管理業務主任者の独学におすすめの問題集・過去問2025【比較ランキング】

更新日：2025年12月25日

　管理業務主任者試験に『独学』で挑戦する場合、テキストと同様に問題集・過去問についてもどれがいいのか悩みますよね。

　そこで、私が独学で合格したときに実際に使用した問題集を含め、各社の問題集を徹底的に比較して、管理業務主任者の独学におすすめの問題集・過去問をランキング形式で紹介します。

　さらに、予想問題集についても後半で紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

※ テキスト・参考書はこちら⇒ 管理業務主任者のおすすめテキスト・参考書

• 独学が不安な方はこちら⇒ 管理業務主任者の通信講座ランキング

管理業務主任者の問題集・過去問の選び方

　まずはじめに、管理業務主任者の独学におすすめの問題集・過去問の選び方から解説しておきたいと思います。

　問題集には、「分野別過去問題集」、「一問一答問題集」、「予想問題集」などの種類があります。

種類	内容
分野別過去問題集	過去問を科目・分野別に整理して収録した四肢択一式の問題集
一問一答問題集	四肢択一式の4つの肢をバラバラにして、科目・分野別に収録した一問一答式の問題集
予想問題集（模試）	過去の出題を分析し、その年の本試験に出題される問題を予想して収録した本試験形式の問題集

　このように、様々な種類の問題集がありますので、これらの選び方について、下記で解説していきます。

問題集は効率的に学べる一問一答がおすすめ

　問題集については、四肢択一式と一問一答式がありますが、管理業務主任者試験で出版されている問題集は、四肢択一式が主流です。

　四肢択一式は、本試験と同じ形式で解く練習ができるメリットがありますが、合格に必要のない知識も学習することになるため、無駄が生じます。

　一方、一問一答式は、合格に必要な知識だけを学べるメリットがありますが、四肢択一式に慣れる練習が別途必要になります。

　人それぞれ、好みによってどちらを選んでも構いませんが、私としては、無駄なく効率的に学べる一問一答の問題集がおすすめです。

直前期には予想問題集で実践演習する

　試験直前期になると、勉強の仕上がり具合を確認したり、本試験のシミュレーションをするために、予想問題集（模試）で実践演習するのがおすすめです。

　特に、一問一答問題集で学習した場合は、四肢択一式の対策ができていませんので、予想問題集は必須ですね。

　各予備校が予想した問題集のため、その年度の本試験に出題される可能性が高い問題を解くことができるメリットもあります。

管理業務主任者の独学におすすめの問題集・過去問・一問一答

　独学で管理業務主任者の勉強をする場合は、テキストで知識をインプットした後、問題集（過去問）でアウトプットを行うことで、知識を定着させていきます。

　では、管理業務主任者の独学におすすめの問題集・過去問を、おすすめ順にランキング形式で紹介していきたいと思います。

No.1：管理業務主任者 一問一答セレクト1000（TAC）

　管理業務主任者の問題集として一番のおすすめは、TACの「管理業務主任者 一問一答セレクト1000」です。

　私は、この問題集を使って合格しました。

　テキストに関しては、TACよりもLECの方が良いテキストになりましたが、問題集は、TACの一問一答が、やはり一番のおすすめです！

　一般的には四肢択一式の過去問題集が主流ですが、私の場合、とにかく短期間で仕上げる必要があったため、論点が重要知識だけに絞られている一問一答式の問題集で勝負するのが効率的だと判断しました。

　また、四肢択一の過去問では、ひとつの問題を解くために、ああでもないこうでもないと余計な時間がかかりますが、一問一答なら即座に答えを出し、即座に解答を確認し、サクサク学習を進められるため、時間にロスが出ないというメリットもあります。

　この問題集は、過去24年分（試験制度開始以降の全過去問）を分析し、頻出かつ重要な知識を習得するための1000肢をセレクトし、分野別・テーマ別に収録された一問一答式の問題集です。

　ページ構成は、見開きの左側に問題、右側に解答解説になっていて、右側の解答（○×）や重要字句を隠すための赤い目隠しシートも付属しています。（1ページ当たり、5問前後の問題が掲載されています。）

　また、問題ごとに、重要度がS・A・B・Cの4段階にランク分けされています。しかも、B6版でコンパクトです。

　以下で紹介する四肢択一の過去問を使うよりも、効率的に合格に必要な知識を身につけることができます。

　なお、1点、残念なところとしては、テキストの参照ページが明記されていない点ですが、LECのテキストをおすすめするようになった現状としては、まったく問題ありませんね。

　ちなみに、下記で紹介しますが、過去8年分の分野別過去問は、1年分が四肢択一で50問で、これが8年分ですから400問です。これを肢別にすると1600肢ということになります。

　実際の過去問は、捨て問などの学習不要な肢が数多く含まれていますので、セレクトされた1000肢は、かなりの範囲をカバーできていることが想像できると思います。

　ひとつ注意点としては、一問一答だけで勉強した場合、四肢択一式の問題演習ができませんので、その出題形式に慣れていない方は、予想問題集（模試）は必ず解くことをおすすめします。（当ページの最後で紹介します。）

	管理業務主任者 一問一答セレクト1000（2025年度版） 著者： TAC管理業務主任者講座 出版社： TAC出版 発売日： 2025/3/27 ページ数： 496ページ サイズ： B6判（一般的なテキストより小さい） 電子書籍： なし 価格： 2,200円 Amazon楽天市場
収録内容	1000肢 （全過去問からセレクトした重要な肢）
出題形式	一問一答式
掲載順	分野別・テーマ別
ページ構成	左ページに問題、右ページに解答・解説
刷色	2色刷（赤系）
ランク付け	重要度（4段階）
テキストとの関連付け	－－－
目隠しシート対応	付属の赤シートで解答や重要ポイントを隠せる

• TACのテキスト紹介はこちら⇒ おすすめテキストNo.2：管理業務主任者 基本テキスト、No.4：マンション管理士・管理業務主任者 総合テキスト

No.2：出る順管理業務主任者 分野別過去問題集（LEC）

　四肢択一式の問題集なら、LECの「出る順管理業務主任者 分野別過去問題集」がおすすめです。

　この問題集は、過去8年分の過去問（四肢択一）が、分野別・テーマ別に収録されています。これに加えて、WEBアンケートに答えると、プラス2年分がプレゼントされる仕組みです。なぜでしょうかね、、分厚くなりすぎるからでしょうか。

　収録問題数は四肢択一で400問＋100問ということになります。

　この8年分だけでもかなりの厚みがありますが、3冊に分冊できるようになっていますので、持ち運びに配慮されていますね。

出典：Amazon

　ページの構成は、左ページに問題、右ページに解答解説というレイアウトです。

　印刷は、テキストと同じく緑系の2色刷りになっており、重要なポイントが緑字で記載されています。

　問題ごとに重要度がＡ～Ｃまでランク分けされ、難易度についても、難・普・易の3段階で表示されています。さらに、問題ごとに、受験生の肢別解答率まで掲載されています。

　そして、TACの問題集とは違って、テキストの参照ページが明記されていますので、過去問を解きながら、素早くテキストに戻って確認することができますね。

　しかも、参照ページは、1肢ごとに明記されていますので、とても親切な作りになっていると思います。

　参照先のテキストは、「出る順 管理業務主任者 速習テキスト」と「出る順 管理業務主任者・マンション管理士 合格テキスト」の両方のページ数が記載されていますので、どちらのテキストを使っていても対応可能です。

　さらに、この問題集の大きな特徴が、「アプリがついている」という点です。しかも、書籍版と同じ問題が完全収録されています。

　スマホで問題が解ければ、外出先などのスキマ時間も有効活用できますね。

	出る順管理業務主任者 分野別過去問題集（2025年版） 著者： 東京リーガルマインド LEC総合研究所 マンション管理士・管理業務主任者試験部 出版社： 東京リーガルマインド 発売日： 2025/4/12 ページ数： 872ページ サイズ： A5判 電子書籍： Kindle・楽天Koboあり 価格： 2,750円 Amazon楽天市場
収録内容	400問 （過去8年分の過去問） ＋100問 （WEBアンケートに答えると＋過去2年分）
出題形式	4肢択一式
掲載順	分野別・テーマ別
ページ構成	左ページに問題、右ページに解答・解説
刷色	2色刷（緑系）
ランク付け	重要度（3段階） 難易度（3段階）
テキストとの関連付け	『出る順 管業・マン管合格テキスト』『出る順 管理業務主任者 速習テキスト』にリンク（1肢ごとに該当ページを明記）
目隠しシート対応	－－－

• LEC出る順シリーズのテキスト紹介はこちら⇒ おすすめテキストNo.1：出る順管理業務主任者 速習テキスト、No.4：出る順 マンション管理士・管理業務主任者 合格テキスト

No.3：管理業務主任者 項目別過去8年問題集（TAC）

　次に紹介するのは、TACの「管理業務主任者 項目別過去8年問題集」です。

　この問題集は、過去8年分の過去問（四肢択一400問）が、分野別・テーマ別に収録されています。

※　2022年版から、LECの真似をして、“プラス2年分"のWEBダウンロードサービスが付きました。

　分厚さはLECとほぼ同じで、2冊に分冊できるようになっていますので、持ち運びに配慮されていますね。

　ページレイアウトは、左ページに問題、右ページに解答解説という構成です。

　印刷は赤系の2色刷りで、重要なポイントは赤字で記載されています。

　各問題は、重要度に応じて特A・A・B・Cの4段階にランク分けされているほか、「頻出」、「ひっかけ」、「ハイレベル」といったアイコンで、1肢ごとに肢の特性も表示されています。

　ただし、残念なのは、テキストの参照ページが明記されていない点です。確かに、分野別の収録なので、テキストのどこに書いてあるかは大体わかりますが、テキストに載っていない場合もあるので、その判断をするためにも、テキストとのリンクは明記しておいてほしかったと思います。

	管理業務主任者 項目別過去8年問題集（2025年度版） 著者： TAC管理業務主任者講座 出版社： TAC出版 発売日： 2025/3/27 ページ数： 856ページ サイズ： A5判 電子書籍： なし 価格： 2,750円 Amazon楽天市場
収録内容	400問 （過去8年分の過去問） ＋100問 （WEBダウンロードで＋過去2年分）
出題形式	4肢択一式
掲載順	分野別・テーマ別
ページ構成	左ページに問題、右ページに解答・解説
刷色	2色刷（赤系）
ランク付け	重要度（4段階）
テキストとの関連付け	－－－
目隠しシート対応	－－－

• TACのテキスト紹介はこちら⇒ おすすめテキストNo.2：管理業務主任者 基本テキスト、No.4：マンション管理士・管理業務主任者 総合テキスト

No.4：ごうかく！管理業務主任者 攻略問題集（早稲田経営出版）

　次に紹介するのは、早稲田経営出版（Wセミナー（TAC））の「ごうかく！管理業務主任者 攻略テキスト」に対応した問題集「ごうかく！管理業務主任者 攻略問題集」です。

　この問題集は、試験制度開始以降の全過去問からセレクトした重要な過去問＋出題が予想されるオリジナル問題（四肢択一350問）が、分野別・テーマ別に収録されています。

　ページの構成は、左ページが問題、右ページが解答解説です。印刷は赤系の2色刷りで、重要なポイントは赤字で記載されています。

　問題ごとに重要度がＡ～Ｃまでランク分けされ、難易度についても、難・普・易の3段階で表示されています。

　そして、テキストの参照箇所については、問題ごとに（肢ごとではなく）、章番号を明記する形で、リンクされています。

　LECやTACの過去問は、過去8年分（50問×8年）で400問の過去問が収録されていることに比べると、重要過去問＋オリジナル問で350問というのは、かなり凝縮した効率的な問題集といえますね。

　ごうかく！シリーズは、テキストも内容がかなり厳選されているので、超短期合格を目指す場合におすすめです。

　ただし、効率学習をするならTACのセレクト1000の方が、さらにおすすめです。

	ごうかく！管理業務主任者 攻略問題集（2025年度） 著者： 管理業務主任者試験研究会 出版社： 早稲田経営出版 発売日： 2025/2/27 ページ数： 764ページ サイズ： A5判 電子書籍： なし 価格： 2,860円 Amazon楽天市場 ※2026年度版の予約販売中（2/27発売予定）
収録内容	350問 （全過去問からセレクトした重要な過去問＋オリジナル問）
出題形式	4肢択一式
掲載順	分野別・テーマ別
ページ構成	左ページに問題、右ページに解答・解説
刷色	2色刷（赤系）
ランク付け	重要度（3段階） 難易度（3段階）
テキストとの関連付け	『ごうかく！管理業務主任者攻略テキスト』にリンク（問題ごとに該当の章番号を明記）
目隠しシート対応	－－－

• ごうかく！シリーズのテキスト紹介はこちら⇒ おすすめテキストNo.3：ごうかく！管理業務主任者 攻略テキスト

No.5：マンション管理士 管理業務主任者 Wマスター過去問集（早稲田経営出版）

　次に紹介するのは、管理業務主任者とマンション管理士のダブル受験用の問題集として出版されている、早稲田経営出版の「マンション管理士 管理業務主任者 Wマスター過去問集」です。

　ダブル受験用の過去問題集が1冊で出版されるのは、なかなか珍しいですね。

　過去5年分のマンション管理士と管理業務主任者の両試験の過去問を集約し、分野別・テーマ別に収録されています。

　収録問題数は4肢択一で500問です。

　両試験の過去問を1冊に集約した代わりに、過去5年分に絞られています。これが良いのか悪いのか、、、ちょっと不安に感じますね。

　ページの構成は、右ページに問題、その裏面（左ページ）に解答解説というレイアウトです。

　印刷は、赤（紫）系の2色刷りになっていて、解説の重要なポイントに着色されています。

　問題ごとに重要度が★の数で3段階にランク分けされています。

　また、問題ごとに、テキストの参照ページが明記されていますので、過去問を解きながら、素早くテキストに戻って確認することができます。

　この問題集は、過去5年分という点が、どうしても引っ掛かりますが、ダブル受験を効率的に乗り切るには、この問題集に賭けてみてもいいかもしれませんね。

　ただし、問題量としては、TACのマンション管理士と管理業務主任者のそれぞれの「一問一答セレクト1000」を解くのと同じ分量になります。

※　Wマスター ⇒ 4肢択一50問×5年×2（マン管・管業）＝2,000肢
※　セレクト1000 ⇒ 一問一答1000肢×2（マン管・管業）＝2,000肢

　そう考えると、重要知識を無駄なく厳選収録してあるTACのセレクト1000の方が効率的に重要知識だけを学習できますので、セレクト1000の方がおすすめですね。

	マンション管理士・管理業務主任者 Wマスター過去問集（2025年度版） 著者： マン管・管業試験研究会 出版社： 早稲田経営出版 発売日： 2025/3/27 ページ数： 1,024ページ サイズ： A5判 電子書籍： なし 価格： 4,290円 Amazon楽天市場
収録内容	500問 （過去5年分のマン管・管業の過去問）
出題形式	4肢択一式
掲載順	分野別・テーマ別
ページ構成	右ページに問題、その裏面（左ページ）に解答・解説
刷色	2色刷（赤系）
ランク付け	重要度（3段階）
テキストとの関連付け	『Wマスターテキスト』にリンク（問題ごとに該当ページを明記）
目隠しシート対応	－－－

• Wマスターシリーズのテキスト紹介はこちら⇒ おすすめテキストNo.5：マンション管理士 管理業務主任者 Wマスターテキスト

直前期の予想問題集（模試）おすすめ3選

　管理業務主任者試験の直前期には、勉強の仕上がり具合を確認し、自分の苦手分野・苦手知識を見つけるために、予想問題集（模試）を解くのがおすすめです。

　本試験で解答する際の時間配分や、マークシートの解答形式などに慣れておく必要もあります。

　また、一問一答式の過去問をメインに使った場合は、四肢択一式の問題に慣れるためにも、模試は必須ですね。

　なお、予備校が実施する模試では、本試験の緊張感をシミュレーションしたり、受験生全体での自分の成績を確認したりできますので、時間的・金銭的に可能な方は、予備校の模試の受験も検討してみてください。

No.1：
出る順管理業務主任者 当たる！直前予想模試（LEC）

　予想問題集で一番のおすすめは、LECの「出る順管理業務主任者 当たる！直前予想模試」です。

　やはり、”模試といえばLEC”ですね！LECの模試は、出題形式や難易度が最も本試験に近いと言われています。

　この予想問題集には、本試験と同じ形式で3回分の予想模試が収録されています。

　1問ずつ重要度（A・B・C）も設定されていますので、効率的に復習ができますね。

　さらに、購入者特典として解説講義の提供があり、模試各回1時間程度ずつ、LEC専任講師が解説してくれます。

　その他、巻頭特集として今年の出題テーマをLEC講師が予想した「最重要テーマ厳選5」や、袋とじ企画「ここがこう出る！大本命5選」、模試を採点してくれる「WEB無料採点サービス」まで付いています。

　予想問題集を買うなら、まずはLECの直前予想模試を購入することをおすすめします！

出る順管理業務主任者 当たる！直前予想模試（2025年版） ＜予想問題×3回分＞＜解説講義付き＞ 著者： 東京リーガルマインド LEC総合研究所 マンション管理士・管理業務主任者試験部 出版社： 東京リーガルマインド 発売日： 2025/7/29 ページ数： 254ページ サイズ： B5判（一般的なテキストより大きい） 電子書籍：Kindle・楽天Koboあり 価格： 1,980円 Amazon楽天市場

No.2：
ラストスパート 管理業務主任者 直前予想模試（TAC）

　次に紹介するのは、TACの「ラストスパート 管理業務主任者 直前予想模試」です。

　この予想問題集には、LECと同様に3回分の予想模試が収録されていて、問題ごとに「A・B・C」3段階の難易度ランクも設定されています。

　2025年度版から、LECに追随して「Web採点サービス」が付くようになりました。

　ただし、LECのような解説講義はついていません。

　その他、巻頭特集として、法改正のポイントや重要判例の解説などが、まとめられています。

ラストスパート 管理業務主任者 直前予想模試（2025年度版） ＜予想問題×3回分＞ 著者： TAC管理業務主任者講座 出版社： TAC出版 発売日： 2025/8/14 ページ数： 324ページ サイズ： B5判（一般的なテキストより大きい） 価格： 1,980円 Amazon楽天市場

No.3：
ダブルマスターシリーズ 管理業務主任者 直前予想問題集（Wセミナー）

　次に紹介するのは、Wセミナーの「ダブルマスターシリーズ 管理業務主任者 直前予想問題集」です。

　こちらも同様に、3回分の予想模試が収録されています。

　問題ごとの難易度ランクの設定はありませんが、3回分が、それぞれ「易・標準・難」の難易度別になっています。

　また、巻頭特集として、法改正情報が掲載されています。

ダブルマスターシリーズ 管理業務主任者 直前予想問題集（2025年度） ＜予想問題×3回分＞ 著者： 管理業務主任者試験研究会 出版社： 早稲田経営出版 発売日： 2025/8/7 ページ数： 224ページ サイズ： B5判（一般的なテキストより大きい） 価格： 1,980円 Amazon楽天市場

管理業務主任者の問題集の使い方・勉強法

　それでは最後に、これら管理業務主任者の問題集の使い方（勉強法）について紹介したいと思います。

　詳細は、管理業務主任者の独学におすすめの勉強法のページで詳しく紹介していますので、そちらもご参照ください。

テキストを通読して全体像を把握する

　まず、テキストを一通り読みます。

　この際は、とにかくわからないことがあっても気にせずに、ドンドン読み進めるのがポイントです。

　細かいところは気にせず、大雑把にイメージを把握するぐらいで構いません。細かいところを気にすると前に進めなくなり、挫折してしまうおそれがありますので。。

問題集を解きながらテキストを覚える（最低3周）

　テキストを一通り読んで全体像を把握したら、次は問題集を解きながらテキストを覚えていきます。

　問題集を解くといっても、いきなり問題を解くわけではありません。以下の手順で解いていきます。

1. 問題の肢を読む
2. その問題に対応するテキストの箇所を探す（該当部分を見つけるまでは斜め読み）
3. その問題が解ける範囲、理解できる範囲でテキストを読む
4. テキストの内容が頭にインプットできたら問題を解く

　これを、1肢ずつ繰り返します。

　2周目以降は、問題肢を読んだ段階でテキストの内容が頭に浮かべば、テキストの確認は飛ばして構いません。逆に、頭に浮かばない場合は、必ずテキストの該当部分を読んで頭にインプットしてから問題を解くようにします。

予想問題集を解く

　直前期には、予想問題集を解いて、勉強の仕上がり具合を確認します。

　模試（予想問題集）を解くことで、自分の実力を知ることができ、苦手分野・弱点を把握することができます。

　また、受験指導校が過去の出題傾向を分析したうえでの予想問題が出題されるため、その年の本試験に出題される可能性が高い問題を押さえることもできます。

　そして、本試験と同じ時間・形式で解くため、解答の時間配分やマークシートの解答形式、本試験での緊張感に慣れることなどの効果も期待できます。

　模試のあと、本試験までの期間は、これまでやってきた勉強の総復習です。

独学が不安な方は通信講座もおすすめ

　なお、独学が不安な方や、短期合格を目指したい方には通信講座もおすすめです。

　下記の記事では、管理業務主任者のおすすめ通信講座を徹底的に比較してランキング形式でご紹介しています。初心者向け講座のほか、短期集中講座や学習経験者向け講座、費用の安い講座など目的別のおすすめもご紹介していますので、参考にしてください。