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土地家屋調査士試験 解答速報&基準点まとめ【2023年(令和5年)】

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土地家屋調査士試験 解答速報&基準点まとめ 【2023年(令和5年)】

更新日:2024年1月10日

土地家屋調査士の解答速報

令和5年度 土地家屋調査士試験の基準点・合格点

 2023年(令和5年)の土地家屋調査士試験が、10月15日(日)に実施されました。

 よっしゃー!できたー!という手応えのある人も、くそー!失敗した~、、という人も、試験を受けた後は、自分の解答が合っているのかどうか、基準点・合格点に届いているのかどうか、ものすごく気になりますよね

 すぐに自己採点できるように、問題用紙に自分が選んだ解答をしっかりメモしておくことが大切です。

 土地家屋調査士試験の資格予備校では、試験当日の夜から解答速報を行っています

 このページでは、解答速報の情報や基準点をまとめて紹介しますので、参考にしてください。

 これを見て、安心するか、落ち込むか、、、ギリギリのラインというのが一番困りますよね。安心していいのやら、落ち込んでいいのやら。。

【執筆者】
㈱モアライセンス代表 大西雅明

市役所に22年間勤めた元公務員。宅建士、行政書士、司法書士、土地家屋調査士などの国家資格に合格し、15年以上にわたって当サイトで情報発信している。
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令和5年度 土地家屋調査士試験 解答速報【2023年度】

 それでは、資格予備校各社で実施される土地家屋調査士試験の解答速報の実施サイトについて、順に紹介していきます。

アガルートの解答速報

アガルートの解答速報
⇒ アガルート 解答速報

 アガルートでは、土地家屋調査士試験当日10月15日(日)17:00 13:19から午前の部(択一&記述)18:00 16:14から午後の部(択一式)の解答速報が公開されます。

 また、18:00からは、午後の部(択一&記述)の解答速報&総評動画も配信予定です。

 そして、19:00から午後の部(記述式)の解説動画、さらに、20:00からは、アガルート講師陣(中山講師・中里講師・高野講師・山崎講師)によるYoutube座談会が配信されます。

 なお、午後の部(記述式)の模範解答と詳細な解説動画については、試験日から1週間以内に公開予定となっており、アガルートに無料会員登録することで閲覧することができます。

解答速報 2023年
10月15日(日)
 17:00 13:19~ 午前の部(択一&記述)
 18:00 16:14~ 午後の部(択一)
解答速報&総評動画 10月15日(日)
 18:00~ 午後の部(択一&記述)
解説動画 10月15日(日)
 19:00~ 午後の部(記述)
Youtube座談会 10月15日(日)
 20:00~
午後(記述)の模範解答・解説動画 1週間以内に公開
公式サイト アガルート
公式サイトへ

LECの解答速報

LECの解答速報
⇒ LEC 解答速報

 LECでは、本試験当日10月15日(日)18:00から午後の部(択一)の解答速報を、21:00から午後の部(記述)の解答速報を公開予定です。

 また、ポイント解説YouTube動画が、午後の部(択一)については18:00から、午後の部(記述)については翌16日(月)の18:00から、配信が予定されています。

 LECでは、解答速報のほか、「無料成績診断」も実施しています。

 無料成績診断というのは、全国の受験生のデータを元に、得点分布・正答率を集計・分析するというサービスです。自分の解答を入力すると、ScoreOnlineというシステムで、データ登録者の中での順位や偏差値など、自身の成績状況を確認することができるようになります。

解答速報 2023年
10月15日(日)
 18:00~ 午後の部<択一>
 21:00~ 午後の部<記述>
ポイント解説動画 10月15日(日)
 18:00~ 午後の部<択一>
10月16日(月)
 18:00~ 午後の部<記述>
無料成績診断 【第1弾】
(登録期間)10月15日(日)16:00~10月20日(金)8:59
(診断結果)10月20日(金)18:00~
【第2弾】
(登録期間)10月20日(金)9:00~11月2日(木)9:00
(診断結果)11月2日(木)18:00~
公式サイト LEC
公式サイトへ

東京法経学院の解答速報

東京法経学院の解答速報
⇒ 東京法経学院 解答速報

 東京法経学院では、本試験当日10月15日(日)22:00から解答速報を公表予定です。

解答速報 2023年
10月15日(日)22:00
公式サイト 東京法経学院
公式サイトへ

日建学院の解答速報

日建学院の解答速報
⇒ 日建学院 解答速報

 日建学院においても、例年、本試験当日に解答速報を公表しています。

解答速報 2023年
10月15日(日)
公式サイト 日建学院
公式サイトへ

解答速報まとめ【2023年(令和5年)】

 上記でご紹介した土地家屋調査士試験の解答速報一覧をご紹介します。

解答速報一覧

 各資格予備校の解答速報(午後の部<択一式>)は、以下の表のとおりです。

解答速報実施サイト 解答速報実施日時
アガルート 10月15日18:00 16:14~
LEC 10月15日18:00~
東京法経学院 10月15日22:00~
日建学院 10月15日

解答速報動画の配信タイムテーブル&動画一覧

 土地家屋調査士試験の解答速報動画のの配信日時を整理しましたので、そのタイムテーブルを掲載します。

 その下に、それぞれの動画を貼り付けています。

解答速報動画の配信タイムテーブル
配信日 配信時刻 配信内容 予備校
2023年
10月15日(日)
18:00~ 解答速報&総評動画(択一&記述) アガルート
18:00~ ポイント解説動画(択一) LEC
19:00~ 解説動画(記述) アガルート
20:00~ YouTube座談会 アガルート
10月16日(月) 18:00~ ポイント解説動画(記述) LEC

アガルート解答速報&総評動画(択一&記述)

10月15日(日)18:00~
午後の部(択一&記述)の解答速報&総評動画


LECポイント解説動画(択一)

10月15日(日)18:00~
午後の部(択一)のポイント解説動画


アガルート解説動画(記述)

10月15日(日)19:00~
解説動画(午後の部<記述>)


アガルートYoutube座談会

10月15日(日)20:00~
アガルート講師陣(中山講師・中里講師・高野講師・山崎講師)によるYoutube座談会 


LECポイント解説動画(記述)

10月16日(月)18:00~
午後の部(記述)のポイント解説動画

解答の公式発表

 土地家屋調査士試験(択一式)の公式な正解は、令和5年11月24日(金)午後4時に法務省から発表されます。

 ⇒ 法務省の土地家屋調査士試験のページ

基準点とは?

 次は、土地家屋調査士試験の基準点・合格点について、解説していきます。

基準点とは試験区分ごとの”足切り点”

 土地家屋調査士試験の基準点とは、試験区分ごとの足切り点のことです。

 土地家屋調査士試験(午後の部)の配点は2つの区分があり、択一式は20問で50点満点(1問2.5点)、記述式は2問で50点満点(1問25点)とされています。

午前/午後 出題形式 出題数 配点
午後の部 択一式 20問 50点
記述式 2問 50点

 この「択一式」・「記述式」のそれぞれに基準点(足切り点)が設けられ、いずれか一方が基準点に満たない場合は、それだけで不合格になってしまいます。

 採点の流れとしては、まず「択一式」が採点され、その基準点をクリアした人だけが「記述式」を採点してもらえます

 そして、「記述式」の基準点もクリアできれば、総合得点(択一式+記述式)で合格者が決定されるという採点方式です。

 つまり、合格者の総合得点の最低ラインが、「合格点(合格ライン)」ということになりますね。

土地家屋調査士の基準点とは
  • 「択一式」・「記述式」のそれぞれに設けられた足切り点を”基準点”という。
  • 択一式の基準点をクリアした人だけが、「記述式」を採点してもらえる。
  • 「記述式」の基準点もクリアできれば、最後に総合得点で合格者が決定される。
  • 合格者の総合得点の最低ラインが「合格点(合格ライン)」

合格点とは基準点の合計に”上乗せ点”を加えたもの

 ちなみに、2つの「基準点の合計」と「合格点」とは一致しません。合格するには、基準点よりもさらに高い点数を取る必要があります。

 この「基準点合計」と「合格点」との差を、「上乗せ点」と呼んでいます。

 つまり、「合格点」とは、基準点の合計に”上乗せ点”を加えた点数ということになりますね。

基準点と合格点の違い
  • 合格点は、基準点合計よりもさらに高い点数で、「基準点合計」と「合格点」との差を”上乗せ点”と呼ぶ。
  • 合格点とは基準点合計に”上乗せ点”を加えたもの

基準点の推移

 土地家屋調査士試験の基準点や合格点は、最初からあらかじめ決まっているような絶対評価方式ではなく、相対評価方式が採用されています。

 ですので、基準点・合格点は、その年の試験問題の難易度や受験生のレベルによって、毎年変動します

択一式の基準点の推移

土地家屋調査士試験 択一式の基準点の推移グラフ

 このグラフは、土地家屋調査士試験の択一式の基準点の推移を表したグラフです。

 過去の択一式の基準点は、30.0点~37.5点の範囲で推移しています。

記述式の基準点の推移

土地家屋調査士試験 記述式の基準点の推移グラフ

 次は、記述式の基準点の推移です。

 このように、過去の記述式の基準点は、29.0点~36.0点の範囲で推移していますね。

基準点・合格点の推移(一覧表)

 基準点のほか、合格点・上乗せ点も全て含めた推移の一覧表は、下表のとおりです。

土地家屋調査士試験の基準点・合格点・上乗せ点一覧表
年度 択一式基準点
(50点満点)
記述式基準点 
(50点満点)
合格点
(上乗せ点)
平成25年
(2013年)
30.0 30.0 71.5
(+11.5)
平成26年
(2014年)
35.0 30.0 74.5
(+9.5)
平成27年
(2015年)
32.5 30.0 73.5
(+11.0)
平成28年
(2016年)
30.0 31.5 74.5
(+13.0)
平成29年
(2017年)
37.5 36.0 81.0
(+7..5)
平成30年
(2018年)
35.0 33.5 81.0
(+12.5)
令和1年
(2019年)
32.5 33.0 76.5
(+11.0)
 令和2年
(2020年)
32.5 30.0 71.0
(+8.5)
令和3年
(2021年)
32.5 30.5 73.5
(+10.5)
令和4年
(2022年)
37.5 34.0 79.5
(+8.0)
令和5年
(2023年)
35.0 29.0 72.0
(+8.0)

 このように、概ね基準点はそれぞれ6~7割程度、そして合格点は7~8割程度で推移していることがわかります。

 択一も記述も、最低6~7割は取る必要があり、合格するためには合計で7~8割の得点が必要ということになりますね。

基準点の予想まとめ

 土地家屋調査士試験の基準点については、毎年変動するため、皆さんも試験を受験し、自己採点を終えた後は、とにかくこの「基準点」というものが気になりますよね

 ということで、各資格予備校や予備校講師において、その年の本試験問題の出題内容や難易度を分析し、過去のデータと照らし合わせながら、基準点や合格点の予想が行われます

基準点・合格点の予想一覧表【2023年度】

 2023年度土地家屋調査士試験の予想基準点・合格点について、下の表にまとめますので、参考にしてください。

 昨年は、アガルート・東京法経学院・LECから、択一の予想基準点が発表されましたが、今年は東京法経学院からしか出ませんでした。

 東京法経学院の予想によると、2023年度土地家屋調査士試験(午後の部)の基準点は、択一式が37.5点(15問)と予想されています。

  この択一基準点発表を受けて、アガルート・LECにおいて、下記のとおり記述の基準点と合格点の予想が行われました。

 記述式の基準点は25~33点合格点も70~78点と、予想に大きな幅があります。

  • 令和5年度(2023年度)土地家屋調査士試験 記述式の基準点は29.0点合格点は72.0点と発表されました。(2024/1/10 法務省発表
  • 択一式の基準点は35.0点(14問)と発表されています。(2023/11/24 法務省発表
基準点・合格点の予想一覧【2023年度
基準点予想者 予想基準点 予想合格点 備考
択一 記述
山井講師(東京法経学院) 37.5点
(15問)
32点~33点 77点~78点 10/25 YouTube動画
中山講師(アガルート) 30点前後 75点前後 11/10 YouTube動画にて、択一基準点の予想はせず、「記述の基準点さえ超えれば合格できる択一の点数」は、18問と予想
11/24 ブログにて、択一基準点発表を受け、記述の基準点と合格点を予想
中里講師(アガルート) 25点
27点
69点
71点
11/25 X(Twitter)
12/11 YouTube動画で修正
山崎講師(アガルート) 30点 72~73点 12/11 YouTube動画
高野講師(アガルート) 25点 70点 12/11 YouTube動画
木村講師(LEC) 今年は点数を予想することに意味はない 11/24 X(Twitter)11/26 X(Twitter)
松本講師(LEC) 29~30点 72~73点 12/1 YouTube動画
確定 35.0点
(14問)
29.0点 72.0点 2023/11/24 法務省発表
2024/1/10 法務省発表

基準点発表後のスケジュール

 土地家屋調査士試験の今後のスケジュールは、下表のとおりです。

筆記試験 基準点発表 令和5年11月24日(金)午後4時
合格発表 令和6年1月10日(水)午後4時
⇒法務局に掲示、法務省ホームページに掲載、受験者へ通知
口述試験 試験日 令和6年1月25日(木)
 最終合格発表 令和6年2月16日(金)午後4時
⇒法務局に掲示、法務省ホームページに掲載、官報公告

 まずは、基準点発表が大きな山場になりますね。択一式に関しては、解答速報の段階で点数がほぼ確定しますので、足切りに引っかかるかどうかは、基準点発表でハッキリすることになります。

基準点に届かないことがわかったら

 解答速報で自己採点をした結果、基準点に届かないことが分かった場合は、来年に向けてどうするのか考えないといけませんね。

 即、来年に向けて勉強をスタートする人もいらっしゃるかもしれませんが、しばらく休息をとってから再スタートを切るという方が多いかと思います。

 なかには、今年を最後に撤退するという方もいらっしゃるかもしれません。せっかく勉強してきたのに合格できないまま撤退するというのは、とても辛いことですよね。。

 とにかく、再スタートを切る場合は、自分に何が足りなかったのか分析し、来年に向けて勉強計画を立てていきましょう

 独学の方は、土地家屋調査士は独学で合格できる?おすすめ勉強法を紹介!土地家屋調査士の独学におすすめのテキスト・問題集のページを参考にしてください。

 また、独学ではちょっとムリかなと感じる方は、土地家屋調査士の通信講座・予備校おすすめランキングのページを参考に、講座の受講を検討してみてください。

(参考)基準点・合格点の予想【過去分】

 参考資料として、過去に実施された土地家屋調査士試験の基準点予想を掲載しておきます。

【2022年度試験(令和4年)】

 2022年度土地家屋調査士試験の基準点予想の一覧表です。

 この基準点予想によると、2022年度土地家屋調査士試験(午後択一式)の基準点は、35.0点(14問)~37.5点(15問)が有力でしたが、正式な基準点は37.5点(15問)と発表されました。

 また、記述式の基準点は34.0点、合格点は79.5点に確定しました。

法務省(土地家屋調査士試験)

基準点・合格点の予想一覧【2022年度
基準点予想者 予想基準点 予想合格点 備考
択一 記述
中山講師(アガルート) 35.0点(14問) 31.5点
33.5点
76.5点
81.5点
11/2 YouTube動画にて
12/6 YouTube動画にて記述基準点・予想合格点を修正(講師4人で)
中里講師(アガルート) 37.5点(15問) 31.5点 77.0点 10/27 Twitterにて
山井講師(東京法経学院) 35.0点(14問) 31.5点~32.5点 77.0点 10/23 YouTube動画にて
木村講師(LEC) 37.5点(15問)~40.0点(16問) 32点~33点 76.0点~79.0点 10/22 Twitterにて
確定 37.5点(15問) 34.0点 79.5点 11/25 法務省発表
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