【2025年度】土地家屋調査士試験の解答速報まとめ&基準点・合格点
更新日:2025年11月21日

- 2025年度土地家屋調査士試験(午後の部)の択一式基準点は、15問(37.5点)と発表されました。(2025.11.21法務省発表)
- なお、予想基準点は択一13~15問、記述26~27点、合格点は73~74点程度と予想されています。
⇒ 基準点・合格点の予想一覧表はこちら
2025年度(令和7年度)の土地家屋調査士試験が、10月19日(日)に実施されました。本試験を受験された皆様、本当にお疲れさまでした。
よっしゃー!できたー!という手応えの人も、くそー!失敗した~、、という人も、試験を受けた後は、自分の解答が合っているかどうか、基準点・合格点に届いているかどうか、ものすごく気になりますよね。
このページでは、土地家屋調査士試験当日の夕方から資格予備校で実施される解答速報や基準点・合格点の情報をまとめて紹介しますので、参考にしてください。
これを見て、安心するか、落ち込むか、、、ギリギリのラインというのが一番困りますよね。安心していいのやら、落ち込んでいいのやら。。
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執筆者紹介 |
- 令和7年度 土地家屋調査士の解答速報【2025年度】
- 解答速報まとめ
- 速報サイト一覧
- 割れ問・複数解の発生状況
※割れ問の発生なし - 解答速報動画の配信タイムテーブルと動画一覧
※予備校各社のYouTube動画を時系列に貼り付けています。 - 解答の公式発表
- 土地家屋調査士の基準点・合格点とは?
- 基準点・合格点の推移
- 基準点・合格点の予想まとめ
令和7年度 土地家屋調査士の解答速報【2025年度】
では、令和7年度(2025年度)土地家屋調査士試験の解答速報を実施している資格予備校について、順に紹介していきます。
アガルート
アガルートでは、土地家屋調査士試験当日の10月19日(日)14:00から午前の部(択一&記述)、16:30から午後の部(択一式)の解答速報が順次公開されます。(16:00に午後の部択一式の解答速報が開始されました)
また、17:30からは、午後の部(択一式)の総評動画も配信予定です。
そして、21:00から、アガルート講師陣(中山講師・中里講師・高野講師・山崎講師)による午後の部(記述式)の総評&座談会がライブ配信されます。
なお、午後の部(記述式)の模範解答は当日20:00に、そして午後の部(記述式)の徹底解説動画は翌日20日(午前の部の徹底解説は1週間以内)に公開予定となっており、アガルートに無料会員登録することで閲覧することができます。
| 解答速報 | 2025年 10月19日(日) 14:00~ 午前の部(択一&記述) 20:00~ 午後の部(記述)※要申込 |
|---|---|
| 総評動画 | 10月19日(日) 17:30~ 午後の部(択一) |
| 総評&座談会 | 10月19日(日) 21:00~ 午後の部(記述) |
| 徹底解説動画 | ※要申込 10月20日(月) 午後の部(記述) 1週間以内 午前の部 |
| 公式サイト | アガルート 公式サイトへ |
LEC
LECでは、本試験当日の10月19日(日)18:00から午後の部(択一)の解答速報を、21:00から午後の部(記述)の解答速報を公開予定です。
また、ポイント解説YouTube動画が、午後の部(択一)については18:00から、午後の部(記述)については翌20日(月)の18:00から、配信が予定されています。
LECでは、解答速報のほか、「無料択一成績診断」も実施しています。
無料択一成績診断というのは、全国の受験生のデータを元に、得点分布・正答率を集計・分析するというサービスです。自分の解答を入力すると、ScoreOnlineというシステムで、データ登録者の中での順位や偏差値など、自身の成績状況を確認することができるようになります。
| 解答速報 | 2025年 10月19日(日) 18:00~ 午後の部(択一) 21:00~ 午後の部(記述) |
|---|---|
| ポイント解説動画 | 10月19日(日) 18:00~ 午後の部(択一) 10月20日(月) 18:00~ 午後の部(記述) |
| 無料択一成績診断 | 【第1弾】 (登録期間)10月19日(日)16:00~10月24日(金)8:59 (診断結果)10月24日(金)18:00~ 【第2弾】 (登録期間)10月24日(金)9:00~10月31日(金)9:00 (診断結果)10月31日(金)18:00~ |
| 公式サイト | LEC 公式サイトへ |
東京法経学院
東京法経学院では、本試験当日の10月19日(日)22:00から解答速報を公開予定です。
| 解答速報 | 2025年 10月19日(日)22:00~ |
|---|---|
| 公式サイト | 東京法経学院 公式サイトへ |
日建学院
日建学院においても、例年、本試験当日に解答速報を公表しています。
| 解答速報 | 2025年 10月19日(日) ※要申込み |
|---|---|
| 公式サイト | 日建学院 公式サイトへ |
解答速報まとめ
2025年度土地家屋調査士試験の解答速報一覧と、その中の割れ問・複数解、そしてYouTube動画をまとめて紹介します。
速報サイト一覧
各資格予備校の解答速報<午後の部(択一式)>は、以下の表のとおりです。
各社の模範解答に不一致があった場合は、次項の「割れ問・複数解」のところに記載していきます。
| 解答速報公開サイト | 解答速報公開日時 |
|---|---|
| アガルート | 10月19日 |
| LEC |
10月19日 18:00~ |
| 東京法経学院 | 10月19日 22:00~ |
| 日建学院 | 10月19日 |
割れ問・複数解の発生状況
「割れ問」というのは、各資格予備校が発表した模範解答が食い違っている問題です。
単に間違っている場合もありますし、問題自体が不適切で、解釈によって解答が複数考えられるようなケース(複数解)や、そもそも問題として成立しないケース(解なし)もあり得ます。
複数解(又は解なし)が正式に認められた場合は没問となります。この場合、複数解の両方が正解(又は全員が正解)とされることが考えられます。
割れ問が発生した場合は、下記に記載していきます。
2025年度土地家屋調査士試験においては、割れ問は発生しませんでした。
解答速報動画の配信タイムテーブル&動画一覧
土地家屋調査士試験の解答速報動画(午後の部)の配信日時を整理しましたので、そのタイムテーブルを掲載します。
この表の下に、各予備校のYouTube動画を時系列に貼り付けていますので、このページでそのまま視聴いただくことも可能です。
| 配信日 | 配信時刻 | 配信内容 | 予備校 |
|---|---|---|---|
| 2025年 10月19日(日) |
17:30~ | 総評動画(択一) | アガルート |
| 18:00~ | ポイント解説動画(択一) | LEC |
|
| 21:00~ | 総評動画&座談会(記述) | アガルート | |
| 10月20日(月) | 18:00~ | ポイント解説動画(記述) | LEC |
| 未定 | 徹底解説動画(記述)※要申込 | アガルート |
アガルート総評動画(択一)
10月19日(日)17:30~
令和7年度土地家屋調査士試験 午後の部(択一式)総評LIVE(アガルート)
LECポイント解説動画(択一)
10月19日(日)18:00~
令和7年度土地家屋調査士試験 午後の部(択一)のポイント解説動画(LEC)
アガルート総評動画&座談会(記述)
10月19日(日)21:00~
令和7年度土地家屋調査士試験 総評LIVE~記述分析座談会~(アガルート)
LECポイント解説動画(記述)
10月20日(月)18:00~
令和7年度土地家屋調査士試験 午後の部(記述)のポイント解説動画(LEC)
<動画URL未公表>
アガルート徹底解説動画(記述)
10月20日(月)【要申込】
令和7年度土地家屋調査士試験 午後の部(記述)の徹底解説動画(アガルート)
解答の公式発表
土地家屋調査士試験(択一式)の公式な正解は、令和7年11月21日(金)午後4時に法務省から発表されます。
土地家屋調査士の基準点・合格点とは?
次は、土地家屋調査士試験の基準点・合格点について、解説していきます。
基準点とは試験区分ごとの”足切り点”
土地家屋調査士試験の基準点とは、試験区分ごとの足切り点のことです。
土地家屋調査士試験(午後の部)の配点は2つの区分があり、択一式は20問で50点満点(1問2.5点)、記述式は2問で50点満点(1問25点)とされています。
| 午前/午後 | 出題形式 | 出題数 | 配点 |
|---|---|---|---|
| 午後の部 | 択一式 | 20問 | 50点 |
| 記述式 | 2問 | 50点 |
この「択一式」・「記述式」のそれぞれに基準点(足切り点)が設けられ、いずれか一方が基準点に満たない場合は、それだけで不合格になります。
採点の流れとしては、まず「択一式」が採点され、その基準点をクリアした人だけが「記述式」を採点してもらえます。
そして、「記述式」の基準点もクリアできれば、総合得点(択一式+記述式)で合格者が決定されるという採点方式です。
つまり、合格者の総合得点の最低ラインが、「合格点(合格ライン)」ということになりますね。
- 「択一式」・「記述式」のそれぞれに設けられた足切り点を”基準点”という。
- 択一式の基準点をクリアした人だけが、「記述式」を採点してもらえる。
- 「記述式」の基準点もクリアできれば、最後に総合得点で合格者が決定される。
- 合格者の総合得点の最低ラインが「合格点(合格ライン)」
合格点とは基準点の合計に”上乗せ点”を加えたもの
ちなみに、2つの「基準点の合計」と「合格点」とは一致しません。合格するには、基準点よりもさらに高い点数を取る必要があります。
この「基準点合計」と「合格点」との差を、「上乗せ点」と呼んでいます。
つまり、「合格点」とは、基準点の合計に”上乗せ点”を加えた点数ということになりますね。
- 合格点は、基準点合計よりもさらに高い点数で、「基準点合計」と「合格点」との差を”上乗せ点”と呼ぶ。
- 合格点とは基準点合計に”上乗せ点”を加えたもの
基準点・合格点の推移
土地家屋調査士試験の基準点や合格点は、最初からあらかじめ決まっているような絶対評価方式ではなく、相対評価方式が採用されています。
このため、基準点・合格点は、その年の試験問題の難易度や受験生のレベルによって、毎年変動します。
択一式の基準点の推移

このグラフは、土地家屋調査士試験の択一式の基準点の推移を表したグラフです。
過去の択一式の基準点は、30.0点~37.5点(12問~15問)の範囲で推移しています。
記述式の基準点の推移

次は、記述式の基準点の推移です。
このように、過去の記述式の基準点は、29.0点~36.0点の範囲で推移していますね。
基準点・合格点の推移(一覧表)
基準点のほか、合格点・上乗せ点も全て含めた推移の一覧表は、下表のとおりです。
| 年度 | 択一式基準点 (50点満点) |
記述式基準点 (50点満点) |
合格点 (上乗せ点) |
|---|---|---|---|
| 平成27年 (2015年) |
32.5 (13問) |
30.0 | 73.5 (+11.0) |
| 平成28年 (2016年) |
30.0 (12問) |
31.5 | 74.5 (+13.0) |
| 平成29年 (2017年) |
37.5 (15問) |
36.0 | 81.0 (+7..5) |
| 平成30年 (2018年) |
35.0 (14問) |
33.5 | 81.0 (+12.5) |
| 令和1年 (2019年) |
32.5 (13問) |
33.0 | 76.5 (+11.0) |
| 令和2年 (2020年) |
32.5 (13問) |
30.0 | 71.0 (+8.5) |
| 令和3年 (2021年) |
32.5 (13問) |
30.5 | 73.5 (+10.5) |
| 令和4年 (2022年) |
37.5 (15問) |
34.0 | 79.5 (+8.0) |
| 令和5年 (2023年) |
35.0 (14問) |
29.0 | 72.0 (+8.0) |
| 令和6年 (2024年) |
37.5 (15問) |
31.5 | 78.0 (+9.0) |
| 令和7年 (2025年) |
37.5 (15問) |
このように、概ね基準点はそれぞれ6~7割程度、そして合格点は7~8割程度で推移していることがわかります。
択一も記述も、最低6~7割は取る必要があり、合格するためには合計で7~8割の得点が必要ということになりますね。
2025年度の基準点は11月21日(金)に発表される
土地家屋調査士試験の基準点(択一式)は、筆記試験の約1ヶ月後に、法務省ホームページで公表されます。
2025年度は、11月21日(金)の午後4時です。
そして、基準点(記述式)と合格点については、筆記試験の合格発表の際に、法務省ホームページで公表されます。
2025年度は、1月7日(水)の午後4時です。
- 筆記試験に合格した後は口述試験が待っています。
口述試験の対策はこちら⇒土地家屋調査士の口述試験対策【私の体験談】
基準点・合格点の予想まとめ
土地家屋調査士試験の基準点は毎年変動するため、皆さんも試験を受験し、自己採点を終えた後は、とにかくこの「基準点」が気になりますよね。
ということで、各資格予備校や講師が、その年の本試験問題の出題内容や難易度を分析し、過去のデータと照らし合わせながら、基準点や合格点の予想を行っています。
基準点・合格点の予想一覧表【2025年度】
2025年度土地家屋調査士試験の予想基準点・合格点について、下の表にまとめていきますので、参考にしてください。
この基準点・合格点予想によると、2025年度土地家屋調査士試験の基準点は択一13~15問、記述26~27点、合格点は73~74点程度と予想されています。
- 2025年度土地家屋調査士試験(午後の部)の択一式基準点は、15問(37.5点)と発表されました。(2025.11.21法務省発表)
- なお、予想基準点は択一13~15問、記述26~27点、合格点は73~74点程度と予想されています。
⇒ 基準点・合格点の予想一覧表はこちら
| 基準点予想者 | 予想基準点 | 予想合格点 | 備考 | |
|---|---|---|---|---|
| 択一 | 記述 | |||
| 中山講師(アガルート) | 13問ぐらい (32.5点) |
10/19 総評動画 10/21 合格道場 |
||
| 中里講師(アガルート) | 27点ぐらい | |||
| 山井講師(東京法経学院) |
15問 (37.5点) |
26~27点程度 | 73~74点程度 | 10/21 解答速報ページ |
| 木村講師(LEC) |
13問ぐらい (32.5点) |
10/19 ポイント解説動画 | ||
| 松本講師(LEC) |
||||
| 確定 | 15問 (37.5点) |
2025.11.21法務省発表 | ||
基準点発表後のスケジュール
土地家屋調査士試験の今後のスケジュールは、下表のとおりです。
| 筆記試験 | 基準点発表 | 令和7年11月21日(金)午後4時 |
|---|---|---|
| 合格発表 | 令和8年1月7日(水)午後4時 ⇒法務局に掲示、法務省ホームページに掲載、受験者へ通知 |
|
| 口述試験 | 試験日 | 令和8年1月22日(木) |
| 最終合格発表 | 令和8年2月13日(金)午後4時 ⇒法務局に掲示、法務省ホームページに掲載、官報公告 |
まずは、基準点発表が大きな山場になりますね。択一式に関しては、解答速報の段階で点数がほぼ確定しますので、足切りに引っかかるかどうかは、基準点発表でハッキリすることになります。
- 口述試験の対策はこちら⇒土地家屋調査士の口述試験対策【私の体験談】
基準点に届かないことがわかったら
解答速報で自己採点をした結果、基準点に届かないことが分かった場合は、来年に向けてどうするのか考えないといけませんね。
即、来年に向けて勉強をスタートする人もいらっしゃるかもしれませんが、しばらく休息をとってから再スタートを切る方が多いかと思います。
なかには、今年を最後に撤退する方もいらっしゃるかもしれません。せっかく勉強してきたのに合格できないまま撤退するのは、とても辛いことですよね。。
とにかく、再スタートを切る場合は、自分に何が足りなかったのか分析し、来年に向けて勉強計画を立てていきましょう。
独学の方は、下記の関連記事を参考にしてください。
また、独学ではちょっとムリかな、、と感じる方は、下記の記事を参考に、講座の受講を検討してみてください。
(参考)基準点・合格点の予想【過去分】
参考資料として、過去に実施された土地家屋調査士試験の基準点・合格点予想一覧表をPDFファイルで掲載します。






