受講料 |
①範囲指定答練 ②直前ファイナル答練(公開模試を含む) ③最終チェックテスト |
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公式サイト | LEC 公式サイトへ |
No.4:日建学院の模試・答練
日建学院は、土地家屋調査士試験の業界では存在感が薄く、合格者数も少ないため、敢えて日建学院の模試・答練を選ぶ理由はないと思います。
模擬試験
日建学院では、「模擬試験」が、1回のみ実施されます。
会場は用意されず、自宅受験のみとなっています。
解説講義はついていますが、成績処理はありません(書式のみ添削あり)。
受講料 |
模擬試験 |
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日程 |
2024年 |
答練コース
日建学院では、上記の模試1回を含めた全22回の「答練コース」が用意されています。
模試と同様、解説講義はつきますが、成績処理はありません(書式のみ添削あり)。
受講料 |
答練コース |
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日程 | 2024年7月~10月 |
- 独学が不安な方はこちら⇒土地家屋調査士の通信講座おすすめランキング
合格者の大半は受講しています!